哀悼〜黒金魚〜
説明
私の鮮やかな赤い身体は、おまえの喪に服しているうちに黒くなってしまった…
喪が明ければ、私は何もかも忘れ、ただの金魚に戻る。黒金魚にな。
もう二度とは赤くなるまい…
そしてもう二度と…人に懸想することなどなかろうな。
今思えば、私の「色」はおまえの為だけにあったのかもしれぬ。

私は黒金魚。恋を失い色を失い、水底に沈むだけ…
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コメント
ごごご…日本昔話というか、江戸の講談というか、悲しいけど良いお話なのです。絵も物悲しくも美しい色彩なのです。いろいろ心象風景を暗示しているようにも思えますね〜。(真鶴あさみ)
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オリジナル 和風 水彩 アナログ 金魚 妖怪 

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