艦隊 真・恋姫無双 12話目
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【 成都に現れた天女 の件 】

 

? 益州 成都 紫苑屋敷 にて ?

 

港湾棲姫「ワァアアア…………キレイ!」

 

紫苑の屋敷の庭にて……港湾棲姫が一人……散歩していた。

 

屋敷には、紫苑が手入れしている様々な植物が植えられていて、中には……2b四方の池の中にも……水中で育つ植物も元気で育っている。

 

植物には、木を形成する樹木もあれば、茎と花と葉で形成される草本も。 

 

その草本にも、一年で枯れる『一年草』もあれば、枯れずに数年生え続ける『多年草』と分かれる。 それらを適所適材で利用し、丹精込めて世話した庭は、見事と云うしかは無く、鮮やかな色彩と賑わいを添えている為だった。

 

港湾棲姫「コノ木……イイ香リ……。 アレ? 木ノ皮ガ無イ……?」

 

樹木として美しく成長した『桂花(金木犀)』や『芙蓉樹(ネムノキ)』を綺麗だと眺め、『百日紅(サルスベリ)』の幹を見て、不思議そうにユックリと撫でる。

 

港湾棲姫「アッ……………!」

 

そして、池に咲く『水芙蓉(蓮)』を見て………池の端で腰を下ろし、興味深げに想う。

 

港湾棲姫「池ノ底ハ暗キ泥ノ底。 ナノニ……其処カラ頭ヲ擡ゲ(モタゲ)……外ニ出テ……コンナニ美麗ナ花ヲ……咲カセレルノ? イツカハ……ワタシタチモ……明ルイ世界ニ……全員戻レルノカナ……?」

 

★☆☆

 

??「返してぇ! 返してよぉおお!!」

 

塀の外より小さい子供の声が聞こえが、港湾棲姫の思考が現実に戻された。

 

港湾棲姫「………ドウ……シタンダロウ………?」

 

港湾棲姫が、門から覗くと……塀の外より伸び出した……美味しそうに色付く『柿』の実が……鈴生りになり、その下では小学生低学年に見える子供二人が騒いでいた。

 

ーーー  ーーーー

 

子供1「お兄ちゃん! それ、私が見つけたんだよ!?」

 

子供2「へぇ〜ン! こういうのは早い者勝ちなンだよぉ〜だぁあ!!」

 

妹と思われし女の子が背を伸ばし、兄とおぼしき男の子が、自分が持つ『果物』らしき食べ物を、頭上高く上げ……女の子の手が届かないようにしている。

 

子供1「やだぁ! やだぁ!! 返してよぉ!? 返してぇえ!!!」

 

ーーー  ーーーー

 

港湾棲姫「………ダ、ダメ……」

 

港湾棲姫は、それを見て……止める為に声を掛けようとした。

 

ーーー  ーーーー

 

??「こらっ! 俺が居ない時に、何をやっているんだ!?」

 

子供2「あっ……兄ちゃン!」

 

子供1「大兄ちゃん! 小兄ちゃんが私が見つけた『柿』を、もいで取っちゃたの!! 折角……大兄ちゃんの為に見つけたのにぃ…………!!!」

 

兄「………ありがとうな! だけど……この柿は、この屋敷の方の物なんだよ。 だから、返しに行こう? 俺達が食べる訳には……いかないんだ……」

 

子供2「こんなに沢山あるンだよ!? 一つぐらい盗ったて、分からないからさ〜!! 兄ちゃン! 貰ちゃおうぜぇ!?」

 

兄と呼ばれた若者は、軽く子供の頭に拳を落とす。

 

兄「屋敷の人は見ていないけど……天は見ているんだよ? お前が悪い事しようとすると……俺が拳を落とすように………」

 

子供2「そンな事……ある訳ない!」

 

兄「老子と云う先生が……天の網は粗くて捕まらないように見えるけど、何かしら罰を与える意味『天網恢々疎にして漏さず』ってね? 」

 

子供2「それなら……何で……あの馬鹿なアイツ等に……罰を与えないンだよ! 俺達の父ちゃン母ちゃンを……奪ったアイツ等に!!!」

 

港湾棲姫「────────!」

 

兄「………だからこそ、俺は役人を目指す! あの劉焉のような輩のせいで、両親を失う事になった、俺達みたい子供達を出さない為にも………!!」

 

子供2「兄ちゃン………。 だけどぉ! だけどぉお!!」 

 

兄「分かっている。 お前達がお腹を空かしている事もな。 だが……こんな小さな悪事で……お前が劉焉のような奴にしたくないんだ! 俺が頼んで貰ってきてやるから……。 ここで、待っていろよ?」

 

ーーー  ーーーー

 

港湾棲姫「アワアワアワアワ………!!」

 

(゜Д゜;≡;゜Д゜)

 

港湾棲姫は、此方に向かう若者に……慌てた。

 

自分は『深海棲艦』……普通の人間とは……異形の者………。

 

なるべく、外に出ないように屋敷内に引籠もり、どうしても外出する時は、違和感が無いように顔を隠しているのだか……。

 

今回は、庭だから……外部の人間との接触が無い筈だと……油断していたのだ! しかも、厳密に言えば……柿の木の所有者でも無い!

 

港湾棲姫「ワ、ワタシヲ見レバ……怖ガラレル……泣カレル……!!」

 

ふと思い出す……自分を慕って追い掛けてきた……妹分。

 

小さい子供に泣かれると……思い出して……泣きたくなる。

 

港湾棲姫「ダ、誰………ッ!?」

 

誰か……他の人を呼ぼうとした時……!

 

既に遅く……身なりは貧しいが……一刀と同じ位の年齢の若者が顔を出した!

 

兄「あぁ! 御屋敷の方ですね! 私は成都の郊外で暮らしています『馬季常』と申します! 此方で実っていた柿が、私の足元に落ちてきて汚れてしまいました。 もし宜しければ、これを当方で処分させて頂きたいのですが……」

 

港湾棲姫「ア、アノォ……ワタシ……」クルッ

 

季常「──────!」

 

港湾棲姫は、人を呼ぼうとした瞬間だったので、門へ背を向けている。 

 

季常は、港湾棲姫を屋敷の者と判断して、弟達の盗みを庇いつつ、柿を自分達に譲ってくれるように事実を歪曲した。

 

そして、振り向いた女性は……見た事もない異形の……美女!!

 

季常「恐れ入りましたぁああ! やはり、天は些かの罪を見逃さず、私に罰を与えに参りましたか!? ですがッ! どうか……弟達には罪はありません! 私だけに罰を与えて下さい!!」

 

季常は、特徴的な白い眉を寄せながら、土下座して謝罪する!!

 

兄の只ならぬ事態に、弟と妹が駆け寄る!!

 

子供2「─────兄ちゃン! どうしたンだ!! あぁ………本当だ! 本当に見ているンだ!! 天の神様は! だけど……どうして、どうしてなンだよ!? なンで! 劉焉達を懲らしめないンだよぉお!!!」

 

子供1「わぁ………綺麗な天女さまぁ………!」

 

港湾棲姫「エッ? エッ!? エェエエエ─────ッ!!!」

 

屋敷の門前は……混沌(こんとん、カオス)に陥った…………。

 

 

◆◇◆

 

【 定軍山の戦い(緒戦) の件 】  

 

? 益州北部 定軍山 にて ?

 

《 ◇注◇ 本来、益州成都から漢中まで、軍隊が進行するのに1ヶ月半掛かるらしいのですが、話の都合上……短縮させました 》

────────★

 

 

日が高く昇る頃、劉焉は眼下に見える敵陣を睨みつけ吼えた!!!

 

劉焉「愚かな! 実に戦を知らぬ───愚か者の集団よッ!!」

 

劉焉は、天蕩山に陣を敷いて、漢中勢が籠もる定軍山を見下ろしていた。

 

ーーー  ーーーー  ーーー

 

『定軍山』……漢中の中心である『南鄭』の玄関口にもなり、陽平関から漢水を渡った場所に立つ要衝である(約標高800b)!

 

付近には、定軍山の北側に天蕩山、南側に米倉山があり、普通は……この三山を合わせて守備する筈が……何故か……漢中勢は主力を定軍山だけに駐屯していて、残りを極僅かなの兵で守備している。

 

昨日の早朝、陽平関へ到着した後、劉焉は休む間もなく、斥候を出して確認! 定軍山に布陣する漢中勢を発見した! また、同時に隣接する天蕩山には……数十人でしか守備をして居ないと情報を掴んだ!

 

それを聞いた劉焉は、趙?に天蕩山奪取を命じ、難なく占拠! 

 

その後、天蕩山付近を厳重に捜索してのち、陽平関に『鬼灯』を将とした数千人で守備を命じ……陣営を移動。 交代で休息を取らせ、英気を養わせて定軍山攻略の機会を窺う。

 

こうして、戦術的優位を保ちながら、劉焉は4万以上の軍勢を持って……漢中勢数千人と対峙する事……3日が経過したのだ。

 

ーーー  ーーーー  ーーー

 

董扶「いやはや……陛下の慧眼には……正直恐れ入ります! 天蕩山の守備体制を聞くや……部隊を出撃させて攻略! これで……陛下の軍勢は……天命、数、地理……どれをとっても……優位を表しておいでです!」 

 

劉焉の後ろより……董扶が満足げに劉焉へ語り掛ける。 

 

劉焉の軍師でもあり、師として教授した董扶にとっては……実に嬉しい事であった。 

 

董扶(このまま、無血で投降させて劉焉様の臣下にするも良し、服従を拒むのなら、望み通り斬首させ、我等の戦勝報告の証拠にすれば良し……! どちらにしても……漢中領国化は完全に上手く行く筈だ!!) 

 

そう考えていたのだが………しかし、劉焉にとっては……違う。

 

劉焉(漢の高祖は、戦場の働きにおいては、話にならぬ狼狽え振りだったらしい! ならば……この劉焉が、それを上回る武の働きを示せば……民意は上がり、皇帝の地位も安定するだろう! それなのに───漢中の弱兵共はぁああっ!!)

 

本当は、血湧き肉躍る戦いを期待していた!

 

漢中に籠もる『噂の異人達』と立合いたかった!

 

それか……余りにも、定軍山では何の動きが無いまま、籠もった状態で過ごすので……自分の武勇が活躍出来ない事に苛ついていたのだ!

 

★☆☆ 

 

? 漢中防衛陣営内 にて ?

 

于吉「おぉ〜〜〜怖い怖いッ! 劉焉の顔を見て下さい! 欲求不満の左慈と同じ表情をしていますよ?」

 

此方は漢中陣営。 

 

劉焉は、天蕩山の上から敵陣が見える優位を謳っていたが、実は……劉焉達の行動も丸分かりである。 

 

─────于吉の水晶球によって!!

 

左慈「何で俺を例える!? 卑弥呼といい勝負じゃないかッ!?」

 

卑弥呼「今の言葉は聞き捨てならんぞぉ!? だぁりんと一緒に居る儂が、なぁあぜぇえ〜不満そうな顔をしなくてはならん!?!?」

 

華佗「三人共、喧嘩は止めてくれ! 今は……劉焉の部隊を、無血で引き返させる策を実行しなくてはならない! だから……心を一つにして、戦わなければ、巨大な敵には勝てん!!!」

 

卑弥呼「ガーッハッハッハッ!! 流石だ! だぁりん!!」

 

左慈「…………ふんッ!」

 

于吉「さ、左慈が……反論も悪態もつかないなんてぇ…………!?!?」

 

因みに于吉の水晶球は、遠距離になれば比例して魔力の消費が強くなり使用頻度も少なくなる! 成都の行動確認は、貂蝉と卑弥呼に頼るしかない!

 

今回の距離なら……問題なく無限に使えるのだ!

 

ーーー  ーーーー  ーーー

 

霧島「敵が攻めて来た場合の制空権の確保! 貴女達にお願いしますよ! 加賀さん! 赤城さん!」

 

加賀「矢を放たれないように、邪魔をすればいいのね?」

 

赤城「任せて下さい!」

 

ーーー  ーーー

 

霧島「翔鶴さんと瑞鶴さんは………艦載機を発艦させて『特殊弾』を撃ち込んで下さい!!」

 

瑞鶴「やったぁ!! とうとう私達の出番だよ!? 翔鶴姉!!」

 

翔鶴「あのぉ………いいのでしょうか? 一航戦の先輩方を差し置いて……そのような大役を任されても?」

 

加賀「一航戦は、そのような簡単な任務より、もっと難しい矢の迎撃に向かわせるのです! 慢心されては困ります!!」プィ!

 

赤城「どの任務も重要度は高いんです! 一つでも失敗すると……劉焉の部隊に、地獄の殺戮を味あわすハメになりかねませんから……。 そうすると、私達は、一刀提督の敵確定ですよ!? 失敗は許されませんからね!!」

 

瑞鶴「大丈夫! 『幸運艦』の私と翔鶴姉が居れば、一航戦の誰かさんに負けないもん!!」

 

翔鶴「瑞鶴──それが慢心よ!! さっき加賀さんから注意されたばかりじゃないッ!! ……心得ました! 五航戦、この任務……拝命致します!!」

 

ーーー  ーーー

 

霧島「それで、川内! 夜戦の準備……頼むわね!?」

 

川内「……や、夜戦? とうとう夜戦かッ!? いつ!? 何時何分!?」

 

霧島「貴女だけじゃないわよ! 私、夕立、島風も入れて………」

 

左慈「俺も混ぜろ! 不満が溜まって仕方がねぇ!!」

 

霧島「良いですよ! しかし、殺害は駄目ですからね? 勿論……半殺しもッ!!」

 

左慈「ちぃっ!!」

 

ーーー  ーーー

 

霧島「えーとぉ……扶桑さん、山城さん。 貴女方の主砲火力に期待してます! 後、結構……精密な着弾を心掛けて貰う事に………」

 

山城「姉さま……こんな時に……困難な任務を与えられる私達って、やっぱり不幸だわ……。 艤装の点検は怠ってなんかいないけど……」

 

扶桑「山城……私は……この任務を不幸だなんて思わないわ! 伊勢、日向の活躍を越える絶好の機会よッ! それに、どんな不幸でも……貴女が居れば乗り越えて行けると思うの! 山城……私に力を貸して!!」

 

山城「はっ、はいっ! 姉さま!! 」

 

ーーー  ーーーー

 

于吉「私も……仕掛けは上々ですよ!」

 

華佗「俺もだ! 卑弥呼の力を借りれば……我がゴットヴェイドォーの奥義を見せてやるぜ!!!」

 

卑弥呼「だぁりんの活躍が見えるとは……ぬおぉおおおッ!! 身体の氣が高まるわぁあああ!!」

 

ーーー  ーーーー  ーーー

 

劉焉側は、劉焉自身が戦いを望み……圧倒的な武力で漢中を屈服したいと目論見、董扶は……武力を使わず圧力で降伏させ、劉焉の徳を広めて禅譲への材料にしたいと考える。 出来れば……人材活用に生かしたいとも思案中。

 

漢中側は、小人数ながら……敵を退散させる為の策、近代兵器、妖術、はたまたワケの分からん力までも発揮される様子。

 

勝敗は……既に分かったようなモノだが……どのような決戦になるか?

 

双方の戦いは………この次の日に………激突する事になる!!

 

 

◆◇◆

 

 

【 臥龍鳳雛 一刀に面会す の件 】

 

? 益州 成都 紫苑屋敷 にて ?

 

 

一刀「えっ? 俺に客………?」

 

貂蝉「えぇ、一刀ちゃん……うぅうん……ご主人様の事を思い出した子がねぇ……。 貴方の事だって信じて……荊州から益州成都まで来てくれたのよぉん? 勿論……会ってくれるわよねぇええ?」

 

一刀「『北郷一刀』の名を出して来たのなら……俺は逃げも隠れはしない! でも……正直……心が痛むよ。 この世界での北郷が関わった将達の記憶……何も思い浮かばないなんて……悲しいじゃないか!」

 

貂蝉「こればっかりは……私でも……ねぇ?」

 

────コンコンッ!

 

一刀「………来たようだな。 んんっ……どうぞ!」

 

長門「提督! 失礼する! この二人が……提督に仕官したいと報告を受けていた子達だ。 さぁ……入ってくれ!!」

 

孔明「し、失礼しま────ッ!」トンッ!

 

士元「───んッ! ○○ちゃん、急に止まっちゃ───ッ!」

 

一刀「………俺が『北郷一刀』だ。 だけど……最初に言わせて貰うけど、俺は……別世界の、君達が知っている『北郷一刀』じゃないんだ……ごめん!」

 

『…………………………!!』

 

一刀「仕官の儀は聞いたよ。 だけど……俺は、君達の探している人とは違う。 俺個人的には……歓迎したいけど……! でも、君達のにも考えがあると思う!」 

 

『……………はっ、はいっ!』

 

一刀「俺は君達の考えを……優先的に尊重するよ! 今……この場に居る者達に……誓う!!」

 

『……………………!?』

 

一刀「正直……恨みの言葉を貰う覚悟もしているよ。 この世界に居た『北郷』さんは、素晴らしい人物だったんだね? 俺に、力を貸してくれる将や君達の様子を見れば……よく分かる。 俺も見習わないと………」

 

『───あ、あのぉ──目を瞑って貰えませんか?』

 

一刀「あぁ──ごめん! 俺の事ばかり喋ってしまったようだ! じゃあ……瞑るよ」

 

『……………』─────スッ

 

一刀「さぁあ! 何時でも言ってくれ! 仕官の断りかい!? 罵詈雑言でも浴びせられる!? それとも……平手打ちかな? ……なるべくなら……お手柔らかに頼みたい……『ギュッ!!』────えッ!?」

 

孔明「私達は……仕事中の紫苑さん、桔梗さん、焔耶さんに……お会いして聞いたんです。 『私達の訪れる方は……ご主人様なんですか?』って……」

 

士元「三人共に……詳しく説明して下さり……最後に『《記憶を無くしたご主人様》と思えば間違いない!』と言われ、最後まで仕えると断言してくれたんです!」

 

一刀「だけど………俺は…………」

 

孔明「勿論……私達も鵜呑みにして……話を聞いたワケじゃないんですッ! 今回の面会の時に、その姿、人柄を探ろうと……」

 

士元「うぅぅううぅ…………ご、ご主人様ぁあああ!! お会いしたかった! お会いしたかったよぉおおおッ!! ご主人様ぁぁあああ!!!」

 

一刀「な、泣いちゃたよ!! やっ……やっぱり俺じゃあ……?」

 

孔明「グスッ! 断言しますッ! 貴方は、私達のご主人様『北郷一刀』と同じ……いえ、それ以上の……鈍感さんですッ──うわぁああぁあああん!!」

 

一刀「…………貂蝉? これは……俺が認められた……って事かな?」

 

貂蝉「グスッ! グスッ! あらやだぁ〜私ぃたら、二人の姿に感動して思わず貰い泣きしちゃたぁわぁああん!! 自信……持ちなさい! 一刀ちゃん! 若い娘が、信用できない男の胸の中で号泣なんかしないわよぉん!!」

 

一刀「………そうか? …………そうなんだ………」

 

『ワァアアァアアア─────ッ!!』

 

長門「………ふぅ。 提督の鋼の精神には、乙女の主砲も効かないか……。 すると……川内が云っていた『夜戦』か? て、提督に夜戦を挑まないと……分かって貰えないのかぁああ!? だが……恋敵は増えそうだし……」

 

 

 

ーーーーーーー

ーーーーー

 

あとがき

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

新キャラやら新しい艦娘とか……出てきて……口調があっているか、台詞はこれでいいのかと、思い悩んでいる作者です。

 

因みに、艦これ自体はやってませんよ? キャラが好きと某小説が面白かった影響で書いてるだけです。 ですので、『原作と違うよ!』と言われる提督もいらっしゃると思いますが……そこはお許し下さい。

 

最後の章は、台詞だけでどうなるかな? と思い、試した結果です。

 

決して手抜きでは………。

 

説明
今回……新キャラが多くて大変でした。
ヒトマルマルマル……色々修正しました。
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コメント
禁玉⇒金球提督様 久々のコメントありがとうございます! 他のサイトで『原作やってないのに〜〜』と云うコメント読んだもので。 正直、原作やったことも無い奴が、上手く小説出来るかと……カッコカリと一話目の時は心配しました。 支援数を見れば……結構受け入れられているようで……ホッとしてます。(いた)
お久しぶりです、終わり書きに原作は〜と仰いますがss小説等は原作基準でも原作逸脱でも面白ければいいのではと、巨乳が貧乳になったりとかは賛否あるかもですが読者の心を掴めば…フフフ(禁玉⇒金球)
あんまり近代兵器を出し過ぎると……面白味が欠ける恐れがありますので、縛りも幾つか考えようかな……と。(いた)
hokuhin提督 コメントありがとうございます! 港湾棲姫の手は……ほっぽちゃんと同じ手袋で隠して……も無理かな? 白眉も陣営に加わるように動かしますよ!    (いた)
あと良く考えば、こっちには航空機があるので、上空から陣の確認するだけでもすごい有利だなw(hokuhin)
まあ行軍速度は原作でもほとんど無視されているから、気にしない方がいいかと。港湾棲姫は隠すなら顔より巨大な手ですねw白眉さんも陣営に加わるのかな?(hokuhin)
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