No.527 アカオニフンダ
説明
その昔、鬼が踏んづけたキノコがこれになったのが元。鬼の形相、姿にもよるらしいが概ね一様に角を生やし、本体とは別に先が金棒のようなキノコを外敵に対しての武器として生やしている。通常キノコは胞子をつくり散布させ数を増やすが、鬼からの強大なエネルギーが加わり自らも成長したと考えられる。こちらは赤鬼に踏まれて誕生した赤い個体。角のような突起が二本、日光が届かない深い森に棲息し日中は土に埋まっている。夜になると動き出し、町や村の近くまで来る事も。胞子を撒き散らし、時には動物や人間の口の中に。放っておくといつしか体内にはキノコが、毛穴からは男女問わず鬼と同じような濃い眉、髭や剛毛が生えてくるという。集団で人間を土の中へ引きずり込み養分を吸収する事も。山の専門家ですらも見つけたら青褪めた顔で逃げ帰る。なぜならこれが埋まっている下には高確率で人の骨が埋まっているのだから。
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キノコ

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