『犬伏』の名の由来
説明
栃木県佐野市の関ヶ原の戦いの際の真田昌幸・信幸・幸村父子の別れで名高い『犬伏』の地名の由来!
犬伏鷲宮神社の昔話に伝わる犬の『ちょっぺ太郎』!
このあたりには狒狒神退治で有名な信州信濃駒ヶ根の光前寺の霊犬早太郎の昔話によくにた話が伝わります
ちょっぺ(もしくはしっぺ)は疾風と書くようです。
昔、佐野の八幡宮に毎年村の若い娘を人身御供に捧げておりました。さもなくば、村中が荒されてしますのです
その話を聞き、八幡宮の神様の正体を知った修験者が近江の国から犬のちょっぺ太郎を連れてきたのです
人身御供の棺の中に隠れるちょっぺ太郎!・・・夜が更けていきます・・・
翌朝、修験者が見に行くと狒狒神と相打ちになったちょっぺ太郎の姿が・・・
ちょっぺ太郎を葬った丘が犬が伏せているように見えるからとか、狒狒神との戦いで両前足を失ったその姿から犬伏という地名がついたなどといわれています・・・
現在も犬伏鷲宮神社には両前足のない狛犬が残されています・・・
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