昔の外国の有名小説のマノン・レスコーに出てくる主人公のマノンみたいなタイプに出会うと男の人は正常な判断ができなくなりますね。見て観察しているとそう思います。

魅力的な女性に出会って一目惚れしてしまうと、相手に既に相手がいたり恋をしている相手がいたり好きな相手がいても男性側に特別な人より優れた能力があったりすると―それは、作品の技だったり、学歴が良かったり、独学して頑張ったりで並外れた学力があり知能が優れているとか前回も書いた探偵局の別れさせや復縁の技などだったりします―そのことが分かったくらいでは決して一目惚れした相手を綺麗に忘れようとしない、それどころか必死で相手の好きな人の名前や所在を調べて、得意の知能や技を駆使して一目惚れした相手とその相手が気に入っている人との仲を徹底的に破壊しようとしている、その際、まったく手段は選ばず、集団でプロに依頼して嫌がらせ工作を過去知り合いなどにさせていたりも平気、その結果、まるで警察で無実の罪の自白を強制させるような手口でネット内で何らかの形で調査結果を報告させて行くという恐ろしい実態が浮き彫りになるのです。―作品とか商品の売り上げも関係しているとは思います―

昔と違ってネット文化になってから情報が非常に早く、簡単に基礎的な学力や様々な種目のテクニックの情報を得られるようになったり、本当に驚くくらい楽な方法で過去はあれほど得難かったテクニックを習得できるようになってから、恋愛もそうですが、何につけても全ての面で諦めが悪い人がすごく増えているような気がします。

確かに世の中簡単に諦めたら残念でつまらないことだらけだと思います。でも、この文章の冒頭に書いたように明らかに噂や調査で既に交際者がいたり他に好きな人がいると分かっても聞こえないふりをして調査して分かった情報だけしっかり把握し、水面下でいつの間にか邪魔しまくって自分のものにしてしまうか、自分のものにするのが駄目でもまたライバルを発見するたび得意技を使って邪魔しまくる、とにかく自分が駄目であっても他の誰のものにもならないように断られた同志で組んでずっと行動を見張っている、そのような行動を続けているということが非常にくだらなく、もし逆に自分が同じことをされたらすごい嫌なはずなんだからある意味とっても現代の迷惑病みたいなものを感じてしまいます。―現在のバーチャルがそのような行動観察や会議、裁判の場所であるのはまず間違いないと思われます―

ここで最初の方に書いた魅力的な女性というのは、もっと分かりやすく説明すると過去に接客業が長くてどこで働いてもナンバーワンからスリーの間から落ちたことがないようなタイプのことを指しています。このような人が何処かにふと現れたり何らかの情報で何処にいるか分かってしまうと分かっている人等の中で必ず奪い合いの諍いが起きてきます。そして、その際、自分の本命はとられたくないけど、発見したマノン・レスコータイプは、自分達が好きな時にいつでも会えて、楽しく会話したり上手くいけば恋愛をしたい、似た思想、同じ断られたという同じ立場の自分達同志だけのものにしたいとずっと企んでいるから始末に負えないのだと思います。―いつでも会える場所としてお店を出したり維持できるほどの資金を提供し続けているのでしょう―自分のものは自分のもの美しすぎる人は何かの能力や技が長けている人だけが接近する権利を得ることができる先に誰かと付き合っていようが関係ない、そんな独善的な攻撃的な陰謀をすごく感じてしまいます。