ALO〜妖精郷の黄昏〜 第53話 アースガルズ会戦
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第53話 アースガルズ会戦

 

 

 

 

 

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No Side

 

『転移結晶』を使用してアースガルズの主要都市である『ユーダリル』に転移したアスナとユイ。

2人を迎えたのは所属ギルドである『アウトロード』の仲間にして親友達と友人達だった。

 

「来たわね、アスナ。シノン達から聞いたけど、指揮とクエストお疲れ様」

「ありがとう、リズ。正直言うと少し疲れちゃって……前線で戦う方が性に向いているし」

「ママは現場指揮の方が向いていますよ」

 

まずはSAO時代からのアスナの親友であるリズベットが労いの言葉を掛けた。

それに笑みを以て応えるアスナだが、その笑みには肉体的な疲労が無いこの世界では精神的な疲労が含まれている。

 

「とはいえ、これから戦闘ですがアスナさんもユイちゃんも大丈夫ですか?」

「ユイちゃんの言う通り現場指揮になるかもしれませんが、大丈夫です」

「わたしは平気です。情報分析を頑張ります!」

 

次に声を掛けたのはティア、アウトロードの姉貴分の1人で癒しなどのサポート担当だ。

彼女の気遣いに2人とも明るい声で応えた、特にユイはダンジョンナビゲートのみだったので、気力は十分らしい。

 

「ここでの戦闘はみんなも居るから気負う必要も無いし、楽しんで戦えばいいわよ」

「まぁ、さすがにルナくん達みたいに楽しむのは違いますけど」

「ヴァルくん達は真剣だけど、戦いになると笑ってたもんね」

「男の子達はヨツンヘイムでキリト君と戦って刺激されたみたいだからね、仕方が無いんじゃないかな?

 でも、カノンさんの言う通り楽しめるところは楽しまないと損ですよね」

 

アウトロードのもう1人の姉貴分であるカノン、彼女の少し軽めな言葉を掛けたが、

キリトの義妹であるリーファとギルドの妹分であるシリカ、

この2人が自分達の想い人の様子を思い出して苦笑したことで、アスナは色々と納得した様子をみせる。

 

「先にこっちに来させてもらって言うのも難だけど、一気に忙しくなるわよ」

「分かってるよ、シノのん。相手はあのキリト君だからね…」

 

アスナが一度作戦本部に残った時、シルフ領南方の海底遺跡でクエストを終わらせたあと、

シノンは共にクエストに行ったメンバー達と一足先にユーダリルに戻っていた。

ロキ軍の再侵攻が迫り、特に敵軍の総大将であるボスのロキがアースガルズに出現するという情報があれば、

ここに戦力を置くのが重要になってくるからである。

 

「アス姉とユイちゃん、みんなもこっちこっち! すぐに出撃だよ!」

「うん、すぐに行くよ!」

 

離れた所からアスナ達に声が掛けられた、ギルドのもう1人の妹分であるリンクだ。

彼女はユーダリルの入り口付近から声を掛け、集合を呼びかけたのである。

一同揃って移動し、入り口に来るとそこには他の仲間達も勢揃いしていた。

 

「来たか、アスナ。これから戦闘だからな、気合い入れていけよ」

「……問題無いだろう。準備運動は海底クエストで済ませているのだからな」

「ですが、今回は乱戦が必至です。警戒を怠らないに越した事はないですよ」

「そうっすね。むしろあのキリトさんが相手っすから、何が起こるか分からないっすね」

「ま、アイツは普通じゃないからな……俺達も含むけど」

「あの、シャインさん。それってオレも含まれてるのか? 人外のつもりはないんだけど」

 

ハクヤ、ハジメ、ヴァル、ルナリオ、シャイン、クーハ、『神霆流』を修める彼らは気負う様子も見せず、

いつも通りの様子で軽口を発しているが、近しい者達は彼らが何時もより高揚しているのを察している。

さらにキリト達と交流の深いプレイヤーやギルドの面々も集まっており、

アインクラッドに配置されていた者達もここにきている。

 

「相手はキリの字だけじゃねぇからな。ボスにしろMobにしろ、オレ達が相手しなきゃならねぇしな。オメェらも気合い入れろよ?」

「「「「「了解っす、リーダー!」」」」」

 

「キリトの相手はアスナやハクヤ達に任せるけど、他は俺達が頑張らないといけないよな」

「みんなが心置きなく戦えるようにわたし達も頑張ろう」

「「「ああ!」」」

 

「俺も全力で手伝うぜ」

 

ギルド『風林火山』のリーダーであるクラインとそのギルメン達、

ギルド『月夜の黒猫団』のリーダーであるケイタとその恋人である紅一点のサチ、ギルメンのテツとロックとヤマト、

SAO時代からキリト達を支えてきたとも言えるエギル。

全員がSAO時代の攻略組であるため、連携に狂いを起こしてしまうか、

余程の事態が起こらなければやられる可能性は低いだろう。

 

また、この場に配置された戦力の中で、アウトロードほどとはいかずとも、ALOにおいて最高クラスのギルドもいる。

 

「ユウキが逝ったこの世界を滅茶苦茶になんてさせません」

「僕達の本気、もっと見せてやらないとね」

「やらないで後悔するよりも、やって後悔した方がいい」

「それに、アスナさん達には返し切れない恩がありますからね」

「みんなの言う通りだし、ユウキの意思はアタシ達が伝えていかなくちゃね」

 

ギルド『スリーピング・ナイツ』の現リーダーを務めるシウネー、

ギルメンとして彼女と在るのがジュン、テッチ、タルケン、ノリだ。

今は亡きユウキ、ラン、クロービス、メリダの意思を継ぐ者達である。

 

その他にもここに集められたプレイヤー達はアルン高原に居る者達に勝るとも劣らない実力者達。

さらに平原に居る味方側のボスにはオーディンやトール、ヘイムダルなどの神々、

エインフェリアやワルキューレといった高レベルのNPCも居ることから、戦力だけでも相当なものといえる。

 

しかし、決して油断をしてはならない……相手の参謀格にして、もう1人の大将ともいえるのはあのキリトだからだ。

それを理解していることもアスナは感じ、けれども改めて言葉にする。

 

「みなさん、これから戦うのは敵の主力中の主力と言って間違いないでしょう。

 ボスであるロキやフェンリル、ヨルムンガンドにしてもそうですが、

 キリト君を始めとするプレイヤー達も精鋭が揃っているはずですし、モンスター達も弱いわけではありません。

 ですが、勝てないわけじゃありません。また、勝てないとしても負ける戦いでもありません」

 

アスナの言葉に仲間達と周囲のプレイヤー達が頷いて応えた。

 

アスナには通り名が3つある、1つ目はSAO時代から呼ばれている彼女の動きを体現した【閃光】、

2つ目は戦う((治癒師|ヒーラー))である彼女にとって非常に不本意な呼び名の【バーサクヒーラー】、

そして3つ目が彼女の恋人でありALOにおいて夫でもあるキリトの呼び名と彼女の服の色から由来する【((黒白の覇王妃|こはくのはおうひ))】だ。

主にこの3つ目の通り名とこれまでの活躍もあり、彼女が為す号令による効果はかなりのものとなった。

また、アスナはキリトにも似た雰囲気を纏っており、その雰囲気も相まって相乗効果を齎している。

 

そこに偵察に出ていたプレイヤーの1人が戻ってきて、報告を行った。

 

「こちらに向けてモンスターとプレイヤーの混成軍が接近中!

 モンスターは邪神型、狼型、蛇型、アンデッド型が確認できました!

 プレイヤーの人数も500人を軽く超えていて、その中でも名の知られている精鋭が多く確認されました!

 ボスはロキ、フェンリル、ヨルムンガンド、そして敵方のプレイヤーに【漆黒の覇王】キリトの姿を把握しました!」

 

その報告に周囲にはざわめきと緊張感が奔るが、一部ではその報告に笑みを浮かべている者も居る。

とはいえ、ついにアースガルズでも本格的な戦闘が展開されることになる。

 

「ご苦労様でした。疲れているかもしれませんが、一度休んでください」

「いえ、このまま戦闘に参加します。これくらいなんでもないですから」

「そうですか……分かりました、引き続きお願いします」

 

報告を終えたプレイヤーは敢えてその場に残ることを決め、アスナもその者の意を汲んだ。

アスナが腰に据えた細剣『クロッシングライト』を抜き放ち、それに続くようにプレイヤー達も己の得物をその手に持つ。

 

「これより、ロキ軍の迎撃を行います! 各員、気を引き締めて敵を迎え撃ちなさい!」

「「「「「「「「「「おぉっ!」」」」」」」」」」

 

細剣を掲げての号令、それを受けて全員が声を張り上げて応える。

各々が街の周囲や入り口、街中に配置に付き、敵の到達に備える。

また、一部の部隊はこれから打って出るため、アスナ達を含めて街の外へ出る。

 

そして、ついに戦いの火蓋が切られた。

 

 

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アースガルズの主要都市であるユーダリル。

 

ここに配置されたプレイヤー達の部隊編成は大きく分けると3つである。

1つ目は当然ながら攻撃部隊であり、アスナ達を含めているこの部隊は前線にて敵への攻撃を行う部隊だ。

2つ目は街の守りの要である迎撃部隊、主に街とその周辺に配置されている迎撃とサポートの部隊。

そして3つ目が中堅部隊であり、これは攻撃部隊の掩護や突破された際に迎撃部隊と共に迎え撃つ役目の部隊である。

 

アスナ達は攻撃部隊として、最前線にて敵と戦っていた。

 

「後衛のメイジ部隊、弓部隊は邪神型を中心に狙ってください!

 前衛部隊はそれ以外のMobを狙い、中衛部隊は前衛の掩護を!

 邪神型のHPが減ったところで可能な限り攻撃を行い、倒し切ってください!」

 

レイドパーティー状態の中、アスナは基本的な全体指揮を少しだが行っていた。

各レイドやパーティーの指揮はそのリーダーに任せ、あくまでも全体を見渡すのが彼女の役目なのだ。

そんな中でも、アスナは戦う手を止めていない。

 

「やぁっ!」

 

高速の剣閃はまさに閃光の如し、彼女の的確な攻撃はモンスター達の急所を容易に貫き、

クリティカルポイントを抉ることで大ダメージを与え、次々にモンスター達を倒していく。

 

「かっはぁっ! 死神様のお通りだぁっ!」

 

笑みを浮かべて大鎌を振るい、次々と敵を斬り裂き戦場を駆け抜けるのは黒衣の死神、ハクヤだ。

強力な一撃による大振りだが攻撃が外れることはなく、モンスターを一撃で葬っていく。

首や四肢を斬り落とすかのような凶刃の動きにモンスター達はポリゴン片へと変化する。

その様は彼自身が言う通り、まさしく死神と言えよう。

 

「……刀の動きの基礎の先、それは千変万化だ! ふっ!」

 

集中するハジメの言葉だが、周囲へ向ける意識の中でもその集中力は一切乱れていない。

彼の振るう刀の軌跡は言葉通りに無数に変化していく。

ただの斬り下ろしからでも、様々な攻撃に繋げ、その攻撃も威力や角度を変えることで同じものにはならない。

まさに千変万化、彼の姿は現代に甦った侍に見える。

 

「遅いです! しっ!」

 

閃光よりも速く駆け抜ける黒、並みのモンスター達では捉えることの出来ないその速さ。

ヴァルの神速の領域にある動きは戦場においても捉まることはないため、縦横無尽に場を駆け巡る。

薙刀によってモンスター達は切り裂かれ、容易に倒れて消えていく。

 

「あらよ、っと! 簡単に潰されてちゃ、つまらないっすよ!」

 

槍ほどもある鋼鉄製の棒を振り回してモンスター達を薙ぎ払い、吹き飛ばす。

ルナリオのパワーに抗えるモンスターは邪神型を除けば居らず、簡単にその陣形を乱していく。

乱戦が主となるこの戦場においては隙の出来やすいハンマーや破砕球よりも、

隙の出来難く本来の得物である棒を選択したのは賢明だろう。

 

「悪いがここは通せねぇなぁっ!」

 

左手の盾で敵の攻撃を防ぎ、右手の剣で敵を攻撃し、時には剣で攻撃を防ぎ、盾で攻撃を行う。

言葉通りの攻防一体のバトルスタイルを駆使し、シャインは仲間達を守る壁役を務める。

仲間達の兄貴分であるシャインにとって“守る”ことは使命感に近いものがあり、

その思いが強ければ強い程に彼の“守る”という行為の強さが増す。

そうなった時の彼を破ることは至難の業であり、鉄壁とはそんな彼の為にあるとも言える。

 

「数が多ければ多いほど、オレの獲物だ…!」

 

モンスター達の間を縫うように駆け抜ける一陣の影、クーハは軽快な身の熟しで敵の攻撃や動きを躱し、

両手に持つ小刀でモンスターの弱点を斬り裂いて瞬時に倒していく。

彼の速さは回避力に常を置き、威力は他の武器に比べて低いものの的確さが高い小刀により、

他の武器よりもクリティカルポイントを正確に突くことができている。

クーハの戦場は暗闇や迷宮だけでなく、乱戦の場でも発揮されるものであり、

隙の多い敵、隙が出来たモンスターからやられていく。

 

「これくらいの修羅場、SAOで十分に体験したわ!」

 

細剣を振るいモンスターを倒していくカノン。

アスナが((細剣使い|フェンサー))としての力を正確さと速さに重きを置いているのに対し、

カノンは筋力と正確さに重きを置いている。

片手剣から細剣にするだけで攻撃力は下がるが速さは上がり、

それを考慮して彼女は攻撃を上げて正確さを重ねる戦い方を選択した。

それこそ、彼女が戦姫と呼ばれる所以なのだ。

 

「ふふ、クーハ君ほどではないですが、これでも隠密でしたから!」

 

消費系投擲武器である苦無や手裏剣、ピックをモンスター達に投げつけていくティア。

投擲スキルを使用していることもあるが、このような乱戦においてそのソードスキルは隙にしかならないため、

スキルは安全に使用できる瞬間にしか使用しない。

だが彼女は自身に最もできることである投擲武器による掩護射撃を行っていた。

僅かなヘイトを稼ぎ、その隙を仲間達が突き、仲間のHPが危うくなれば治癒師として回復も行う。

この混戦の中で彼女ほどに活躍する中衛サポート型も珍しいだろう。

 

 

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「やぁねぇ、あたしは鍛冶師が専門なんだけど…!」

 

片手棍を振るい前で暴れているハクヤの討ち漏らしを適切に討ち取っていくリズベット。

彼女自身はSAO時代にアスナやカノン、ティアのように最前線で戦う力量はないものの、

恋人であるハクヤや親友のアスナとその恋人であるキリトと共に前線でのインゴット採取などを行い、

また自衛のために手ほどきを受けたこともあり、実力は十分なものである。

ボス相手にもそう簡単に後れを取ることはない。

 

「なら、後ろに下がっていてもいいのよ? 鍛冶師なんだから武器のメンテも重要でしょ。私は下がる気ないけど、ね!」

 

リズベットにそう言いながら弓から矢を連射するシノン。

彼女が放った矢は綺麗な弧を描き、ハジメに襲い掛かろうとしていたモンスター達に突き刺さり、

弱っていたものは消滅し、HPがあるものでも怯んで動きを止めた。

同時に番えた矢を別の敵に命中させるのはシステム的に可能ではあるが、それは技術が高くなければ行えない。

さらに彼女は直線状に矢を連射し、これも別々のモンスターに命中していった。

 

「リズさんもシノンさんも、口よりも手を動かしてくださいよ! ピナ、《ヒーリングブレス》でみんなの回復を!」

「きゅ〜!」

 

モンスターと戦闘を行いながら2人に注意をするシリカは、相棒である〈フェザーリドラ〉のピナに指示を出す。

SAO時代からの相棒同士であるシリカとピナは息ピッタリに連携し、ヴァルに追いすがろうとするモンスターを倒していく。

彼女の実力はSAO時代においては中層の上位レベルであったが、それは十分な実力である。

 

「ありがと、シリカちゃん、ピナ! せぇいっ!」

 

ダメージを負って一度後退していたリーファだが、ピナの《ヒーリングブレス》で回復したことで再び前に出る。

シルフの中でも上位クラスの実力者である彼女、剣は勿論だが会得している魔法の種類も、攻撃・支援・回復と豊富な方だ。

現に彼女は前衛として剣で攻撃を行い、ダメージを負えば後衛となって風系の攻撃魔法や支援魔法による味方の強化、

回復魔法による味方や自身の回復を行い、再び前衛に戻って剣を取るスタイルを取ることで、

中衛として両衛をサポートしているのだ。

ルナリオの周囲を中心にそれを行っており、彼が吹き飛ばしたモンスター達を掃討している。

 

「パフを重ねるよ! 僕の音楽を聞けぇっ!」

 

そこでリンクが竪琴を弾き、音楽を奏で始めた。

((音楽妖精族|プーカ))の特徴は楽器で奏でる音楽に魔法効果が付与されているところにある。

種類に応じて味方の能力上昇、敵の能力下降、特殊効果付与などがある。

楽器を扱うこと自体は他の種族でも可能だが、音楽魔法を扱うことができるのはプーカだけなのだ。

そんな彼女が奏でたのは味方の全ステータスを上昇させる高位の音楽魔法。

広範囲にそれが行き渡り、さらに戦意も上がっていく。

 

「おりゃあっ! 俺達もアイツらに続くぞ!」

「「「「「おっす、リーダー!」」」」」

 

刀を振るいモンスターを斬るクライン。風林火山の面々を率いてハクヤ達が開いた敵陣の傷口をさらに広げていく。

かつてSAOにて攻略組であった彼らの実力は言うまでもなく、ハクヤ達が開いた道を開き、

息の合った連携でモンスター達を打ち倒していく。

 

「テツとロックはそのまま前衛を維持、サチは2人を援護、

 ヤマトは2人がやられないように魔法やアイテムで回復を、俺が遊撃をする!」

「「任せろ!」」

「了解だよ、ケイタ!」

「お安い御用さ!」

 

指示を受けてモンスターの攻撃を抑えるテツとロック、サチは2人の後方から槍で敵を牽制し、

2人がダメージを受けるとすかさず回復を行い、ヘイトが2人に向いている敵をケイタが両手棍で倒していく。

サポートがメインだったとはいえ、やはり攻略組だった黒猫団の実力もかなりのものであり、

仲が良い5人なので連携の質も高い。

 

「連携もいいが、隙間が多いぞ!」

 

風林火山と黒猫団の連携、それによって確かにモンスター達の陣形は乱れたが、その隙間というものは生まれる。

その隙間を薙ぎ払うようにエギルは斧を振るい、モンスターを倒した。

こういった味方の露払いを行うのがSAOでキリト達全員の兄貴分であったエギルの役割であり、力を揮える場所でもある。

 

「私が《((流水縛鎖|アクアバインド))》で抑えます! みんなは攻撃を!」

「任せなよ!」

「一気に押し崩す!」

「援護しますよ!」

「さぁ行こうか!」

 

シウネーが水系補助魔法《流水縛鎖》を発動してモンスター達の動きを封じた。

そこへ両手剣を持つジュンが斬り込んで大きなダメージを与え、追撃のように重戦鎚を持つテッチが叩き込み、

長槍を持つタルケンが連続で突きを放つと、長棍を操るノリが攻撃を繋げた。

この5人の連携も凄まじく、特に1人1人の質も高いお陰で敵を殲滅した。

 

「ママ! 左翼の邪神型はほぼ壊滅したようですが、右翼は手古摺っているようです!

 ただ、攻撃部隊を抜けたモンスター達は中堅部隊がほぼ殲滅し、そこを抜けた敵も迎撃部隊が完全に倒しています!

 このままリポップ率が下がるまで維持するか、ポップ地点を叩くかになりますが…」

「このまま維持した方が良いと思うの。

 ここでの戦いはまだ始まったばかりだし、下手に動いて隙を見せれば間違いなく付け込まれるわ」

 

周囲から的確に情報を集めてアスナに報告する彼女の愛娘のユイ。

幼いながらも両親に似て優秀であり、雰囲気ではキリトとアスナを思わせることが多々ある。

そんなユイの情報はこういった乱戦の中で大変役に立ち、味方だけでなく敵の位置や状況までも把握できる。

彼女の齎す情報を参考にしてアスナは判断を下していく。

 

 

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その時、アウトロードの男性陣がある方角を向き、それに続いてユイが報告を行う。

 

「ちっ、援軍か…!」

「ママ、モンスターの後方よりプレイヤーの大部隊! 10秒後に魔法と矢が到達します!」

「全体、10秒後までに防御姿勢!」

 

その報告にアスナは声を張り上げて全体に伝え、モンスターへの攻撃を中断して防御陣形や防御魔法を発動する。

直後、大量の矢と魔法弾が降り注ぎ、プレイヤー達に襲い掛かる。

攻撃が止んだことに気付いたアスナはすぐにユイへ問いかける。

 

「周囲の被害は!?」

「防御が間に合ったことでほとんどありません! このまま攻撃に移れば…っ!?

 こちらに向けてプレイヤー達が高速で接近してきます!」

「接近するプレイヤーへ迎撃を!」

 

ユイの報告ですぐさま防御から迎撃の指示を出したが、そこへかなりの勢いで影が迫ってきた。

 

「せぇいやぁぁぁっ!」

「くっ、やぁっ!」

 

充満していた煙の中から現れたサラマンダーはアスナへと斬りかかり、

彼女はそれを細剣でいなすことでダメージを負わず、バックステップで後退して距離を取った。

だが、後退したアスナの周囲へ氷弾と雷弾が降り注ぎ、再び煙に包まれる。

そこへ、再び両手剣を持つサラマンダーの青年が斬りかかってきた。

衝撃で体勢を崩しかけていたアスナに襲い掛かる刃。

 

「やらせるかよ!」

「くっ!?」

 

けれど、そこへシャインが介入し、盾で両手剣による攻撃を防ぎ、さらに剣で攻撃を仕掛けた。

それを回避した青年は晴れていく煙から脱出し、距離を置いた。

 

「さすがアスナさん、そして黒衣衆のシャインさんだ。俺の攻撃を普通にあしらいますか」

「『黒衣衆』を知ってるってことは、アンタ((生還者|サバイバー))か」

「最前線組ではないけど、これでも攻略組だったものでして……アスナさんとはGGOでも会ったことがあります」

「GGOで…もしかして、BoBに出場していたんですか?」

「はい。俺は「待ってくれ、私も名乗るぞ!」「オレもだぁ!」失礼、仲間が来ましたので」

 

両手剣を持つサラマンダーの青年の左右にウンディーネの若者とプーカの男性が降り立つ。

先程、氷弾と雷弾の魔法を放ったのはこの2人だとアスナは悟った。

 

「戦の礼儀として、名乗らせてもらいます。俺はリョウトウ、ギルド『キリアス親衛隊』の突撃分隊長です!」

「同じく、キリアス親衛隊の所属にして((隊長|ギルマス))のコマンダーであります!」

「左に同じく、キリアス親衛隊所属、軍楽分隊長のサージであります!」

「そして、我々のギルメン総勢200余名となります!」

 

『リョウトウ』、種族はサラマンダー、スポーツ刈りの紅髪に血色のテンガロハットを被り、

金属製の胸当てをして赤褐色のコートを纏い、丸縁の眼鏡を掛けている。

その手に持つ武器は両手剣の『ツヴァイハンダー・インフェルノ』といい、

火属性の攻撃とHPを消費する攻撃の威力を上昇させる効果を持っている。

 

『コマンダー』、種族はウンディーネ、髪は肩まで伸びるスカイブルーの色であり、

額には生地が純白で文字が黒色で“愛”と綴られた鉢巻を巻いている。

また、黒の生地に純白のラインが入った服を着用し、その中でも周囲よりも少しだけ華美な装飾のされた服である。

左手には雷属性を纏う片手剣の『リスニル』を構えている。あだ名は“隊長”。

 

『サージ』、種族はプーカ、紅葉のような黄色と紅色が混ざった短髪で丸渕眼鏡を掛け、

コマンダーが着ている服と同じカラーのローブを纏い、魔法使いのような格好をしている。

右手には若草色の宝玉が付いている杖『メリアス』を持っており、

味方へ掛ける回復魔法の効果が5%上昇する効果がある。こちらのあだ名は“軍曹”である。

 

さらに、未だ戦闘に参加していない彼らの後方に控えている200人というプレイヤー全員が、彼らのギルドメンバーだという。

男女の割合は6:4ほどであり、ほぼ全員が同じカラーリングの服を着用していることから、それは間違いないと考えられる。

 

「おいおい、ギルドメンバーが200人超えとか、ALOで他にないぞ…!」

「BoBで神父さんと戦って、キリト君が倒した人だったのね…。

 というか、キリアス親衛隊って何!? 私そんなの知らないよ!? SAO生還者ってことは、SAO時代から!?

 それも初耳なんだけど!? キリアスってことはキリト君と私だよね!? 一体何がどうなったらそうなるのよ!?」

「アスナちゃん!? ツッコむところはそこじゃないだろ!? いや、十分ツッコむべきだよな」

 

かなりの人数に戦慄していたシャインだが、アスナは別の意味で戦慄していた。

SAOから現実に帰ってきた後のアスナはキリト達の関係もありネット用語なども知るようになった。

そんな彼女は『カップリング(通称:CP)』を知り、いままさに自分達の名前が挙がったことにとにかく驚いた。

まさか自分と恋人の名前がギルド名になっているとは思わないだろう。

いや、割とマジで。

 

「我ら、SAO時代にてキリト殿とアスナ殿に命を救われ、さらにはSAOからも解放してもらい、

 ALOでもお世話になった者達で構成されています!

 SAOの時からお二人のことを、くっつく前もくっついた後も、影ながら見守ってきました!」

「なにそれ、怖い……ということは、SAOでのキリト君とわたしの逢瀬も…」

「「「「「「「「「「………テヘぺろ(・ω<)」」」」」」」」」」

「いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ///////////////!!!???」

 

アスナ、本日ここまでの段階において一番の驚愕と戦慄、そして羞恥である。

 

「警察関係者の方ぁっ! ここにストーカーの群れがぁっ!」

「……呼んだか?」

 

思わず動揺するのはシャインもであり、警察関係者と言われてハジメも思わず返事をした。

というか、いまの話を聞いていたキリトとアスナの関係者一同、ドン引きである。

 

「さて、おふざけはここまでにして、俺達も戦わせてもらいますよ!」

「此度はアスナ殿や黒衣衆のみなさんと敵対してしまいましたが、キリトさんの為にも抑えさせていただきます!」

「全員、戦闘用意!」

 

そこで空気が一変し、まるで軍隊のような風格を醸し出す。ハクヤ達もこれは((真剣|マジ))だと判断し、武器を構え直す。

 

「全体、かかれぇっ!」

「「「「「「「「「「Yes, Sir!」」」」」」」」」」

 

コマンダーの号令の下、キリアス親衛隊という軍隊が他の200名近いプレイヤー達と共に戦闘を開始した。

 

アースガルズにおけるオーディン軍とロキ軍の大部隊戦闘、後に『アースガルズ会戦』と呼ばれる戦いの幕開けであった。

 

 

 

「おふざけって、わたしとキリトくんのプライベートはどうなるのよ〜〜〜っ/////////!?」

 

アスナの慟哭(?)が戦場に虚しく響き渡った…。

 

 

No Side Out

 

 

To be continued……

 

 

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あとがき

 

今日もなんとか投稿できました・・・最近は書くのも大変でギリギリになりそうで怖いです。

 

さて、今回は戦闘は本番になる前にということでアースガルズでのアスナ達の戦闘風景にしました。

 

また、『キリアス親衛隊』というアバター達の登場によって最後の方をギャグにしました。

 

だってここのところバトルオンリーでシリアス気味だったんだもん・・・ごめん、石投げないで。

 

今回から再びみなさんのアバターが活躍しますので、ロキ軍の方々のアバターに詳しい説明がはいっていきますので。

 

アニメの『ソードアート・オンライン』はついに最終回を迎えましたが、ユウキの旅立ちはホントに感動しました。

ですがBBQとか京都旅行とか学校風景はもう少し細かくやってほしかったなぁと思ったり・・・。

その一方で凜子さんの名前を出したり、GGO編でジョニー(金本敦)が逃げたままなどと、続編のフラグも立っていますね。

しかし、最後の花見での和人と明日奈の会話が、原作で和人が金本に襲われる直前に明日奈と話していた内容と類似していて、

逆に続編はなしかもしれないと思わされもしましたね・・・。

ともかく、アニメの完結はおめでとうですね。

 

次回はキリトともう1人のアバターが無双します、お楽しみに。

 

ではまた・・・。

 

 

 

 

説明
第53話です。
アースガルズでの戦いですね、最後はギャグですw
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コメント
アサシン様へ シリアルならありますけどw(本郷 刃)
またシリアスが殺された・・・・・覇王夫婦のラブコメに(血△涙#)(アサシン)
ディーン様へ 刃「年末年始でみんな忙しいのか、今回は自分1人で・・・ユイちゃんも忙しなく質問してますねw 新年会の場所といえばやはりエギルのダイシー・カフェですか・・・クイズ?キリトさんの圧勝でしょw 訪れたのは眠りの騎士の彼女ですか・・・評価はAAです」(本郷 刃)
これから映像を送ります、内容は「キリト達に新年の目標を聞いてみた(ユイちゃんインタビュー)」と「キリト達がエギルの店で新年会の準備をしている」と「キリト達がティアの会社の企画でクイズ大会をやる」と「私、ディーンの店に見覚えがある水妖精の女の人が来る」の4作品です、評価お願いします。(ディーン)
ガルム様へ スリーピング・ナイツはユウキが愛したALOを守る為に戦っています!(本郷 刃)
肉豆腐太郎様へ 女性陣は使用を諦めました、葵さんフルドライブの話はなしの方向ですねw(本郷 刃)
グルメ96様へ 刃「ただの紙切れだけど、使う? 自分は責任取りませんよw」 女性陣「「「「「え、遠慮しておきます(そっちの意味で壊されそう///)」」」」」(本郷 刃)
アカン、録画してたSAOU最終話見てから視界がぼやけてしかたが無い・・・ (;∀;)  改めて、ラグナロクで負けられない理由の一つを再確認できましたよ・・・(ガルム)
アーハッハッハ!!! 逃げる奴はプレイヤーだ!!立ち向かってくる奴はプレイヤーだ!! ほんとラグナロクは地獄だぜ!!フゥーハハハ!!! (雷上動展開。魔法矢5本同時) 『殲滅魔導士』参る!! (大規模魔法×5)(ガルム)
↓楽しいよ?逝けばいいのに……(肉豆腐太郎)
主「ただの紙切れだよな・・・どうやってあの男性陣を言うことを聞かせるんだ?」ゼウス「もし、言うこと聞かなかったら、すぐに24 時間葵さんと車ドライブになっているから大丈夫だ」主「うわぁ・・」(グルメ96)
ゼウス「女性陣にはこれ」つ命令券 「これを使うと愛しの彼が24 時間貴女の言うことを聞いてくれます。お散歩、お姫様抱っこ、ペットになれ、SM プレイ、調教、一人ピー公開・・ただし24 時間後には彼氏も動きますので反撃にご注意を」(グルメ96)
グルメ96様へ ]Vな機関ですね、分かりますw 男性陣「「「「「ありがとうございます!」」」」」(本郷 刃)
肉豆腐太郎様へ 奇跡ですからね・・・(本郷 刃)
主「服装を全員が統一するのも悪くないな・・というかこのロングコートのモデルって」 ゼウス「ひと昔、人気だったゲームの敵の機関が着ていたコートだぜ」(グルメ96)
ゼウス「メリークリスマス、ゼウスサンタがプレゼントを持って来たよ。まずは黒衣衆の男性人へ」つ黒いロングコート 「このコート、俺が着ている奴と同じだがあのラルドが作ったコートなんだぜ。暑い所、寒い所に適用するし、一番の特徴はフードを被ると顔が見えなくなるんだ、光を照らしても、間近で見ても全く見えないぜ。」(グルメ96)
「クーハ におきたクリスマスの奇跡」下さい!!!!!!!!!!!!!!(T_T)d(肉豆腐太郎)
ディーン様へ ディーン「はい、メリークリスマス!」 全員「「「「「メリークリスマス!」」」」」 刃「恋人同士でクリスマスか、自分は家族とですがw」 キリト「こっちは準備できたぞ」 アスナ「お料理手伝ってくれる?」 ユイ「パーティ楽しみです♪」 ユウキ「えへへ、メリークリスマス、クーハ♪」 クーハ「ユウ、キ……メリークリスマスだな」(本郷 刃)
今から写真を送ります、内容は「巨大クリスマスツリーの前でみんなで写真撮影(カメラマンは私ディーンです)」と「恋人同士のラブラブクリスマスデート」と「ユイちゃんはキリアス両親と一緒にパーティー準備中」と「クーハにおきたクリスマスの奇跡」の4枚以上です、何枚か用意するのでほしい人いってください。(ディーン)
肉豆腐太郎様へ 読んだ瞬間に部屋が凍った感覚になった、時期的なものも合わさって・・・(本郷 刃)
グルメ96様へ 嫁さん方には手を出さないようにしましょうねww(本郷 刃)
↓氷はもうこおりごり……とか? あとは鋼に歯がねぇみたいな?(肉豆腐太郎)
ゼウス「読者サービスなのにな・・」←その後切り刻まれた。主「まぁ、彼は場を盛り上げるムードメーカー的存在、SAO 時はボス戦前にジョークを言っては全体の空気を和ませたとか・・たまに寒いギャグを言って黒衣衆の誰かにボコられてだけどな」(グルメ96)
グルメ96様へ ハジメ&amp;ヴァル「「ソレハモラウトシテモ・・・オレノオンナニフレルナァッ!」」←悪戯的な方面で怒り 刃「取り敢えずお前ら落ち着けww」(本郷 刃)
遼東半島様へ 隊長! 結局は変態であることを否定していないと思います!(本郷 刃)
ゼウス「まあまあ、そんな怒らずに・・コレやるから落ち着いて」ハジメにはホロウフラグメントで眼鏡をかけているシノンの写真、ヴァルには同じくホロウフラグメントでメイド姿になっているシリカの写真を渡した。(グルメ96)
女性隊士「キャー!!アスナさんのソプラノ調の悲鳴ステキーーー!!」男性隊士「…やべ。記憶結晶に録音しとけばよかった…」親衛隊長「アスナ殿!!我々親衛隊は決して変態集団ではありません!仮に変態だったとしても、変態という名の紳士・淑女の集まりですッ!!」(遼東半島)
肉豆腐太郎様へ 逃げられるとは思えない・・・(本郷 刃)
グルメ96様へ ハジメ&amp;ヴァル「「キリキザマレロッ!!!」」←極致&amp;憤怒状態(本郷 刃)
↓ゼウスさん、逃げてーーー!!!!!!???(゜ロ゜;ノ)ノ(肉豆腐太郎)
ゼウス「さて、アニメも無事終わったし、お気に入りの名シーンを再現したいと思う。」主「どうするのだ?」ゼウス「こうするのさ」(ガシッ)←シノンの尻尾を掴んだ ゼウス「ついでに」ガシッ←シリカの尻尾も掴んだ(グルメ96)
雛衣 観珪様へ まったくもってその通りですねww(本郷 刃)
イバ・ヨシアキ様へ アスナ「良く似合っててカッコ良かったです♪ 小さい和人くんの水着姿…//////(トリップ)」(本郷 刃)
有名人にプライベートなんてなかったんや……ww 色んな意味で罪つくりな男ですねーキリトくんはww(神余 雛)
イバ・ヨシアキです。キリアス親衛隊……恐るべし。では親衛隊の皆様も楽しみにしていますキリアス質問コーナー。今日はアスナさんに質問です「キリトさんの学生服姿の感想は?」「ここに和人さんの子ども時代の水泳して入るときの写真があります。感想は?」 (イバ・ヨシアキ)
ガイズ様へ これまたYes! マクロスの名台詞ですねww(本郷 刃)
やぎすけ様へ Yes! ガン○ムなWの死神くんのセリフを言わせましたww(本郷 刃)
今更だが、リンクが言ってる「僕の音楽を聞けぇっ!」って、もしかしてマクロスのあれかな?(ガイズ)
ハクヤお前はどこのデュオだ?www(やぎすけ)
ボルックス様へ キリトさん公認ですからね、加入者続出かもww(本郷 刃)
最近リアルが忙しくようやく追いつきました! キリアス親衛隊、入りたいww 次回も楽しみにしています。(ボルックス)
サイト様へ さぁて、どうなっちゃうんでしょうかねww(本郷 刃)
これでどうだwもうギャグにしかならない予感がひしひしとするwwwもうどうにでもな〜〜れ(AA風)(サイト)
ディーン様へ というか書いている自分と読んでいるみなさんが全て知っている! アニメ良かったですね、キリトのプロポーズは最高ですねw(本郷 刃)
最後の方にかなりのギャクが入っていましたね、アスナさん、そんなもんですよ、見ている人は見ている、さてと、次回はキリトが無双するのかな、そして、アニメのほうは最終回でユウキの旅立ち、感動ものですね、それはそれとして、シウネーさん可愛かったです、そして、キリトからアスナへのプロポーズに近い言葉、最高でした。(ディーン)
ロスト様へ 実はキリアス親衛隊の設定だけならSAO編の頃からあったのですよw 大規模にも関わらず、統制は完璧なので一筋縄ではいきません(本郷 刃)
弥凪・ストーム様へ 自分は見ての通りの超キリアス派です・・・メラフィはいまのところはキリアス親衛隊ではないですね(本郷 刃)
同じ生還者にそんな親衛隊があったとは…しかも超大規模w けど、統制はとれてるようだし、一筋縄ではいかないかな?(ロスト)
キリアス親衛隊か・・・・・・自分はどちらかて言うとキリシノ派です(キリアスも好きですが)あとメラフィちゃんや、メラフィちゃんもキリアス親衛隊に属していますか?(弥凪・ストーム)
グルメ96様へ 実はここに総集編が届いていたり・・・(本郷 刃)
T-I様へ アスナ「うぅ、ありがとう・・・」(本郷 刃)
サイト様へ メッセージを読んでくださりましたか? まだギリギリ間に合いそうですよw(本郷 刃)
肉豆腐太郎様へ 同盟でも組んでみればどうでしょうw?(本郷 刃)
しらたき様へ SAOとALOでキリトとアスナに助けられたりとか憧れた人達の集まりですからね、かなりの規模ですw(本郷 刃)
ゼウス「すいません、親衛隊の中で誰かキリアスの逢瀬動画持っていませんか?10 万ドルポンっと出してでも買いますよ。」(グルメ96)
えっと・・・アスナさんドンマイ(T-I)
↓神父さん出たら完全にギャグ回になること間違いないですねww(しらたき)
くっそwやっぱ神父を出しておくべきだったwそうしたらもっと楽しかったのにw、、、キリアスにプライベート?キリトさんが許容する範囲ぎりぎりまでないよw(サイト)
↓あー、俺も思った、でもうちの子もう他のに入ってるし……まー結構ましなとこっぽいけど(肉豆腐太郎)
キリアス親衛隊って凄い規模だったんですねwwギルド介入しようかな...(しらたき)
グルメ96様へ ユウキはどうなるのでしょうかね・・・(本郷 刃)
影図書様へ ですが、彼らの存在がキリト公認なら?(黒笑)(本郷 刃)
肉豆腐太郎様へ 彼らは否定をしない、なぜならキリアス親衛隊だから!(本郷 刃)
meeshe様へ やっちまいましたぜw(本郷 刃)
主「どういう意味だ?」ゼウス「伝説となり、沢山の見送りの中旅立ったんだ・・カーディナルシステムが見捨てる訳ないだろ」主「なるほどねぇ・・」(グルメ96)
主「ユウキは満足したのだな・・」ゼウス「俺が思うにアイツは何年後かあの場所に現れると思う、多分人ではなくNPC か何かになって挑戦者を待っていると思う」(グルメ96)
キリアス親衛隊はこの戦いにて全滅するでしょう(キリアスがわざと巻き添えになるように攻撃をすることにより)(影図書)
……うん、確かに怖いな てか否定しなさい、あんたら……(肉豆腐太郎)
ちょ、最後の方は…… ミヤビ「……作者大爆笑。まあ、いい。頑張《頑張れ》、キリト達」 アスカ「お前はALOが崩壊する事を望むのかあ!?」 ミヤビ「是」(meeshe)
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