魔法少女リリカルなのは〜幸せを運ぶ蒼き魔導師〜
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第十二話.美由紀さんとデート!?

 

朝十時半を過ぎようとしていた現在。

 

高町家玄関の前に僕はいた。

 

「ごめん!秋樹君!待った?」

 

「いいえ。待ってませんよ。僕も今来たばかりですので大丈夫ですよ急がなくても」

 

「そっか〜。よかった〜」

 

しかし美由希さんの服はどう見てもレイナの趣味が少々入ってますね。

 

今の美由希さんの服は白いワンピースの上に薄いベージュのカーディガンというレイナの好きな色と服で決まっていた。まあ、美由希さんに合っているからいいですけどね。

 

さて、なぜ僕たちがこんなどこぞのカップルみたいな風になっているのは、勝手にデートすると約束したレイナのせいなのですが。しかし、美由希さんの笑顔が見れただけでもよしとしましょう。

 

「それじゃ行こっか秋樹君!」

 

「はい。行きましょうか」

 

そういって僕たちはデート(秋樹はいつもの遊びとしか思えていない)に行くことになりました。

 

僕たちはどこに行こうかと話しながらバスに乗った。

 

「僕は映画でもどこでも構いませんよ」

 

「そうだね〜。それじゃ映画見に行こう!」

 

「わかりました。何だか今日は一段と元気ですね美由希さん」

 

「えへへ……秋樹君とデートてっていうか遊びに行けるのが嬉しくて」

 

「そうですか。なら、デートというこにしましょう!ですので一杯遊びましょう!美由希さん!」

 

僕はそう言って目的地の映画館の近くのバス停で降り、そこから美由希さんとておを繋いで歩きだした。

 

美由希さんの顔を見てみると何だか真っ赤になっていますが、熱でもあるのでしょうか?

 

気になった僕は周りに人が映画館に入る前に美由希さんの額に自分の額を当てて熱がないか確認した。ちゃんと周りに人がいないか確認してから。

 

「ひゃわ!?」

 

「熱はないみたいですね」

 

「はわわ……」

 

何か言っていますがまあ、大丈夫でしょう。先に美由希さんが見たいと言っていた映画のチケットを買いにいきますか。

 

僕がチケットを買っているうちに落ち着いた美由希さんが来た。

 

しかしどんな映画なんでしょうか?この『真ゲ○ター世界○○の日』とは?

 

まあとりあえず見てみましょう!

 

二時間ぐらいで映画は終わり僕たちは映画館を出た。

 

「しかしあの竜○って人すごかったな〜」

 

「そうですね。何と言っても合体するときの掛け声かっこよかったですね」

 

「うん!」

 

そう話していると不意にどこからともなく何かが鳴った。

 

美由希さんの方を見てみると顔を真っ赤にしていた。

 

「可愛い音ですね」

 

「秋樹君!」

 

僕がそう言うと恥ずかしかったのか美由希さんは僕の背中を叩いてきた。軽く叩いているかどうかはわかりませんが、とてもいい具合に凝っている肩に当たって気持ちいいですけど。

 

「それじゃ時間もいい時間ですし、どこかそこら辺のお店に入って食事を取りましょうか」

 

「うん!」

 

しかし何でいつもこんなお馬鹿さんたちはいるのでしょうか?気になります。

 

「ねえ、君。そんな男より俺たちと遊ばない?」

 

「そうそう。そんなしけた男よりさ」

 

お馬鹿さんたちがそう言って美由希さんの腕を引っ張った。

 

「やめて!」

 

美由希さんはそう言ってお馬鹿さんの手を振り払った。

 

それでもお馬鹿さんたちは無理矢理でも連れていこうとした。

 

「そこまでのしませんか?」

 

いい加減イラついて来ましたので殺りましょう。

 

「そこまでにしませんか?本当に」

 

「何だって?」

 

「まだ居たんだ君。さっさと帰ったら?」

 

さすがに限界ですので殺りましょう。それがいいです。

 

「ちょっとお兄さん達。僕と遊びましょうか」

 

僕はそう言ってお馬鹿さん達を連れて路地裏に入っていった。

 

一分もかけずに僕は美由希さんの元に戻った。

 

「大丈夫?秋樹君?」

 

「ええ。大丈夫ですよ」

 

「そ、それならいいんだけど」

 

時間は無限じゃないのに無駄になりました。

 

僕たちは近くの喫茶店で昼食をとることにした。

 

それからと言うものの、美由希さんが行きたい所を優先に回ることにした。といっても、僕は美由希さんが楽しければいいので行くところはありません。

 

そうして最後に海鳴市の郊外にある遊園地に来た。

 

どうやら最後に観覧車に乗りたいとのことで。

 

「見てみて!あそこ翠屋が見える!」

 

「本当ですね。しかし、結構高いですね」

 

「怖い?」

 

「怖くないですよ?そう言う美由希さんは?」

 

「怖くないよ〜。それより、楽しいし!」

 

そう言った美由希さんの顔はとても笑顔だった。

 

それを見た僕はとても可愛く思えた。そう思った僕は悪くない。

 

それから僕達は色々回ってから家に帰った。

 

家に帰り着き何故か今日の事を改めて思い出していた。

 

美由紀さんを見ていたあの時、美由紀さんと一緒にいたあの時シグナム達と一緒に過ごした時のように心が暖かった……。

 

この時がいつまでも……続いて欲しいと思うのは僕のわがままなんだろうか……。

 

説明
古代ベルカ時代を生きた蒼き魔導師 彼は幸せを運ぶ事で有名だった。 だが、彼は不治の病に犯され若くして亡くなった。
多くの人と四人の家族に見守られて墓で眠った。
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コメント
無印もおわりましたし、少しの空白期が終わったらいよいよですね!!追いつくのに時間がかかりました(渡部一刀)
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