真・恋姫無双〜項羽伝〜三国編 |
第四章 14話 官渡の戦い 前編
白蓮の領地へ進軍中の曹操軍
桂花「華琳様、少しよろしいでしょうか?」
華琳「少し待ってなさい。燈、さっきの話は本当の事なのかしら?」
燈「確証はありませんが・・・・」
華琳「そう、・・・・わかったわ。もういいわよ。それで何かしら、桂花」
燈は華琳に報告を告げ終わると桂花を見てほくそ笑みながら離れて行った
桂花「(クソ、何なのよ、あいつ!!)はい、これからの軍略についてなのですけど公孫賛軍は騎馬隊を主とした軍隊で、その騎馬隊も優秀であるのは確実です。しかし、それを率いる将の数が少ない・・・・いえ、公孫賛一人だけと言うのが弱点と考えられます。そこで、こちらは将の数を活かした戦略で行こうと思います。我らが曹操軍の騎馬隊は華侖と柳琳が率いている二隊を合わせた虎豹騎と?徳率いる元涼州騎馬隊がありますので、この三隊と数を活かして撃破したいと思いますが如何でしょうか?」
華琳「ふ〜ん、桂花。あなたは本当に公孫賛だけで迎撃してくると思っているのかしら?」
桂花「え?」
華琳「本当にわからないのかしら?確かあの報告はあなたから聞いたと思うのだけれど」
桂花「・・・・ハッ!!すみません華琳様・・・・袁紹の事を見落としていました。・・・・しかし、あの袁紹が公孫賛と同盟を組んでいるとしても共同で迎撃してくるとは・・・・・」
華琳「その『もしも』を考えるのが軍師の仕事じゃないのかしら桂花?」
桂花「・・・・はい。申し訳ありませんでした。改めて考え直してきます」
そう告げた桂花は俯いたまま華琳から離れて行った
普通はこの様なミスをしない桂花が何故この様な失敗をしたかと言うと、この進攻が決まった後の軍議から華琳が燈の意見を重要視し出したためである。それで焦り出した桂花が先のように穴だらけの意見を出していき自分で墓穴を掘ることになって行ったのであった
そして、その失敗が積もり・・・・・
華琳「はぁ〜この頃の桂花は使い物にならないわね。やはり今勢いがあるのは燈かしら。それに、あの子は的確な意見と判断ができているし情を挟むこともないから素晴らしいわ。それに、さっきの燈の報告が真実だとしたら・・・・・・先に膿を出しといた方がいいのかしら」
華琳は燈からの報告を思い出しながら公孫賛の領地に向けて進軍していったのであった
燈「フフ、これでまた面白いことになりますわね。曹操様、いえ、私の傀儡ちゃん、もっと踊ってごらんなさい。フフフフ」
華琳たちが出発して数日が経った陳留
栄華は帳簿に書いてある金と金庫にある金を比べていた
栄華「何よこれ、おかしいわよ・・・・全然帳簿と合わないと言うより・・・・・・どういう事なの?この私が記入や計算の失敗でもしたというの・・・いえ、在り得ないわ。この私がそんな事をするはずがないわ。なら、何故?・・・・・此処を自由に開けることができるものと言えば私か・・・華琳お姉さまぐらいしか・・・・それじゃあ華琳お姉さまが?そっちの方が在り得ないわ!!ならいったい誰が?」
この栄華は曹操軍の金庫番とも言われており、曹操軍のお金の動き全て把握して、管理も行っており華琳からも絶対なる信頼を受けている人物であった。その様な人物が、今目の前に起きている事を知らなかった、知ることが出来なかったのである。
その起きている事とは
曹操軍の金庫に蓄えてあった資金のほとんどが消え失せている事であった
栄華「一体どうして・・・・取りあえず今は残っている人たちと話し合いをしなくっちゃいけないわね」
そう言ってまだ混乱している頭をどうにか落ち着かせながら残った将達を集め軍議を開いたのであった
玉座の間
栄華「みな集まったみたいね」
稟「ええ。と言うより残っているのが私と喜雨に沙和と真桜、あと香風だけですけどね」
香風「(コク)それに、沙和と真桜はまだあの部屋以外で人と話すのは難しい」
喜雨「それで栄華さん。いったいどうしたのですか?」
栄華「それが、さっき私は月に一回の帳簿の確認をするために金庫に言いたのだけど・・・・そこには帳簿上ではあるはずの資金、お金が全くと言っていいほどなかったのよ。この理由を知っている人が居るなら教えてほしいのよ」
稟「!!それはどういう事ですか!?それはつまり私たちの資金が無くなっていたということですか!?」
栄華「ええ、そうなるわ。だからこうして集まってもらったのよ。それで、誰かこの訳を知っている人はいるかしら?」
そう言って栄華は集まっている皆を見回した
喜雨「あの、少しいいですか」
栄華「何かしら?」
喜雨「その、確証じゃないのですけど・・・・・・私、荀ケさんが何人か人を連れてその部屋に入っていくのが見ましたけど・・・・私はあの時は華琳様の指示でお金を持ち出していたのかと思ったのですが・・・今思うと何だか怪しかったような」
栄華「それは本当の事かしら?」
喜雨「はい」
栄華「そう・・・・確かに私が持っている帳簿にも桂花が資金を使って何かしたということは書いてないわね。と言うことは桂花が?」
稟「栄華さん。まだそう決まったわけではありません。もっと、他にも検証してみた方がいいのでわ?」
栄華「それもそうですが・・・・現にこうして目撃証言があるしね・・・・・」
香風「それより、お金大丈夫なの?」
栄華「それよりって・・・・・・お金はそうね、これから数年戦をしないなら十分とは言えないけど維持していくことは出来るわ。でも・・・・・」
稟「次戦をしたならば・・・・・」
栄華「ええ、もうそこが尽きて何もできないわ。こうなると民から徴収する上に重い税を課すしかなくなるわ」
稟「それは・・・・・」
栄華「ええ、華琳お姉さまが許さないでしょうね」
香風「それじゃあどうするの?」
稟「そうなると、どこからか借りるしか・・・いえ、これも若しかしたら華琳様はしないかもしれませんね」
栄華「ええ。でも、唯一の希望が残っているわ。今の進攻が成功したなら少しは打開することが出来るわ」
喜雨「それなら良いのではないのですか?今、攻めているのは確か普通で有名な公孫賛と馬鹿で有名な袁紹何でしょ?」
稟「いえ、公孫賛は解りませんが今の袁紹を舐めることは出来ません。何でもあの反董卓連合以降から如何やら変わってきていると話を聞いたことがありますから」
香風「なら、公孫賛は大丈夫じゃないの?」
稟「はい・・・・・公孫賛が袁紹と同盟をしていなければですが」
香風「どういう事?」
稟「はい、それが前に公孫賛が一度袁紹の元に向かったという報告が上がていたのでもしかすると同盟を結んだ可能性があるのです。昔の袁紹だったなら気にすることは無かったのですが、今の袁紹となると・・・・・・それに、桂花や華琳様は昔の袁紹を見たことがあるせいか今の袁紹を甘く見ているような気がするのです。一応は忠告をしたのですが・・・・」
香風「つまりヤバいってこと?」
稟「そうなりますね」
公孫賛軍
バン!!
兵「失礼します。公孫賛様、曹操軍約八万がこちらに向かって進行してきています!!」
兵が報告をしたのに対し、白蓮からの返事が一向に来ない事を不思議に思い顔を上げた兵が見た物は机に顔を押し付けながら爆睡している白蓮の姿であった。白蓮の隣にはここ数年分の書類のやり直しをしたのであろう山が出来ていた
兵「こ、公孫賛様!!起きてください!!緊急事態です!!」
ユサユサ
白蓮「グーーーーー」
兵「起きてください!!!」
ブンブンブン
白蓮「ん〜〜〜もう少し・・・グーーー」
兵「緊急事態なんですってば!!」
兵はどうにかして白蓮を起こそうとするが白蓮は一向に起きようとしない。これがある程度続けていると
バーーーーーーーーン
ねね「うるさいですぞ!!公孫賛!!仕事は静かにやるのです!!」
隣の部屋で寝ていたのであろう寝癖をつけたねねが苦情を言いに来たのであった
兵「おお、これは陳宮殿。ちょうどいい時に来てもらえました」
ねね「ん?どうしたのですか?」
兵「はい、実は・・・曹操軍がここに向けて進攻をしてきているのです」
ねね「やはり来たのですか。そろそろ来るとは思っていましたが・・・・それで、敵兵数はどのくらいなのですか?」
兵「はい、国境の見張りによると約八万の軍勢だそうです」
ねね「八万・・・公孫賛の軍が全部で三万。ねね達楚軍は二万で合わせて五万なのです・・・・・・・・うん。何とかなりますですぞ。お前は他の楚の将を集めてくるのですぞ!公孫賛はねねが起こすのです」
兵「わかりました」
そう言って兵は部屋から出て行きねねは
ねね「さっさと起きるのですぞ!この平凡太守!!」
ドーーーーーン
ねねはお馴染みの陳宮きっくを白蓮にかましたのであった
白蓮「うぎゃ!!な、なんだ!?」
ねね「目を覚ましたなら速く軍議の準備をするのですぞ!!曹操軍がここに攻めてきているのですぞ!!」
白蓮「何!?そ、それじゃあ、早く皆にそのことを伝えないと!!それに、麗羽に連絡をして応援に来てもらわないとやばいぞ」
ねね「袁紹への連絡は待つのですぞ」
白蓮「どうしてだ陳宮?」
ねね「今、連絡して戦に間に合われても意味が無いのですぞ。敵が退却してしまう可能性が出るのです。それだったら遅れて参戦してもらい奇襲をしてもらった方が好都合なのですぞ」
白蓮「なるほど」
ねね「これは、まだねねだけの策だから蝶姉さんに意見を聞いてもらう必要があるのです。それに最終決断は公孫賛お前がするのですぞ」
白蓮「何!?私が決断するのか?」
ねね「何を当たり前の事を言っているのですか!!ここの大将はお前なのですぞ!!一刀様からもお前の補助を頼まれてねねたちはここに来たのです。だから、全ての決断はお前がするのは当たり前なのですぞ!!」
白蓮「そ、そうか。わかった(でも、ここ数日を思い出すと私より陳宮の方が決断してたような・・・・)」
返事をした後、他の皆が集まるのを待ちながらこれからの事を考え出した
少したち皆が集まり軍議が始まった
翠「それで、これからどうするんだ公孫賛?」
白蓮「ああ、陳宮がさっき出した策を主軸に行こうと思う。陳宮さっきの策を頼む」
陳宮「わかったのですぞ。でも、これはまだ穴だらけの策なので色々と意見を聞きたいのですぞ。では、まずは攻めてくる曹操軍についてなのですが数は約八万。おそらくは六割が歩兵、残りが騎兵と考えられるのです。この騎兵はねね達楚軍ほど卓越した騎馬術や武力は無いと思うのですが公孫賛の白馬・・・白馬・・・取りあえず騎馬隊では太刀打ちできないと思うのですぞ」
白蓮「何でだよ!?それにちゃんとした名前で呼んでくれよ!!」
翠「名前の事は置いといて、曹操軍には元涼州騎馬隊が組み込まれているからな。馬術は同じくらいとしても騎馬術はな〜〜〜この前、鍛錬見たけど誰もパッとしなかったからな」
白蓮「う〜〜〜そんなに言わなくても・・・・」
翠の意見で少しすねだした白蓮だった
鶸「それで、ねね。私たちはどう動くのですか?」
ねね「それはですな、曹操軍はここに翠達楚軍騎馬隊の主軸達が居ることを知らない事をついて奇襲をかけるのですぞ」
蒲公英「何で曹操軍は蒲公英たちがいないと思ってるの?」
ねね「それは、公孫賛は楚と同盟を組む前に袁紹と同盟を組んでいることが知れ渡っているのですぞ。そして、袁紹は虎牢関の戦いで楚軍から痛手を貰っているのです。その袁紹軍と同盟を組んでいる公孫賛が楚と同盟を組んでるとはほとんどの者が考えないのですぞ」
蝶「それに、曹操は昔の袁紹さんを知っていますので今のように成られているとは考えもつかないでしょうからね。それに、何やら曹操軍でよからぬ動きをしている者もいるようですのでそれがうまく働きそうなのです」
蒲公英「なるほど〜〜」
蒼「でも、曹操軍にも間諜は居るんだよね?流石に楚は無理かもだけど、こことか袁紹さんの領地では情報が漏れてるんじゃないのかな?」
蝶「私たちが来る前はそうでしたでしょうが今は違いますよ。亞莎ちゃんや明命ちゃんが頑張って育てた部隊が数人一緒に来ているので、重要な情報を持ったものは消していますから。流石に全員消すと怪しまれますからね。フフフ」
蝶は扇で口元を隠しながら怪しい笑みを浮かべた
翠(あ、これヤバイ笑いだ。やっぱり姉妹だな〜〜涼もこの笑いするときはヤバイ時だからな〜〜〜〜他国の間諜ご愁傷様)
蒲公英(うわ〜〜〜〜コワ。でも、蝶さんの罠とか色々参考になるから蒲公英としたら良い先生なんだよな〜〜〜)
蒼(今更だけど楚は笑顔が危険信号なこと多いよね〜〜〜〜)
鶸「それで、私達はどう迎撃するのですか?」
ねね「まずは公孫賛の隊を囮として使うんです」
白蓮「何!?」
ねね「黙って最後まで聞くのですぞ!!公孫賛が最初はある程度近づいて馬上から弓を射って牽制しながら後退するのです。ある程度ひきつけたら翠たちが此処にある両脇の山影から突撃をかけるのですぞ」
ねねは地図の上にある駒を動かしながら説明をした
ねね「此処までで何か質問はあるのですか?」
翠「私たちは良いとして、公孫賛は本当に曹操軍をひきつけられるのか?」
ねね「たぶん大丈夫だと思うのですぞ」
白蓮「ああ、行けると思うぞ。ただ、敵の騎馬隊が突撃をかけて来た場合は流石にきついぞ」
ねね「そこは蝶姉さんにお願いするのです」
蝶「私が、退き際を見定めるのですね?」
ねね「そうなのですぞ。後、公孫賛だけでは不安なので隊の指示も副将として付いて欲しいのですぞ」
蝶「わかりましたわ」
白蓮「それは安心だ。流石に私だけじゃ全軍動かすのはきついからな」
ねね「話を続けるのですぞ。翠たちが突撃した後、公孫賛の隊は反転して曹操軍に突撃をかけるのです。多分その頃には曹操軍は混乱をしているはずなのです?」
白蓮「そんな簡単に混乱するものなのか?曹操軍は精兵で有名だぞ」
ねね「大丈夫なのですぞ。流石に奇襲一つだけではすぐに持ち直しかもしれませんが、こちらには秘策があるのです」
公孫賛「秘策?」
ねね「そうなのです。これは戦いが始まるとすぐわかると思うので楽しみにしているのですぞ。それで、公孫賛が突撃をかけたらある程度削ったら流石に曹操軍は一度撤退をすると思うのでこちらはそのまま撤退させるのですぞ」
蒲公英「え?何もしないの?」
ねね「はいですぞ。こちらの兵の数が少ないこともあるのでこの時には疲労が出ているはずなのです。なので一度こちらも退くのですぞ。そして、休憩を取っている間にここで袁紹軍と合流して合わさった軍で曹操軍を一掃するのですぞ」
翠「ふ〜〜ん。まあ、悪くは無いかな。でも、そんなにうまくいくのか?」
ねね「絶対はないのです。でも、撃退は必ず出来ると思うのですぞ」
白蓮「それは頼もしいな」
ねね「ふっふ〜〜ん」
ドヤと言いたそうな顔をしながらねねは胸を張った
蝶「ねねちゃん、まだ誇らしげにするのは速いですよ。するのは戦が終わってからです。それと、公孫賛は今のうちに袁紹さんに連絡を取っておいてください。そんなに急がなくていいので兵を引き連れて来てほしいと。うまくねねちゃんの策がはまった時はそのまま追い詰める事になりますから」
白蓮「え?若しかして、曹操軍を潰すのか?」
蝶「そうですが、どうかなさいましたか?」
白蓮「いや、そこまでしなくてもと思ってな」
蝶「そうですか・・・まあ、決断をするのは公孫賛さんなので何も言いませんが。打てる時に討った方がいいですよ」
白蓮「う・・・・・・わかった。考えとく」
ねね「取りあえず以上がねねの考えた策なのですぞ。何か意見があるなら言ってほしいのですぞ」
そう言ってねねは皆を見回した
シーーーーン
ねね「公孫賛、皆は納得したみたいなのです。後はお前が決断するだけなのです」
白蓮「・・・・・・よし、これで行こう。ただ、曹操を討つかはその時にならないと解らない」
翠「別にかまわないさ。よし、決まったならさっそく準備にかかるぞ」
皆「おおーーーーーー!!」
公孫賛軍が準備にかかる少し前、成都
姜維「桃香様、よろしいでしょうか?」
桃香「何かな百合ちゃん?」
百合(姜維の真名)「はい、桃香様は曹操軍の事をどう思いますか?」
桃香「え?曹操さん?ん〜〜〜〜そうだね、民のために厳しい法を定めているのは凄いと思うけど、私は納得できないな〜〜。法って人のためにあるのに曹操さんの所じゃ法のために人が居るみたいだし、それに曹操さんは覇を唱えている。この覇は私は嫌い。大陸の人達を苦しめるもん」
百合「つまり、桃香様は曹操が行っていることが許せないと?」
桃香「ん〜〜そうなるね。曹操さんの民の人たちが心配だよ」
百合「それでしたら、桃香様がお助けしてはどうですか?」
桃香「え?」
百合「曹操は覇を唱え虎牢関の戦いが終結してすぐに涼州の半分以上を手に入れています。おそらくはそこの民たちは力に屈して無理やり従わされているでしょう。しかし、桃香様は話し合いで納得してもらい漢中、それに残りの涼州を会得しています。ここには大きな差があります。桃香様の民たちは幸せに暮らしていますが曹操の民は苦しんでいます」
桃香「そんな・・・・・かわいそう。ねえ、百合ちゃん。私如何すればいのかな?」
百合「そんなのは簡単ですよ。桃香様が率いる劉備軍を北に進攻して曹操のせいで苦しんでいる民を助ければいいのです。それに、さっき入ってきた情報によると今曹操軍は幽州に進攻しているようなので、守は薄いかと」
桃香「幽州・・・白蓮ちゃんが危ない。でも、それより今も苦しんでる民がいる・・・」
百合「公孫賛殿は心配いらないかと。何でもあの銘家である袁紹と同盟を組んだと聞いていますので」
桃香「よかった。なら、私達がすることは決まったね!!百合ちゃん、みんなを集めて。今も苦しんでる民を助けるために出発するよ!!」
百合「はい」
あとがき??
色々と動き出しましたね
これから如何なっていくことやら・・・・・
次回もいろいろおこると思うのでお楽しみに
では待て次回
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関係ないですがメリ〜〜クリスマス | ||
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前にも書いたけど、正史や原作よりも漢王朝が長続きした分、その臣民の劣化・腐敗もより酷くなりましたね。特に劉備。高祖劉邦はまだ非道を非道だと理解してたけど、この子孫ときたら…。(ナック) いまさらですが、劉備と曹操はまだ建国していなくて漢の臣という設定です。まあ、あまり変わらないと思いますけど・・・・・そっちの方が最後の戦いが書きやすそうとの考えからそうしています(あか) 何か曹操の所も劉備の所もおかしな状況になりつつありますね…どうなる事やら?(mokiti1976-2010) 楚以外の国の軍師がまともじゃないし(影図書) 劉備はもう救いのない状態ですね。虐殺をしたり奴隷にしたりといった事をしているのを民が知っていれば、劉備に助けてほしいと思ったり、統治してほしいとは思わないと思う。(kira) ここまで下種な桃香は見たことがないぁ(秋空アクセル) 桃の人マジで傀儡・御輿だな・・・。 (howaito) 猫耳軍師哀れだな我が子房と言われたのも王佐の才能の輝きも消え失せ・・・箱を送られる前に凛の助言で沙和と真桜を連れて楚に下って欲しい。曹操も劉備も他国に間諜を送り情報を仕入れないとは情報を制する者が総てを制すると言うのに。曹操詰んだな軍資金は底を付きハムに敗北し。劉備は涼州を攻め(偽)皇帝の為に働く事を誓うと(覇王) 劉備と曹操は王と言うよりは憐れなマリオネット・・・自分の目で耳で口で何一つ確かめずに臣下の言を聞き入れ総てを受け入れて王と言う名の人形だな、ふん・・・劉備のしている事が民に幸せ。全て話し合いで解決・・・虐殺をしておいてお前は何も見ず殺されていく医師の悲鳴を耳にしなかったのか。せいぜい操られ絶対善を気取り栄華に浸るが良い。(覇王) 涼州の残りは兎も角、漢中の一体どこが話し合いだったのか丸一年かけて問い詰めたい。単なる虐殺だったのに……自分のしていることが見えていないってマジで怖い。敢えてやる非道と、理解しないし見もしないのにやる非道と……同じ非道にしても、必要悪か完全な悪かで分かれてしまう。それをわからないと、戦という非道な手段で道は作れない。(Jack Tlam) |
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