ぬ〜べ〜追悼
説明
実写版、見ないで批判も駄目なので一話みました。見なきゃいいって声もありますが、好きな漫画が道端にゴミ塗れで捨ててあったら見ちゃうでしょ? 
 もう、許せない。あんなへタレぬ〜べ〜じゃない。女性とお金のことは駄目駄目だけど、生徒や妖怪への想いは人一倍で、頼りがいのある原作のぬ〜べ〜はどこですか? 
 なんでもかんでも妖怪のしわざっていってんじゃないよ。原作は幽霊や寄生虫もでてきたし、なんでも感でも妖怪のせいにするな、いつも妖怪が悪いわけじゃないってのが原作でのスタンスだったんじゃないのか。
 強制成仏ってなんだよ。鬼の手で切り裂かれたら何も無い「無」に還る。だから、鬼の手を使うのにためらうシーンもあったし、可愛そうな妖怪は成仏させてやるように頑張ってた。紫婆の話はよく覚えてる。耳の聞こえない霊を成仏させるために色で経文を再現した。それがなに? なんでもかんでも鬼の手で攻撃しようとして諭されるって・・・、強制成仏って・・・紫婆とか、赤いちゃんちゃんこも強制成仏か? ふざけるな。
 なんだよ。あの滑ったギャグしかない脚本。原作は確かにギャグは大目だったけど、それ以上にシリアスが多かった。緊張感があった。死体をいつまでもほうっておくと現れる以津魔天とか本当に怖かった。生き物を大切にしないと駄目だっておもった。死体を反魂の術で生き返らせる話は悲しかった。あの子には幸せになって欲しかった。
 20年たってもぬ〜べ〜は私の先生だ。いろんなことを教えてくれた。 
 なのに、なんだ? あの名状しがたい、汚物というのもおこがましいモノは。ふざけるな? なに?あのカード演出。レア度? 妖怪をそんなふうに扱うなってのが原作のテーマじゃないのか? 
あの律子先生はなに? ただの阿呆に成り下がってしまった。怖がりながらも生徒のためにがんばる先生だったんじゃないのか? 

 とにかく妖怪だして、子供向けにして妖怪ウォッチに便乗しようってのが透けて見える。ふざけるな。子供向けと子供だましは違う。あれは子供だましだ。
 もし、原作のぬ〜べ〜が今の私をみたら、自分のことなんかで怒るな、製作者にも製作者の都合があるのカも知れない。そういうかもしれない。
 だけど、先生、その言葉だけは聞けません。
 師を馬鹿にされて、陵辱されて、黙っているなんてできません。
 本当に許せない。絶対に許さない。呪ってやる。
 製作スタッフ全員、原作読んでないだろう。原作への愛がない。
 斬首刑になってしまえ、はたもんばの妖刀の錆となれ。
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