幻想卿に男が降り立ったようです4
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「、、ハァ、ハァ、、」

 

 

体中に素晴しいまでに汗を流しやっと階段の下まで降りてきた。

服はTシャツとショートパンツ財布にポッケに入った色んな物とが手荷物にあの中から逃げ出し

た。

 

 

お風呂に入ったというのにもう汗だくでベタベタだ。

体中にかかるだるさが凄まじく、階段を走りながら駆け下りた為に声も途切れ途切れになってしまっていた。

 

膝に掌をつき息を荒々しく整える

スゥー、、フゥーー、、スゥ〜、、フゥ〜〜、、、

「、、ッは!、はぁ、!ああ、、なんなんだ、、もう、、うぇ、、」

吐き気が体を回ったが直ぐに飲み込んだ、

 

ここら辺の女はみんなこんな感じなのかな、、?

幻想卿やら、ワキの出た服やら、いきなりドロップキックに、、それに、、、

白い肌、、きれいな腕、、、きれいな、、、、、、、、

 

ボタボタ、、

 

「ぅお、、っとあ!?」鼻血が、!鼻血がでた、

息が整ってきた、、ふぅっと声を上げて腰に手を回しのけぞり気味に立ちあがる。

 

 

そして佐々と帰らなきゃならない

 

こんな所にいるのは問題だ、ヒトリの男としてコレは危ないです。

ソレもだがじいちゃんに心配かけてしまっただろう。早く帰らなきゃならないのが一番大事だった。

早々と足を進める。そして一回だけ後ろを首だけ向けて小さく「、サヨナラ」ボソッとだけ言って立ち去る、、

「ねえ、何してるのおにいさん、、?」

声をかけられてビクッと体を急停止させた。

 

声はかわいらしい女の子の声だった。だがどこかにゾクッと悪寒が走った

声のした方向を見る。

「、ねえ。聞いてる?おにいさん何をしてるの?」

 

 

また質問された。女の子だ。やはり声の通りの女の子。というか幼女?

背は小さく140〜138ギリギリ程で、服は黒いワンピースで赤いリボンをつけた女の子。

目は赤く金髪の外国人の女の子だ。

 

 

さっきまで夜で、三日月が輝く、周りが明るくなった空の下、その中に一人木に寄りかかって質問していた。

 

「え、、ぁ、、」声が出なくなった。判らない。何故か声が出なかったのだ。

「、、おにいさんの耳って節穴だったりする?」

「、あぇ、、?あ、、ああ、ゴメン」

 

その言葉でやっと声がでた。女の子を直視しながら会話する。

 

「今から帰るんだよ。ちょっとお使いも頼まれてたんだけど、、そのお店にも行けなかったよ」

 

 

「そーなのか〜!」

元気な声が聞こえた。

「君はどうしたの?こんな夜中に、」

 

 

女の子は木に寄りかかりながら髪を指で軽くクルクル遊んでいたが俺の質問に気づくとこちらに顔

を向けて

 

 

「別に。何もしてないけど」

「親は?心配しないの?」「親なんていないよ」

______、、、オレって、、凄いひどい事言ったんじゃないか、、?

「あーー、、、ゴメン、なんか、、」

「そーなのかー!」

また元気な声。要領を得ない感じだ。

「、、えっと、、さっきも言ったけどちょっと急いでるから、、」

そう言って早々と帰ろうとする。この空気はちょっとない。

逃げるようで尺だけど、、

「質問していい、、?おにいさん、、」

ズンッ、

?!周りの空気が重くなり、そして痛みと重みが増す。

「、、え?」「おにいさんって、、、」

 

女の子は言う。

 

ただただその可愛らしい顔のまま

 

ただただ求める様に

 

口を大きく開けながら

 

「食べちゃっていいよね、?」

 

 

 

楽しそうに、、

 

 

 

 

 

 

 

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「痛、!」

体が痛みに震えた。体を蝕む痛みに顔を歪める。

肩から血が流れてTシャツが赤に染み渡っていく。

「な、、んで、、?」

 

 

 

分けが判らない。なぜ肩から血が出てるかも。

 

なぜこんな事になったのかも。

 

なぜ、、こんなにこの女の子が怖いのかも、、。

 

「私ね、、ルーミアって言うの」名前だけ答えた。その声に威圧感があり一文字一文字が重くのしかかる錯覚がする

 

 

 

「お化けの女が食べる前にはこういいなさいって言ってたよ。言ったら食べられた人にこうも言いなさいって言ってた」

 

体中から血が冷える感覚が回った。血が冷えひえになり体を回りまくっている様だ

 

 

歯がカチカチ当り音を立てる。体からまた汗がどっと溢れて来る。

 

 

 

 

身を縮めて自分の右肩を左手で不器用に抑えながら。

 

「ご馳走様でした。、、、って」ニコッ

、、、ゾクゾクゾクッ!

いけない!早く此処から離れなきゃ!判んないけどやばい気がする!

「、、、、、っ!!!!!」

ただ後ろに走りこむ!

ただただ必死に走る、、!

息を切らしながら走りこむ

「逃げても、、ダメだよ、、」ニコッ

 

ぞぉおおおおおおお!

「、なっ!」

周りの明るかった空がいきなり闇に覆われる。

 

明るい空の周りから半球型に闇がぞわぞわと張り付く様に包み始めたのだ

 

 

異様な光景すぎた。ただただ生活してたのに一日のきまぐれでこんな異様過ぎる光景に来てしまった事に涙がでてきそうだ。

小さな道も闇に覆われた。逃げ場が、、、消えた。

「、、!!」

焦って、混乱して、痛くて、むなしくて、痛くて、目の前が暗くて、、

あぁ、なんでなんで、

 

「みーっつけたぁ」

 

後ろに顔を向ける。無理矢理顔を必死に顔を向けて、息を呑む

そこには、、居てほしくない子供が立っていた。

 

 

楽しそうに笑って、

オレが泣きそうになっているのに

ソレをさも楽しんでいるかの様に

 

「く、、ぉぉおおおおお!!」あの女の子に走ってく。いくら凄い力を持っていたってソレは逃げ場を失わせる程度だろ!なら、!相手が唯の女の子なら!佐々と倒してしまえばいい!

 

そんな最悪な事を考えていた。

女の子だ。どんなに怖くても 

 

どんなに恐ろしくても

 

どんなに気味が悪くても、、

女の子だ。背も小さい幼い女の子。その女の子に暴力を振ろうとしてる。

そんな自分が情けない、

でも

 

でもでもでもでもでもでもでもでもでもでもでもでもでもでもでも!!!!

 

拳を振り上げて小さな小さな女の子に打ち込もうと拳を振りぬいた!

 

「なにしてるの?おにいさん」

 

、、え?

 

空ぶった。そんなはずは無い。一メートルも離れてなくて。とにかくブチ当てようとしたのに

 

触れてなかった。

 

というか居ない、、

そこには誰も・・・いや、何もいなかった

 

 

 

 

どこだと顔を必死に振りこんだ。

 

 

 

でも居ない。後ろにも前にも左にも右にも下にも

 

 

いない。どこだ、

 

暗闇に声だけが響き渡って行く。声が黒い闇のドームに包まれて跳ね返ってくるのだ。

 

その中で見ていない所は、、ひとつ、

 

息を軽く吸い気合を一瞬で入れて上を向く

 

、、、、、な、、んで、、

 

 

浮いてるんだ。

 

「おにいさん、、食べる前の挨拶って知ってる?」

 

「、、え、?」

 

「教えてあげるよ。”い た だ き ま す”って言うんだよ、、、」

 

「、、、、!!」口が近づいてくる。その小さな口だった口が近づいてくる。

その口では俺の頭もかぶりつけない様な小さな口が、、、恐ろしい、、

 

「うわっ!」

 

よける。空を飛びながら降って来た女の子の口からよける。そして逃げようと走るが

ドドッ!

 

 

首の横を赤と黄色い閃光が走り抜けた。闇にはありえない色取り取りな閃光が、

ソレは俺の先にある木に当たると木がこちらに倒れこんでくる。木は体を限界まで引き下がり避けた。

閃光の先にはまだまだ木があり別の閃光が何本もの木をなぎ倒していく。

 

 

 

「な、、なんだ、!」目の前の閃光に息を呑む。

そしてその閃光が体に当たった場合の最悪な考えが浮かんだが一瞬で振り払った。

頭を必死に振るしかないのだ。そして走る事をやめてはだめな気がするから、!

くそ、コレがアレなら、、止められる速さなのに、、!

 

 

 

「じゃあ、、そろそろ食べなきゃね、」

声が低くなった。軽く聞きやすい声だった声のまま。聞きやすいが、、寒気がすごいレベルの声で

 

そう言うと宙に浮いたままだった体が傾いた。そしてこちらに飛んでくる!

すごい速さで飛んできたのだ。

光弾を両手から出しながら突っ込んできた。

 

そして弾丸がこちらにやってきた。

そして避けようと左に傾くと足にかすった。

 

 

 

 

 

「いっ、、、!」

掠った足から血がでてきた。

体が傾き倒れてしまう。

 

そして体を起そうとしたのだ。そうしたかったが、、

 

「もう終わりだよ。」

 

トンっと軽く地面に音が響く。

そして女の子は俺の目の前に立っていた。

なんで、、こんなとんでも世界に来ちゃったんだ。

 

 

オレは、、ただ、、ただお使いに来ただけだろうが、、

な、、んで、、

まだ、、

「”いただきます”」

口が伸びてきた。そして、、もう避ける力も無い。

ダメ、、か、、!

 

 

じぃちゃん、、、ゴメン、、!!

 

 

 

「させないわよおおおおおおおおおおお!!!」

「うぇ?、、ドッ」ッカアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!

体が吹き飛んでいった。明るい閃光が目に入ったのだが。それだけだった。そして一瞬で

あの女の子を吹き飛ばした。

「、、ぇ、、」

声もうまく出ずにいた。そしたら手が見えた。白い、白い風呂場で見たあの手だ。あの細い手が開いてオレの目の前で止まる。

 

 

「だいじょうぶか?いきなり出て行ったからビックリしたぜw」

黒い場所でもわかる。その白のブラウスの上に黒いサロペットスカート、そしてスカートの上に白いエプロンという姿で先端がとんがりしていて柄が長く風に簡単に押されて頭からずり落ちそうな帽子。金色の髪に金色の目が綺麗に、さっきより5倍は綺麗に見えた。

「ま、、、まり、、さぁ、、なん、、で?」

「なんでもくそもないよいきなり風呂上がって探したら居ないしなんか丸いでかいなんかが出来てるしでびっくりしたのはこっちだ」手をとりながら魔理沙に起してもらう。

「私は夜は止まれって言ったろ?こう言うやつがでるからなんだぜ」

「そんな、、じゃあなんで教えてくれなか、!」

「言っても信じなかっただろ?」

ぅ、、

 

声がのどもとで止まった。

「そ、、そうだ、魔理沙!霊夢は!?」

「ああ、霊夢なら後ろで、妖精とにらみ合ってるぜw」

 

 

 

 

後ろで霊夢は仁王立ちしていた。そこにはなぎ倒された木、そしてその中にあの小さな女の子が起き上がった

「いたーい。何するのよ巫女と魔女ー」

「うるさいわね!このコには借りがあるんだからさっさと返さなきゃなんないのよ!それなのに恩

人を食わせる馬鹿が居る分けないでしょーが!」

 

 

少々切れ気味にそう言った霊夢。すんごい声のでかさに魔理沙は耳をふさいでいたがオレは間に合わず凄まじい耳鳴りと相対する。

「、、〜〜、!ぁ!霊夢に言わなきゃ!あいつは危ないって、!」

相手はあんな力を持った女だ!そんなのと戦ったら!

「だいじょーぶだよ」

そう言って俺の腕をつかむ

 

「なんで!霊夢も魔理沙もアイツを知らないから、、!」

「知ってるさ」そう簡単に言ってのけた。

 

「なっ、、」「たぶん。君よりは知ってると思うぜ」

「なら何で、、!!」

「お前はもっと霊夢を恐れるべきだぜぇ。アイツ、、、」

そう言って魔理沙は横を向く。その先には怒った霊夢が。

「めっちゃくちゃ頼もしいから」汗をこめかみに流しながら笑っている。

そう言うと小さい女の子。ルーミアと名乗った女の子は木を押しのけて立ち上がると

両手を前に向ける。霊夢はそれにあわせる様に眉間を寄せながら掌を向ける。

そして4秒ほどの空白。

そして、、、

 

シュドドドドドドドドッ!!!!!!!

 

              ズォオオオオ! ギャリャャャ!!!

 

光る弾が二人から発生した。

霊夢の掌から淡い赤色を帯びた光が凄いスピードで飛んでいく

それと同じくルーミアもさっきとは違う信じられないほどの速さで光弾や光線打ち込んでいる。

「お、、わぁ!」

「おおおお。最初から飛ばすねぇ〜w」

「えぇ!うそ!霊夢もあんなのできるの?!」

オレは当然の驚きをした、ここいらの女の子ってこんなパワフルなの?!

「ぁあ。当然殆どの女子はこんなのできないよ。でも幻想卿だったら普通の光景だな」

光弾がぶつかり合う。お互い逆方向に撃ち込んだ光はぶつかり合い凄まじい衝撃波が発生しまくり、音が耳をつんざいた。 

「最近は人襲わないと思ったらこれ?!前に良薬口に苦がしって言ったわよね!?」

「そーなのかー」

「会話になってないわよーーーーーー!!」

「そぉ〜なのかぁぁああ!!!」

お互いの声に力が入る。

そして弾がバシュンバシュンとぶつかるに連れ綺麗な光があがる。

 

帽子を押さえながら魔理沙はこの光景を見ている。

オレは呆然と。ただただこの瞬間が信じられないのだった。

 

「終わらせて早く食べたいのにじゃまするなー巫女ー!」

撃ち込み続けていた行為を一瞬で切り替えて飛び上がったのはルーミアだ。

空に5mは飛び上がりその場所でストップした。

そして両手を広げると周りの闇のドームが欠け始めた。

次々とパズルが崩れる様に闇は剥がれていく。

 

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そして空の中心辺りが大きく剥がれ三日月が顔を出す。

光が闇のドームの中に入り込みルーミアに後光が差している

 

「、、来るぞぉ霊夢ぅ!」魔理沙は大きな声を出した

「分かってるわよおお!」

それに答えるのは霊夢だった。霊夢は大声でまた声を出す。

「え?、え?なにが?」分からないのは俺だけ?

闇が固まり始める。欠けた闇の破片がドンドンルーミアの手の前に集まり球体になる。

そして欠けた闇は全て集まり大きな闇の塊が作り出された。

そしてルーミアの数倍はある闇の塊。ソレは少しずつ動き出す。

 

まるで内側から叩き外側に浮き出るようにぼこぼこと動く。

そうしたら球体も瞬時になんと言えばいいか湧かない何かになっていった。

「必殺、、カオスバード、!!!!」

 

そして浮き出始めたソレは球体から千切れて形となる。まるで闇の砲撃が霊夢に降り注いだ。次々と闇の砲弾は千切れて霊夢に向かっていく!

 

「んなぁ!?」

大きい闇は霊夢に降って来る。斜め下にいる霊夢にどんどん降り注ぎ霊夢はソレをにらみ続け、、動いた!

 

霊夢はまっすぐに走る。そして闇の砲弾の下をすれすれに通り過ぎた。

闇の砲弾は霊夢の居た立ち居地に当たるとジュゥ〜ア、、っと音を立てた。

闇の砲弾の命中した地面は抉られて無くなっている。砲弾の大きさにして15センチほど。

その砲弾の形通りに地面は抉れてなくなっている。

土自体が消し飛んだ。屑どころか塵も残らない。

 

見ただけでゾッとする。霊夢はソレを当たらない様によけ続ける。

まだまだ黒い闇の球体は千切れながら砲弾を出している。

闇の球の大きさからしたらまだ100や200の数は問題なく撃ち出せるだろう

ソレを霊夢はよけている。

「あ、、あああ、、」オレは情けない声をだしていた。どうも言いようが無い

ただ恐ろしい。今のオレにはいやな予感しかしないのだ。

俺の目で追う事が出来る程度の速さの球。だが霊夢にはこの砲弾はやっとという感じがする。いつか当たるのでは、、というイヤな考えだ。

爪を噛みながらその状態が続いた

 

「もーう!そろそろ当たれー!」

捩れる弾丸が一気に増えた!

量が倍増する。

その殆どが霊夢に降りかかりそれ以外は空でゆっくり動いている。

 

霊夢が飛んだ方向には、、、イケナイ!!あそこには、、!!!!!!!!!!!

「まて!霊夢そこはだめだ!!!」

「うぉ!いきなりなんだ、、!!!! ちょ?!」魔理沙は驚く声を上げた。

理由はオレが霊夢に向かって走っていったから。

オレは走らなきゃならない気がした。

そうしなきゃ、、多分、霊夢は助からない、!!

 

「、、、しまっ!!」

こっちに飛んだのがあだになったか。

飛んで一秒後に気がつく。こっちに飛んではいけないのは、、

 

逃げ場がなくなってしまうから

 

 

 

「、、っく!」手を腰に当てる。飛んでまだ地面にも触れていない。飛んでほんの1、0.1,1秒後程に行動に出ていた。

そこから札を取り出す。コレは防御に使う際の札。

コレが地面に当たり私が唱えると防御壁を張る。

 

コレが間に合えば神の攻撃だって受止められる。

コレが間に合えばいい。間に合わなければ、、私が早まっただけの事!!

 

足が宙から地面に触れ変わる。

 

そして攻撃の間はもう無い。着地の衝撃で動けないので間に合わない。

立つ空間ももう無いのだ。

 

しゃがんで後は地面に札を当て唱えるだけ。

一発。スピードが他のと違う一撃があった。

その一撃は霊夢の真上。ソレを限界まで伸ばした視野で捕らえる。

ソレは絶対領域に入った霊夢を仕留める為のルーミアの一撃。

絶対、、間に合わない。防御が間に合わない。

コレは当たる。

 

あた、、、!!

 

「おおおおおおおおお!!」

 

そこに影が飛び込んできた。早すぎて分からない。何かが攻撃の隙間から飛び込んできた。

ソレは私を包む。ただ覆って、、

だが、その腕はよけられないと思った弾丸を、、受止めた。

 

ズォ!っと音を立てると、、ソレはやってきた男の手で受止めた。

男、、つまり、

「、、え?」

「おおおおおおおおおおおお!!!!」

ソレを弾き飛ばす。ソレはまっすぐルーミアに向かって跳ね返った。

「うにぅ?」状態が飲み込めていないのは私やアイツや、ルーミアも例外ではなかった。

ソレがまっすぐ油断していた。ルーミアに近づき、、、当たった。

 

瞬間ピチューン!っと音が聞こえる。

そして霊夢が札を地面に押し付けて陣を張った。

それに黒い砲撃が当たっていく。全ての攻撃は受止められた。

唯呆然としてソレを見た。自分の掌を見る。

「、、う、、ぉお?あ、、、ん?????」

ぜんぜん自分でも分かってなかった。

飛び込んだときには霊夢を押し出そうとしただけなのに。腕を振り上げた瞬間に

手に感覚が走った。

そしたら攻撃を弾いてて、、、あれ?

 

オレって、、一般人だよな?なんでだ?

力に焦って自分の頬を引っ張ってみた。

痛い。

 

あれ?夢じゃないんだよね?あれ?

 

自分に訳が分かってない。もうあれだ。

 

絶体絶命。(違う)

 

「、、アンタ、、なに?」

霊夢が驚いた顔をしながら見ている。

「お、、、オレもワカンネェ」

 

声が枯れてしまってる。

喉が渇いてからからだ。

もうなにがなんだか、、、

 

「お〜い!大丈夫かぁ〜!」

魔理沙が心配してやってきた。

「だいじょ、、うぶそうだな。」ニヤニヤ

「、、あんた、人が死にそうになったのを笑うようになったのね」

「ちがうちがうwww」ニヤニヤニヤ

「ハァ?だったらなんなの、、、よ、、」

手が肩をまわし俺の胸板に押し付ける様な形になっている。

 

「・・・・・・・・・・」

「痛い痛い痛いよいったい!耳引っ張んないで!うぉ?!顔怖い!やめ!ゴメ!誤る!ゴメンなさい!」凄い顔で耳を引っ張る霊夢とソレを見て怯えながら涙を出す魔理沙

そんなのはぜんぜん気にせず俺は自分の手をずっと見ていた。

そこに魔理沙が

「うぉ!?あ?!さっきのは、痛い!いつまでつかんでるんだよ!冗談だって!せめてにらむだけにしよう!」「・・・・・・・チッ」

「おぅわ?!いきなり何か摘んで引っ張る練習なんてしなくていいんだぜ!!えっと、さっき君が攻撃弾いたように見えたんだけど私の目がおかしいわけじゃないよな?」

「う、、うん。あってる。俺がアレをぶっ飛ばした、、なにあれ?」

 

 

「んあ〜、、、そういうのは私もわかんないぜ。こうなったら明日にでもパチュやアリスの家からまた持って、、、拝借してくるか」

「え?明日って、、、オレ今日中に帰れ、、」

「ないぞ。君はまたあんなのに襲われたいならいいぜ」

「絶対襲われたくないですごめんなさい」

「何で誤った?まあいいや。とにかく泊まる所がいるな、、、」

そういいながら魔理沙は霊夢を見た。霊夢がまだ怒っている様だ。

 

「霊夢。止めてやってくれないか?」

「え?!いいよそこまで迷惑かけらんない、、」

「いいわよ。」

「え?」

「なんだかんだでまた助けてもらったし。借りを返す事もあるし、別にいいわよ」

「あ、、ありがと、」

ただただお礼をする

さすが霊夢だぜ! アンタ、、、まだ許してないわよぉ!

うぇ?、、ず、ぐぉおお!?!痛い!いった!ア、痛い?!ギャー!鼻の頭を思いっきり掴んで振り回さないで!

そりゃ!

ぎっゃ?!いきなり引っ張るなぁ!!

 

元気な二人に招かれて入った幻想卿。

オレは一日を此処で過ごす事になりました。

じいちゃん。どうも心配をかけてしまう様ですが、待っていてください。

絶対、帰るからなー!!絶対こんなとこでてってやるー!!!

 

 

 

 

 

 

おつかれえええええええええええええ!

疲れた。根気が無いのに珍しく長く書くからだ。

とにかく一段落がつきました。

また書いていきますんで。どうぞよろしくでうー!( ・ω・)ノシさよならー

説明
お待たせしました。待ってなかった人もどうもです。初めての方ははじめまして!自分なりには長文にしたつもりです!誤字脱字があったら教えてくださいね!修行中ですがよろしくです!
(O・ω・O)ヨロシクネ
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コメント
どぎゃー!コメに気づきませんでした!すいません。えっと!なるほど。面白い意見です!参考にさせてもらいます!ありがとーです!(kiki)
原作は知らないのですが楽しめました。後は、三点リーダの代わりに読点を使うのはいいですがところどころ読みづらいことと視点の移り変わりがわかりづらいかも。続き楽しみにしています(lypoD)
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