[榛名]眠り姫と夜の酒 |
春も過ぎ去り夏を迎えようとしてる鎮守府、春の一騒動も一息つき大規模作戦も終了を迎えたのだが・・・
「作戦も無事終了したことだし遠征組にまた資材を集めてもらわないとな・・・」
我らが提督は次の作戦に備え備蓄準備を始めようとしていたのた
「榛名、この資料を・・・榛名?」
提督は榛名に資料を渡そうと呼んだが反応がなかった
提督は隣を見たら榛名は眠っていた
「ここのところ忙しかったからな、ゆっくり寝かせといてやるか」
提督はまた仕事に取り掛かった
「しばらくは高速修復剤の回収か、さすがに備蓄が心もとなくなってきたからな」
黙々と進めながらも時間は過ぎていく
時刻フタフタマルマルを迎えたところで
「ん・・・」
「おや?」
「あれ・・・っ!?て、提督ごめんなさい!!榛名眠ってしまいました!!」
「大丈夫だって、溜まった疲れが出たんだろうよ」
飛び起きて謝る榛名に提督は苦笑いしながら答えた
「そ、それでも・・・」
「俺が大丈夫って言ってるんだから大丈夫だよ」
「はい・・・」
榛名はそう提督に言われると納得言ってないようだが頷いた
すると提督は榛名の頭を撫で始めた
「なに、作戦も終わったことだしし少しくらい居眠りしたってバチは当たらないさ」
「・・・提督がそういうのであれば」
「ははは、それに榛名の寝顔は可愛かったしな」
提督がそういうと榛名は頬を染めた
「提督いじわるです・・・」
「おや、そんな意地悪なこといったかな?」
「やっぱりいじわるです」
榛名はちょっと怒ったように言うと提督は苦笑いした
すると提督はある言葉をいった
「そんな意地悪な俺とケッコンしたのは誰だったかな?」
「それは・・・榛名です」
「わかってるじゃないか」
「むぅ・・・」
「すまんすまん、ちょっと意地悪しすぎたな」
「ほんとですよ・・・」
「ははは」
「ふふふ」
二人は自然と笑ってしまった
「さて、仕事も一段落したかな」
「お疲れ様でした提督」
「さて、ここからは・・・」
提督は立ち上がって棚に置いてあるお酒を持った
「少しだけお酒を飲むとしようか」
「お供いたします」
榛名はそういって提督の隣に座った
提督と榛名は少しずつお酒を飲みながら語らっていた
「とりあえず作戦終了を祝って乾杯・・・かな?」
「そうですね、乾杯です」
「ん・・・結構美味しいな」
「ほんとうですね、後味がすっきりしているというか」
二人はお酒の味を味わいながらちびちびと飲んでいった
「提督」
「どうした?」
「榛名はいまとても幸せです」
「そうか」
「提督はどうですか・・・?」
「榛名はよくわかってると思うけど?」
「提督の口から聞きたいんですよ」
榛名はそう言うと提督の肩に自分の頭をのせた
「そうだな、いつもこんなに幸せでいていいのかと思うくらい幸せだよ」
「いいんですよ、幸せになっても」
「そうだな・・・」
提督は頷きながらお酒を乗んだ
「俺も榛名みたいに素直にならないとな」
「そうですよ、素直にならないと損です!」
「でも素直になりすぎると榛名に甘えてしまいそうだからな」
「榛名は提督にもっと甘えて欲しいです」
「そうだな・・・考えてはおこう」
「約束ですよ?」
「わかってるよ、それに・・・」
「それに?」
そういうと提督は榛名のほうを向き
「こんな可愛い嫁さんがいつでもそばにいるんだから甘えたいときに甘えるさ」
「榛名は提督のお嫁さんですからいつでも甘えてくださいね?」
そして二人はお互いが大事なのを再び確認したのであった
また暑い夏がやって来る、新緑の多い季節へと
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