真・願望の店 |
幾多の激戦を共に駆け抜けていったことで、彼との絆が生まれた。
親友、恋、好敵手など。
特に恋の好敵手は数が多く、もしかすると私だけを見てくれないかもしれない。
しかし、それは当然のこと。
あの人は『全て』を愛さなければいけない。
仮に『私』だけを愛してくれたらそれはとても嬉しい。
しかし、それでは駄目だ。
区別された『愛』などに国など救えない。
少なくとも私はそう思う。
彼には『愛』が色々な種類があるという。
国は『家族愛』。
仲間は『友情愛』。
そして、私には『恋愛』を。
そんな『愛』でいいのだろうかと疑問してしまう私。
だけど、彼の『愛』を抱いてしまうと『それ』でいいかもしれないと納得する私がいた。
私は告白を承諾して『妻』になる。
そして、夫婦で一つの州の太守をすることになった。
日々の日常はとても厳しく、常に緊張の糸が切られない状態が続く。
でも、それを苦と思ったことは一度もなかった。
隣に愛する人がいて、この人を守ることを誇りとしていた。
やがて私は『子』を宿した。
彼と私の『子』だ。
私に『死』の恐怖はない。
『死』よりも私が愛した人達が消えていくこそが恐怖。
だから私の愛した人達が生き続けているのなら、死後は魂でも彼らを守護しようと決意する。
そう決意して、私は自分の首を斬った。
――ああ。
次はどんな『ご主人様』が・・・
私を『愛』して下さるのだろうか?
説明 | ||
愛した者を決して自分から裏切らない 例えそれが、叶わぬものでも永遠に愛する そんな想いを元にきっと彼女は誕生したのだろう 『愛紗』 彼女の『愛』は偽物か本物か? それは得た彼でも、彼女でもわからない。 |
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・・・・・・・・・・・・・自殺しちゃったよ; どうだろうか?(スターダスト) | ||
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