みつどもえ=+3 |
保健室。
具合の悪い人や、怪我をしてしまった人なんかが来る部屋。中には、仮病を語って保健室を訪れる不届き者もいる。授業がめんどくさいとか、保健の美人な先生がお目当てみたいな理由もあるだろう。だからといって、仮病を使うのは良くないと思う。せっかく元気な体なのにズルをするのは、病弱な俺からすれば気分が悪くなる。
だから、本当に気分が悪くなった人だけ来てほしい。うん、俺いいこと言ったんじゃない?
ていう訳で俺は今、保健室にいます。
言っておくが、ズル休みじゃないからな?
何故、保健室にいるかというと、まあ単純に具合が悪かったからだ。体が貧弱なもんだから、時々こうなる事が多い。
朝のホームルームが始まって早々だった。目眩がして、体がどっと重く感じた。人から見れば、顔は青ざめていたらしい。
そこまで酷かったのか俺?
でも、矢部さんも少し顔が赤かった様な気がしたけど、気のせいかな?
という事で保健室のベッドに寝転んでいる俺。ベッドからの天井も見慣れてきたもんだ。大人しく布団を被って、頭の後ろに両手を置く。
「………………………………うん、暇だ」
何もする事がない。それにどこか落ち着かないな……。
今は俺一人だ。ぶっちゃけ一人の方が平和だ。
何故かって?その方が安全だから。
まさかまさか、命が脅かされる訳でもあるまいし〜、と思っているあなた。
まったくの間違いだ!!これは経験した者にしか分からないだろう。うん。
幸い、その原因である人物は今、職員室に行っている。そうすぐに戻る事は―――
「佐久間君。具合はどう?」
う〜〜〜わ、帰ってきたよこの人。
ドアを開けて入ってきた一人の女の人。着ている白衣の上からでも分かる巨乳の持ち主で、眼鏡をかけている(素顔は多分、美人)。
そう、この人が保健の先生である【栗山 愛子】先生だ。
「……はい。ちょっと楽になりました」
「そっか。でも一応、熱を計っておこうね」
「あ〜、はい」
優しく微笑んだ栗山先生は、体温計を―――
「……先生。これ、シャープペンですよ?」
「あっ!ご、ごめんなさい!」
先生は慌て出し、再度俺に体温計を渡―――
「これスプーンですよね?」
「ご、ごごごごめんなさ〜い!」
どうやったら間違えるんだよ…………
結局、自分で取った。脇に挟み、熱を計る。
まあ見た通り、この人は所謂“ドジッ娘”というものだ。ドジッ娘にしては度が過ぎてる様にも見えるけどな。本人は決して悪気はないみたいなんだけど、どうなんだがな〜……。
前も俺の知らない所で、尿検査の袋を撒き散らしただのって矢部先生やひとはから言ってたけど、この人ならやりかねねぇな……。
そんな事を思っていると、体温計が鳴り出した。
「37度9分……」
「う〜ん、ちょっと熱っぽいかな?まだ寝ておいた方がいいかもね」
先生は俺のおでこに手を当てる。冷たい感触が額から感じる。やれやれ、熱とはねぇ。
俺はまた横になり、先生は布団をかけてくれた。
「それじゃあ、しばらくは寝ているんだよ?」
「はい、分かりました」
そう言うと、先生は自分の机に向かった。あ〜あ、また寝なきゃいけないのかよ……。
いや、まず寝れるのか……?
「きゃっ!」
そぉら来たよ。
悲鳴の方を向くと、栗山先生が地面の上で転んでいた。この人なにもない所でコケるの多くない?
「いたた……はぅ!」
典型的なボケをすると、お次は起き上がろうとした際に、机の角で頭を打つ。
うわぁ、痛そうだなぁ〜〜。ゴンッ!ていったし、先生も頭を押さえて踞っている。さて、俺は寝るとするか。
「ふぅ、コーヒーでも飲んで落ちきゃあっ!!」
…………また?
椅子を引いたはいいが、座る前に淹れたてのコーヒーに手を伸ばした先生。その時に片足が引っ掛かってしまい、椅子が更に下がってしまった。先生は気づかずに座ろうとする。
何もない所に座ろうとするから、当然お尻から地面に落ちてしまう。ベタン!と尻餅をついた先生。そして追い打ちをかけるかの様に、宙を舞っていた熱々のコーヒーが、先生の頭にかかる。
「熱い熱い!み、水水水!!」
「あ、あの先生……お、落ち着いて落ち着いて……」
と言うものの、先生は完全にパニック状態になっている。先生は水道水を求めて走っていく。ノズルを捻って蛇口から水が出た。ここまでは良かったのだが、勢い良く出してしまった上に、蛇口の向きが上に、つまりは先生側に向いていたのだ。
「きゃああああっ!!」
「今度はなに!?」
放出された水流は、先生の顔に直撃。その拍子に、眼鏡が外れてしまった。
「あ、あれ?眼鏡が……」
ま、まずい……!
この人眼鏡がなかったらまったく見えないんだ!両手をさまよわせて左右に行きながら、こちらに歩いてくる先生。
おいおいおい、これはもう嫌な予感しかねぇぞ!?
今の俺は熱のせいで頭はあまり働かないし、体も怠くてうまく動けない。
そうこうしている内に、先生が近づいてきた。この時、俺は見てしまった。先生の上げた足の真下に、スポンジが置いてあったのだ。恐らく、水流に巻き込まれて地面に落ちたんだろうな。
…………って!このパターンは―――
「うぅ〜〜、前が見えな、いっ!?」
「へっ?」
予想通り、スポンジを踏んで前のめりに倒れてくる先生。まるでダイビングをしている様だ。
俺の顔に、巨大な影が落ち、同時に、大きくて丸い“モノ”がそのまま落ちて―――
「きゃっ!!」
「むぎゅっ!?」
俺の顔に押し付けられているこの二つのボール。いや、言い方を変えれば、男性の理性を容易く破壊するとてつもない生体兵器だ。その女性特有の膨らみが、俺の口を顔ごと塞いでる訳である。
ああ……なんか良い匂いするし、すっごく柔らかい………あれ?ここって、どこなんだろう………。
「うぅん……あっ!ごめん、佐久間君っ!
」
いやぁ先生。もし俺が変態だったら、ありがとうございます!って言ってると思いますよ?事実、今正にそう思ってますから。小六なのに。
先生からの謝罪の言葉を聞きながら、俺の視界は段々と暗くなっていった…………
―――うぅん……寝てたのか。
俺は目を覚まし、周囲を見渡す。先生がしてくれたのか、カーテンが閉められていた。いやぁ、人騒がせな先生だけど、憎めないんだよねぇ。見てるこっちも面白いし。
後、良い思いしたしねぇ〜。
でも、ひとはに知られたら殺されるな……うん。
今、教室どうなってんだろ?てか、今何時なんだ?どこか時計が―――
「うふふ……うふふ……♪」
…………あれぇ?なぁんか耳障りな微笑がきこえるなぁ?
忌々しく感じながら、俺はカーテンを開けた。
「………………やっぱりお前か」
「ん?…………なんだあんたか」
まるでゴミを見るかの様な目で俺を見るこの女子、【松岡 咲子】。まあ俺も同じ様な目で見てるんだけどな。だが、俺はそいつが跨がっている人物に目をやった。
「お前、なんで矢部さんに跨がってんだ?そんな趣味あったっけ?」
「違うわよ!見ての通り、体に写経しているのよ!!」
「……何故に?」
「矢部っち……急に倒れちゃうなんて、きっと何か悪いもののけにとり憑かれたのだわ……!」
あ〜あ、出たよ。
聞いての通り、こいつはかなりのオカルトマニアだ。悪霊だの除霊だのとあり得ない事ばかりを言いやがる。
幽霊を信じますか?
こいつは真っ先に「います!」って言う。
俺?幽霊という言葉すら否定する所存でございます。
とか言ってる間に松岡は矢部さんの上半身に何やらお経的な文字を書き込んでいく。ていうか、服脱がしたのお前か?
よくやるわ、こいつ。
「なぁにが除霊だよ!下らねぇ!」
「はぁ……これだから霊感を持たない人は困るのよね」
「んなもん、俺には必要ねぇ!てか、お前持ってるっつうのか!?」
「ん?」
「ん?じゃねぇ!聞こえない振りすんな!腹立つわコイツ!」
「うっ!急に耳が……きっと、悪霊に聴覚を奪われ―――」
「あっ、幽霊だ」
「えっ、どこどこ!?」
「バッチリ聞こえてんじゃねぇか!!」
「だ、騙したわね!!」
「簡単に引っ掛かってんじゃねぇよ!」
そうやって言い争っていると、横から冷たい視線と共に、静かな声がかけられた。
〈……何してるの?〉
矢部っちが授業中に倒れてしまった。
大した事はないと思うけど、自習で教室が騒がしいので、早く回復してほしい。
それに、あき君の事も心配なので、保健室に向かう事にしました。それで、保健室に入ったのですが……。
「…………何してるの?」
私は目の前の光景に戸惑っていた。上半身裸の矢部っちの上に跨がっている松岡さんと、上半身を起こして松岡さんと口論しているあき君。
見ての通り、あき君と松岡さんの仲は、物っっっっっ凄く悪いです。会った瞬間、お互いに拒絶反応を示す程。
幽霊やらオカルトの類を信じる松岡さんに対し、科学やら理論など現実的なあき君。
見た感じでは激しい口喧嘩をしている様にも見えるが、私はそれでもちょっとムッとしてしまう。
喧嘩する程、仲が良いという言葉を知っているだろうか?
この二人からして、それはあり得ないと思うけど、万が一って事もあります。
私は二人の間に入った。
「あき君。安静にしてるんじゃなかったの?」
「いや、さっきまで寝てたんだぜ?なのに松岡が―――」
「気にせず寝たら良かったんじゃないの?」
「だ、だからさ……」
「安・静・第・一だよ……?」
「……はい」
うむ、よろしい。むふぅ♪
「ていうか、松岡まじで止めないとヤバイぞ?」
「えっ?」
……なにコレ
振り返ると松岡さんが矢部っちの体に何かを書いていた。
「あっ三女さん♪天才美少女霊媒師として、矢部っちの様子をどう見る?」
「え?えっと……“疲れて”たんだと思う」
「やはり“憑かれて”るのね……!」
しまった!
後ろであき君がやれやれと言った風に頭を押さえている。松岡さんは構わず、上半身に筆を進める。へそまで行った所で、今度はベルトに手をかけ……って!?
「な、何してるの!?」
「なにって、全身に書かないと」
松岡さんが矢部っちのズボンに手をかけようとしたその瞬間、私は体ごと後ろの方を向かされた。
「あき君?」
「何も言うなひとは。少なくとも、今は後ろを振り向いちゃあいかん。お前の為でもあり、矢部っちの為でもあるんだ」
「う、うん……」
顔が近い………。
あき君の言いたい事が分かり、私は赤くなっている顔を更に赤くする。
「おいおい、羞恥心の欠片もねぇのかお前は」
「リアリストは黙ってて?」
「んだとぉ!?」
「あき君、静かにして」
「えっ、何で俺?」
「三女さん!次は背中よ!手伝って!」
「お前まだやんのか!?」
「当たり前でしょ!矢部っちが悪霊に取り憑かれてもいいの!?」
「ただの風邪だろうが!いもしないモノに擦り付けてんじゃねぇ!!」
「なんですってぇ!?」
うん、あき君の言い分が正しい気がする。
松岡さんがあき君の言葉に反応し、矢部っちの体を離してしまう。そのせいで、矢部っちはベッドから落ちそうになる。私は咄嗟に矢部っちの前に立ち、後ろからあき君も私の前に出て、手伝ってくれた。私とあき君は、二人がかりで矢部っちを支えている。
「頭から落ちたら死んじゃうよ……」
「くっ!悪霊め……!」
「霊に責任転嫁してんじゃねぇ!」
「本気で矢部っちに取り憑こうとするなんて……!」
「はい無視ですか!?そういうトコ中々にタチ悪いなぁオイ!」
「あき君あまり騒がないで……うるさい」
「ああ、悪い……」
先生の息が荒い事に気づく。
熱がある……。どうやら風邪らしい。
「んっ?あき君、それ」
「へっ?うわっ!?なんだこれ!」
あき君の方を見ると、白いチェック柄の長袖が黒く滲んでいた。この文字、水性ペンで書いているらしい。その文字があき君の服にこびりついた様だ。
「松岡お前、水性ペンで書いたのか!?」
「落ちないと困るでしょ?」
「ああ、プールの時バカやった時か?」
「あなたホンットムカつく事しか言わないわね!?」
「だってホントの事だろ?」
あき君と松岡さんがまた喧嘩してる。
本当にこの二人は……。
半ば呆れていると、保健室に誰かが近づいてくる事に気づいた。
「誰か来る!鍵閉めて!!」
「はいっ!除霊の邪魔よね!」
「大方、栗山先生が戻ってきたな……」
あき君は汚れた長袖を脱ぎ捨て、矢部っちに布団を被せる。松岡さんは鍵をかけたらしく、ドアがガタガタと揺れる。
急がないと!
「先生のパンツどこ!?」
「先生のパンツが必要なのね!?」
松岡さんは矢部っちのパンツを取りに行った。すると、呻き声が聞こえた。見てみると、矢部っちが目を覚ました。
「うっ………あ……佐久間君…ひとはちゃんも……」
「あっとぉ……具合はどっすか?」
「ずっと……いたの…………?」
「もっと寝てた方が良いですよ……お願いだから」
私もあき君も内心かなり焦りながら、矢部っちに声をかける。
(ふふ……佐久間君とひとはちゃんが珍しく優しい……♪たまには床に伏せるのもいいかな……)
矢部っちはまた睡眠につこうとしている。ふぅ、一時はどうなる事やらと―――
「三女さん!パンツをってきゃっ!!」
「えっ!?」
「ん?」
しまった!松岡さんの事忘れてた!
しかし、松岡さんは転んでしまった。両手には矢部っちのパンツ。転んだ拍子に、そのパンツは私…………ではなく、あき君の頭にすっぽりと入ってしまった。
「…………………………」
「……はっ!?」
「ご、ごめんなさい三女さん!矢部っちのパンツが必要(除霊に)だったのに、こんなど素人に被せちゃった!!」
「僕を裸にしてどうするつもりだったの!?僕のパンツを何に使うの!?」
「あ、あれ?矢部っち元気になってる?ま、まさか、こんな奴に才能が……!?」
「…………………………」
「い、いや、そうじゃなくて……」
ああ、どうしよう……。
あき君絶っっっっっ対怒ってるよ……。パンツのせいで表情は見えないけど、腰に置いている両手がフルフルと震えてるよ!?
「あ、あき君―――」
「うがああああああああああああああああああああああっ!!!」
「ぶっ!?」
耳鳴りがする程の怒声を放つあき君。直ぐ様矢部っちのパンツを取り、矢部っちに投げつけた。矢部っちは上半身を起こしかけたが、熱のせいで意識を失い、またベッドに倒れた。
「……帰る」
そういうと、あき君は不機嫌オーラを出しながら、保健室を出ていこうとする。すれ違い様に見てみたけど、まだちょっと顔が赤かった。多分、ぶり返しちゃったのかな?
そのまま扉を開けると、あき君は誰かにぶつかった。
「むぎゅ……」
「あっ、佐久間君、大丈夫?」
あき君の言った通り、栗山っちだった。栗山っちのおっぱいに押し返され、あき君は尻餅をつく。栗山っちはあき君に手を伸ばす。あき君はその手をとって、立ち上がる。
「顔が赤いよ?もしかして、また熱が上がったんじゃない?」
「あ〜いえ、大丈夫です……うん、大丈夫大丈夫」
「全然大丈夫には見えないよ〜!」
うん、栗山っちの言う通り。
「それに、佐久間君を押し倒しちゃったのが原因かもしれないし、放っておけないよ!」
ん?今、何と仰いました……?
「栗山先生……それはどういう……?」
「っ!?」
私が栗山先生に声をかけると、あき君があからさまに肩をビクッ!と震わせた。
…………………………………………怪しい。
栗山っちは、正直に答えてくれた。
「ほら、佐久間君ホームルームの時、保健室に来たでしょ?調子が悪いのに、先生のせいで迷惑をかけちゃったの……」
「……と、いうと?」
「体温計を間違えて渡しちゃったり、大きな音を立てちゃったり―――」
「いえ。その“押し倒しちゃった”という部分を聞かせてほしいのですが……」
「ああ。先生ドジだから、転んじゃってね?ベッドにいる佐久間君に体当たりしちゃったの……。すぐにどいて見ると、佐久間君は気絶してて……」
「因みに栗山先生。その時、あき君の寝顔はどうでしたか?」
「どうって……?」
「例えば、鼻の下伸ばしてたり、にや〜っとしてたり、とか」
「う〜ん、よく分からないけど、かわいい寝顔だったよ?なんだか、とても良い夢を見てるみたいで」
「ふぅ〜〜〜ん…………そうですか」
なるほどなるほど?
夢の中でとても良い体験が出来たという事ですか……なるほどなるほどなるほど。
さて、お次は“御本人”に聞いてみますか。
「…………」
「どこ行くのかな?」
「げふっ!?」
コソコソと逃げようとするあき君。私は素早く首根っこを掴み上げ、逃がさない様に握りしめる。
「あき君……そんな事があったんだねぇ〜…………?」
「ひ、ひとは……あのその、俺には何の悪意もないんだけど―――」
「言わなくても分かるよ?あき君も男の子だもんね?それくらいの興味はあるよね?」
「いやいや、待て待て。人がそんないかがわしい事を考えてるとでも―――」
「実際の所は?」
「ちょっとだけ思いました……」
「……ほぅ?」
うん、それだけ聞けたら充分だよ。
後ろで栗山っちが怯えてるし、松岡さんが尊敬する様な目で見てるけど私は一切気にしない。
後は…………
「あき君、放課後……“分かってる”よね?」
「…………あ、あのぅ、体の調子が悪いので、また今度ということは―――」
「“分かってる”……!よね?」
「口応えしてすみませんでした!」
「よろしい」
まだ授業はあるし、私は教室に戻らないと。あき君も説得(釘を刺)しといたし、勝手に帰る事はないだろう。帰ったとしても、私には“切り札”がある。
絶望にひれ伏しているあき君を他所に、私は教室に戻って行った。
ふっふっふ……♪
でも、体には気を付けてね?
あき君………………むふぅ♪
説明 | ||
やっと三話目ですね。はい。 今回はまだ紹介していないキャラも紹介したりします。あと、原作キャラの性格が若干変わってるかもしれません(特にひとはが)……。その点に関しては、お許し下さい。 それでは、どうぞ! |
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