二つの呂旗〜現代史〜 同棲騒動W |
まえがき
この作品は二つの呂旗のアフターです。戦闘は有りません。日常風景が描かれます。恋姫たちも出ますが性格は違っております。ご注意ください。言葉使いもかなり違ってると思われますがご注意ください。それでもよろしいと言う方はどうぞご覧ください。
現在進行形で言うと生徒総会は終了した。いきなりなんだと思われるだろうが、どうにも収集が付かなくなったのだ。
麗羽が発表した特別寮の人員は全部で生徒8名と管理人が1名なのだが、これに関しては生徒3名と管理人1名はもうすでに決まっている。中等部二年の北郷沙耶、高等部二年の北郷一刀、高等部一年の獅龍恋の3名と高等部の体育教師((影無白蓮|かげなしぱいれん))先生決まってる。
沙耶が居る事により中等部からも募集を掛けた所、とんでもない人数が押し掛けたのだ。ちなみに男子が多いかと思ったらそうでもない。沙耶はどうやらお姉さまと呼ばれるぐらいらしく、女子が多かった。
恋は恋愛対象ではなく可愛い物担当なのだろう。可愛い物好きの男女が押し掛けた。
そして一刀。彼の存在はやはり大きかったらしい。女子ばかりだった。ただ・・・その二割ほどは、ちょっと、いやかなり、いやそこはかとなく、腐った思考のお嬢様が混ざっていたのは秘密である。
第4話『同棲騒動W』
収拾のつかなくなった生徒総会(中高合同)が終わりを告げ、特別寮に帰って来た一刀達。
一刀「で、結局俺達が選ぶことになった訳だが・・・どうして俺は蚊帳の外なのでせう?」
恋「一刀に・・・女子は選ばせない。」
一刀「男子は?」
沙耶「お兄ちゃんの風評を考慮して入寮拒否。」
一刀「ち、ちなみにどんな風評?」
沙耶「直球に言ってBL的な。」
一刀「ああ・・・それは大問題だ・・・」
そう言って一刀はうなだれるばかりだった。ちなみに現在沙耶と恋は麗羽と斗詩に渡された入寮希望者の一覧に目を向けている。
一刀「じゃ、じゃあ俺は買い物して来るよ。今日の夕飯は何がいい?」
沙耶「片手間で食べれる物がいいな〜。」
恋「・・・それでいて量があると良い。」
一刀「了解だ。ん〜具は何がいいかな〜」
そう言いながら出かけて行く一刀だった。
沙耶「・・・おにぎり確定?」
恋「サンドイッチの可能性あり。」
沙耶「まあどっちもおいしいから文句は無いけどね。」
恋「おにぎりは・・・一刀味。」
沙耶「・・・恋さんが変態だよぉ(涙目)」
恋「一刀の事に関して・・・恋は何処までも変態でいられる。」
沙耶「お義姉ちゃんがとんでもなく頭がおかしいです(泣)」
恋「褒めないで・・・照れる。」
沙耶「褒めてないからね!?」
恋「此処から此処まで・・・却下。」
沙耶「スルー!?あ、此処から此処まで却下&お仕置き確定。」
恋「どう言う希望理由??」
沙耶「『北郷一刀氏のお尻は俺が貰う』『一刀きゅん俺の初めて貰って頂戴』・・・他も聞く?」
恋「・・・・・・いい。」
恋はそのまま視線を資料に移した。
沙耶「私と相部屋の子だけでいいから中等部からは一人にするね。」
恋「高等部からは4人・・・1,2年が好ましい?」
沙耶「そうだね。3年生は受験もあるし・・・」
恋「エレベーター式だけど、外部受験する人いるし・・・ね?」
沙耶「じゃあ・・・生徒会長達は省きで。」
恋「b(グッ」
この二人、本当は誰も入れる気が無いのかもしれない・・・
沙耶「ん〜、やっぱ慣れた子の方がいいなぁ・・・」
恋「高等部・・・どうしよう?」
沙耶「よし決めた。中等部からはクラスメイトの亜莎ちゃん。同じ部屋だったし、理由も理由だしね。」
恋「高等部、1年枠で桂花。2年枠、詠、蓮華、華琳。」
沙耶「うん、これでいいかなぁ?後の人は希望理由がねぇ・・・」
恋「変態は・・・恋だけでいい。」
沙耶「・・・あれ?ちょっとおかしい理由が聞こえた気が??」
恋「・・・気のせい。」
そう言ってごまかす恋は視線を泳がせ、隠してるようでまるで隠せてないのがちょっと可愛らしいなぁと思ってる沙耶であった。というか沙耶も大概である。
こうして後はお茶とお菓子でちょっとした女子会が二人によって一刀が帰るまで続けられたのだが、帰った一刀はまさかもう決定してるとは思ってもおらずビックリしていた。ちなみに夕飯メニューは変更を余儀なくされて、買ってきた食材(おにぎりの具)で何とか恋を満足させる料理を頑張って作る事になった。
2人が寝静まり、一刀はこっそり入寮者の資料に目を通す。二人が居る前で見ても良かったのだが、興味ある的な素振りを見せると後で恋が怖いのでこっそり見る事にした一刀。
一刀「えっと・・・何々?中等部からは・・・1人か。」
『中等部2年。((明野|あけの))亜莎。志望理由、沙耶ちゃん以外の人とルームメイト・・・駄目です。恥ずかしくて駄目です。どうか沙耶ちゃんと一緒の部屋に・・・お願いしますぅ。』
一刀「せ、切実だなぁ。」
そう言って中等部の資料を眺めて・・・途中で投げた。後の理由はとてもじゃないが見てられない。腐った女子の理由が酷く、あっちの趣味の男が多い事に絶望した。
一刀「こ、高等部は?」
『高等部1年。桂木桂花。志望理由、北郷先輩北郷先輩北郷先輩北郷先輩・・・・・・・・』
一刀「何これ怖い、え?こんな子入れんの?超怖い。」
『高等部2年。((藍木|あいき))華琳。志望理由、一刀様一刀様一刀様一刀様・・・・・・・・・』
一刀「何これ怖い、え?こんな子入れんの?って同じクラスの華琳??こ、こんな子だったんだ・・・って言うか何このデジャヴ。」
『高等部2年。孫蓮華。志望理由、北郷君の写真が一杯撮れそうだから。同じ寮の人には無料配布。』
一刀「・・・なんだその理由。ん?恋の字か?何々・・・『ジュルリな写真求む。』・・・俺の愛しい人が変態なんだがどうすればいい??」
『高等部2年。嘉擢詠。志望理由、もう・・・家に居たくありません。誰か助けて。』
一刀「詠・・・お前の家って本当にどうなってるんだ。(‘;ω;`)」
全て見終わった一刀はそのまま資料をテーブルの上に戻すと最終的に何も見なかったことにした。ただ一つだけ・・・
一刀「・・・詠の相談には親身に乗ってやらんとなぁ・・・」
と決意を新たにする一刀だったとか・・・
あとがき
一刀「さ、あとがきコーナー始まりだな!」
・・・あれ?今日は突っ込み無しですか?
一刀「・・・ナニカアリマシタデセウカ?」
あ、スルーしたのね?ではあとがきコーナー。今日はゲストをお呼びしてます。
一刀「ゲスト?まあ、呼べる人物は多いからどんどん呼んだ方がいいとは思うけど・・・」
それでは登場して頂きましょう・・・皆のお母さん!朝倉涼子さんです!!
涼子「お母さん言うな!」
一刀「関係の無い人来た!?」
涼子「そうなのよ。何で呼ばれたの?これから長門さんの夕食を作りに行かなきゃならないってのに・・・」
・・・朝倉さん、キョンに連絡して長門さんを外食に誘うように俺が脅しておきました。これで二人の仲はきっといい方向に行くでしょう。
涼子「・・・な、なんてことしてるんですか!?あの長門さんですよ?進展する訳ないじゃないですか!」
一刀「ごめん、俺もそう思う。」
そこはほら、キョンの中の狼を信じて・・・
涼子「キョン君の中に狼?」
一刀「あるのは負け犬根性だろ?」
涼子「そうよね〜。本当にキョン君に涼宮さんの100分の1ぐらい積極性があれば私だって苦労しないのに・・・」
あんたら何気にひでぇな・・・
涼子「で、次回予告をすればいいんですか?」
たのんます。
涼子「では次回『孫権伝 第4話』次回も楽しみにしていなさいよね!」
朝倉さん、ありがとうございました〜。
涼子「はいはい、お疲れ様〜(ピロロロロ)ん?もしもし?長門さん??え?今日の夕食要らない?キョン君と・・・二人きりで食事ぃ!?行くんですか!?」
一刀「おお、すごいな長門さん。」
涼子「・・・え、心配だから影から見守ってほしい?」
・・・そうでも無かったな。
一刀「でも1歩前進でいいんじゃないか?」
説明 | ||
ついに同居人が決定です。 白蓮の名字に突っ込みは不要だと思う。 それでは本編どうぞ |
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コメント | ||
M.N.F.さん<悪意だなんてとんでもない。弄りがいのある苗字なんて善意の固まりじゃないですか。ま、弄る時点で悪意だけど・・・(ユウヤ) 苗字に悪意有りすぎなんだが・・・。(M.N.F.) daitetuさん<彼女はそういう扱いなのですよ・・・むしろそういう扱いで無い外史が珍しい。(ユウヤ) デュークさん<いいえ、彼女の影はもうないです。つまり人ではないのです(フラグ) 白蓮「は!私の個性か!?」 ・・・冗談ですよ? 白蓮「orz」(ユウヤ) あかさん<ワンコ出すか迷ってます。ワンコ出すとどうも収拾つかなくなるし・・・(ユウヤ) 叡渡さん<・・・やめたげません!(爆笑)(ユウヤ) とんぷーさん<皆やっぱそこにひっかかるよな〜。(ユウヤ) 白蓮……かわいそうに……(´・ω・`)(daitetu) せめて薄影白蓮にしてやろうよ。無いよりはいいでしょ。(デューク) 凪〜〜〜〜〜、三羽烏は何処へ〜〜〜〜!?(あか) 影無白蓮で吹き出したw(とんぷー) |
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