二重人格少年少女
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俺達はなんの為に生きてるのだろう…

私達はどうして従うの?

誰か…僕達に教えて……

 

第1話〜告白〜

 

告白なんていつもの事だが

何が楽しくて告白するんだ?

理解出来ない。

いつも外見だけで判断されてるからか?

愛なんかに興味なんてない。

愛なんて不必要だ・・・・

愛なんて求めても傷つくのは俺だ

愛ってなんだ?

 

奈々『貴方また振ったのね…

まぁ〜他人の恋なんて……どうでもいいけどね』

 

昴『……相変わらず冷たい女だな』

 

奈々『…他人に心配されるのも…他人  を心配したりするも……私は…絶  対嫌なのよ…』

 

愛を必要としない俺と愛を拒絶する君

僕らの未来を変える愛に怯える彼女。

俺達が出会うまで後数時間……

 

昴『なぁ〜ちょっといいか……』

 

   大切な事を忘れてた

 

奈々『どうしたのよ?真っ青よ…』

昴『今何時か教えろ』

 

奈々『どうしたのよ?急に…』

 

昴『一時間目…あいつの……あの野郎の授業だよー!!』

奈々『あぁ〜あんたが言ってた

  私より年下の先生…

それがどうしたのよ?興味無いけど』

 

奈々冷たすぎだ(泣)

彼奴は彼奴は……

 

昴『遅刻した奴を…考えただけで恐ろしい……』

 

奈々『そんなこと私に言わないでよ…めんどくさい』

 

昴『時間だけ教え『遅刻よ』』

 

奈々が爆弾発言したー!!

俺の命もここまでか・・・・

 

奈々『冗談よまだ時間あるわ』

 

冗談かよ!!

心臓に悪すぎるだろ

 

奈々『でも電車は急がないと間に合わないけどねクスクス』

 

昴『…………はっ?』

奈々『今のは冗談じゃないわよ』

 

昴『それを早く言えー!!』

 

俺は駅まで全力で走ったが途中で女が男に絡まれてるのを発見してしまった。

昴『なんでこんなときに絡まれてんだよ…とりあえず助けるか…』

 

いつもの俺なら見てみぬふりをするのに…

どうしてこんなときに……

 

昴『おっさん…その子俺の女だから汚ない手で触んな』

 

あっ…逃げた

 

昴『あんた大丈夫かよ』

 

優樹菜『あ…大丈夫だよ♪

  助けてくれてありがとう』

 

なんで笑って居られるんだろ……

怖かったんじゃないのか?

 

昴『あんた、怪我してんじゃんか!』

優樹菜『本当だね』

 

女なら怪我をしたら気にかけるだろ普通なのにまるで自分自身に興味がないような返事だな…

 

昴『俺は昴だ、あんたの名前は?』

 

優樹菜『私は優樹菜だよ♪

よろしくね…昴くん』

 

ルイ【昴どうしたのよ?】

スイ【姉さん昴くんは羨ましいだよ】

昴((やめろよ…それ以上言うな!!))

スイ【自分にない優しさを持っているあの人の事が羨ましいだよ】

ルイ【昴も充分優しいと思うけど】

 

昴((俺は優しくなんかない

お前らもう黙れ!!))

 

 

ルイ、スイ【分かった】

 

優樹菜『昴くんどうしたの?

 やけに険しい表情してるけど…』

 

昴『なんでも……!?!?学校忘れてたー』

 

やばい…色んな意味でやばい!!

まだ間に合うはず!!

 

優樹菜『え?あっ…?ど、ど、ど、どうしたの昴くん!』

 

昴『やばい!!

優樹菜待たな!』

 

間に合え…間に合ってくれー!!

あと少しで間に合うはずだった……

 

優樹菜『昴くん待って!!』

 

いきなり腕を掴まれたせいでバランスを崩して転けてしまった……

 

……はずい///

ルイ【昴大丈夫?】

スイ【昴くん怪我してない?】

 

昴((大したことないから黙れ//))

 

優樹菜『昴くん……ごめんね』

 

昴『怪我してないから謝んな』

優樹菜『本当にごめんね』

 

ど、ど、ど、どうすんだ

 

スイ【昴くんとりあえず安心させてあげたらいいと思うよ】

 

わ、わ、わ、分かった!!

 

昴『大丈夫だからそんな顔すんなよ

優樹菜は笑った顔の方が似合ってんだからさ』

 

優樹菜『ありがとう///』

 

あっ…笑ってくれた

とりあえず一安心だよな

 

それよりなんで急に引き留めたりしたんだ?

聞いてみるか

 

昴『優樹菜どうして急に俺の事ひき止めたんだ?』

 

あれ?

なんか優樹菜の顔赤いような……

 

熱でもあんのか?

 

ルイ【昴って鈍感だったんだね】

スイ【姉さん知らなかったの】

 

なんの事だよ?

スイ、ルイ【なんでもない】

 

優樹菜『ちょっといいかな?』

 

遅刻決定だしいいか

諦め早いな俺

 

昴『話ぐらいならいいぜ』

優樹菜『本当!ありがとう』

 

俺は不覚にも彼女の笑顔を可愛いと思ってしまった。

 

今日は変だな俺

奈々『あんたまだ学校に行ってなかったのね』

 

昴『うわっ!?

  びっくりさせんなよ!!』

 

奈々『昴が勝手にびっくりしたのよ』

 

あれ?なんか優樹菜が不安そうな顔で此方見てるな。

 

どうしたんだ?

 

昴『優樹菜どうした?』

優樹菜『・・・・・・・』

奈々『誰かしら貴女』

 

優樹菜『・・・・・・・・』

 

あれ?様子がなんかおかしいような?

 

スイ【泣いてるね。昴くんなにしたの?】

 

昴((なにもしてないけど))

 

ルイ【昴とりあえず泣いてる理由きいたら】

 

昴((じゃあそうする))

昴『優樹菜どうしたんだよ』

 

優樹菜『……私勝ち目ないな〜』

 

奈々『なにいってるの?

私達そうゆう関係じゃないわよ』

あれ?奈々は優樹菜が泣いた理由しってんのか?

 

ルイ、スイ【なるほどね】

 

昴((お前らも分かったのかよ))

優樹菜『そうなの?』

 

奈々『当たり前じゃない……

  私達愛なんか求めてないもの』

 

愛なんか求めてないは本当だか今の状況に関係あんのか?

 

スイ、ルイ【関係おお((黙っとけ))』

 

優樹菜『愛は確かに意味なんてないでも私は……好きになっちゃたから』

 

好き誰のことだろ?

まさかの俺じゃないよな……

 

優樹菜『昴くん私…昴くんの事が『ごめん』最後まで言わせてよ』

 

奈々『昴にしては優しい振り方ね』

 

いつもならこんなに優しい言い方しなあもんな俺。

 

昴『ごめん…優樹菜俺…『いいの

でも、友達になって欲しいな〜いいかな?』…………いいよ』

 

降ったのに友達になろうって……

優しい過ぎ

 

スイ【昴くんあの子のこと少しは考えてあげなよ】

 

ルイ【あそこまで一途な子始めてよ】

 

昴((お前らには関係ないだろ))

 

ルイ、スイ【でもあの((黙れよ))分かったよ】

 

奈々『昴熱でもあるの?』

 

昴『熱はないから気にすんな』

 

優樹菜『私貴方達に会わせたい人達がいるの…着いてきてくれるかな?』

 

着いてきて欲しい所って何処だろ何処に行くのか興味があるから着いてくか

 

昴『別にいいけど……奈々どうなんだよ?』

 

奈々『別に行ってもいいわよ』

 

優樹菜『じゃあ…行こう♪』

 

昴、奈々『ラジャー』

 

優樹菜との出逢いが俺達の止まっていた歯車が動き出す

 

説明
この小説は二重人格の少年少女が出会い
そして別れを知り成長していく話です

今回のはその小説の1話目を投稿してみました。
登場人物は皆二重人格です。
今回は昴と奈々と優樹菜と言う男の子と女の子が出会う話です。

書き始めたばかりで上手く書いたりできるか分かりませんが
よろしくお願いします
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二重人格少年少女 人格 小説 二重人格 

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