咎を受けし御使いの最後の旅〜二人の御使いと二人の劉備〜 |
咎を受けし御使いの最後の旅〜二人の御使いと二人の劉備〜
選抜メンバー
愛紗たちが合流してしばらく経った日。兵の訓練、将の実力の把握、向上が一旦終了したと同時に再度軍議が開かれた。ほとんどのメンバーはなぜ呼ばれたのかを薄らとだが感づいていた。
一騎「こほん。それではこれより選抜メンバーの発表をする。」
そう一騎が斬りだした。
一騎「まずは基本構成だ。大将と副将そして四人の将を加え六人構成で編成する。相手は大兵力だが、その大兵力にたった六人で相手取る事の出来る実力者のみが選抜メンバーに選ばれる事をまずは理解してくれ。」
華琳「それじゃあ発表するわよ。まずは第一班、ケ艾、私、夏候惇、夏候淵、楽進、荀ケ。」
桂花「第二班、劉北、劉戯、劉備、董卓、呂布、賈?。」
風「第三班、趙雲、関羽、黄忠、璃々、顔良、諸葛亮。」
雪蓮「第四班、私、袁術、曹仁、曹純、文醜、周瑜。」
柊「第五班、アーチャー、セイバー、茶々丸、藍、左慈、于吉。」
ユイ「第六班、パパ、ママ、直葉さん、サチさん、私。」
一騎「以上になる。残りは後方支援だ。兵数は五万。各町に数千を配置しながら行動する。大将に張遼、副将に華雄、軍師に荀攸、そこに各将という形だ。分隊は各々相談のもと行って、三人一組を基本としてくれ。以上を持って決定としたい。何かあるか?」
一騎の問いに部屋はこの上ない静けさに包まれた。
一騎「無いようだな。流琉、君は後方支援の中で特に調理を担当してくれ、いいな?」
流琉「分かりました!」
一騎「食糧は兵数百万を半年養えるぐらい持って行く。まあつまり後方支援部隊は全部が輜重隊と変わらない事を覚えていてくれ。それじゃあ行動開始だ!」
こうして一騎達は軍の編成を数日のうちに終わらせ、建業を出発した。
出発から数日、遂に国境に隣接した戦場に到着しこれから攻撃開始と思った矢先、敵軍の旗を見た愛紗は今にも飛びだしそうな勢いで一騎の元を訪れた。
一騎「どうした?愛紗。」
愛紗「一騎様、初戦の敵は公孫と張の旗です!」
一騎「早速当てて来たか・・・愛紗。」
愛紗「はい!」
一騎「焦るな。」
愛紗「あ・・・は、はい。」
一騎はまずは愛紗を落ち着かせて全員を集めるように愛紗に指示をした。すぐに一騎の元に選抜メンバーの全員が集まって最初の軍議が始まった。
一騎「それじゃあ始めるぞ。と言っても当てる班はもう決めている。愛紗、やれるな?」
愛紗「勿論です!必ず・・・白蓮殿と鈴々は救って見せます!」
桃香「愛紗ちゃん、白蓮ちゃんのこと、よろしくね。」
星「私はさしずめ猪の手綱取りですかな?」
一騎「星、そう言う君も落ち着かないな?実を焦るなよ?隊長は君なんだから。」
功ではなく実、相手を討ち取るのでなく正気を取り戻させる。星が焦るのも無理は無い。公孫賛は星の外史では死んでいるのだから。
一騎「残りは迂回して敵本城を目指す。それでは行動開始!」
全員「「「「「応!」」」」」
あとがき
選抜メンバー決定と初戦の相手を公開しました。
さて次回は『激突、公孫軍』です。
ではまた次回。
説明 | ||
選抜メンバー発表です。 ではどうぞ |
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