英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜
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〜鳳翼館〜

 

「ほう。エレボニアが滅亡寸前である事は話には聞いていたが、そんな面白い事になっていたとはな。」

「もう、アインったら……”面白い”ですまされる出来事ではないわよ?」

リィン達の経緯を聞いて興味ありげな表情をしたセルナート総長の発言にルフィナは呆れた表情で指摘し

「ハハ、”試練”か。”影の国”の”試練”を思い出すな〜。」

「………もしかしたらヴァイスさん達はあの”試練”を参考にしたのかも。」

ケビンとリースはそれぞれ苦笑しながら呟いた。

 

「う、う〜ん……さすがにそれはないかと思いますけど……」

「でもそこの皇子と同じお気楽な性格をしているあの人ならやりそうなの。」

「フッ、そう褒めないでくれよ。照れるじゃないか♪」

「お兄様、褒めていませんわよ。」

リースの推測を聞いたナユタは困った表情で呟き、呆れた表情で呟いたノイの言葉に酔いしれた表情で答えたオリヴァルト皇子にその場にいる全員は冷や汗をかき、アルフィン皇女がその場にいる全員を代表して指摘した。

 

「フフ、ちなみにメンフィル、リベール、クロスベルのそれぞれが用意した強敵と戦ったって言ったけど、三国はそれぞれ一体誰を用意したんだい?」

「バリアハートの時はレオンハルト教官だったな。」

ワジの質問を聞いたガイウスは答えた後バリアハートに向かった面々を見回した。

「ああ………まさかあんな展開になるなんて、予想外過ぎたぞ。」

「サラ教官と戦った時より強すぎだよ……」

「ま、まあまあ……よく考えてみたらあの”試練”だけでメンフィル皇家が認めてくれたのですから、それで良しとしましょうよ。」

疲れた表情をしているマキアスとエリオットにセレーネは苦笑しながら諌め

「ホント、クレアがいなかったらヤバかったよね〜。」

「フフ、私は大した事はしていませんよ。私からすればミリアムちゃん達がいたお蔭であの”試練”を乗り越える事ができたと思っていますし。」

ミリアムの言葉を聞いたクレア大尉は苦笑しながら指摘した。

 

「レオンハルト……”剣帝”ね。フフ、まさか彼に勝つ事ができるなんてね。」

「凄いな……あの人、相当な強さなのに……」

「ええ……人間の中では最強の部類なのによく勝つ事ができましたね。」

ガイウス達がレーヴェに勝った事にルフィナやアドル、エレナは驚き

「リベールは誰をお前達にぶつけたのだ?」

セルナート総長は興味ありげな表情で尋ねた。

 

「リベールはカシウス准将の教え子の一人にしてかつてリベールの”情報部”を率いていたリシャール殿です。」

「リシャールさんですか……カシウス准将ではなくてよかったですね。」

ラウラの答えを聞いたリースは目を丸くした後苦笑しながらラウラ達を見つめた。

「そりゃ”弟子”であれだけ苦戦したんだから、師匠の”剣聖”なんて出て来たら絶対負けていたし。」

「ア、アハハ……リシャールさんの時でもみんな、ギリギリだったしね。」

「うん。誰か一人でも欠けていたら多分負けていたわ。」

ジト目で呟いたフィーに続くように苦笑しながら答えたトワの推測にゲルドは静かな表情で答え

「フフ、”弟子”であの強さなんだから、”師匠”は一体どのくらいの強さなのか、怖いもの見たさで興味が出てくるよね。」

「や、止めた方がいいですよ?私達、一度だけ手合せをした事がありますけど、全くと言っていい程歯が立ちませんでしたから。」

「自ら勝てない相手に挑みたいというその気持ちは全然理解できないわ。」

アンゼリカの言葉を聞いたエマは冷や汗をかいて指摘し、セリーヌは呆れた表情で呟いた。

 

「レーヴェさんにリシャールさん……アハハ、”影の国”に巻き込まれたメンバーばかりだね。」

「やっぱり”影の国”の”試練”を参考にしたんじゃないの?」

「……ナユタ、ノイ。その二人って兄さんやオルバス義父(とう)さんよりも強いの?」

ナユタとノイの会話を聞いていてある事が気になったクレハは不思議そうな表情で尋ね

「うん………シグナは勿論だけど、先生でもあの二人には多分勝てないと思う。」

「そんなに強いんだ……」

ナユタの答えを聞き、目を丸くした。

「それで?クロスベルでは誰が君達の相手をしたんだい?もしかして僕の知り合いもいたりする?」

ワジは興味ありげな表情でリィン達を見つめて尋ねた。

 

「知り合いも何もほとんど全員お前さんの仲間ばかりで、他は元々クロスベルにいたとんでもない使い手だったぜ……」

「しかも私達の時だけ4回も”試練”があったんですよ?」

ワジの質問にトヴァルは疲れた表情で答え、アリサはジト目で呟いた。

「へえ?1戦目は誰だい?」

「……1戦目の相手は”銀”と”キリングベア”よ。」

「……驚いた。片方でも僕やロイド達が苦戦する相手なのに、よくそのコンビに勝てたね?というか”キリングベア”は留置所にいるはずなのに……」

サラ教官の答えを聞いたワジは目を丸くした後不思議そうな表情をした。

 

「……”黄金の戦王”が俺達に奴をぶつける為に、奴に司法取引を持ちかけて、奴がその取引に応じたからだそうだ。」

「フッ、”司法取引”でマフィアの若頭を一時的に釈放するとはとんでもない度胸をしているな、クロスベルの皇帝とやらは。」

「フフ、局長ならやりそうだよ。それで2戦目は誰だい?」

呆れた表情で答えたユーシスの言葉を聞き、セルナート総長と共に口元に笑みを浮かべたワジは続きを促した。

 

「2戦目の相手は女神様の”眷属”の一人―――”神狼”ツァイト様です。」

「あら、ツァイトが……よく貴女達だけであの子に勝てましたね?」

エリスの口から出た予想外の人物の名に目を丸くしたエイドスは不思議そうな表情で尋ねた。

「勝てたというか……認めてもらえただけです。向こうは私達がどれだけ攻撃しても、全然平気そうでしたし……」

「フフ、私の”眷属”は私程ではないですが、常に”七耀脈”からの祝福を受けられますから、”人”の身で”眷属”に勝つのは相当難しいですものね。」

疲れた表情で答えたアリサの答えを聞いたエイドスは苦笑しながら説明し、エイドスの爆弾発言にその場にいる全員は冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。

 

「ハ、ハハ……ちなみに三戦目の相手は”風の剣聖”―――アリオス・マクレインでした。」

「”風の剣聖”……!」

「へえ……留置所にいる”キリングベア”をぶつけた話を聞いて、”風の剣聖”もぶつけると予想していたけど、まさか本当にあの”風の剣聖”をもぶつけるとはね。局長も手加減なしだね♪それで最後の相手はまさかロイド達だったり?」

リィンの話を聞いたルフィナは驚き、ワジは静かな笑みを浮かべて笑顔になった後興味ありげな表情で尋ねた。

 

「ええ、その通りよ。」

「ちなみに最後はリィンとロイドの一騎打ちだったぜ。」

「フフ、僕も是非ロイドとの一騎打ちを見たかったよ♪」

サラ教官とトヴァルの話を聞いたワジは目を丸くした後笑顔で言った。

 

「そして皆さんはその”試練”を見事乗り越えたとの事ですが……何故、そこでエイドスが出てくるのでしょうか?」

その時ある事が気になっていたフィーナは真剣な表情でリィン達に尋ねた。そしてリィン達はエイドスを必要とする理由を説明した。

 

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神のラプソディ、ついに体験版が公開されましたね!体験版やってとりあえず感じた事は貝が固すぎて壁チートキャラ化しているwwあまりのチートさに本編出た時に弱くなっていないといいですねwそれとコリドーラが予想以上に強くて……だらしないけど戦闘になれば優秀なキャラと化するのはサラと同じな所が笑えましたww後睡魔キャラが閃シリーズの主人公と同じ名前ってwwただ、攻撃系や回復系スキルのコスト高すぎぃ!しかもレベルアップの仕方が変則的ですから、下手すりゃ終盤創刻並みに苦戦するかも(汗)セリカの紅燐剣で終盤の敵を一掃して簡単に経験値を稼いでいた頃が懐かしいです(まあ、セリカだからこそできるのでしょうがw)発売まで後2ヶ月も待たないといけないのがホント辛いですよww

説明
第562話
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コメント
本郷 刃様 確かにそうですねw仲間か敵、どっちかですからw(sorano)
うん、全員ワジの関係者ですなw(本郷 刃)
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