孤高の御遣い 北郷流無刀術阿修羅伝 君の真名を呼ぶ 13
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アニキ「にしても、大丈夫か?旦那は・・・・・」

 

チビ「ええ、ここに来てから働き詰めでろくに寝ていないはずですし、おまけに飯も殆ど口にしていませんし・・・・・」

 

デク「し、心配なんだな・・・・・」

 

そろそろ昼休みの終わる頃なので一刀を呼びに行こうとしていた三連星

 

その時

 

ドオオオオオオオオン!!!

 

アニキ「うわああああああ!!!なんだぁ!!!??」

 

チビ「何が起こったんだ!!!?」

 

デク「だ、旦那の塒なんだな!!」

 

いきなり一刀が使っている塒が爆発したと思ったら、噴煙の中から法衣を着た男が飛び出した

 

何が起こったのか分からず、周りはあっという間に混乱状態に陥る

 

左慈「ぐおおおおおっ!!!なんだと!!?」

 

氣を爆発させた一刀は、塒ごと左慈を吹っ飛ばした

 

アニキ「旦那!!何があったんですかい!!?」

 

チビ「な、何ですか!!?そいつあ!!?」

 

デク「だ、誰なんだな!?」

 

一刀「ちょっとした喧嘩仲間だよ、それより他の人達にここから離れるように言っとけ、お前らも俺達から離れろ、巻き込まれるぞ」

 

アニキ「わ、分かりました!!」

 

チビ「何処の誰だか知らねえが、旦那に喧嘩売った事を後悔しな!!」

 

デク「さ、三千万は伊達じゃないんだな!」

 

そして、三連星は他の受刑者達にここから退避するように伝えていった

 

左慈「ふんっ、何が喧嘩仲間だ!!俺は貴様とそんな関係になった覚えはない!!」

 

一刀「同じようなものだろ?お前は散々に他の俺とド突き合いを繰り返しているんだからな・・・・・それよりどうした?俺を殺すんじゃなかったのか?」

 

左慈「ちっ!!うおおおおおおおおおおお!!!」

 

バシバシバシバシ!!!シュババババババ!!!ドカドカドカドカ!!!

 

左慈の当身、蹴り当ての嵐が一刀に襲い掛かる、今までの管理者人生で培った全てをぶつけてくる

 

しかし、一刀はその場を山の様に一歩も動かず、両の腕だけで左慈の攻撃を受流し、防ぎ、捌く

 

上半身しか使っていないため、足に付けた拘束具はハンデにもならなかった

 

左慈「き、貴様・・・・・本当に寿命残り僅かな死に体なのか?」

 

一刀「それくらい、お前が弱いという事じゃないのか?」

 

左慈「き、貴様あああああああああああああ!!!!!」

 

その言葉に切れた左慈は、物凄い形相で正面から一刀に襲い掛かる

 

一刀「どうした?こんなもんか?もっと早く動けるだろう?」

 

左慈「ぐっ・・・・・くそおおおおおおおおおおお!!!!」

 

その後も、怒涛の攻撃を仕掛けるが、結果は同じだった

 

一刀「はぁ・・・・・左慈、手負いの俺すらも殺せないなら、お前はここで手足の一本くらい失った方が幸せだ、そうすれば人の痛みというものを十二分に噛み締める事が出来るぞ」

 

ドゴッ!!!

 

左慈「ぐはっ!!!??」

 

何が起きたのか、左慈も理解できなかった

 

一瞬で体中のあちこちから激痛が襲って来たからだ

 

左慈「(馬鹿な、見えなかっただと・・・・・)」

 

そう、今の一瞬で一刀は左拳の当身を5回繰り出し左慈の胸、腹、両肩、眉間を突き分けたのだ

 

左慈「くそったれがあああああああああ!!!!」

 

冷静さを失いヤケクソ気味に一刀に右拳を叩き込もうとするが

 

ギュチィッ!!!バキィッ!!!グキャアア!!!

 

左慈「ぐあああああああああああ!!!!!」

 

凄まじい絶叫を漏らす左慈

 

右腕がありえない方向に捻じれ、肩からダランとぶら下がっていた

 

無刀術、訃の楔、不倶戴天

 

相手の攻撃を受流し、またはくらった様に見せて、骨や関節を破壊する技である

 

一刀「今ので、お前の肘関節を捩じ切り、手首の骨を粉砕し、肩を脱臼させた・・・・・本来なら、これで一生使い物にならないが、お前達だったらこれくらいしても痛いだけで済むんだろ?」

 

左慈「ぐうううううう!!」

 

右肩を抑え一刀から距離を取る左慈

 

意識が飛びそうな痛みと戦いながら、一刀を見据える

 

一刀は無表情だが絶対に逃がさないと言わんばかりの気迫で迫る

 

その時、左慈にとってさらに予期せぬことが起こる

 

雷刀「よう、楽しそうだな」

 

左慈「な、なに!!!??」

 

一刀「何か近付いてくると思ったら・・・・・やっぱり雷刀か」

 

見上げると建築中の城壁にあの雷刀が座っていた

 

左慈「裏の北郷だと!!?于吉の奴、どうして黙っていた!!?」

 

雷刀「まったくだ、おかげであの砂漠から脱出してここまで来るのに大分時間をくっちまった」

 

左慈「くううう!!」

 

目の前の一刀だけでもこれだけ苦戦しているというのに、加えて裏の一刀では流石の左慈も焦りまくる

 

二人を交互に見て、どの様な動きをするか注意を払う

 

一刀「なんだ?また俺を殺しに来たのか?」

 

雷刀「・・・・・いや、今回は、俺は只の見物人だ」

 

一刀「なんだと?」

 

雷刀「俺も少々迷っていてな・・・・・このままお前を殺していいものか、疑問に思っているんだよ・・・・・」

 

一刀「俺の罪の意識がそんな事を言うとはな・・・・・于吉から何を聞いたんだ?」

 

雷刀「お、流石俺、鋭いな・・・・・なに、大した事じゃない、かつてお前が管輅にしたのと似たような質問をしてみただけだ」

 

一刀「そうか・・・・・それじゃあ、今後暫く俺の事を生かしてくれると思っていいのか?」

 

雷刀「ああ、ただしお前がこの世界にとって邪魔者でしかないと確信したら真っ先に殺してやるがな」

 

一刀「それでいい・・・・・それじゃあ左慈、続きと行こうか」

 

左慈「〜〜〜〜〜っ!!・・・・・(右腕の治癒が間に合わない、このままやるしかないか!)」

 

一刀「それじゃあ、気力だけは全開にさせてもらうぞ」

 

ドゴオオオオオオオオオオン!!!!

 

左慈「ぐおああああああああああああ!!!!」

 

いきなり全身に波動を纏った一刀の氣弾で左慈は吹っ飛ばされた

 

一刀「背中が痛くて回天丹田は使えないけど、これくらい許してくれよ」

 

左慈「ぐっ!!ち、ちくしょう・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、水晶玉の光は収まる

 

管輅「・・・・・貴方達に取り付いた邪気を払ったわ、徐々に記憶が戻ってくるはずよ」

 

 

 

華琳「か、一刀、一刀・・・・・いやああああああああああ!!!!!」

 

雪蓮「こんな、こんな事って・・・・・」

 

桃香「そんな、私・・・・・ご主人様に・・・・・あんな酷い事・・・・・」

 

 

 

 

 

愛紗「ああ、あああああ・・・・・ご主人様、ご主人様ああああああああああああ!!!!」

 

鈴々「お兄ちゃん・・・・・お兄ちゃあああああああああああああん!!!!」

 

星「うあああ、主・・・・・私は、主になんという仕打ちを・・・・・主ぃ・・・・・」

 

紫苑「そ、そんな・・・・・ご主人様ぁ・・・・・ご主人様ああああああああああ!!!!」

 

朱里「ど、どうして・・・・・こんな、こんな事・・・・・」

 

雛里「どうしよう、どうしよう・・・・・ご主人様、ご主人様ぁ・・・・・」

 

桔梗「お、お館様・・・・・ワシは、お館様に・・・・・」

 

焔耶「な、なななな・・・・・これは、お館・・・・・私は、私達は・・・・・」

 

柊「ああああ、一様・・・・・私、一様になんてことを・・・・・」

 

雛罌粟「雛は、雛は・・・・・うああ、ああああああああああああ!!!!」

 

葵「か、一刀・・・・・な、なんてこった・・・・・何をやっていたんだ、俺は・・・・・」

 

翠「こんなのあるはずがない・・・・・嘘だ・・・・・嘘だ嘘だ嘘だ!!!」

 

蒲公英「嘘・・・・・こんなの嘘だよ・・・・・嘘だよね・・・・・ご主人様ぁ・・・・・」

 

白蓮「ななな、なんで・・・・・どうして、こんな事に・・・・・」

 

聖「一刀ぉ・・・・・どうしよう、一刀、一刀ぉ・・・・・」

 

みい「おにい、おにい・・・・・おにいにゃ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

 

ミケ「にいにいにゃ〜〜〜〜〜〜!!!」

 

トラ「にいしゃまにゃ〜〜〜〜〜〜〜!!!」

 

シャム「・・・・・にいしゃま・・・・・」

 

璃々「璃々、どうして忘れていたの?どうしてご主人様の事、忘れちゃったの?」

 

 

 

 

 

蓮華「か、一刀・・・・・一刀ぉ・・・・・いやあああああああああああああ!!!!一刀おおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

 

小蓮「どうしよう・・・・・シャオ、大切なお婿さんに・・・・・」

 

思春「北郷・・・・・私は、お前に・・・・・くっ!!」

 

明命「一刀様、一刀様・・・・・はうあああああああああああ!!!!」

 

穏「ど、どうしましょう・・・・・私は、一刀さんに・・・・・」

 

亞莎「うああああああああ・・・・・ああああ、一刀様に、私は一刀様に・・・・・」

 

祭「か、一刀・・・・・ワシは、ワシは・・・・・」

 

純夏「な、なによこれ・・・・・あたし、あたしは一刀に・・・・・」

 

百合「ああ、ああああああああああ!!!一刀君、一刀君、一刀君!!!!」

 

美羽「うわああああああ・・・・・一刀、一刀ぉ・・・・・」

 

七乃「一刀さん・・・・・そんな、一刀さんが・・・・・」

 

彩「そんな・・・・・一刀殿に・・・・・私は・・・・・」

 

 

 

 

 

春蘭「うわあああああああああああ!!!!かずとおおおおおおおおおお!!!!ししょおおおおおおおおおおおお!!!!」

 

秋蘭「か、一刀・・・・・どうして、どうしてこんな・・・・・」

 

季衣「嘘、嘘だよこんなのぉ・・・・・兄ちゃん、兄ちゃああああああああああん!!!!」

 

流琉「に、兄様・・・・・そんな、私は兄様に・・・・・」

 

凪「私の隊の名は・・・・・私の師匠の名は・・・・・私のお慕いする人は・・・・・う、うわああああああああああああ!!!!」

 

沙和「沙和、隊長に・・・・・あんなくそったれな事・・・・・」

 

真桜「こんなん・・・・・夢や・・・・・悪夢や・・・・・」

 

風「お、お兄さん・・・・・お兄さん・・・・・お兄さん!!!」

 

稟「ど、どうして・・・・・このような・・・・・私は、一刀殿に・・・・・」

 

悠「う、嘘だろ・・・・・こんな、こんな事あってたまるか!!!」

 

桂花「なんで、思い出すのよ・・・・・あんな変態、全身精液男・・・・・」

 

天和「な、なんで忘れていたの、一刀の事を・・・・・一刀・・・・・」

 

地和「ちぃ達のマネージャーは・・・・・一刀・・・・・一刀!!!」

 

人和「一刀さん・・・・・そんな・・・・・一刀さん・・・・・」

 

 

 

 

 

雫「ああ・・・・・いやあああああああああああ!!!!一刀様ああああああ!!!!一刀様ああああああああああああ!!!!!」

 

零「ごごご、ご主人様・・・・・私、ご主人様に・・・・・なんてことを・・・・・」

 

恋「ああ・・・・・ご主人様・・・・・うあああ・・・・・ご主人様ぁ・・・・・」

 

菖蒲「どうして、こんな事を・・・・・私は、一刀様に・・・・・」

 

霞「嘘や・・・・・嘘や嘘や嘘や!!!!!」

 

嵐「なんという事を・・・・・私は一刀に、なんという事をしてしまったんだ・・・・・」

 

月「ああああああ・・・・・ご主人様、ご主人様・・・・・」

 

詠「なによこれ・・・・・こんなの、悪夢よ・・・・・」

 

音々音「これは、そんな・・・・・ねねは、一刀を・・・・・」

 

麗羽「北郷様・・・・・ご主人様・・・・・一刀様・・・・・一刀さん・・・・・」

 

斗詩「ご主人様・・・・・ご主人様に私は・・・・・」

 

猪々子「あ、アニキ・・・・・あたい、どうしてアニキの事を忘れて・・・・・」

 

徐栄「た、隊長・・・・・たいちょおおおおおおおおおおお!!!!」

 

張済「ああ、ああああああ、兄上・・・・・兄上ぇ・・・・・」

 

華佗「か、一刀・・・・・俺の、親友・・・・・そんな馬鹿な・・・・・俺は、一刀に・・・・・」

 

村長「これはいったい?・・・・・一刀殿・・・・・一刀殿ぉ・・・・・」

 

時雨「だ、旦那様・・・・・いやああああああああああああ!!!!旦那様あああああああああああああああ!!!!!」

 

頭の中の欠けた記憶の断片が蘇り苦悶の表情を見せる一同

 

 

 

 

 

 

龍奈「あ〜〜〜あ、結局思い出しちゃったか、こんな事をしてももう手遅れだと思うんだけど」

 

管輅「それは、この子達と北郷一刀次第よ、貴方も彼女達に加わって北郷一刀と一緒にこの天角に居を構えるという手もあるわよ」

 

龍奈「・・・・・悪くは無いかもしれないけど、ってちょっと!!!?」

 

二人の問答には目もくれず、一同は玉座の間を飛び出した

 

華琳「くっ、なんてこと・・・・・曹孟徳一生にして最悪の不覚だわ!!!」

 

雪蓮「なんで、どうしてあたしは冥琳の言葉に耳を傾けなかったのよ、何が生涯の友よ、何が断金の契りよ・・・・・一刀、待っていて、今忠久を返しに行くから!!!」

 

桃香「ご主人様、ご主人様、ご主人様!!!!」

 

 

 

 

 

愛紗「何という事を、何という事をしてしまったんだ、ご主人様は私の全てだというのに・・・・・ご主人様ああああああああ!!!!」

 

鈴々「ごめんなさいなのだああああああ!!!!お兄ちゃあああああああん!!!!」

 

星「常山の趙子龍ともあろう者が、なんたる不忠、なんたる不義、なんたる失態・・・・・主!!!今参りますぞ!!!」

 

紫苑「申し訳ありません、申し訳ありません、ご主人様ぁ!!!!」

 

朱里「どうしよう、どうしよう!!ご主人様、ご主人様!!!」

 

雛里「ぐずっ・・・・・ご主人様ぁ・・・・・えっじゅ・・・・・ご主人様ぁ・・・・・」

 

桔梗「お館様、申し訳ない・・・・・この罪、一生掛けて償いますぞ!!!」

 

焔耶「ちっくしょう許さねえぞ左慈と于吉の野郎!!!!お館すまない、お館の代わりに私が奴らを殺してやる!!!!」

 

柊「ごめんなさい、一様、ごめんなさい!!!!」

 

雛罌粟「ご主人様、雛を叱ってください!!!ご主人様!!!!」

 

葵「くそっ、涼州筆頭がざまぁねぇぜ!!!一刀、すまない、今すぐ行くぞ!!!」

 

翠「ご主人様、ごめんよ、本当にごめんよ、ご主人様ああああああああ!!!!」

 

蒲公英「ご主人様、ご主人様!!!蒲公英、いっぱい謝るから!!!だから許して、ご主人様ぁ!!!」

 

白蓮「一刀おおおおおおおお!!!!すまない、本当にすまない!!!一刀おおおおおおおおおおおお!!!!」

 

聖「一刀!!!一刀を失うなんて嫌!!!いくらでも謝るから、だからこれからも傍に居て、お願い一刀ぉ!!!」

 

璃々「ご主人様〜〜〜〜!!!璃々、いっぱいいっぱい謝る!!!ごめんなさい〜〜〜〜〜〜!!!」

 

みい「おにい〜〜〜!!!!ごめんなさいにゃ〜〜〜!!!!またおにいのご飯食べさせてにゃ〜〜〜〜!!!!」

 

ミケ「にいにい〜〜〜〜!!!!」

 

トラ「にいしゃま〜〜〜〜〜〜!!!!」

 

シャム「にいしゃま、にいしゃま、にいしゃま!!!」

 

 

 

 

 

蓮華「お願い、夢なら覚めて、誰か悪い夢だと言って!!!お願い、お願いよおおおおおおおおお!!!!」

 

思春「くそっ!!!何をやっているんだ私は!!!?これでは完全に一人芝居ではないか!!!」

 

小蓮「んもう!!!シャオは何やってるのよ!!!?これじゃお嫁さん失格じゃない!!!ごめんね一刀!!!本当にごめんね!!!」

 

明命「はうあああああああ!!!!一刀様ごめんなさい、ごめんなさい一刀様あああああああああ!!!!」

 

穏「私は、冥琳様の弟子失格です、師の言葉を信じられないなんて・・・・・一刀さん、一刀さん、一刀さああああああああああん!!!!」

 

亞莎「最初から冥琳様の言葉を信じていれば、こんな事にならずに済んだのに・・・・・申し訳ありません、申し訳ありません、冥琳様!!!一刀様ああああああああ!!!!」

 

祭「恩を仇で返すとはこの事じゃ・・・・・すまん一刀!!!いくらでもワシを罵ってくれい!!!」

 

純夏「どうして、どうしてこんな事になってしまったの!!!?ごめんなさい、ごめんなさい一刀!!!ごめんなさい!!!」

 

百合「一刀君、一刀君、一刀君、一刀君、一刀君、一刀君、一刀君、一刀君、一刀君!!!!」

 

美羽「一刀おおおおおおおおおおお!!!!すまないのじゃあああああああああああ!!!!」

 

七乃「ごめんなさい、ごめんなさい、一刀さん!!!私は、どんな事でもします!!!ですからこれからも私達の傍に居て下さい!!!お願いします!!!」

 

彩「なんという事を、なんという事をしてしまったんだ、私は!!!すまない一刀殿、二度とこのような事はしないと誓います!!!」

 

 

 

 

 

春蘭「ししょおおおおおおおおおおおおお!!!!!かずとおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

秋蘭「すまない一刀ぉ・・・・・左慈と于吉を倒したら、私は何でもする、私の全てを持って、償いをしてみせる・・・・・」

 

季衣「兄ちゃん、兄ちゃん、兄ちゃああああああああああああん!!!!」

 

流琉「兄様、ごめんなさい、ごめんなさい、兄様ぁ・・・・・兄様ああああああああああああ!!!!」

 

風「風は、風は、お兄さんの正妻たる資格はありません、でもどうか捨てないで下さい、正妻じゃなくても構いません、どうか傍に置いてください、お兄さああああん・・・・・」

 

稟「一刀殿、私はどうしたらいいんですか?どうしたらこの罪を償えるのですか?どうか教えて下さい、一刀殿ぉ・・・・・」

 

凪「師匠!!!!隊長!!!!一刀様あああああああああああああああ!!!!!」

 

沙和「沙和、もうお仕事サボらないの!!!お買い物も、阿蘇阿蘇も、我慢するの!!!だから戻ってきて、隊長おおおおおおおおおお!!!!」

 

真桜「くそったれがああああああああ!!!!これじゃ北郷隊失格やないかああああああああああ!!!!」」

 

悠「ちっきしょおおおおおおおお!!!!なんでこんな事になっちまったんだあああああああああああ!!!!」

 

桂花「こんなの思い出さない方が良かったわよ、忘れても思い出しても迷惑掛けて・・・・・ああもう!!やっぱりあんたなんて嫌い!!!大っ嫌い!!!」

 

天和「一刀〜〜〜〜!!!!ごめんね一刀〜〜〜〜〜〜!!!!」

 

地和「ちぃは何やってるのよ!!!?マネージャーを追い出すような真似して!!!」

 

人和「お願いです、一刀さん!!!戻ってきてください!!!お願いします、一刀さん!!!」

 

 

 

 

 

雫「一刀様ぁ・・・・・ぐすっ・・・・・一刀様、一刀様ぁ、一刀様ああああああああ!!!!!」

 

零「なにやってるのよ私は?ご主人様に身も心も捧げると誓ったのに・・・・・なんで冥琳の言葉を信じなかったのよ!!!?私の馬鹿ああああああ!!!!」

 

恋「ぐすっ・・・・・ご主人様ぁ・・・・・・えっぐ・・・・・ごめんなさい・・・・・ご主人様ぁ・・・・・」

 

音々音「最悪なのです!!!許すまじです、左慈と于吉の奴!!!一刀と恋殿と共にギッタギタのメッタメタにしてやるのです!!!」

 

菖蒲「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、一刀様ぁ、一刀様あああああああああああああ!!!!」

 

霞「何処にも行かんといてって自分で言っといて、何追い出しとんのや・・・・・ウチのアホンダラああああああああ!!!!」

 

嵐「なんという事だ・・・・・猛将華雄ともあろう者が、自らの真名をくれた恩人に・・・・・すまない一刀!!!我が命に代えても、左慈と于吉の記を取って見せるぞ!!!」

 

月「どうしよ、どうしよう、ご主人様、ご主人様あああああああああああああ!!!」

 

詠「僕はいったい何していたんだよぉ、月があんなに庇っていたのに、それを邪魔して・・・・・ごめんね一刀!!!僕、なんでもする!!!一刀の言う事は全部聞くから!!!逆らわないから!!!」

 

麗羽「月様、申し訳ありません、私も月様と一緒に庇っていれば・・・・・ご主人様、一刀様、一刀さん、申し訳ありませええええええええええん!!!!」

 

斗詩「ごめんなさい、本当にごめんなさい、ご主人様あああああああああああ!!!!」

 

猪々子「ごめんよアニキィ・・・・・あたいが馬鹿だった、これからもっとアニキに尽くすから、あたいを捨てないで、アニキィ・・・・・」

 

華佗「一刀!!!俺を殴れ、俺を殴ってくれ、一刀おおおおおおおおお!!!!」

 

徐栄「隊長、隊長、たいちょおおおおおおおおおおおおお!!!!」

 

張済「申し訳ありません、兄上!!!これからもこき使ってくれて構いません!!!兄上の命令を絶対とします!!!ですからこれからも北郷隊に居させてください!!!」

 

時雨「旦那様、旦那様、旦那様ああああああああああああ!!!!」

 

村長「一刀殿、申し訳ござらん、申し訳ありませんじゃ!!!」

 

記憶を取り戻した一同は、真っ先に一刀がいる東の城壁へと全速力で向かっていた

 

今の彼女達には、一秒でも早く一刀の下に駆けつけ謝罪する、それしか思いつかなかった

 

きっと一刀は、彼女達のやった事を何も言わずに許すだろう、一刀の性格を知っているからこそ分かる

 

しかし、彼女達が自分達のやった事を許せなかった、許せるはずが無かった

 

涙を滝の様に流しながら一刀の下へと駆け抜ける恋姫達

 

今回の事ほど無かった事にしたいと思った事は無い

 

だが起きてしまった事は受け入れなければならない、かつて自分達が起こした乱世と同じように

 

そして誓う、二度とこんな無様な姿は晒さないと

 

冥琳「一刀、皆の記憶が戻ったぞ、共に奴らを倒そう!!」

 

杏奈「もう一度、あの生活を取り戻しましょう、ご主人様!!」

 

他人任せとはいえ、ようやく皆の記憶が戻り二人は希望を見出していた

 

二人の頭の中には、これから一刀と共に左慈と于吉を倒す案が何十通りも超高速で描かれていく

 

しかし

 

「!!!??」

 

城の正門に差し掛かると、いきなり何もない空間から白装束達が現れる

 

于吉「ここから先は、通しませんよ」

 

そして、無数の白装束を壁にし、于吉が現れる

 

雪蓮「おのれ于吉!!!よくも一刀の記憶を奪ってくれたわね!!!」

 

華琳「その罪、どんな事をしても贖えないと知りなさい!!!」

 

桃香「絶対絶対絶対、許さないんだから!!!」

 

三国の将達が憎しみと嫌悪の形相を見せながら、一斉に于吉に向けて自身の武器を向ける

 

しかしそれに対して、于吉はあくまで冷徹かつ冷厳に返した

 

于吉「それは、貴方方が今までして来た事でしょう?お互いの智を競い合い、騙し合い、策を用いて殺し合いを繰り返し、関係の無い者達を巻き込んで来た・・・・・違うとは言わせませんよ」

 

「・・・・・・・・・・」

 

于吉「ならば逆に、自分達が同じ事をされたとて文句を言うのは筋違いだと思いますが?・・・・・私の言っている事に何か間違いはありますかな?」

 

「・・・・・・・・・・」

 

于吉の言葉に一同は肯定を隠せない

 

かつての雷刀と同じような事を言われてしまっては、返す言葉もない

 

しかし、その中で一人だけ前に出て言い返す者がいた

 

冥琳「・・・・・ふん、言いたい事はそれだけか?」

 

穏「あ、冥琳様・・・・・」

 

亞莎「冥琳・・・・・様ぁ・・・・・」

 

于吉「ほう、呉軍の筆頭で最も贖い切れない罪を背負っている一人の周公瑾が言えた台詞ではありませんね」

 

冥琳「ああ間違っていない、お前の言っている事は正しい、この上なく正しい、どう贔屓目に見ようとも我々は地獄にしか行けないだろう・・・・・だがな、貴様は一つ忘れているぞ」

 

于吉「ほう、何をですかな?」

 

冥琳「策を講じるという事は、報復される事も視野に入れねばならないという事をな!!!」

 

雪蓮「っ!!その通りよ、覚悟しなさい于吉!!!!」

 

華琳「お前が息をしているだけでも不快だわ・・・・・ここで死になさい!!!!」

 

愛紗「八つ裂きにしても飽き足らん!!!!」

 

冥琳の言葉で目に生気が戻った恋姫達は、一斉に武器を構え直す

 

于吉「ふふふふ、勇ましいですね・・・・・しかし所詮は個の力、どんな達人でも数の暴力の前では多勢に無勢です」

 

貂蝉「于吉ちゃん、私達の事を忘れてもらっては困るわよ♪」

 

卑弥呼「この前のようにはいかぬぞ」

 

管輅「随分好き勝手してくれたみたいだけど、ここまでよ」

 

于吉「ええ、ですから貴方方には暫く黙っていて頂きましょう・・・・・壁!!」

 

貂蝉「うっ!!?」

 

卑弥呼「が!!?なにっ!!?何が起きたのだ!!?」

 

管輅「きゃっ!!?動けない!!?」

 

桃香「え!!?管輅さん、貂蝉さん、卑弥呼さん!!?どうしたんですか!!?」

 

まるで銅像の様にその場に固まる貂蝉と卑弥呼と管輅に一同は戸惑う

 

三人の周りには、薄赤い壁の様な邪気が形成されていた

 

于吉「私がオリジナルで開発した術式です、縛とは違い対象そのものの動きを封じるものではなく、その周りの空間の動きを封じるものです」

 

管輅「空間の固定化ですって!!?」

 

卑弥呼「ぐううう、確かに指先一本動かん・・・・・」

 

貂蝉「まさか、こんな手を持っていたなんて・・・・・」

 

于吉「ええ、管理者に外史の住人専用の術式は効きませんが、いくら管理者でも空間そのものを固定されては何もできないでしょう、この術式の弱点は外から対象に干渉は出来なくなってしまう事ですが、動きを封じるだけならば・・・・・おっと!」

 

龍奈「お前の相手は、私がしてやる!!!」

 

凪「殺してやるぞ!!!于吉!!!」

 

白装束達を飛び越し、不意打ちで龍奈と凪が于吉に襲い掛かるが、于吉は無駄な動き一切なくこれを躱した

 

沙和「凪ちゃんやっちゃえーーー!!!!」

 

真桜「隊長の敵、ぶち殺してーな!!!!」

 

于吉「貴方方も厄介な相手ですからね、ご退場していただきましょうか・・・・・壁!!」

 

先ほどの術式を龍奈と凪の周りに展開するが

 

龍奈「ふっ!!」

 

凪「しっ!!」

 

于吉「っ!?・・・・・ほう」

 

持ち前の俊敏さで、龍奈はこれを躱した

 

凪も一刀直伝の縮地法で于吉の術式を躱す

 

龍奈「一度見たからには、二度と通じないわ!!」

 

凪「そうだ、死ねええええええ!!!!」

 

閻王に氣を込め拳を突出し氣弾を発射する凪だったが、于吉は余裕を持ってこれを躱した

 

于吉「なかなか強い氣の流れですが、直線的過ぎますね、躱してくれと言っているようなものですよ」

 

龍奈「やあああああああああ!!!!」

 

氣弾を躱した于吉の真上から龍奈が襲い掛かる

 

ズドン!!!

 

腰の尻尾を打ち降ろし于吉を潰そうとするも、その剛撃は簡単に受け流され地面を陥没させるだけに終わった

 

于吉「これはこれは、勇ましい龍姫ですね・・・・・しかしよろしいのですか?私を倒してしまえば、貴方は北郷一刀を独占出来ませんよ、ここにいる将達を殺せば再びそれも叶いますよ」

 

龍奈「そんな事に意味なんてないのよ!!一刀がそれを望んでいないでしょうし、何より一刀を苦しめる元凶のお前達を、私が許すと思っているわけ!!?」

 

于吉「交渉決裂ですか、仕方ありませんね」

 

龍奈「最初から交渉する気なんてないでしょ!!一刀を殺す気満々なくせに!!」

 

于吉「おっと、引っかかりませんでしたか、流石六百年の時を過ごしてきただけありますね♪」

 

龍奈「あんた馬鹿にしてるでしょ!!!!」

 

そして、物凄い形相でまるで隼の如く龍奈は于吉に襲い掛かる

 

腕だけを鱗化し、爪を鋭く尖らせ于吉を八つ裂きにしようとする

 

しかし

 

龍奈「くっ!!どうなっているの!!?なんで当たらないのよ!!?」

 

どんなに速度を上げても、于吉には掠りもしなかった

 

于吉「たとえ龍といえども、この世界の住人である事に変わりはありません、管理者である私には触れる事も出来ませんよ」

 

自身の周りに結界を張り、龍奈の動きを完全に見切っている于吉

 

凪「はああああああああ、猛虎強襲連撃!!!!」

 

先ほどとは違い散弾銃のような氣の雨を降らせる凪

 

于吉「ふっ」

 

凪「なっ!!?」

 

しかし、全ての氣弾は于吉を避けるようにして後ろで破裂する

 

于吉「無駄ですよ、氣の流れを掴む事に長けた道術師に対して、貴方の攻撃は相性が悪い」

 

凪「っ!!・・・・・これならどうだ!!!」

 

縮地法子の型、分歩で分身体を作り出す

 

分身体の数も技の精細さも一刀に比べて少なく雑であるが、于吉は凪の分身体に取り囲まれる

 

凪「終わりだ!!!」

 

そして、凪の分身体は一斉に于吉に襲い掛かる

 

しかし

 

于吉「ふんっ!」

 

凪「なっ!!?」

 

于吉が右手を横に振ると、凪は見えない力に押し戻された

 

それと同時に分身体も消えてしまう

 

于吉「言ったはずですよ、管理者である私に貴方方は触れる事すら出来ないと・・・・・はっ!!?」

 

凄まじい氣を後ろから感じ、于吉は振り返る

 

華佗「はあああああああ五斗米道おおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

于吉「くうあっ!!!」

 

いきなり後ろから金色の氣が迫り、何とか于吉は受け流した

 

于吉「五斗米道ですか・・・・・また厄介なものが来ましたね」

 

華佗「貴様ぁ、よくも俺と一刀の友情を引き裂いたな!!!許さん、貴様だけは絶対に許さん!!!!」

 

怒りと憎悪の感情を迸らせ、金色の鍼を輝かせる華佗

 

そこには普段の温厚な、医者としての華佗は何処にもいなかった

 

華佗「申し訳ありません師匠、俺は一度だけ貴方の教えに背きます・・・・・貴様は、五斗米道の教えに則って治療などせん!!!ここで滅してやる!!!」

 

柊「先生!!!頑張ってください!!!」

 

雛罌粟「ご主人様の敵をぶっ飛ばしちゃってください、華佗先生!!!」

 

華佗「うおおおおおおおおおおおおお!!!!」

 

龍奈「でやああああああああああああ!!!!」

 

凪「はああああああああああああああ!!!!」

 

そして、三人がかりで一斉に襲い掛かる

 

しかし

 

龍奈「こいつ、なんで当たらないのよ!!」

 

凪「くっ!!この見えない力が厄介だ!!」

 

華佗「くそ、せっかくの五斗米道も当たらなければ意味が無い!!」

 

三人の攻撃は、次々と受け流されていく

 

于吉「言ったはずですよ、貴方方傀儡は私に触れる事も出来ないと・・・・・一番厄介なのが全てを浄化する五斗米道ですが、当たらなければどうという事はありません」

 

龍奈「なら・・・・・がああああああああああ!!!!」

 

ゴワアアアアアアアアアアア!!!!!

 

人の姿をしたまま、龍奈の口から紅の炎が吐き出される

 

龍の姿の時より圧倒的に小さいが、それでも人一人を燃やし切るには充分な火力である

 

しかし

 

于吉「集!!」

 

龍奈「え!!?」

 

その炎は、于吉の掌に吸い込まれ集束されていく

 

于吉「私は道術師ですよ、この手の自然の力を扱う方が得意なんですからね・・・・・はあっ!!」

 

ゴワアアアアアアアアアアア!!!!!

 

龍奈「きゃあああああああ!!!??」

 

凪「うわあああああああ!!!??」

 

華佗「なにいいいいいい!!!??」

 

于吉が掌を突き出すと、集束された炎が三人に向けて解き放たれる

 

まさか自分の炎をはね返されるなど思いもしなかった龍奈は、その炎をまともに受けてしまった

 

凪も思いもしなかった攻撃に一瞬氣の壁の形成が遅れてしまった

 

華佗は躱そうとするが、左肩を焼かれてしまった

 

龍奈「くううう・・・・・」

 

凪「ぐううううう!!」

 

華佗「くっ、ちくしょう!・・・・・」

 

全身を焼かれ、チャイナ服も真っ黒に炭化してしまった龍奈はその場に蹲った

 

凪も全身に火傷を負い、体が悲鳴を上げ動く事が出来なかった

 

腕を焼かれてしまった華佗も鍼に氣を込める事が出来なくなってしまった

 

于吉「では、止めを刺させていただきましょう、貴方方は我々にとって北郷一刀に次ぐ脅威ですからね」

 

龍奈「くっ!」

 

凪「た、隊長・・・・・申し訳ありません・・・・・」

 

華佗「か、一刀ぉ・・・・・」

 

貂蝉「龍奈ちゃん!!!」

 

卑弥呼「ダーリン!!!くそっ、やはり動けん!!!」

 

管輅「止めなさい、于吉!!!」

 

沙和「凪ちゃーーーーーーん!!!!」

 

真桜「凪ーーーーー!!!!」

 

柊「せんせーーーーーーー!!!!」

 

雛罌粟「華佗先生ーーーーー!!!!」

 

龍奈と凪と華佗に止めを刺そうと右手に力を込める于吉

 

止めに入ろうとするも、やはり身動きの取れない管理者達

 

親友二人と弟子二人の声が響き渡る

 

その時

 

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!

 

于吉「なにっ!!!??」

 

龍奈「え!!!??」

 

強烈な爆音と共に東から煙が上がってきた

 

凪「あれは、隊長だ!!」

 

東の城壁から感じるのは確かに一刀の氣だった

 

華佗「まだ頑張っているのか、一刀・・・・・なら、俺も根性見せなきゃな!」

 

今でも健在な一刀に凪と華佗の顔から自然と笑みが零れその目に闘志が宿る

 

于吉「くっ!!壁!!」

 

龍奈「あ!!しまっ!!」

 

凪「うっ!!」

 

華佗「なに!!?ぐっ!!」

 

しかし、それをあざ笑うかのように管輅達と同じ術式を龍奈と凪と華佗の周りに展開する于吉

 

一刀に気が行ってしまい、目の前の于吉の術式をまともに受けてしまった三人はその場に固まってしまった

 

于吉「どうやらここまでのようですね、左慈が心配ですので私はお暇させていただきます・・・・・増!!」

 

思春「なに!!!??」

 

鈴々「にゃにゃーーーー!!!?また増えたのだーーーー!!!」

 

恋姫達の周りに更に白装束達が増殖する

 

それを足止めにし、于吉は消えていった

 

雪蓮「于吉!!!!」

 

愛紗「おのれ于吉うううううううううう!!!!!」

 

悠「こんちくしょうがああああああああ!!!!!」

 

純夏「どけえええええええ!!!この気色悪い白共があああああああ!!!!」

 

菖蒲「一刀様あああああああああああ!!!!」

 

そして、群がる白装束達を薙ぎ倒す恋姫達がったが、圧倒的な敵の数の前に城門に近付く事も出来なかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズガアアアアアアア!!!

 

左慈「ぐあああああ!!!!」

 

右の拳を左腕で受けるが、受けきれずに吹っ飛ばされてしまう

 

左慈「ぐううううう・・・・・」

 

もはや虫の息の左慈だった

 

折れた右腕をダランと下げ、全身痣だらけとなり、体中から血が流れて止まらない

 

普通の人間なら、間違いなく30回は死んでいるであろう大怪我である

 

不死身体質の管理者だから死なずに済んでいるのだ

 

転移の術で逃げようにも、ここまでの傷を負っては術を発動することも出来ない、力をただひたすらに治癒に回すしかなかった

 

一刀「なぁ左慈、いい加減外史の人達に迷惑を掛けるのは止めにしないか?自分のやっている事が無意味だって分からない訳じゃないだろう?」

 

左慈「ぐぅぅ・・・・・ふんっ!!この世界の人形が何体壊れようが、俺の知った事ではない!!」

 

一刀「っ!!・・・・・そうか、そういう感覚なのか・・・・・管理者なんてものをやっていると、そうなってしまうのか・・・・・」

 

とても悲しそうな、可愛そうなものを見る目で左慈を見つめる一刀

 

一刀「・・・・・よしっ」

 

そして数秒考え、意を決した表情をしたと思った次の瞬間、一刀は信じられない事を言い出す

 

一刀「なぁ左慈、お前、俺と友達にならないか?」

 

左慈「な・・・・・なんだと?・・・・・」

 

幻聴かと思ってしまうほどの一刀の言葉に、左慈は目を見開く

 

どう考えてもこの場面で出てくる言葉ではないし、一刀の立場からしたら自身を陥れた左慈に対して出る言葉でも決してないのだ

 

一刀「お前、きっと友達と呼べる人間が一人もいないだろう?于吉の奴とは仕方なくつるんでいる感じだし・・・・・だから意気投合できる友達の一人でも作って、少しは自分を変えてみたらどうだ?」

 

左慈「ふん!俺にそんなものは必要ない!俺が欲しいのは、あくまで自由のみだ!」

 

一刀「そんな性格だから友達が出来ないんだぜ」

 

左慈「余計なお世話だ!!それに貴様を友に持つなど、反吐を吐き過ぎて死にそうだ!!」

 

一刀「どうしてそんな考え方しか出来ないんだよ」

 

左慈「うるさい!!!俺を憐れむな!!!」

 

于吉「左慈、大丈夫ですか!!!?」

 

その時、転移の術で現れた于吉が左慈の傍に寄り添った

 

雷刀「よう于吉」

 

于吉「っ!!?裏の北郷・・・・・」

 

雷刀「今回は、俺は傍観に徹しさせてもらっているぞ」

 

一刀「どけ于吉、俺は左慈と大切な話をしているんだ、邪魔をするなら倒す」

 

于吉「くっ!!・・・・・増!!」

 

そして、一刀の目の前に無数の白装束が現れるが

 

ドガガガガガガガガガガガ!!!!

 

于吉「な!!!?」

 

白装束達は、一瞬で一刀に殴り飛ばされる

 

一刀「芸が無いな、それしか知らないのかよ」

 

于吉「くっ、貴方に物量は通じませんか・・・・・やむを得ませんね、力の消費が激しい為この手だけは使いたくありませんでしたが、ここまで追い詰められては・・・・・」

 

左慈「な、なんだ?何をする気だ、于吉?ぐううう!!・・・・・」

 

于吉「すみません左慈、今後不利になる可能性が高くなりますが、このままではジリ貧です、どうかご理解ください!」

 

本当に申し訳ない気持ちと気が乗らない表情で、于吉は懐から銅鏡を取り出す

 

于吉「北郷一刀、そして裏の北郷、貴方方が心の中に描く最も強いと思う存在をここに呼び出して差し上げましょう、貴方方が強く思えば思うほど、その存在は貴方方を苦しめるでしょうね」

 

一刀「なんだ?」

 

雷刀「なに?」

 

于吉の持つ銅鏡に禍々しい氣が集まっていくと思いきや、次の瞬間に銅鏡は眩い光を放つ

 

一刀「くっ!」

 

雷刀「ちっ!」

 

その光に目が眩み手で遮る一刀と雷刀

 

やがて光は収まり、手を下げると

 

一刀「・・・・・な、なんだと?」

 

雷刀「っ!!??」

 

一瞬言葉が出てこなかった一刀と目を皿の様に見開く雷刀、そこにはとんでもない人物がいた

 

一刀と雷刀と同じくらいの背丈、流れるような白髪を通り越した銀髪の老人

 

しかし、その顔は皺が少なく、綺麗で整った面構えだった

 

肉体は年相応とは思えない程に鍛え抜かれ筋肉質をそのまま形にしたような体だった

 

于吉「ふぅ〜〜〜〜〜・・・・・退きますよ、左慈」

 

左慈「な!!?また俺に尻尾を巻いて逃げ出せというのか!!?ぐうううううう!!!」

 

于吉「そのような体で何をするというのですか?ここは退き時です」

 

左慈「くうううう・・・・・分かった、それはそうと帰ったらあの裏の北郷の事を説明してもらうぞ!」

 

于吉「分かっています、お叱りは甘んじて受けます・・・・・転!!」

 

そして、左慈と于吉は転移した

 

二人の気配が消えた事を感じ取った老人は、一刀に視線を移した

 

???「・・・・・久しいのう、一刀よ」

 

一刀「ほ・・・・・本当にじいちゃんなのか?」

 

刀誠「おお、正真正銘お前の祖父、北郷刀誠じゃ・・・・・なんじゃ?お前を鍛えてやった師の顔を忘れたのか?・・・・・そして、雷刀よ」

 

雷刀「っ!!??」

 

刀誠「新しい孫が出来たと喜ぶべきなのかもしれんが、素直には喜べんのう・・・・・お前が一刀の罪の意識の塊であってはな」

 

雷刀「・・・・・・・・・・」

 

刀誠「一刀よ、お前がこの世界に来て何をし、何を成してきたかは大体知っておる」

 

一刀「・・・・・俺は、何も成してなんかいない・・・・・ただ悪戯に死体の山を築いただけだ」

 

刀誠「うむ、確かにお前のやって来た事は許されざる事じゃ、じゃが決してそれだけではなかろう」

 

一刀「それだけだ、それ以外にもやって来た事は確かにあるけど、それも結局は余計なお節介だったんだ・・・・・俺は、最初からこの世界に来るべきじゃなかったんだ・・・・・」

 

刀誠「・・・・・どうやら、思っていた以上に重症のようじゃのう・・・・・一刀よ、掛かって来るがいい」

 

一刀「な!?いきなり何を!?・・・・・俺はじいちゃんと戦う理由なんてない!」

 

刀誠「お前には無くとも、ワシにはある・・・・・雷刀よ、お前も来い」

 

雷刀「っ!!??・・・・・なんのつもりだ、くそじじい!」

 

刀誠「くそじじいは心外じゃな・・・・・いやなに、お前達がどれだけ成長したか見てやろうと思ってな、遠慮はいらん本気で来い」

 

一刀「・・・・・言っても聞かないんだろうな、この妖怪じじいは」

 

雷刀「まったくだ、こういう時だけはお前とは気が合っちまうな・・・・・」

 

刀誠「お前達はいちいち一言多いぞ、どうやら躾も兼ねねばならんか?・・・・・それと一刀よ、その足の錘、いつまで律儀に付けておる気じゃ?いつでも外せるじゃろう」

 

一刀「・・・・・っ!」

 

ジャキン!!ガキンッ!!

 

力ずくで一刀は足の拘束具を外し祖父と向かい合った

 

雷刀も城壁から飛び降り刀誠と向き合う

 

一刀「元の世界にいた時は、結局一本も取れなかったけど、今はどうかな・・・・・じいちゃん!!」

 

雷刀「二人掛かりは性に合わんが、ここまでコケにされて退く訳にはいかないぞ・・・・・くそじじい!!」

 

そして、一刀と雷刀は、二人同時に刀誠に挑み掛かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星「くそっ!!!いったい何人いるんだ、こ奴らは!!!」

 

華琳「このままじゃ、城から出る事も出来ないじゃない!!!」

 

桃香「早くしないと、ご主人様が、ご主人様が!!!」

 

蓮華「一刀、一刀、一刀!!!!」

 

いつまで経っても湧いてくる白装束達に恋姫達は完全に足止めを食らっていた

 

雫「こうなったら一点突破で突き破ります!!!」

 

冥琳「それしかない!!全員一か所に固まり突撃を掛けるぞ!!!」

 

恋「恋に任せて!!」

 

全力で振るうと周りを巻き込んでしまうので今まで使わなかったが、そんな事を言っている時ではない

 

龍滅金剛刀を両手で持ち白装束達に振り降ろそうとする恋だったが

 

シュウウウウウウウウ・・・・・

 

恋「?・・・・・」

 

次の瞬間、白装束達は風船が萎む様な音と共に消えていった

 

貂蝉「おおっとぉ!!動けるようになったわ♪」

 

卑弥呼「于吉の奴め、撤退したらしいの」

 

管輅「左慈も消えたみたいね」

 

龍奈「ホントだ、動けるわ!!」

 

凪「情けない、また役に立てなかった・・・・・」

 

華佗「くそっ!!まだまだ俺も修行不足だ!!」

 

そして、六人を縛り付けていた薄赤い壁も消えていった

 

雪蓮「なんだか知らないけど、今よ!!!」

 

華琳「一刀!!!待っていて!!!」

 

桃香「ご主人様!!!今行くからね!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、東の城壁に辿り着いた一同だったが、目に飛び込んできたのは信じられない光景だった

 

一刀「ぐうううう・・・・・相変わらずの、妖怪じじい・・・・・」

 

雷刀「くぅ・・・・・この、くそじじいが・・・・・」

 

自分達が目指す武の頂に君臨する一刀が、一人の銀髪の老人の前に仰向けに寝そべり、そしてその一刀の罪の意識そのものの雷刀がうつ伏せ状態でその長い髪を地に晒していた

 

貂蝉「あ、あの人は!!?」

 

卑弥呼「なんと!!于吉め、なんと大胆な博打をしたものだ・・・・・」

 

管輅「ええ、下手をしたら自分の首を絞めるのに」

 

その老人の姿を見た肯定派管理者3人は、事の顛末を理解した

 

凪「あれは・・・・・あの服装は・・・・・まさか・・・・・」

 

そして、凪もその老人を見てピンとくるものがあった

 

刀誠「一刀、そして雷刀よ、お前達の北郷流はこの世界での数多の実戦を経て鍛え上げられてきた・・・・・力、速さ、体技、氣力共に十分にワシを超えておる、歴代北郷流継承者の中でもお前達に勝てる者は、おそらくいないであろう・・・・・なのに何故ワシに勝てぬか分かるか?」

 

一刀「・・・・・・・・・・」

 

雷刀「・・・・・・・・・・」

 

刀誠「一刀よ、今のお前はただ死に場所を求めているだけじゃ、誰に何時殺されても構わんと心底思うておる、そのような荒んだ心ではいかに腕を上げても同じ北郷流の使い手であるワシには勝てぬ・・・・・そして雷刀、一刀の罪の意識そのものであるお前は、本体である一刀に影響されやすい、一刀の抱えている迷いに加え、お前自身も迷うておる、そんな乱れた心境では次の手がみえみえじゃ」

 

一刀「・・・・・じいちゃん」

 

雷刀「じじい・・・・・」

 

刀誠「・・・・・お前達に時間をやろう、今一度、己自身を見つめ直して来い・・・・・ふんっ!!!」

 

ドゴオオオオオオオオオン!!!!

 

一刀「うわあああああああああああ!!!!」

 

雷刀「ぐうあああああああああああ!!!!」

 

そして、一瞬で全身に波動を纏った刀誠は、右拳を地面に叩き付け氣を炸裂させ、一刀と雷刀をそれぞれ別の空の彼方に吹っ飛ばした

 

雫「一刀様あああああああああああああああ!!!!」

 

時雨「旦那様ああああああああああああああ!!!!」

 

月「ご主人様ああああああああああああああ!!!!」

 

蓮華「いやああああああああ!!!!一刀おおおおおおおおおお!!!!」

 

華琳「一刀おおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

 

龍奈「こんのおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

 

愛紗「おのれ、よくもご主人様をおおおおおおおおお!!!!」

 

春蘭「許さん、許さんぞおおおおおおおおおおお!!!!」

 

雪蓮「覚悟しなさい!!!!」

 

貂蝉「あ!!皆駄目よ!!」

 

卑弥呼「そのお方はご主人様の・・・・・」

 

言うよりも早く、この4人が刀誠に襲い掛かる

 

しかし

 

刀誠「ふんっ」

 

シュババババ!!

 

龍奈「え!!?」

 

雪蓮「うそ!!?」

 

愛紗「な、なんだと!!?」

 

春蘭「なにぃ!!?」

 

この老人は、4人の攻撃をいとも簡単に受流し、凌いだ

 

葵「おいおい、あの4人の攻撃を素手で受けきりやがっただと!!?」

 

刀誠「落ちつけい、あれしきでくたばる様な柔な鍛え方はしておらん、あ奴に北郷流のイロハを叩き込んだのは、このワシじゃからのう」

 

雪蓮「な、なんですって!!?」

 

愛紗「そ、それじゃあ、貴方は・・・・・」

 

よくよく見てみると、この老人は一刀、雷刀と同じ北郷流無刀術の戦闘装束を着ていた

 

刀誠「一刀が世話になっておるようじゃの・・・・・ワシは北郷刀誠、北郷流20代目宗家にして北郷一刀の祖父じゃ」

 

「・・・・・・・・・・」

 

一同は、開いた口が塞がらなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうも、Seigouです

 

二つの物語を並行して作っていくのがこんなに大変だとは思っていませんでした、阿修羅伝と鎮魂の修羅、この二つの物語の内容をごっちゃにしてしまわないように気を配らなければなりませんので、しかも今回は前半後半合わせて4万字を突破してしまいましたから

 

しかし、この二つの物語にはちょっとした関係があります、詳しい話をするとネタバレになってしまいますので言う事は出来ませんが、並行して書いていかないと物語が上手く纏まらないんですよ

 

阿修羅伝か鎮魂の修羅、片方だけを進めて完結させてほしいと思っている人も多いでしょうけど、それだけは出来ないのが現状です

 

ですから投稿するのにどうしても2,3週間かかってしまいますので、そういう人達には、本当に申し訳ないとしか言えません、ムズムズムラムラするでしょうけど、どうか我慢してください

 

というわけで、一刀のじいちゃんまで参入してしまい、またまた書き難くなってしまいましたが・・・・・待て!!!次回!!!

説明
祖父の威光
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コメント
なるほど、もう1つの作品と繋がっているのですね!そちらも並行して読ませて頂きます!それにしても、このじいちゃんがキーパーソンになりそう…(はこざき(仮))
中学二年生さんへ、部首の間違いってよくありますよね(Seigou)
孟将じゃなくて猛将では?(心は永遠の中学二年生)
ているずさんへ、次は鎮魂の修羅です(Seigou)
続きをお願いします。(yuuki)
seigouさん 今度に出てくるんですか 孤高の御遣い 北郷流無刀術阿修羅伝 君の真名を呼ぶ 14(ているず)
seigouさんに負担かけるのは良くないってわかってるけど続きが待ち遠しいって気持ちを抑えられんな。孤高の御遣いシリーズは素晴らしいからね。(yuuki)
続きー(優馬左近)
みぞれ寒天さん、yuukiさんへ、またまたセリフ指摘ありがとうございます(Seigou)
そういえば、一刀に謝りに部屋を飛び出した時の恋姫のセリフに璃々がいませんね。今更ですけど。(yuuki)
恋姫達は己の行為を悔い、それを己自身が許せないと感じてはいるようですが、そこで一刀を出すと「?」になる。一刀の許しに救いを求めたい気持ちはわかるが、救われるのは恋姫達であって一刀ではないし。一刀が優し過ぎたのも大きな原因だが、それに縋って本質的な成長が何一つない恋姫達の方も大問題。どっちも悪い。(Jack Tlam)
……一刀が「都合の良い男」扱いされるのはいつものこと。人誑しで分け隔てなく接するから。確かに一刀は許してしまうかもしれない、でもそれは彼が全て自分のせいだという認識を持っているためであり、本質的には恋姫達が許されるわけではない。でも、誰かに指摘されるまでそれに気付けず、感情的になるばかりなのが恋姫達なんですよね……。(Jack Tlam)
レイコウさん。自分も同意です。今まで恋姫の小説いろいろ見てきたけど今回恋姫達がやったことは人として最低に近い。もし何も言わずに許してくれるって本気で思ってるんなら一刀のことどれだけ自分にとって都合のいい存在だと思えば気がすむんだって話になるよ。(yuuki)
爺…てめぇ、かっこよすぎだ(たっちゃん)
何も言わずに許してくれるとかありえないですね、冥琳の説得にも応じず拒否してるのに。(レイコウ)
そのうちでいいから、一刀にしてしまった行いに対する後悔と懺悔の日常みたいなのを書いて欲しい。(yuuki)
とりあえず爺さん恋姫たちに対していろいろ物申す展開に入るだろう。恋姫たちこのままじゃまた仮に一刀と一緒に居ても傷つけることになるだけだからな。ある意味一刀と雷刀、そして恋姫たちの最大の敵であり最大の味方でもあるだろう。(yuuki)
じいちゃんって味方なのか敵なのか凄い気になる展開です 。(のとのと)
カズトさんかわいそうだからメイリン以外の恋姫と縁きるべき(アクセル)
今後の展開予想してみたけど、とりあえず恋姫達が民から非難をあびせられる姿が浮かぶ。「英雄になんてことするんだ!」ってな感じに。今度は恋姫達が苦しむんかな。?(yuuki)
マシュ・マックさんへ、キャラが多いとどうしても誰か抜けてしまうんですよね、いずれにせよご指摘ありがとうございます(Seigou)
一刀の新しい旅が始まりそうだな。自分の生きた意味を知るための。恋姫達が放っておかんだろうが一刀は皆が記憶戻ったのしらんから探しに行っても逃げるだろうしね。まあ外史に関わらないって頑なに決めてたからどっちにしてももう一緒にはいないだろうが。(yuuki)
seigouさん、最初に全員の記憶が戻った時のセリフの中に華陀が抜けていましたよ。個人的に華陀が好きなので気になります。(マシュ・マック)
ば・・・バケモン爺さん登場!?どうなっちまうんだwwwwwwwwww(スターダスト)
一刀は生きることをあきらめたとありますが、まるで、キングダムに出てくる紫伯のようです。(麒麟)
yuukiさんへ、すみません、忘れてました(Seigou)
リュウセイさんへ、すみません、普通にキャラを間違えました(Seigou)
またまたトンデモじーさんですね。 恋姫達が全てを思い出した時は、それはもう半端じゃなく『はっ、ざまぁ、ワロタ??』って感じでスッキリしました。でもちょっと可哀想でしたねw では次回も楽しみにしてます(Eire)
祖父殿の登場がこの外史にどんな影響を与えるのか計り知れませんね・・・(本郷 刃)
seigouさん。一刀に謝るために部屋を飛び出していった時のセリフに天和達がいませんよ。?(yuuki)
ジ、ジジィ(ドゴッ)!?お…おじい様登…場…素晴らしい展開に目が離せ…ない…(ガクッ(スネーク)
ん?今どんなことでも&何でもするって(ry (mame)
古強者来たり、か。于吉の指摘は恋姫達にとって非常に苦しいものだったでしょう。だから一刀が苦労したんだし。でもこれで一刀も元の世界への帰還を考え始めるかな……恋姫達が恥も外聞もなく縋り付いてきそうだが。(Jack Tlam)
恋姫の説得は無理だっただろうけどじいちゃんがきたぁ〜〜!どうなるか気になる!(nao)
ジジィ・・・バケモノすぎるだろ・・・(心は永遠の中学二年生)
雛罌粟「ご主人様、ご主人様!!!蒲公英、いっぱい謝るから!!!だから許して、ご主人様ぁ!!!」 取り合えず喋っている人違ってませんか?(リュウセイ)
ふおぉぉぉ!(о´∀`о)めっちゃおもろぉいw(ZERO)
「夢」の世界で罪悪感に浸って生きていくか、「夢」を振り切って「現実」の世界に帰るのか。于吉が祖父を連れてきたのが大きな転機になるかもしれません。(h995)
外史が人の想念から生まれたものである以上、実は発端にして正史に生きる者にとっては何処までいっても「夢」でしかないんですよね。つまり、外史の肯定とは発端となった者にとっては「現実逃避の肯定」であり、外史の否定と剪定とは「現実への回帰」であるという一面もあると思うのです。だから、一概に左慈や于吉を悪し様には言えないんですよね。(h995)
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