夢見る機械 |
ミライだと何があるんでしょうね・・・
とわたしはいう。
ここ宿屋東のうみどり亭で。
そうね。きっと。いろいろと素敵なものがあるんでしょうね。
たとえば。
自動販売機とか。
なんですか? それは。
お金をいれるだけで、飲み物が出てくる機械よ。
すごいなあ。そんなものがあるなんて。とわたし。
目の前の二人の人形少女とお風呂に入っている。
だから、お話は泡のようなバブルへとすすんでいく。
そうね。
たとえば、ロボットなんていうのも。
ミライだと普通に発明されているんじゃない??
って、あなた、ロボット。というか機械人形ですよね? とわたし。
でもわたしは、わたしや姉さまは、エルンベルクで作られたのよ。こことはもっと異なる場所。第一次人類最後の攻撃拠点。
そうね。そうだったわ。もう第二次人類には、そういった技術はない。
わたしたちは身体を洗いっこ。
いい気持ちー♪
おふろがちゃぷちゃぷ揺れている。
おみずがちゃぷちゃぷ揺れている。あたたかいお湯だー。
とおくから優しいピアノ曲が聞こえる。
説明 | ||
お風呂で三人の少女。 エファとベル、ファーネ。 一人の人間と二人の人形少女が身体を洗いっこ。 とおくで優しいピアノの音が聞こえます。 |
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タグ | ||
機械人形 SF お風呂 エファ ベル 少女 人形 | ||
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