過去作の未アップ
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説明
ケッコウ前にちょいと紹介していた分の未アップ分を投稿します。

以下妄想厨二設定です。時間の無駄になるので、読まないほうが良いよ。

アルライール・エンケラデュスについて

ライールの亜種。量産はされていない。
ライールの次のネクスト機として、どのようなベクトルで開発をするべきか、可能性を模索している中で生まれた「開発のために開発された」機体。12種類制作された中で、最終選考4機にまで絞り込まれた内の1機。
とはいえ、あくまでも「開発の方向性を決めるための、考察用実証試験機」なので、仮に本格的に開発の許可が下りたとしても、本機のデータに基づいた「全く別の新型」が長い期間をかけて試行錯誤をされつつ、完成されていくことになる。
(例えるならば、米国でのXシリーズで制作されている機体に近い。もっと実戦寄りだが)

元来ライールは中〜近距離での戦闘を想定した設計思想のもとに生まれていた。
防御は主に回避に振られていたため、ネクストの素質が高いものの中でも、戦闘センスに優れた者に限られていた。
本機はより近距離戦闘に振られた想定で組まれたものであり、かつ戦闘スタイルと、選択できる戦術も限られた、特化型の局地戦駆逐仕様とされている。
一撃離脱を基本戦術とし、短時間で一気に最大火力を叩き込むスタイルをとるが、そのために前述したライールよりも、さらに選ばれた者(もしくはそのように「調整された」ネクスト使い)にしか扱えない機体となっている。
駆逐型としても特殊で、「対ネクスト」「単体駆逐(複数同時では戦わない)」が基本とされている。
次期ネクスト開発候補機としては、本来選ばれるはずはない偏った思想に沿ったものであるが、これは今後のネクスト機に対する、戦場での優位性に疑問、懸念が、開発陣に共通した予測の案件として、どうしても否定できなかったことが理由である。
(例えるならば、近未来の戦争において、対戦車ヘリの有用性とか、格闘戦型制空戦闘機の存在意義とかに近い。)
可能性の一端として、局地戦において最大限能力を発揮できるよう、あえて設計を尖らせた本機は、「限定された範囲での短時間戦闘、かつ撃破対象が少数」の場合、驚異的なスコアをたたき出すことに幾度となく成功していた。
それは機体の特性だけでなく、専用試作された武器、戦闘補助のAIとパイロットとの相性も無視できない。
とはいえ、結局は先祖がえりとなっていることは、皮肉ともいえるだろう。(根本的な設計思想がMTと同じになっているので。あくまでも絶対的性能が乖離しているだけ。)

本機は現在、ある宗教団体に貸し出され「仮想敵機」としてデモンストレーションに参加している。シルエットが丁度「敵役」としてマッチしていたことや、動きが予測しにくい「気味が悪い」印象を与えるため、その宗教団体の演出家たちからは、非常に好評を得ている。
オーメル?アスピナJVCとしては、開発費捻出としての最大スポンサーとして、相思相愛といったところか。
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