艦隊 真・恋姫無双 8話目
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【 待ち人 遠方より来る の件 】

 

? 益州 漢中郊外 にて ?

 

空間から現れた集団より、二人の少年が進み出た。

 

左慈「………そこに居る奴……お前が卑弥呼が言っていた……華佗だな?」

 

華佗「………そうだ。 そういう……あんた達は?」

 

左慈「俺は左慈、卑弥呼と同盟を組んでいる者だ。 卑弥呼の指定した場所が……この地だと聞いてな! 仲間達を連れて、此処へ移って来た!」

 

于吉「私の名は……于吉と申します。 左慈と同じく……卑弥呼とは一時的に仲間になっている者ですよ。 以後、お見知りおきの程を……」

 

華佗「………………………」

 

華佗は、二人の様子を暫く眺めて……口を開く。

 

華佗「………確かに……卑弥呼とは違う鍛え方の筋肉の質感! 速さと力を両立した理想的な体躯をしている! それに、今の言葉に隠し事は無いようだ。 話をしている間も、周囲の氣に乱れが無い。 ………信用しよう!!」

 

そう言うと……数歩前に進み、挨拶を交わす。

 

華佗「改めて紹介させてもらう。 俺は……華佗! 漢中で五斗米道(ゴットヴェイドォー)なる医療団を率いている。 先程の件、気を悪くしたら謝ろう! 卑弥呼より約束した件だから、念のため確かめさせて貰ったんだ!」

 

左慈「ふんっ! 直ぐに人を信じる愚か者よりは、遥かにマシだ! 当分の間世話になるだろうが……後ろの奴ら共々頼む。 俺は左慈と呼んでくれ!」

 

于吉「ふふっ……私も于吉と気楽に呼んで下さい。 私達や後ろの者達には、この世界にある『真名』はありませんので。 それと……左慈は私のモノです! 例え……気に入っても渡しませんので、覚えておいて下さいね!」

 

左慈「だ、誰が! お前のモノだぁ───ッ!?」

 

ーーー  ーーー  ーーー

 

左慈達が挨拶を交わし終わり……後ろの艦娘達も自己紹介を済ませた後に、卑弥呼が到着! 

 

久振りの再会で卑弥呼が号泣するわ、左慈がしかめっ面するわ、于吉と華佗が笑顔で喜ぶわ、艦娘達が話に付いていけず硬直するわ……と色々あったが、割愛する。 

 

★☆☆

 

華佗「………と言うワケだ。 俺が……卑弥呼より受けた恩は、値千金以上の価値がある。 これだけも……まだ足りないぐらいなんだが……!」

 

卑弥呼「さすが……別世界の『だぁりん』と言えど、心根は寸分と変わらぬ! 残りの恩があると言ってくれるのなら、この乙女達や病人達の力添えを頼みたい! そうして貰えば……儂も心置きなくだぁりんの傍に……!!」ポッ

 

華佗「分かった! 漢中に居る間は……俺が……いや! 五斗米道全体で力になろう! それで……卑弥呼。 また、良ければいいんだ……。 俺と一緒に……採集の手伝いをしてくれ!」

 

卑弥呼「だ、だぁりんの頼みを断る事、儂がするとでも思うかぁ? 断じて否であろう! どこへなりとも……連れて行くがいいぃぃ!!」

 

ーーー

 

左慈「………取りあえず許可は出たぞ? そこの二階建ての建物に荷物を詰め込み、お前らは宿泊して鎮守府を建てろ!! ここをお前らの母港にしなければならん! 俺達は、その辺の知識は無いから好きにやれ!!」

 

于吉「ですが……私達も当分の間、この地を拠点として探りを入れますので。 あっ、その建物は、貴女達で使用してくださって結構ですよ? 若き乙女達の中で、一緒に寝起きする無粋な真似など───致しません!」

 

左慈「そうだな! 俺達は……天幕でも張って暮らすか?」

 

于吉「いいですねぇ!!(左慈と狭い天幕で一緒に連泊……うふふっ!!)」

 

華佗「少し遠くなるが、漢中で屋敷を借りる事もできるぞ! 何時でも言ってくれ! ……天幕での連泊は、精神や身体に疲れが溜まりやすい。 疲れを癒やすのなら、キチンとした寝台が有る場所が一番だ!!」

 

左慈「ふっ! 医者だけあって……確かに一理ある。 移動に関しては問題無い事だ……于吉! その屋敷を借りるぞぉ!?」

 

于吉「……………………………はぁ」

 

ーーー  ーーーー  ーーーー  ーーーーー

 

こうして、新たに………『漢中鎮守府』………が設立となった。 

 

だが……一刀提督と一部の艦娘達の着任は……もう少しかかりそうだった。

 

 

◆◇◆

 

【 加賀と赤城の漫才? の件 】

 

? 益州 漢中郊外 にて ?

 

 

左慈より……ここで鎮守府を設立するようにと任され、代表となった加賀。

 

最初に、全員で華佗に挨拶を交わし、この世界の主な決まり事を教えて貰う。

 

その中で、特に重要な『真名』と呼ばれる『真実の名』!

 

その名は、名を持つ者の魂魄を示す、非常に重要な言葉である事。 

 

誤って呼べば、例え皇帝と云えど、首を跳ねる事を許可されるというシロモノ。 だからこそ、それを預けられる事は、この上も無い信頼関係を築く証だと言える。 だから、くれぐれも……気を付けるように……と。

 

華佗自身は、真名を持っていないが……稀に持たない人も居るとの事。

 

それでも、『卑弥呼より頼まれたからには、君達に真名を預けたと同じ意味合いで信頼する。 気楽に華佗と呼んでくれれば助かるよ!』と笑顔で言われるのは、どの艦娘達にも……有り難い事でもあり、ちょっと重荷でもあった。

 

★☆☆

 

加賀「………何名かは華佗と共に漢中へ赴き、この世界の情報や周辺の地理を調査、補給(食糧)できる場所を確認するように! 妖精さん達には、周辺の地理を踏まえ、前の鎮守府並みに近い設備を持った建物をお願いしたい!」

 

赤城「………………」

 

ーーー

 

加賀「そこの荷は、一階に入れて置いて欲しい! 上の階は居住空間にするから開けておくように! ───えっ? 置いたボーキの数が少ない? おかしいわね? 確か……その辺りに分けて置いた筈………」

 

赤城「…………………」ムシャムシャ…パクッ!

 

ーーーーー

 

加賀「えーと、えーとぉ……それから………?」

 

赤城「─────ていっ!」ゴンッ!

 

加賀「☆★☆〜〜〜ッ!!」

 

赤城が、忙しそうに動き回る加賀の頭へ………手刀を落とす! 

 

意外と痛いらしく……頭を抑え座り込み、涙目になる加賀。

 

加賀「い、痛いじゃない!! 一体ぃ何をぉ───ッ!?!?」

 

そんな加賀を無視して……加賀に顔を近付ける赤城。

 

赤城「………気付きませんか?」

 

加賀「…………はっ!? ごめんなさい! まだ、ボーキの補給は目処が立たないから……!! 何か別の物で代用しておいて───!!」

 

赤城「ち、違っ………わなくても無いですが……。  ──んッ!? んんもぉ〜〜〜ッ! そぉおぉおじゃゃやなくてぇぇええぇぇぇ!!!」

 

赤城は加賀に話を逸らされ……少し怒り気味。 

 

まぁ……日頃の行いが……ねっ? 

 

赤城「外野は黙ってなさいっっ!! コホンッ! 加賀さん……! 貴女は───どうしてそんなに、一刀提督の心配をしているのですかッ!?」

 

加賀「なぁ!? な、何を……しょ、証拠に………?」

 

赤城「貴女が偶に見ている……時代劇の悪代官みたいな台詞になってますよ? 素直に白状すれば……楽になれます!」

 

加賀「赤城さんだって……テレビの刑事のような口調になっている……」

 

赤城「尋問中に出てくるカツ丼を見ているだけですッ! 私に……何か落ち度でも?」

 

更にズィと顔を寄せる赤城に……加賀は辺りを見渡し、小声で対応する。

 

加賀「……………………どうして……わかりました?」

 

赤城「簡単ですよ? 顔の表情に出ていませんが……動きが何時も以上に慌ただしいんです。 確かに忙しい事には間違いないですが、何時もなら……的確な指示をして、他の子達に任せる筈ですよね?」

 

加賀「……………」

 

赤城「それなのに……重要な現地の調査任務を明確に名指しせずに終わらしたり、逆に細かい所をわざわざ指揮したり……変に『ちぐはぐ』なんです!」 

 

加賀「───────!」

 

赤城「でも、それって、一刀提督が心配だけど……長門さん達に一緒に居るから必要ない。 それに、自分が提督の下に走れば……必ず付いてくる者が居る。 だから……動けない、動くワケには行かない……」

 

加賀の顔より………冷や汗が一筋……流れ落ちた。

 

赤城「……だから、仕事を作って……提督の心配を、居ない寂しいさを紛らわそうと………!? どうですか? 私の推測は……」

 

加賀「………どうして、こういう時だけ……頭が働くのでしょうか。 妖怪喰っちゃ寝は………。 そう、その推測通り……。 私は、板挟みで悩んでいるんです! 赤城さんみたく悩みを持たない人に分かる訳が………!」

 

赤城「私が……? バカな事を言わないで下さい!! 私だって! 私だって──ッ!! 提督の身を案じています! しかし、あちらには……7人の艦娘達が居るんですよ!? 今更……私が行って……どうなるんですかぁ!?」

 

加賀「………食費が浮く………」

 

赤城「ボケなんか結構ですっ!! ──私は皆を! 一刀提督を! ───信じます! また、元気に再会出来る……と!!」キラキラ キラキラ

 

キラキラ状態で赤城を見て……加賀は、溜め息を吐いた。

 

加賀「───私は……まだ自分に甘かったようですね。 私も己を更に律して、一刀提督に成長した私を見て貰いましょう!」

 

赤城「そうです! その意気ですよ! 加賀さん!!」

 

加賀「ふふっ! 赤城さんに教えられるとは………ね?」

 

赤城「そうですよ! 何時もの……しっかり者の加賀さんに戻って貰わないと、私も困ります! すぐ傍で、盗み食いしても張り合いがありませ……!」

 

加賀「……盗み食い? 詳しく……聴きましょうか? 確か先程……資材が少し足りなかったんですが……何か存じているようですし……」

 

赤城「し、知りません! ボーキが足りないなんて……そんな事」

 

加賀「ほぅ……資材が足りないと言っただけで……ボーキとよく分かりましたね?」

 

赤城「だって……加賀さんが心配で、すぐ傍で見ていたから……」

 

加賀「成る程……では、口の周りに付着している茶色の粉は……何か説明していただけますか? 赤城さ〜ん!?」

 

赤城「そんな! 口の周りは綺麗に拭いた筈!! ──ハッ!?」

 

───────────!!

─────────!!

───────!!

 

ーーー  ーーーー ーーーーー

 

この後、赤城は……加賀からの追及を受け流す事が出来ず……徹底的に絞られ、鎮守府建設の為、その力を余す事なく使われた……と云う。

 

 

◆◇◆

 

【 天に感謝した日 の件 】

 

? 益州 成都 屋敷内 にて ?

 

貂蝉「ごめんなさいねぇ〜? 立ち聞きなんて行儀が悪い真似しちゃてぇ。 この子が……一刀ちゃんに合わせて欲しいっていうからぁん!」

 

??「……貴方は……あの『ご主人様』で無い事は、貂蝉より事情を伺いました。 始めは、思い出の中に映る『あの方』に瓜二つの貴方を、正直憾み(うらみ)ました。 何故……私の想いを翻弄するのかと……!」

 

??は、哀しそうに顔を向けて話し、一刀も……居た堪れない雰囲気になって視線を落とす。 周りの艦娘達も……気持ちは充分に分かる為、黙って事の成り行きを見ている事になった。 

 

??「しかしながら……貴方は、下の者を己より優先的に安全を考慮し、会って間もない私までも配慮して下さる……その立ち振る舞い。 まさに……私の存じている『ご主人様』と……遜色御座いません!!」

 

??は、スッと動くと……一刀の足元で臣下の礼を取る。

 

紫苑「私は、姓は黄、名は忠、字は漢升、真名を紫苑と申します。 異世界の『北郷一刀』様! 私も……どうか……貴方や皆様の一助を担わせて下さい! 必ずや、お力添えさせていただきますので……!!」

 

憂いを秘めた瞳を一刀に向けて……必死に懇願する。

 

貂蝉「……あんまぁりぃ〜恋敵を増やしたく無いけどぉお、黄忠ちゃんは仲間に入れてあげた方がいいわよぉん? 真名の事は、先に説明しておいたわよねぇ? 超〜大事なモノって事、忘れたなんてぇ言わせないわぁぁあああ!」

 

一刀「ち、近いっ! わ、忘れてない! 忘れてないからぁああ!!!」

 

貂蝉「うふっ! だけどぉお……軽く考えていると、手痛いしっぺ返しを貰っちゃう事になるかもぉ!? 簡単に預けたように見える子も居るけどぉ……みんなねぇ……生半可な覚悟で預けてる事はしてないのよぉおん!!!」 

 

一刀「………だが……俺達の進む道は………余りに危険……」

 

紫苑「私も戦場では……命を何時失っても、後悔しないよう努めて参りました。 ……ですが………貴方様に拒否されるような事態になれば……心残りを置いたまま、何処かの戦場で……命を落とす事になりかねないかと……」

 

一刀「〜〜〜〜〜〜!!」

 

貂蝉「そ・れ・にぃい〜黄忠ちゃんはぁ……劉焉配下の重臣の一人ぃだからぁ……貴重な情報が入るかもしれないわよぉ? そうすれば、いい作戦が練れるわよねぇええ?」ニヤリ

 

一刀「しかし、そんな事をしたら……黄忠さんが危険『私の真名……受け取るに値されない……と』ち、違うぅ! 違うからぁ!! そんな悲しそうな顔しないでぇぇえ──っ! お、お願いだからぁあ───っ!?」

 

紫苑の涙の抗議に、一刀提督は轟沈! 

 

他の艦娘達も……『やはり提督、されど提督か……』と惚れた弱みと提督への信頼で、それを黙認。 

 

こうして、黄忠……いや……紫苑は、一刀と他の艦娘達に……真名を預け、正式に仲間に入る事になった。 

 

★☆☆

 

紫苑「劉焉様は……元は洛陽の中枢に勤めていた高級官僚でしたが、中央の権力争いに嫌気を差して職を辞し、益州牧の地位に就きました。 そして、流民より選抜した東州兵なる兵力、異民族を味方にして、戦力を整えています!」

 

紫苑の説明が始まると、第一声に天龍が吼えた………!!

 

天龍「───ケッ! 弱いヤロー程群れたがるんだ! 劉焉って奴も大方そんな小物なんだろう? オレ一人でぶっ潰してやるぅ!!」

 

一刀「待て……劉焉の狙いは漢中。 それなのに……大国の州牧が自分の配下の兵力だけでは足らずに……援軍や徴兵までかけて、兵力を強大化するなんて変な話だ! 裏に何かあるんだな……紫苑?」

 

紫苑「流石の御慧眼……これだけの話で、劉焉様……いえ、劉焉の狙いが漢中だけで無いと気付かれるなんて……」ウットリ

 

流石に提督の地位に立つ一刀は、劉焉の動きに疑問を抱き、紫苑に説明を促すと、続けままに意見が並ぶ。

 

龍田「あらあら〜? もしかすると〜天下を狙っていると……聞こえているんだけどぉ〜? そんな重要な事を私達に暴露しちゃうなんて〜いいの〜?」

 

電「黄……はわぁ! し、紫苑さん!!! 機密事項を……そんな簡単に喋ちゃうのは……貴女の命が危なくなってしまいますよ!?」

 

雷「馬鹿ねぇ! 私達が守ってあげればいいのよ! 紫苑は、私達と同じ仲間!! 何も気兼ねなく頼って貰えばいいんだから!!」

 

ーーー

 

紫苑「お二人共……ありがとうございます……! 私は、既に一刀様の味方であり、皆様の臣下です! ですから……ご心配には………」

 

紫苑は丁寧に礼を述べた。 

 

しかし、紫苑が臣下の礼を取ったのに関わらず、仲間として心配する二人。

 

そして、その考えは…………。

 

金剛「No! No! 自分を卑下する事はイケマセン! 貴女は、私達の仲間デ〜ス! きっと、一刀提督も同じ事……言いますネー!?」

 

港湾棲姫「ウン! コンナ……ワタシダッテ……一刀ハ大事ニシテクレル。 貴女モ……同ジク大事ニ仲間ト見テクレル……キットネ!」

 

天龍「当たり前だろう!? 一刀提督が決断したなら……オレ達は仲間だ! 難しく考える必要なんかねぇ!!!」

 

龍田「うん〜! そんな秘密まで言われちゃうと〜信じない訳にはいかないから〜! 皆が皆〜天龍ちゃんみたいなら〜楽なんだけどぉ〜?」

 

電「嫌なのです! 紫苑さんみたいな立派なお姉さんに、態度を改められると私が落ち着かないのですよ! だから……電に色々教えて下さい!!」

 

雷「『私に頼って!』って言ったけど……!! そんな肩凝りそうな主従の関係なんて大嫌いぃ!!! 普通のままで頼って欲しいの!! ………そうすれば、私がもしかの時……頼れるじゃない……」

 

長門「私達の提督は、不思議と嫌うのだ。 上下関係では無くて仲間として見て欲しいと。 まぁ、確かに気楽だし……絆も強くなる。 私は……この関係を…気にいっている!! 別に……へ、変な意味じゃないからなぁ!!!」

 

一刀「………締めは俺だな! 紫苑……俺達は臣下なんて型枠は、一切はめたくない! あくまで俺達は、対等の仲間だ! ただ、決定権と責任を負うのは俺の役目だと考えている!! そこだけ踏まえてくれれば歓迎するよ!!」

 

ーーー

 

紫苑「皆様……! この紫苑……感謝に堪えません!! 命ある限り……皆様にご一緒致します! どこまでも、どこまでも………」

 

紫苑は………それを聞き、嬉し涙で頬を濡らした。

 

ーーー  ーーーー  ーーーーー

 

紫苑は、この日……天に……三つ感謝したと云う。

 

 

 

『ご主人様に合わせてくれた事』 

 

 

『こんな……素晴らしき仲間達に加わる事が出来た事』

 

 

『大乱を鎮めてくれる《天の御遣い》を、再び大陸に遣わせてくれた事』

 

 

 

ーーーーーーーーー

ーーーーーー

 

あとがき

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

 

次回は、『義輝記』で! と明記したのですが………話が進まず………結局こっちが出来てしまった。

 

もし、待っている方が居ましたら……すいません。

 

今度は、出したいと思います。

 

 

 

説明
赤城と加賀、お互いの呼び方を「さん」付けにしました。 11/28 ヒトヨンマルマル 誤字や文法を修正しました。
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