駆逐艦 松
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説明
大日本帝国海軍 駆逐艦 松です。艦これにはまだ実装されてません。

実艦は、それまでの重武装で高速で高価な艦隊型駆逐艦ではなく、戦争末期において最前線で最も必要とされた、輸送船団の護衛を主任務とする戦時急造型の駆逐艦です。
それまでの艦隊型駆逐艦が、海洋、気象現象に基づいた雅な名前がつけられていたのに対し、戦時急造艦は樹木などの漢字一字のシンプルな名前。それにより「雑木林」と揶揄されました。

しかしその一番艦たるこの「松」は、粗製濫造などとは口が裂けても言えない、実に素晴らしい設計の艦です。

排水量は陽炎型の半分しかないものの、主砲は二基3門、前部単装、後部連装で、全て高角砲です。駆逐艦の主砲を全て対空砲に割り振り、尚且つ、高価で複雑だった長10cm砲ではなく熟練の12.7cm砲を採用。
戦訓を活かし、舷窓は可能な限り削減した上、機銃は連装にこだわらず、25mm単装機銃を大量搭載、誘爆の危険が大きい魚雷は割り切って4門のみ。再装填装置もなしです。
代わりに、潜水艦に対抗するため爆雷投射装置二基、投下軌条二列と、対潜装備は頑張っています。

他にも、生産性を最優先した箱型溶接構造の艦橋やら、シフト配置の機関やらと当時の最新技術が盛りだくさんです。
最初から陽炎型の三倍ぐらい用意しておけば、とも考えてしまいますが、あいにく技術というのは過程を省略できないんですねぇ。

そのうち艦これにも出てくれるんじゃないかと期待しています。
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ウォーターラインシリーズ 1/700 大日本帝國海軍 艦船 駆逐艦 

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