ずっとみてたよ 第1章 ?恋の気持ち? |
プロローグ
恋って
どんな気持ちに
なるのだろう。
誰か
「わたし」に
「おれ」に
教えてください。。
第1章 恋のきもち1
空がオレンジ色に染まる放課後。
「なっつー!」
空に響きわたる声
私は後ろを向いた。
後ろから走ってきている友達。
「なっつ?一緒に帰ろぉ♪」
「うん、いいけど彼氏はどうしたん?」
私は中学3年(14歳)相川 夏美(あいかわ なつみ)通常「なっつー」
「ケンカ??」
私は友達に聞いた。
「ちゃうよ」
この子は、保育園からの幼なじみの、中瀬 幸(なかせ さち)彼氏もち。
「んじゃーどうしたんよ」
「あのね、言っとくけどもね!彼氏とは、めっちゃラブラブなんだからね!」
「ハイハイ、で、どーしたんよ」
再び私は質問した。
「あんさ、なっつーに話したいことあって」
真剣に言ってるようにも、テレてるようにも見える幸の顔。
「うん。いいよ、なに?」
「帰りながらでいい?」
「うん」
そして私達はオレンジにそまった世界を歩く。
幸が静かに口をひらいた。
「ウチら一緒に地元のA高校いこうねって約束してたじゃん?」
「うん」
「実は私、B高校に行こうと思って」
そして幸は前を向いて少し下を向き、再び口を開いた。
夕焼けのせいだろうか…彼女の顔が赤くそまっているような、そんなきがした。
「彼氏…ね…。彼氏と同じ高校に行く事にしたの。でも、彼氏のためだけじゃないのよ。自分のために行くのもあるんだ。B高校でやりたい事あるんよ。でも今の成績じゃ、ウチ合格ラインぎりぎりじゃん?頑張ってみようかな…って」
なんだろう、今の彼女が大人のような…すごくすごく奇麗に見えたんだ。
「そっかぁ。幸が決めたんなら、私は責めたりしないよ。むしろ、応援する」
保育園から一緒で、いつだって一緒にいた幸。さびしくなるけど、応援するよ。
だって、それが親友ってもんでしょ?
「うん。ありがとう。っていってもまだ4月だし、また1年間よろしくねっ☆」
「うんっ☆」
幸は本当に彼氏ができてから、奇麗になったきがする。
もともともすっごく可愛くて、男の子からも、女の子からも人気があった。
でも、それとちがう意味で奇麗になったきがする。
恋をしたら、こんなに奇麗になるんだなぁ。
私もいつかは、恋とかするのかな。。
どんな気持ちになるのだろう…誰か教えてください。
でも私にはまだまだ早いのかな…そんなきがした。
【続く】
第1章 恋の気持ち2
キーンコーンカーンコーン
「出席とるぞー」
ガラッッ!
先生が出席をとろうとした瞬間、教室のドアが勢いよく開いた。
「おはよーございますっっ!!」
俺は息を切らせながら、挨拶した。
俺は高校1年(15歳)六条 楓(ろくじょう かえで)
「おい…六条!!また遅刻。これじゃー内申点にひびくぞー」
先生があきれた顔で言う。
「いや!!!!ギリギリでしょ?!てか、そーしてっ!!」
「却下」
そく答えられた。
俺は小さく「チッ」と舌打ちをした。
それが聞こえたらしく先生は「「チッ」じゃねーよ!」と頭をたたかれた。
いっきに教室は笑い声でいっぱいになる。
「はいはい、静かにー!ほらっ六条もつったとらんで、席につけ!」
俺は「ハイハイ」と言いながら、しぶしぶ席についた。
まぁーこんなふうに俺の学校生活はスタートするわけで。。
そしてホームルームは終わり、俺の所に友達がよってくる。
「おいおい、朝っぱから元気だなー六条は!」
「元気じゃねぇーよ、あのクソ担任、川原(男)25歳!もう勘弁ーッッ!!」
「あはは、だな!でも女子からにはすっげぇー好かれてるけどな!」
「だよなーあのおっさんの何処がいいんだか、さっぱりわからん!俺たちの方がまだピチピチでイイのによー!ってか彼女欲しーわ、マジで」
俺はそういいながら女子の方を眺めた。
「あ、すまん。俺できたわ」
「はぁっ?!いつ?!!」
俺は勢いよく友達を見た。
「昨日。」
俺はそれを聞いて机の上に顔を落とした。
「友達のなかで、唯一の彼女なし歴15年の友達やったのに…しかも俺の友達これで彼女もってねぇーの俺だけじゃん。」
俺は独り言のようにブツブツ言った。
友達は「悪いな」と言って逃げていった…。
俺は、恋する事なく死ぬのだろうか。。
恋ってどんな気持ちになるんだろう…誰か教えてくれ。
でも俺にはまだ早いようなきがする…そんなきがしたんだ。
【続く】
説明 | ||
小説を書いてみました! 女の子から見たお話から、男の子から見たお話を書いたので、よかったら見てくだされば幸いでございます^^ |
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コメント | ||
華詩サン>>コメントありがとうございます^^そうですねw2人はどんな恋をするか私も楽しみです♪ コメントを初めてもらったので、とても嬉しいです。ありがとうございました!(ミサ) 知るまでもドキドキして、知ってからもドキドキするのが恋。二人のどんな恋をしていくんでしょうか、すごく楽しみです。(華詩) |
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