義輝記 星霜の章 その二十五 |
【 それぞれの思惑 の件 】
? 司州 河南尹 鶏洛山付近 にて ?
現在……洛陽軍と晋軍との戦闘の火蓋が切られ、七日が経過した。
晋軍は、三十万の軍勢で優勢な展開を見せていたが、颯馬の策『双極火牛の計(左右両面からの火牛攻撃)』と『埋火の計(地雷)』で攻撃が鈍くなり、半分兵糧攻めのような、散発的攻撃を仕掛ける事に留めていた。
于吉「……………ふむ。 曹操軍も動き、洛陽側も……ほぅ! 皇帝陛下自ら率いてですか! これはこれは……恐れ多い事ですね! この大陸を絶望の淵に叩き落とす瞬間を見て貰う────最高の賓客ですよ!!」
順慶「はぁ、はぁ……」
久秀「…………………」
于吉が例の如く水晶球を望み込み、楽しそうに笑う! その対照的に順慶は疲れ果て、椅子に座り込み荒く呼吸を繰り返す。 久秀は、起きて行動する刻が、圧倒的に少なくなってきていた。
左慈「……………ふん!」ポン! ポン!
順慶「えっ!? こ、呼吸が軽く!?」
久秀「はっ!? 身体に生命力が────!」
左慈「───お前達に死なれてしまえば、俺達の計画は終わりだ! そのため、氣を注入し三日ぐらい寿命を延ばしてやる! だが、分かっている事だが、力を使えば寿命は縮む! こんな事は二度と無いとしれ!」
順慶「老師………ありがとうございます! 必ず、目的は果たしますわ!」
久秀「礼なんか言わないわよ? 相互扶助の関係だものね。 だから、やる事を成して終わりにするよう……動いてみせるわ!!」
左慈「それでいい! 無様な死に方など……俺は認めん! やる事をしてからあの世でも地獄でも……どこでも行ってしまえ!!」
于吉「こちらも役者の準備は整いましたか? それでは、傀儡兵に『北郷一刀』を此方に運び入れましょう。 まだ、順慶殿の術が掛かっている状態ですからね。 ある所で解除して貰わないと!! うふふふふふっ!!」
★☆☆
颯馬「奴らの攻撃も散発的になってきたか………」
信長「颯馬よ! 此方は兵糧も矢玉も、そろそろ尽きようとしている! ………かの者達は動くのか?」
颯馬「俺は……信じるよ。 俺を信じてくれた人達、俺や皆の為に働いてくれた人達が、俺達を裏切る訳が無い!! だから、最後まで待っていてくれ!」
信長「ふっ! 颯馬にそう言われば……私達も信じるしかあるまい! それに愛しいオノコと枕を並べて死するのも……悪くはないかもしれんしな!」
颯馬「えっ!? な、何を───!?」
信長「おっと、愛紗が来たようだ! 私の用件は済んだ! これで持ち場に戻らせて貰うぞ! 颯馬よ!!」
颯馬「ちょっ! おいっ! 信長ぁ! ……人をからかいやがって。 冗談にも程があるぞ!」
愛紗「天城様!! お身体は大丈夫ですか? このところ、些か優れない様子でしたが………」
颯馬「う、うん! 大丈夫だ! 凪と愛紗の特製料理を食べさせてくれた
から……( 二人の料理のせいとも云えないしな…… )」
愛紗「そうですか……。 食欲が余り無さそうでしたので、差し出がましかったのですが、手料理をと思いまして。 そ、その……味はどうでしたでしょうか? お、美味しくはなかったですか?」
颯馬「お、美味しいと云うか…それ以上に独創性溢れる料理だったよ! うん! まさか、あの料理の大陸版に逢えるとは思いもしなかったけど……」
愛紗が複雑な表情を浮かべる。 そりゃ島津義久殿の料理と同じぐらいと知ったら……嘆き悲しむよな? 話を別に振るか………。
颯馬「……北郷殿も……愛紗の手料理を喜んで食されるのかい?」
愛紗「はいっ! 劉備軍の時は、よく姉上と一緒に作っておりました! ご主人様……ほ、北郷殿も涙を流して召し上がりましたよ! ただ、何故か体調が悪い時ばかりに召し上がるので、完食すると気絶されるのですよ!」
『 料理の感想が聞けず……歯痒く思ってました 』と涙を浮かべ語る愛紗。
俺は、北郷殿に強い畏敬念と賛辞、そして同じくらいの哀しみを感じていた。
ーーー
颯馬「愛紗……! 秘策の事、忘れてはいないな?」
愛紗「────!」ビクッ!
颯馬「これは、愛紗にしか出来ない! だから、俺は頼むんだ!」
愛紗「で、ですが! 私は───ここに来る前まで、天城様を信じる事が出来なかった女ですよ? それなのに! そんな重大な使命を私に託すなんて……酔狂が過ぎます!!」
颯馬「いや……これは、俺の冷静な計算で導かれた答えだ! もし、愛紗に殺されても────悔いは無い!」
愛紗「天城様ぁ───!!」
颯馬「声が大きい! この策を知っているのは……凪と光秀と信廉、そして愛紗と俺だけだ! もし、義輝達が襲いかかって来たら、この短刀を見せろ! この短刀を、俺が大事にしているのは全員知っている! だから頼む!!」
俺は、居住まいを正して改めて命じた!
颯馬「洛陽軍軍師『天城颯馬』が命ず! 『関雲長』! 我が命を受け、策を完遂せよ! そして、大陸全土を! 仲間を! 民達を救え!!」
愛紗「…………ぎょ、御意! 関雲長! 我が真名に掛け、その命に従わさせて戴きます!」
俺は、愛紗の肩に手を乗せ、優しく語り掛けた。
颯馬「…………頼んだよ、愛紗! 策成れば、凪が合図を出してくれる! そうすれば──必ず勝てる! 愛紗も、功労者として曹操軍に戻れるだろう。 北郷殿と……いつまでも幸せにな!」
愛紗「…………! ………………!!」
愛紗は、俺の横で……ただ、すすり泣いていた。
ーーー
俺の知の限界まで考え、貂蝉の入れ知恵で編み出した策。
それでも、酷な願いをしたものだと思うが……月様の為、義輝達の為、この世界の住人や世界の為、どうしても必要になる筈なのだ!
だから、軍師の本分として、情を消し非情を貫くのみ!
◆◇◆
【 連合軍到着 の件 】
《 その前日─── 》
? ?州 陳留 華琳居城 にて ?
華琳「えっ! 颯馬からの命令で……ここを離れる!?」
歳久「正解に言えば……道雪殿だけが残り、後の全員が引き上げます!」
道雪「私は……この通り、足が不自由ですので……曹操軍に、このまま置いて頂ければ助かりますが……」
華琳「そう……。 まだ手伝って貰いたい事が、沢山あるのに残念ね。しかし、客将で置かさせて貰ったのだから、当然いいわよ? 道雪殿……残ってくれて嬉しいわ! 貴女の率いた兵達も喜ぶでしょう!」
雪蓮「ちょっと! 華琳!! なんで島津勢や立花勢が居た事、教えてくれなかったのよ! 天の国からの猛将でしょう!? 一度勝負したかったのにぃ! ズルい、ズルい、ズルいぃぃ!!」
冥琳「おやっ? 私は島津歳久殿と家久殿と意見交換したぞ? いやぁ、『釣り野伏せ』の説明の時には戦慄が走ったぞ! 雪蓮は、独走状態の時が多いからな。 島津勢と対戦したら……雪蓮の命は無かっただろう!!」
蓮華「私は、立花宗茂殿、高橋紹運殿と……鍛錬の重要性と籠城戦に置いての兵の運用を……! す、少しは、颯馬の武勇伝もき、聞きましたが……!!」
祭「儂は桃香との稽古の後で、島津義久殿とな……料理の修行までさせたが、なんじゃ二人して『食べ物』と云えない『兵器』を作りおって!!」
ーーー
雪蓮「じゃあ! 何で! 私やシャオは、誰も逢わないのよ!?」
ダダダダダダ────ッ!
小蓮「─────お待たせぇ!!」
明命「す、すいません! 遅れました!!」
亞莎「すいません! すいません!!」
義弘「遅れてご免なさい!! お猫さま談義をしていたら、夜が開けたのに気が付かなくて!!」
雪蓮「どうしてぇぇ─────っ!!」
ーーー
冥琳「華琳と謁見の後、私達と大友、島津勢、そして……颯馬から知らせを持ってきてくれた明命達と合流して、それぞれ約束したのさ! 雪蓮は、どこかに行ってしまって分からなくてな? 仕方なかったのだよ!」
雪蓮「そんなぁぁぁ!?」
『 珍しく働いのに……何? この仕打ち!? 』
そんな言葉が頭を過ぎるが、日頃の態度がモノを云う。
否応なく、その事を身に染みた雪蓮だった…………。
★☆☆
《 司州 河南尹 鶏洛山付近 にて 》
陳留を出発後、約二十万の軍勢が決戦の地に現れた!
数里先では……鶏洛山に籠もる颯馬達、それに対する久秀達の攻防が……繰り広げられていた。
華琳「………とうとう到着したわね!」
桂花「華琳様……天城達は大丈夫でしょうか? 私達が来る前に倒されていたら……一刀は!」
華琳「その心配は無いわ、桂花。 于吉は……私達を招待した。 ここは間違いないわよね?」
桂花「はいっ!」
華琳「……そうなると、『何の為に私達を招待したのか?』と云う疑問が浮かぶわよね? 私達を本当に見物客にするつもりなら、『兵を置いて将だけ向かえ!』と指示するか、もしくは……あの陣内での公開処刑も可の筈よ!?」
桂花「──────!」
華琳「だけど……それをしなかった! 即ち、将だけでは無く兵力も必要だった訳よ! つまり、私達が到着しない限り、颯馬や一刀に大きな被害は無いわ! どう云う策略かは、天の御遣いが看破したけど!!」
桂花「あ、あぁ──────!」
華琳「人を虚仮(こけ)にする道士! 必ず、その報い受けさせて上げるわ!!」
ーーー
粛々と進む華琳達が見たモノは………
華琳「何よ! 地面が凸凹になっているじゃない!」
雪蓮「地面に『大穴』が開いているなんて……! まるで春蘭と季衣と流琉が暴れまくったような跡だわ!」
春蘭「待てぇ! それでは、私が何も考えないで暴れるのが好きな……危ない乱暴者ではないか!?」
季衣「ねぇ? 流琉!? ボク達の喧嘩って、こんなに酷かったっけ?」
流琉「……………ご免なさい。 お詫びのしようもありません!」
ーーー
道雪「あれは……憶測で失礼ですが、『埋火の計』の痕跡かと思われます!」
冥琳「『埋火の計』とは……どのような物ですかな? 道雪殿?」
道雪「密封した火薬に点火させると、巨大な爆風を起こし兵士を死傷させる『兵器』ですよ。 しかも、一度に数十、数百を殺せる殺傷能力があります!」
蓮華「そ、それを反董卓連合に使えば──もっと楽に勝てたのに!?」
道雪「理由が二つあります。 一つは、この世界で材料が手に入り難い事。 今回は伊達勢が、この世界に来る時に、持ち込んだ物がありまして、それで五個程準備すると、颯馬殿が申していました!」
朱里「残念です! 真桜さんと相談すれば……これ以上の兵器が出来たかも……あ、あれ? 真桜さん? 沙和さんも?」
華琳「二人は、昨日急に訪れた思春に頼まれて、『小型発石車』を作製してから、それを持って鳥巣に向かったわ!」
道雪「もう一つの理由は、『その策は下策! 無差別で人が殺す道具であり、人を無闇に殺す事になるからだ!』と。 その策を進言した三太夫や小太郎の意見を却下したからです!!」
『──────────!』
朱里「わ、私は……効果だけしか見ていなかった。 その後の民達の心情を考えていなかった! あ、天城様の策は……王道に寄り添う策なのですか!?」
桃香「ただ……人殺しを嫌うだけじゃ無い! その覚悟を踏まえて、容赦なく非道の鉄槌を下す! わ、私のしてきた事なんて……絵空事」
雛里「朱里ちゃん! 桃香さん! 今は……落ち込んでる暇なんかない! 敵は目前なんだよ? 一刀さんが……危ないんだよ? だから、こんなとこで、立ち止まちゃ………駄目ぇぇ!!」
星「雛里の云う通りだ! 後悔など置いて行け! 歯を食いしばり先に向かう事が出来るのは……人のみ!! 私は、例え一人でも主を救い出しに行く!」
華琳「皆! 星の言葉は、私の言葉と同じ! 前進して栄光と勝利、一刀を奪還する道を選ぶのか、このまま立ち止まって滅亡と敗北、一刀と伴って死する道を選ぶか! お前達次第!!! 進む者は、私に続けえぇぇ!!!」
こうして、右往左往しながらも連合軍は進む!
この先に、どんな結果が待ち受けているのか?
────────何も分からないままに!
◆◇◆
【 洛陽軍到着 の件 】
? 司州 河南尹 鶏洛山付近 にて ?
霞「まさかいな……西涼の狼って共闘でぇきるなんて、ウチはついてんでぇ!!」
白菊「ふふぅん! だがなぁ……皇帝陛下の護衛も兼ねている身だ! そうムチャクチャも出来ん! 功は若い者達に任せるぜぇ!!」
翠「──おい! 母様! ほ、本当に『天の御遣いの軍師』を、わ、わわわ、私の婿か蒲公英の婿にする気なのかよ?」
白菊「ん〜!? アタシの名が抜けてるのは、ワザとか〜? このしょんべん娘! お漏らしするようじゃあ、オムツを取る方が先じゃねぇかぁ!?」
翠「ば、馬鹿野郎!? 兵が居る前で、可笑しな話をするんじゃねぇ!!」
蒲公英「叔母様もお姉様も、変な言い争いは止めて!! 月や陛下もいらっしゃるんだから、大人しくしてぇ!!」
ーーー
禁裏兵に守られながら、『鳳輿』に乗り現れる現皇帝達。
本来は、乗馬して来るつもりだったのだが、皇帝陛下の戦場参加自体が珍しいため、安全を期して輿に乗って、乗り込む事になったのだ。
銀糸「戦場と云う物は、常に緊迫した所だと聞いていたが、これほど騒がしい物とは、聞くと見るとでは、全く違いますね? 姉上?」
金糸「油断禁止! 辛苦思不必然的是行動! 臣下提示不是朕甘!!」
( 油断しては駄目! 白菊達は私達に辛い思いをさせないため、わざとあのような真似をしているのよ! 私達が甘えていては、下の者に示しが付かないわ!! )
銀糸「はい! 申し訳ありません!!」
金糸「……心配不共身固。 不測、朕是挺身守護!」
( ……緊張しなくても大丈夫。 何かあれば、私が身を挺して守るから! )
銀糸「そんな! 皇帝陛下が、自分の身を投げ出して庇うなんて! そんな前例などありません! 守るのでしたら、私が楯になります!!」
金糸「現世、朕妹不守護、大陸否守護? 重要先例否今世者! 是『銀糸』也!」
(この世で、たった一人の妹を守れず、大陸を何故守れようか!? 前例よりも今の大事な者が遥かに大切! それが、私にとって銀糸だっただけ!)
銀糸「う、うぅ〜! 姉上!!!」
ーーー
先頭を進む董卓軍。
恋を護衛として月、詠、ねねが乗馬している。
ーーー
詠「………おかしいわね?」
月「どうしたの、詠ちゃん?」
詠「う〜ん、稟と風が今回出陣できなくなったのは、分かったわよ! だけど、忠勝と華雄も付いてこれないって……どういう事よね?」
▼▽▼ ▼▽▼ ▼▽▼ ▼▽▼
忠勝「申し訳ないで御座るよ! どうしても、此処に残るように頼まれたので御座る!! それだから、どうか勘弁して貰いたいで御座るよぉ!!」
ーーー
華雄「月様! 申し訳ありません!! この洛陽で不審な話があるため調査しております! 恋や霞が居ますので……警備には問題ないかと。 皇帝陛下方も白菊達が居れば安心でしょう! 私は、洛陽で皆様の勝利を祈りますよ!」
▲△▲ ▲△▲ ▲△▲ ▲△▲
ねね「まぁ〜天下無双の恋殿が居るし、他の将達も馳せ参じている事ですからなぁ〜! 幾ら晋軍が強くても、晋軍三十万に対して、竜驤軍八万、曹操軍、孫呉連合二十万、我ら禁裏軍が四万! 敵を圧倒しておりますぞ!!」
詠「だけど………何か嫌な予感がするのよ? 颯馬か聞いた戦術に間違いない! でも、晋軍の動静が変なのよ……。 何か、何か変なのよ!」
ーーー
月「詠ちゃん。 私も問い掛けたいんだけど………いいかな?」
詠「な、何? ちょっと月? か、顔が怖いんだけど………?」
月「………何で……天城様が……白菊さん達の婿入りに決定してるの……? 私……許可した事も、頼んだ覚えさせないのに……何でなの…詠ちゃん!?」
ねね「ねねは、ししっ知りませんぞ!? そのような話、今回始めて聞きましたからな〜!!!」
詠「ボ、ボクも……許可した事ない! 白菊が勝手に!!!」
月「………………分かった。 白菊さんとは……真剣に話し合いしてこなくちゃ……行けないようだよね。 ………詠ちゃん! 小休止の命令を!!」
詠「ぜ、全体に小休止の命令! 伝令兵! 伝えて頂戴!」
伝令兵「はっ!」
月「じゃあ………行ってくるね! 詠ちゃん………!!」
詠「う、うん! 気を付けて! 待ってるから!!」
ねね「れ、恋殿! どこに居らしゃいますかぁ!! 恋殿!?」
ーーー
この小休止の間、白菊と月との間で、平穏な話し合いが持たれたそうだが、双方平行線で終わったと云う。
翠「ゆ、月って………母様に対抗できるほど、強かったか?」
蒲公英「お姉様〜! タンポポ、今晩一人で用を足す事できないよぉ!! 一緒に付いて来てぇ!!」
翠「心配するな! あたしも誘うつもりだったんだ!」
ーーーーーーー
ーーーーー
あとがき
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
来週から投稿が遅くなるかも知れない……予定もあり、一挙に本日仕上げました。 次回から于吉と颯馬の策が出てくる予定になります。
説明 | ||
義輝記の続編です。 よろしければ読んで下さい。 | ||
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コメント | ||
朱里は『孔明』ですので……こんな結果です。 なる程……確かに三国志とか見れば、一方的な殲滅ってありますから。 この作品にも結構似たような物もあります。 心を攻めて屈服させる策も、考えてみるのもいいかなと。 (いた) naku様 コメントありがとうございます! 四人は四人なりに一生懸命です。ぶっ飛んでますが……。 一応義久だけ味見をしています。ゲームの設定がそうでしたので。 だけど、まぁ合掌。 次回からちょいちょいねねも出ます!(いた) Jack Tlam様 コメントありがとうございます! 残念ながら……颯馬………は。(いた) ふむむ……颯馬は強く生きてくれ。そうとしか言えないや。(Jack Tlam) 月「普通の話し合いでしたよ?」白菊「そうじゃ!そうじゃ!」 蒲公英「 叔母様が『閨において、貴様なんかとは年季が違うということを思い知らせてやる!』って云っていたよ?」 翠「月は……やっぱぁ〜止めたぁ!」(いた) 禁玉⇒金球様 コメントありがとうございます! 策は結構きつい内容です。 そんな訳で颯馬からの励ましの言葉でした。 どこまでバレずに話が進められるか心配ですが。 (いた) 月と白菊はそうですねその婿さん候補の御意見を聞いていない以上は内輪で勝手に盛り上がって暴走するのはおやめなさい、自分の知らない所で勝手に話を薦められるのは嫌だそうですよ?えっ何?颯馬「婿には行かん、妾として此方に来い」 だそうです。(禁玉⇒金球) おいおい策の内容が何であれおんぶにだっこのままで幸せだなんて愛紗もいくらなんでもそこまで厚顔無恥だとは思いたくないな、と一応書いてはおきますが頑張れ超頑張れ愛紗、おんぶにだっこでもw。(禁玉⇒金球) mokiti1976-2010様 コメントありがとうございます! 作者が書ける事は、『話し合いの場を中心とした一里範囲内で動く物は、虫一匹……居なかった』程、平穏だったと。(いた) 月と白菊の『平穏な』話し合いの中身を知りたくもありますが…多分作者様のお力を以てしても全てを書き切れないような気が。(mokiti1976-2010) |
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