真恋姫†無双 優しき君主と神童と呼ばれていた男 第十四幕 |
稔「龍也さん、兵の訓練完了しましたよ」
龍也「ありがと、稔、仕事が早くて助かるよ」
稔が董卓軍に加入してから龍也隊が結成され稔はその才を発揮しその知勇はねねや詠にも一目を置いていた。
稔「龍也さんの手助けができて何よりです、それと、実は先程、洛陽から月様宛てで書状が来たので私、月様に渡たしにいきますね」
龍也「いや、稔は文官の仕事もあるだろ?そっちをやってくれ、書状は俺が持っていくよ、丁度月に渡しに行かないといけないものもあるから」
稔「そうですか…わかりました、お言葉に甘えさせてもらいます」
龍也は書状を稔から受けとると部屋から出て月が政務をしている部屋に着くと扉を開けて中に入ると休憩中の月と同じく詠がいた。
詠「龍也じゃない、何しに来たの?」
龍也「月に頼まれてた部隊の書類とあと、洛陽から月宛で書状が届いた」
月「私にですか?」
龍也は、はいこれと書状を月に渡すと月は書状を広げてそこに書かれている字を読んでいくにつれて嬉しそうな顔をしていく
詠「…誰からなの?もしかして…」
月「お父様からです、近々お母様と膤をつれて天水に来るって」
詠「そうなの、良かったじゃない」
月「うん」
龍也「…月のご両親って洛陽の官職なのか」
月「はい、忙しくてあまり此方には帰ってこないのですが…」
龍也「そっかよかったな」
龍也(家族…か…こっちに来てかなり経つけど父さんや母さん、龍輝は元気にしてるかな…)
月「…龍也さん?どうしたんですか?」
龍也「いや、すまんぼっとしていたな」
詠「あんたにしては珍しいわね」
龍也「…月の両親のこと聞いてたら俺の家族のことを思い出してなそれで、今どうしてるかなって」
月「あ…そう言われれば龍也さんのお父様たちはどのようなかたなのですか?」
龍也「え?父さんのことか?そうだな……両親はお人好しで、それと歴史のことが大好きでそれに感染して俺もなんだけど…それと2つ下の弟が一人いる」
詠「な、なんか凄い一族ね」
龍也「今考えたらな…でもそれが今こんな結果でためになってるわけだからな」
世の中何が起こるかわからないな〜と呟く龍也であった。
説明 | ||
天水の町外れに住んでいた、姜維こと、稔が董卓軍に加わり龍也隊が正式に結成された董卓軍、そんなある日… | ||
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