二つの呂旗〜現代史〜 同棲騒動Z
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 まえがき

 

 この作品は二つの呂旗のアフターです。戦闘は有りません。日常風景が描かれます。恋姫たちも出ますが性格は違っております。ご注意ください。言葉使いもかなり違ってると思われますがご注意ください。それでもよろしいと言う方はどうぞご覧ください。

 

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 ピンポ〜ン。

 

 一刀「ん?華琳が来たのか?」

 

 ピンポ〜ン、ピンポ〜ン。

 

 一刀「はいはい今出ますよ。」

 

 ピンポピンポピンポ〜ン。

 

 一刀「いや、今出るから。」

 

 ピンピンピンピンピンピンピンポ〜ン。

 

 一刀「・・・」

 

 ピピピピピピピピピピピピピピンポ〜ン。

 

 一刀「五月蠅いわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

 華琳「ごめんなさいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」

 

 

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 第7話『同棲騒動Z』

 

 一刀「と、言う訳で華琳が到着しました。桂花も一緒です。」

 

 詠「それで・・・どうして正座?」

 

 一刀「人の家のピンポンを鳴らしまくって住人に迷惑を掛ける風紀委員長はどうなの?と説教中です。」

 

 詠「ああ・・・あれね。恋がちょっと怒ってたわよ?昼寝の邪魔したって・・・」

 

 華琳「え!?」

 

 桂花「だ、だからやめましょうって言ったんですよ華琳様。お茶目な悪戯で可愛いアピールなんて。」

 

 華琳「あ、貴方だっていいですねそれって同意したじゃない!?」

 

 一刀「ま、どちらにしても二人はお仕置きだよ?」

 

 二人「「ひぅ!?」」

 

 一刀のにっこりとした笑顔は二人としては本当は嬉しい筈なのに、影が差している上に不機嫌ですと言ってるような声のトーンに恐怖を感じていた。

 

 詠「お仕置きなら静かにね?恋が寝なおしてるから・・・次起こしたら寮が消し飛びかねないわ。」

 

 一刀「分かってる・・・“あの部屋”にぶち込む。」

 

 そう言って一刀は二人を縄でぐるぐる巻きにしてガムテープで口を塞ぎ連行する。どこかから誘拐して来ましたと言われれば納得しかねない状況だ。

 

 華琳「むぐぐむぐぐぐぐ?(何処に連れてかれるの?)」

 

 桂花「むぐ・・・むぐ、むぐぐぐ・・・むぐぐぐぐ。フゥーフゥー。(さあ・・・ですがこれはこれで・・・悪く有りません。ハァハァ)」

 

 華琳「・・・むぐぐ!むぐぐぐむぐーー!!(一刀様!この娘と一緒は嫌ーー!!)」

 

 一刀「何言ってるか分からん。だが・・・此処に入れば全ては声無き悲鳴になるだろう。」

 

 そう言ってある部屋に二人を押し込んだ。そうすると、その部屋からは声にならないくぐもった悲鳴が僅かに聞こえて来たのだ。

 

 詠「・・・あそこはカオスだからね。」

 

 一刀「ああ・・・片づけで手の負えなかったゴミを一旦ぶち込んだゴミ屋敷、もといゴミ部屋だ。ネズミ、G、虫(死骸)が転がる禁忌の部屋だ。」

 

 詠「私たちですら入るのを憚れるその部屋に風紀を重んじる二人・・・生きて帰ってくるかしら?」

 

 一刀「・・・信じよう、あの二人は強い心を持っていると――!!」

 

 詠「ええ!そうね!!」

 

 二人『『むぐぐむぐむぐぐぐーーー!!!(そんな信頼要らないーーー!!!)』』

 

 その後出て来た二人は真っ白に燃え尽きていた。

 

 一刀「やりすぎたか?」

 

 詠「いいんじゃない?」

 

 恋「・・・おはよう・・・」

 

 一刀「ああ、恋おはよう。と言ってももうお昼だがな。」

 

 恋「今日は休み・・・だから良い。」

 

 一刀「・・・まあ、否定はしないがな。」

 

 詠「さ、お昼にしましょ。」

 

 こうして白く燃え尽きてる二人を引き摺ってリビングに向かって歩き出した。

 

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 食堂にて

 

 一刀「さて、一週間を掛けてこの寮の全メンバーが揃った訳だけど。改めて自己紹介しようか。俺はこの寮の所有者の北郷一刀だ。高等部二年、剣道部所属だ。」

 

 大きなテーブルを囲むように座る皆を代表し、一刀が自己紹介を開始した。

 

 恋「獅龍恋。高等部一年。陸上部。」

 

 詠「嘉擢詠よ。高等部一年で剣道部マネージャー、図書委員所属だからよろしくね。」

 

 白蓮「高等部体育教師の影無白蓮だ。問題を起こすなよ?私が面倒だ。」

 

 全員(((((この人本当に教師か!?酒飲みながら何ほざいてやがる!?)))))

 

 蓮華「孫蓮華よ。高等部二年で写真部所属。かず・・・特定の誰かの写真なら内容次第では撮って来て上げるわ。」

 

 詠(・・・この女、本当に大丈夫なのかしら?)

 

 亜莎「あ、あの、中等部二年、明野・・・亜莎です。図書委員です。よよよ、よろしくお願いしまウップ!?」

 

 沙耶「ちょ!?亜莎ちゃん、ゴックンしなさい、ゴックン!!」

 

 亜莎「ん・・・ゴックン!!はぁ、はぁ。あ、ありがとう沙耶ちゃん。」

 

 全員(((((うん、いつかこの子吐くな。)))))

 

 沙耶「えっと、北郷沙耶です。中等部二年で剣道部所属です。亜莎ちゃんには極力近づかないでくださいね。特に蓮華さんと華琳さんと桂花さん。」

 

 三人「「「なぜに!?」」」

 

 沙耶「変態だからです。」

 

 三人「「「ああ納得。って違うわよ!?」」」

 

 一刀「はいはい、コントは良いから。次は華琳だよ。」

 

 華琳「コホン。藍木華琳。高等部二年で統合風紀委員の委員長を務めてるわ。一刀様と同じクラスなのよ!いいでしょう!!」

 

 全員(((((なぜそんなに自慢げなのだろうか??)))))

 

 桂花「えっと、桂木桂花です。華琳様と同じ統合風紀委員の参謀をつとめさせて貰ってます。よろしくお願いします。」

 

 全員(((((そしてまともだ!?)))))

 

 一刀「えっと、とにかくこれから俺達は苦楽を共にする共同生活をする訳だ。取り決めとかは・・・まああとで決めるとして。今は・・・皆!これからよろしくな!カンパーイ!!」

 

 全員「「「「「カンパ〜〜〜〜〜〜イ!!!!」」」」」

 

 そこからは結構なドンチャン騒ぎだった。酒を飲んだ白蓮先生が生徒会長の愚痴を華琳にしだし、それを珍しい光景だと同じく酒を片手に眺める一刀が居たり。(注意 一刀は成人してます。高校生だけど。)結局亜莎に絡む蓮華に、窘める沙耶の図が出来上がり、桂花は詠と話が以外と合ったようで、話しに花が咲いていた。恋は黙々と一刀の手料理に舌鼓という光景が夜遅くまで続いていた。

 

 一刀「さてと・・・白蓮先生、寝るなら部屋ですよ。」

 

 白蓮「んぅ〜〜〜麗羽のばかやろ〜〜〜〜。」

 

 一刀「はいはい。」

 

 華琳「お・・・終わった・・・」

 

 一刀「華琳もお疲れ。」

 

 華琳「え!?い、いいのよこれくらい///////」

 

 詠「一刀も今日は結構飲んでたわね?早く部屋で休みなさい。明日から学校なんだから。」

 

 一刀「ああ、そうするよ。」

 

 恋「・・・満腹。」

 

 沙耶「あれだけ食べて、そして寝る。どうして太らないの?」

 

 亜莎「あぅあぅ、羨ましいですぅ。」

 

 詠「あ、そうだ・・・蓮華、今日はあんたの部屋で寝かせなさい。」

 

 蓮華「へ?なんで??」

 

 詠「察せ、変態。」

 

 蓮華「何その上から目線!?」

 

 沙耶「あ〜〜〜・・・察そうね変態先輩。」

 

 蓮華「変態確定!?」

 

 最終的に二人きりで三階に上がってる一刀と恋を見て、色々察した寮生達だった。

 

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 あとがき

 

 

 で・・・どんなプレイをしたのですか?

 

 一刀「お互い色々」

 

 まったくもってけしからんです。さて今日はゲストをどうしようか?

 

 一刀「考えてないのか?」

 

 いやぁ・・・思いのほか出したい人が多くてね。迷っちゃうよ。

 

 一刀「結構見境ないよな?」

 

 ・・・よし、この人に登場して頂こう。救国忌憚から銀足のオカンです!!

 

 コウ「キの字が違う!?そしてオカン言うな!さらにどうして呼ばれた!?」

 

 一刀「本当にどうしてだろうな?しかもなんか付いて来てる。」

 

 コウ「へ?」

 

 おお、腰巾着が付いて来てますな。

 

 コウ「これでも王女様ですからね!?」

 

 一刀「どう見てもメイドさんです。」

 

 だよね・・・

 

 ティア「あう〜。降参〜。」

 

 コウ「漢字!!」

 

 さて、呼ばれた理由はただ一つ。オカン、どうしたら俺は羽生に許してもらえるでしょうか?最近放置気味なのでかなりオコ状態なのです。

 

 コウ「それは自業自得だろうに!って言うかさっさと終わらせて帰りたい!」

 

 一刀「それは元の世界に?それともエルモントに?」

 

 コウ「勿論エルモン・・・はっ!結構俺って向こうの世界に毒されてる!?」

 

 今さら・・・では次回予告ヨロです。

 

 コウ「じ、次回は孫権伝第七話だな。どうなる一刀、どうなる孫権、そしてどうなる俺の未来!」

 

 最後はどうにも無らんだろう。ルーチェにはもっと面白おかしくやらかせって言っておくな。

 

 コウ「余計なまねを!?」

 

 ティア「あのコウさん・・・ルーチェって誰です?まさか・・・彼女さんです!?」

 

 コウ「お前はもう黙れよ!?」

 

 一刀「じゃ、また次回〜」

 

説明
双呂旗現代史第七話同棲騒動Z

こうして文字列で見ると何かの呪文に見える全部漢字だ。(ローマ数字は除く)

さて、今回で寮生が勢ぞろいとなります。

それでは本編どうぞ
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コメント
M.N.F.さん<異種競技対決、燃えるな!と言うわけで軍人将棋VSオセロやんぞ。 羽生「そのチョイスはおかしいのですよ!」(ユウヤ)
チェスか・・・そういや羽生さん世界チャンピオンにガチ対局したことあったな・・・こないだ。(M.N.F.)
M.N.F.さん<よし、ノゲラのチェスを将棋版でやればいいんだな!行くぞ羽生!! 羽生「あぅあぅあぅ。角を引っ張るのはやめるのですよ〜〜〜!!と言うよりその光景はシュールすぎるのです〜!!」(ユウヤ)
睦月さん<ただ部屋に入れるだけだから問題ない!中で暴れるともっとひどいことになる。埃的なものが。(ユウヤ)
羽生に許してもらうだと・・・? まずは挑戦者になるところからかな?(違)(M.N.F.)
ゴミ部屋とか、鬼畜過ぎんだろw(睦月)
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双呂旗 恋姫†無双 一刀 華琳&桂花 寮生集結回 華琳ブレイク 

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