艦隊 真・恋姫無双 18話目
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【 偽天の行進 の件 】

 

? 益州 成都近辺 にて ?

 

朝方、劉焉達は、成都近くの関より出発して……丁度……昼頃に成都付近へと到着した。 秋風が吹くが……まだまだ残暑が厳しい日々だった。

 

数万の部隊が……『赤』『白』『黄』の甲冑を被り、それぞれの定位置に付いた。 皆が皆……疲労と緊張で、顔が普段より険しい。

 

『五雲の車』を中央に配置して、煌びやかな装備を『車を引く二頭の馬と馬を操る馭者(ぎょしゃ)』に着用させて、進軍の合図を待つ。

 

劉焉「皆の者ッ! 準備を整たか!?」

 

その車に準備してある専用の席に座り、『特注の白い袞衣』で着飾った劉焉が、大声で配下に状況の説明を問う!

 

『──────はっ!』ザッ!

 

側に近寄って来た董扶と趙?は……『完了』の意味を示す、紅白の旗を掲げる前方の部隊を仰ぎ見て、劉焉に急ぎ報告を行う!

 

董扶「左翼……『白亀隊』……準備完了のようで……ございます!」

 

趙?「へぇ……右翼『赤鶴隊』も……大丈夫ですぜ!」

 

そして……少し後になり、鬼灯が駆け寄りて告げた。

 

鬼灯「劉焉様! 中央『黄龍隊』も……無事、準備が終わりました!」

 

鷹揚に頷いた劉焉は、片手を天に伸ばし───出発を命じる!!

 

劉焉「『天の御遣い』の凱旋であるッ! 楽器を奏でよ! 我を讃える歌を歌えぇ───ッ! 劉君郎の新たな門出であるぞぉおおお!!」

 

『劉焉様ぁあああッ! 万歳ぃいいいッ!!』

 

董扶「─────銅鑼を鳴らせぇええッ!!」

 

ドオオォオオオ───────ォォォッ!!

 

ーーーーーーザッ! ザッ!

 

─────♪???♪??

 

数万規模の方陣が……真新しい兵備を整え、威儀を正して粛々と進む!

 

方陣の中で、数百人が『天の御遣い降臨を讃える歌』を歌い出す。

 

これが……益州の州都まで、僅か一里(約400b)前の出来事である。

 

★☆☆

 

劉焉率いる益州軍は、漢中勢との戦に───敗れる。 

 

しかし、漢中勢に動く様子が無い事を看破した董扶により、新たに献策された策『懐中抱玉の計』を実行すべきと……道中を急がした。

 

だが……その道程を……昼夜兼行の強行軍で、成都近くの関に……僅か二十日で辿り着く。 普通は1ヶ月半ぐらい掛かるところが……これである。

 

勿論、地位の高い者は、馬や輿を利用して移動するが……残りは自分の足で進む一般兵士の集まり! 

 

幾ら益州軍の山岳戦が得意と云えど、体力に限界は当然あるッ!

 

そもそも……漢中から成都まで凡そ600`もあり、しかも上下のアップダウンも差が2b以上ある険しい道程。 

 

 

それなのに……この結果は……何故か?

 

 

劉焉の命が……絶対だったから? 

 

 

漢中勢の争いが激戦だったのに関わらず、無傷だった為なのか?

 

 

要因は確かにソレも含まれる。 

 

 

しかし……最大の要因は───

 

 

『謎の怪人物達』の襲撃が遭ったからである!!

 

 

◆◇◆

 

【 謎の高速撤退 の件 】

 

? 陽平関 近郊 にて ?

 

〔 回想 〕

 

劉焉が退却を開始して僅か数日後。

 

陽平関に残した兵士達が……唐突に合流。 

 

初めは……劉焉だけでは無く、董扶、趙?までもが叱責した! 殿(しんがり)が確実に追撃を抑えなければ、益州軍は壊滅状態になるからだ。 

 

ところが、陽平関守備隊の行動が……あまりに異常過ぎた。

 

ーーー  ーーーー

 

益州兵1「か、身体が筋肉の塊で……偉丈夫の女男がッ!!」

 

益州兵2「……俺は……泣き叫ぶ親友を置いて──逃げたんだぁあああ!」

 

益州兵3「く、唇が……真っ赤に染まっていて……俺の、か、顔にぃ───ぎゃあああああ────ッ!!」

 

近衛兵1「貴様等! ───それでも栄えある益州兵の一員か!?」

 

ーーー

 

怯えまくる者、精神が錯乱しそうな者、後悔で己を責める者……陽平関守備隊として、決死の覚悟で臨んだ者達の───末路であった。

 

奇声を上げる者、後ろを何度も振り返りつつ怯える者、中には他の兵士を指差して……『声が似ているッ!』『身体の筋肉がそっくり!』『頭の禿具合がぁあああッ!』と……言い出す始末。

 

流石に様子が変だと思った董扶は、比較的被害が少ない者に問い質す事を始めた。 

 

『怒鳴りつけるのは……簡単だ。 だが……こうも……原因が分からなぬのでは……対処が出来ぬぞ?』 

 

『それに………原因を逆に利用して……味方を鼓舞し得る良薬に変化させるか? そのまま、敵に対して……毒薬とし与えるか? 我ら軍師として……知恵を……持つ者の役目よ…………!』

 

しかし、被害が少ない者でさえ……口数が少なく、視線が絶え間なく移動する。 まるで……数万の軍勢で囲まれている天幕の中にさえ、簡単に現れる事が出来ると聞く……神仙のような者だと、匂わせているような。

 

それでも……董扶の説得が結果を成し……『宦官に筋肉を被せたような者達』が追い掛けて来た……と云う奇々怪々な応えを得る事が出来た。

 

董扶「…………………?」

 

対応に困り思案中の董扶に……その兵士が……急に叫び声を上げるッ!

 

「─────や、奴らが……見ているぅうううッ!?」

 

指を震えながら……示す方向を見れば……ッ!!

 

『盛り上がった(大)胸(筋)』バァン! 

 

『何とも形容し難い扇情的な衣装(いつもの下着姿)』 

 

『魅力的な笑顔』ウフッ

 

『斬新的な髪型(………)』

 

を持つ……『貂蝉百人隊』がズラリと……並んでいたのだ!!

 

『逞しいぃいい男がぁ……たくさん居るわねぇええん!?』

 

『でもぉおおお………残念だわぁああん! クリスマスが過ぎちゃったから帰らないとぉおお!?』

 

『もぉおおう〜! 私達から全員逃げ出すなんてぇ……ウブなんだからぁん! 折角の聖夜の一晩をぉお……楽しみたかったのにぃいいいッ!!』

 

─────────!?!?

 

この時の様子は……後に帰還した者が語った例えに寄ると………。

 

『荒れ狂う濁流に……己を任すしかない、哀れな小石のようでもあり』

 

『急な突風に……身を託し、運命に翻弄される木の葉の如く……』

 

と、云うような────壮絶は大混乱が起こったッ!

 

『───────!』

 

『!!』

 

『───────────☆!?』

 

『──────★!?』

 

この後……如何なる準備をして、如何なる命令をしたか、されたか……覚えている者は皆無だった。

 

それなのに……かの難所を……驚異的スピードで戻り……しかも……一人の脱落者も無く戻れたのは………快挙と云えよう。

 

但し───身体の限界を超える働きを行ったため、一人を除き……劉焉以下全員が……関で五日程寝込む事になった。 鬼灯以外は………。

 

その後……体調を取り戻した劉焉達は……準備を始めたのだ。

 

『天の御遣い』を偽装する為に…………。

 

 

◆◇◆

 

【 桔梗と焔耶 の件 】

 

? 益州 成都 城壁 にて ?

 

桔梗「準備は良いかぁあ!? 焔耶よ!!」

 

焔耶「此方は準備万端です! 桔梗様!!」

 

桔梗「………北郷殿が『天の御遣い』として初披露される地が……この成都とは! しかも……ワシ等の目の前で拝見出来る事……感無量じゃわい!!」

 

焔耶「……………………」カチンコチン

 

桔梗「馬鹿者ぉおおおッ! 今更、緊張などして──どうするッ!?」ゴチンッ!

 

焔耶「つ、痛ぅうう……! すいません、桔梗様!! ですが……し、失敗などして……北郷様に……愛想を尽かされると思うと……」

 

桔梗「焔耶よッ! お前の頭に……もう一つ拳を落とさねば、お館様の気持ちが分からないのかぁああッ!?」

 

焔耶「ヒィ────ッ!!」

 

桔梗「あの方は……な。 確かに……前の世で……焔耶に優しく接してくれた『お館様』では無いわッ! じゃが……周りの娘達は、過ちに怯えて接していたか? 北郷殿が、理不尽に叱りつける様を見た事があるか!?」

 

焔耶「ワ、ワタシが……その……数回接した限りでは……ありません!」

 

桔梗「ワシもじゃ! 報告の度に寄らせて貰ったが、あの方の周りは……『お館様』と同じく安らぎの雰囲気が満ち溢れている。 それと同時に……常在戦場の緊迫感まで……持ち合わせてもおる御様子!」  

 

焔耶「………………」

 

桔梗「分かるかッ!? あの北郷殿は……『お館様』と近い世界でありながら……命のやり取りを日常にこなして来た『熟練の武人』!! 劉焉のような血統と才能を鼻に掛ける者とは──遥かに格が違うのだぞ!?」 

 

焔耶「───────ッ!!」

 

桔梗「北郷殿は『お館様』と似て非なる方! されど……あの域に達すればこそ……人格も練れて物事も温和に対応される筈じゃ! 言い訳をせず……素直に謝れば許してくれる……!」

 

焔耶「で、ですがぁ…………」

 

桔梗「それに、ほれっ! 『朱里』や『雛里』も居るじゃろう!? あの二人が仲間に加われば……勝利は間違いないッ!! ……万が一……許しがおりなければ……ワシも一緒に謝ってやるわい!」

 

焔耶「────き、桔梗様ぁあああッ!!」ガバッ!

 

桔梗「ば、馬鹿者ぉおおッ!! 失敗を前提に考えるでは無いッ!! 先ずは、必ず成功させる意気込みをみせいッ!!!」

 

焔耶「はいっ! ……はいッ!!!」

 

 

 

◆◇◆

 

【 一刀と劉焉 〔緒戦〕 の件 】

 

? 益州 成都 にて ?

 

 

劉焉が率いる益州軍が……成都の城門に辿り着いた。 

 

…………しかし、城門は固く閉じられたまま。 

 

先に行かした筈の………先触れの姿も無い! 

 

『ザワザワ……ザワザワ……』

 

劉焉「─────グゥヌヌヌヌヌヌッ!!!」

 

行進していた軍勢は……話と違う状況に驚きながら……次の指令を待つしか無く……車の中で座す劉焉の顔は、見る見る怒りを募らせ真っ赤と化すッ!!

 

劉焉「何をしておるッ!! 『天の御遣い』たる儂を、城外へ留め置くなど烏滸(おこ)がましいのに程があるぞぉおおッ!? 董扶! 趙?! この事態を……どうにかぁ──致せぇえええ!!!」

 

趙?「へぇ……………へぃッ!!」

 

董扶「誰か……あるッ! 成都城門に遣いを……送れぇえええッ!!」

 

時間が経つにつれ、騒ぎ出す兵士達! 

 

劉焉に怒鳴られ……慌てふためく配下!

 

 

 

───────その時!

 

??『そこまでだ──! 偽の天の御遣いッ!!』

 

成都の城門の上で───声を張り上げる者が居た!

 

董扶「………誰だぁッ!?」

 

趙?「で、出てきやがれぇえええッ!!」

 

どこかの悪役確定的な台詞が上がり……その声に誘われるが如く、『白い服』を着用した男を先頭に……十数人が姿を見せた!!

 

一刀「俺の名は……北郷一刀! 劉焉! 貴様等の傍若無人の行いを阻止する為……天から遣わされた者だ!!」

 

日の光を反射して、キラキラと輝く服を着用した……一刀の姿があった。

 

★☆☆

 

劉焉「ば………馬鹿なッ!? そんな馬鹿なぁああッ!! 天の御遣いとは……民の儚い願望、儂のような高貴なる貴人に対する羨望、今の生活苦より湧き上がった反発心……それより生じた……たかが『幻』に過ぎんッ!!!」

 

劉焉は、車より身を踊り出て……城門に上に佇む──『天の御遣い 北郷一刀』に向かい叫ぶッ! 

 

一刀「ならば……貴方も。 所詮……空想の産物だったと云う訳だな?」

 

─────ザッ!

 

趙?「黙れぇ! 黙れぇ! 黙れぇえええッ! お前のような若僧なんかに何が分かるってんだぁああッ! 大体なぁ──ッ!! テメェこそが……偽物じゃねえのか!? アァァ〜ン!?!?」

 

趙?が……劉焉と一刀の会話に割って入り、一刀に声を荒げて非難するッ!

 

一刀「俺も……『白い服を着用』しているが?」

 

趙?「───ケッ! 白い服っていやぁ、確かに……そうだな! ふんッ! だがな!? テメェに『天からの乗り物』から降りたって証拠はあンのか!? んンッ? どうだぁあああッ!? ───あぁッ!?」

 

一刀「………………」

 

趙?「……どう見てぇも、どこかの頭の軽い優男が……劉焉様に楯突こうと奴らに祭り上げられたんだろう? ったく、いい御身分様だぜ〜!! 証拠も無いんのなら…サッサッと『ワシらが証人じゃ!!』……何ぃ〜ぃい!?」

 

趙?の問いに、威勢良く応えるのは……かの『記憶を持つ将達』!

 

紫苑「私と厳顔、魏延の三人で……『天の御遣い 北郷一刀様』のお乗りになられた流れ星が……成都近くに落ち、私が代表してお連れしましたわ!」

 

董扶「そのような大事な事……何故、劉焉様に報告しない!? 今更……釈明しても……謀叛人扱いは確定ぞ………!?」

 

焔耶「お前達のような……我欲に溢れる輩に! 北郷様を渡せるものかぁ!」

 

趙?「ふんッ! 日頃から武人扱いを好むお前が……そんな優男に懐くたぁ──お笑い草だぁぜぇ!! そんなに腰振られるのが、気持ち良かったのかぁあ『ドシュ───ッ!!』─────ウオォオオオッ!?!?」

 

桔梗「………男の癖に、良く喚く奴だ! 儂らを疎んじ始めたのは劉焉様だ! ならば……主として男として、器も魅力も有る御仁に……成都の未来を託すのも───意気ではないかぁあッ!?」 

 

趙?「テ、テメェーッ!! このあっしの端正な横顔に──『豪天砲』で擦り傷作りやがってぇえええッ!! ゆ、許してぉおけ────ングゥ!?」

 

頭に血が上り……単身突っ込みそうな趙?を董扶が抑え、代わりに喋りだす。

 

董扶「まぁ、待て……。 お前達の言葉が……百歩譲り……本当だと仮定しよう。 しかし……それ以外の証拠があるか? 天より降りたと証明できる……『物』が?」

 

董扶は……そう云うと………薄く笑った。

 

 

★★☆

 

 

港湾棲姫「………ワタシガ……イク……!」

 

一刀「駄目だ! 君は……『見せ物』なんかじゃない! 俺達の大事な仲間だ! 後ろに隠れて……様子を見ていてくれぇ!!」

 

港湾棲姫「アリガトウ……一刀! ダケド……ワタシガ姿ヲ見セレバ……分カル筈ッ!! コノ国ニ存在シナイ……深海棲艦ノワタシガ………!!」

 

一刀は、港湾棲姫の意見に反対していた。 港湾棲姫が……自分の姿に、コンプレックスを持っていた事を知っていたから。 

 

艦娘の殆どが……一刀の傍に寄り添っても。 港湾棲姫だけは……『自分ガ寄ルト一刀ガ困ルンジャナイカ?』と……いつも距離を開けていたのだ。 

 

しかし、彼女は……一番……自分が異質の存在だと感じていた為、あれほど嫌がった人前に出たのだ!!!

 

 

────愛する一刀を───『天の御遣い』と認めさせるために───!

 

 

 

しかし───董扶は策を巡らし、この機を窺っていた!! 

 

 

董扶「ほぅ……確かに珍しい御仁よ。 しかし……古来より伝わる『蚩尤』に似た風貌! 額に角を生やし……両手には強固な鉄の爪を持つ者! 天から降りた者に非ず……我々に仇なす煉獄の使者と見たッ!!」

 

港湾棲姫「───────!?」

 

董扶「語るに落ちるとは……正に……この事! 皆の者ぉおおッ! これで……どちらが……『天の御遣い』か……決まったぞぉおおおッ!!」

 

『うおぉおおお──────ッ!』

 

益州兵は───拳を振り上げ、怪気炎を上げるッ!!!

 

董扶は、城門上に白い異質の女が佇んで居るのを見て、劉焉側へ有利になるよう………話術で誘導したのだ! 

 

そもそも、蚩尤の様子は異説が多くある。 決して……港湾棲姫が似ている事など無いッ! しかし、劉焉配下屈指の知恵者である董扶が……蚩尤に似ていると云えば……益州兵は信じてしまうのだ!! 

 

 

 

港湾棲姫「アァッ!? ソ、ソンナ……ソンナ──ッ!! カ……一刀……ォ! ワ、ワタシノ……セイデ……ゴメンナサイ……ゴメン『謝るなぁああッ!! 謝らないでくれぇええッ!!!』 ────ッ!?」

 

自分が良かれと思った行動が……まさか……愛する者の首を絞める結果になるなど………誰が考えていただろうか!?

 

港湾棲姫は───冷たい石畳に、ペタンと腰を落とし……泣きながら謝罪したのだが、何故か一刀に懇願されて……泣き止む事になった。

 

一刀「……頼むから……謝らないでッ! 俺は……不甲斐ない自分に……腹が立っている! 君を来世になっても守り抜くと……誓ったのに!」

 

港湾棲姫「…………………!」

 

一刀「普段、姿を見せるのを嫌う君が……勇気を持って……人前に出てくれたのに……ッ!! そんな君の心を……易々と言葉の刃に晒してしまった! 本当にすまないッ!! だけど……無駄になんか──絶対させない!!」

 

港湾棲姫を前に、そう力強く宣言する一刀!!

 

 

 

そして………!!

 

長門「……私達の仲間を……そこまで罵るのなら、『 長門型 1番艦  戦艦 長門』自慢の……この主砲……! あやつらの腐った性根に──撃ち込んでやろう!! ─────覚悟しろッ!!」

 

金剛「………提督ぅ!! あの──Fuckin' stupid(大馬鹿野郎)に、砲撃の許可願いマース!! 女の子に対する礼儀──思い知らせてアゲルネッ!!」

 

龍田「あはははっ♪ 死にたい人は……どこかしら〜? それとも、宦官になって……乙女心を理解してもらおうかな〜?」

 

天龍「オレのダチに喧嘩を吹っかけた奴ら、ぶちのめしてやるぜぇ!!」

 

雷「ホント〜ォ………いい度胸ねッ! 私達を怒らせると……どんな目に遭うのか……存分に身体に教え込んであげるわ!!」

 

電「//// 雷ちゃんッ! ちょっと……卑猥な響きなのですぅ!! でもぅ……私、今回ばかりは……正直……お冠なのですよ!!」

 

港湾棲姫を……仲間を侮辱された事に、怒りを現す艦娘達!!

 

ーーー

 

紫苑「一刀様!! 私達にも……是非、お手伝いさせて下さい!!」

 

焔耶「趙?の野郎ぅうう!! よくも恥ずかしい事抜かしやがってぇ!! 北郷様の前で言わなくても良いだろうにぃいいッ!!」

 

桔梗「………北郷殿! 今回の戦いは、北郷殿に仕えて初めての戦! 是非とも──儂らに先陣を命じて下されぇええッ!!」

 

一刀を主として……初戦に高揚する恋姫達!

 

ーーー

 

───────タッタッタッ!!

 

朱里「はぁ〜はぁ〜、皆さんッ! 白眉さんが……成都に住む人達を説得して、協力を得る事が出来ましたぁ!!」

 

雛里「ちょ、貂蝉さんが……卑弥呼さんと連絡が取れて……後詰の準備が完了したと────!!」

 

新たに加わった………仲間達が!!

 

 

 

『北郷一刀』を中心に───動き出した!!!

 

 

ーーーーーーーーー

ーーーーーーー

 

あとがき

 

最後まで読んでいただき……ありがとうございます!

 

これが、今年最後の投稿になる……筈です。

 

義輝記………結局……今年までに完結出来なかった。 

 

面目ありません。

 

来年こそは………頑張って書いてみます。

 

拙い作品ながら……コメントや支援、『お気に入り』に入れて頂いた皆様。

 

ありがとうございます!!

 

ご期待に応えられているかは分かりませんが……精一杯……これからも作品だしていきますので、宜しくお願いします!!

 

少し早いですが……皆様、良いお年を!!!

 

 

説明
今年最後の投稿……になる予定。 12/30 ヒトサンゴオマル……加筆修正しました。
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コメント
雪風提督 コメントありがとうございます! それだけの事を仕出かした者達ですので、報復行為も、当然それなりに受けて貰わないと!(いた)
水滸伝風に言うならば、1義兄弟・1義兄妹・・が受けた屈辱・痛み・恥辱等は、全員の物・・。全員でやりかえす・・倍返しだ!。by関勝(雪風)
mokiti1976-2010提督 コメントありがとうございます! この作品の劉焉の命運、既に決まったも同然です。 義輝記も……今年中には終了して、終わらせるつもりでしたが……この有り様。 お世話になったのに申し訳ないです。 それでも完結だけはしたいと思っています。 (いた)
ああ、残念だ…劉焉達も知らないとはいえこれはどのような結果になっても文句は言えないでしょうね。そして…義輝記も続きは来年とはこれまた残念だ。(mokiti1976-2010)
げんぶ提督 コメントありがとうございます! いろいろと調理方法は浮かぶのですが……劉焉の命は……保障できません。(いた)
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