真・恋姫†無双 〜新たなる外史の始まり〜第蜂幕 |
真・恋姫†無双〜新たなる外史の始まり〜
行き成り、孫堅の客将になってからもう、三週間が立った
何故行き成り客将として雇ってもらえるのか聞いてみたところ
雫を助けた事や、天の御遣いだという事がもう知れていたらしい
そして、行き成り孫堅は俺に真名を許してきた
孫堅の真名は「蓮紅」というらしい(読み方は「れんこう」)
驚く事に、蓮紅が真名を許したところ周りの重鎮は俺たちに真名を許してきた
まあ、昔の話はほっといて今は朝議の途中である
気になる内容は、「反董卓連合に参加するかどうか」だ
蓮紅は、一気に参加を表明したようだ
樹「蓮紅」
蓮紅「なんだ、樹?」
樹「なんで、今回の反董卓連合に参加するんだ?」
蓮紅「何故って?それはもちろん圧政に敷かれている民を救うために決まっているじゃないか」
樹「そうか・・・・それと一つ言っておく」
蓮紅「?」
樹「風評や噂だけがない」
蓮紅「どういう意味だ?」
樹「まぁ、其のあたりは自分で考えてくれ」
思春「貴様!蓮紅様になんと言う口を!!!」
そういうや否や、思春は鈴音を抜き襲い掛かってきた
樹「おっと」
ブオンッ!ガキィィィンッ!
腰の干将を抜き攻撃を受け止める
樹「おいおい、そんな風に頭に血が上ったまま攻撃なんかしたってだめだよ」
思春「貴様!」
思春はそんな一言が頭にきたのか更に速度を上げ攻撃してきた
上段からの切りかかり、下段からの切り上げ、振り下ろし
ヒュンッ!ギィィン!ガァァァン!
今のところは、一本で守っているけど何時まで持つやら
ちなみに言っておくが、何故皆止めないというと
蓮紅が「樹に対して気に入らない事があったらいつでも切りかかってもいいぞ」
なんて事を言いやがる
おかげで、思春からは、朝議の度に切りかかられている
それのせいか、今では思春の攻撃に対して完璧に対処できるようになった
最初の頃は、よけるのに精一杯だったがねww
考え事をしていたところ
思春「貴様ァ!何時まで手を抜いている!全力で掛かって来い!」
樹「う〜ん、そうだね〜、一回止めて」
思春「なんだ!!」
そう言うと思春は止まった、けど今にも切りかかってきそうだ
樹「そんな思春に問題、俺はこの城に来てから何回本気を出して戦ったでしょうか?」
思春「何?」
樹「分かんないよね〜、正解は・・・まだ本気で戦ってないでしっっった!」
そう言うと、一気に切りかかった
今度は、両手に剣を持っている
両手の剣による突き、空中に少し飛びながらまず右、次に左による切り下ろし
後ろに下がり十分に間合いを取り莫耶を投げた
キィンッ!!ガィン、ガィン!!ヒュン!!!
思春「なっ!!!」
さすがに最後の攻撃には驚いている、それもそうだ武器を投合、しかも剣をだ
だが俺の剣は何か特別な力があるのか、一瞬空中で止まると俺の手に止まってきた
思春「なんだ!!其の剣は!!!」
樹「ああ、これ?これは呉王が干将に作らせたといわれている名剣「干将・莫耶」だ」
全員「!!!!!!!!!」
今の一言を聞いて広場にいた全員が驚いている
思春「何故貴様がそのような剣を持っている!!!」
樹「そういうことは、俺に勝ってからいいなっっっっよ」
思春「!!!」
そこから常人が捕らえられる限界速度ギリギリの速さで斬撃を繰り出す
上段からの振り下ろし、横薙ぎ、袈裟切り
ガィンッ!!キィンッ!!ガァンッ!!
思春「チィ!」
さすがは、「鈴の甘寧」まだまだついてこられるか
考え事をしていると
思春「其処だ!!!」
思春は俺の隙でも見つけたのか切り下ろし、袈裟切り、斜め切り、横薙ぎを繰り出してきた
ヒュンッ!!ヒュンッ!!キィンッ!!ガキィンッ!!ヒュンッ!!
樹「こんなもんかい?」
思春「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
思春は、息を切らせていた
樹「さてと、それじゃあ、止めと行くか」
干将・莫耶を頭上に掲げた
樹「思春頼むから避けてくれ、これはまだ俺でもうまく制御できない」
そう言うと、剣に氣をこめた
全員「!!!!!!!!!!!」
皆驚いている、何故かって?それは
思春「なぜ、貴様の剣はそんなにも輝いている!!!」
そう、干将・莫耶は白く、そして黒く輝いていた
樹「それじゃ、行くよ!!!」
そう言うと、俺は思春を切りつけた
ガキィンッ!!!
思春「クッ!!」
流石に一撃目は誰でも止められる
其処から更に目で捉えられないほどに早く連続で切りつける
キィンッ!!ガァンッ!ガィン!ガキィンッ!
思春「なっ!!!」
ヒュンヒュンヒュンヒュン・・・・グサッ!
思春の手から剣が弾け飛んだ
樹「ここからは避けてくれ!!!」
俺は、今まで出一番早く思春に向って駆け抜け交差するように切り付けた
蓮紅「其処までだ」
一撃は、いつの間にか来ていたのか蓮紅に止められた
樹「やっぱり、蓮紅には止められるか」
蓮紅「まぁまぁそういうな、実は言うと私でも止められるとは思わなかったんだからな」
樹「あっやっぱり」
蓮紅「うむ」
樹・蓮紅「「ははははははは」」
そう言うと俺と蓮紅は互いに大笑いしていた
蓮紅「さて、話を戻すが、連合には参加しようと思うが何か反対意見はあるか?」
全員「・・・・・・・・・・・・」
蓮紅「ふむ、では決まったな我ら孫呉は連合に参加する!!!」
蓮紅の大号令が広間に響いた
時は進み今俺たちは泥水関の前の陣に集まっていた
さて、今、蓮紅と、冥琳、そして俺と愛華は、軍議に向っていた
どうやら俺たちは、結構早かったらしく順番的には5番目だった
其処にいたのは、俺が今まで旅をし集めた顔情報と照らし合わせる
馬超、曹嵩、公孫賛、袁紹、袁術がいた
さてここからは割愛させてもらおう
なぜなら、ここからは軍議という名の腹の探りあいが行われるからである
あれから何十分立ったであろう、其処に最後の一人が現れた
桃香「遅れてすいません!」
そう、桃香だった
袁紹「ちょっと、劉備さん何を遅れてますの!」
桃香「ごめんなさい、ちょっと準備に戸惑ってしまって」
そう言うと、桃香は蓮紅の隣に座った
樹「(やあ、ひさしぶりだね桃香)」
桃香「(!!!ご主人さま!!!)」
樹「(今は、色々あって蓮紅・・・孫堅の客将になってる)」
桃香「(そうなの?)」
樹「(ああ、だからひとどおり終わったら、桃香たちのところに戻るよ)」
桃香「(うん、分かったよ!それまで待ってるね!)」
桃香は、そう言うと前を向いた
袁紹「さて、それでは皆さん知っているとは思いますが自己紹介をしておきましょう」
袁紹がそう言うと、一番端にいた人が立った
???「私の名は、馬超だ、よろしく頼む」
雫「私の、名前は曹嵩です、よろしくお願いしますね〜」
華琳「私は、其の娘曹操よ」
???「私の名は、公孫賛だよろしく頼む」
蓮紅「私は、孫堅、そしてこちらが」
冥琳「軍師の周喩です」
愛華「孫堅殿のところで客将をやっている、韓浩です」
樹「同じく孫堅殿の客将遠藤樹だ、世間では天の御遣いなんて呼ばれている」
雫、愛華、華琳、桃香、愛紗以外「!!!!!!!!!!!」
やっぱり、驚くよな〜
桃香「えっと、私は劉備です」
愛紗「私は、関羽」
ひとどおり自己紹介が終わった
さて、またもやここからは割愛させていただく
さてと、アレから色々あり軍議が終わった
布陣は、桃香たちが前方、俺たちと、雫が中堅、公孫賛が右翼、馬超が、左翼
そして、あの馬鹿笑いコンビは、後方だ
この布陣から察するに、あの馬鹿笑いコンビはいいとこどりをしたいらしい
樹「蓮紅、お願いがあるんだが」
蓮紅「なんだ?」
樹「俺を、出させてくれ」
俺は蓮紅に頼んだ
さてどうでしたでしょうか?
本日は時間の都合もあり中途半端な結果になっていましました
では次回で会いましょう!
説明 | ||
やっと出来た〜! 和兎さんに書いてもらった絵のおかげで自分ではいいのが書けた〜! では、どうぞ!! |
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コメント | ||
結構出てきてないキャラがいるなぁ。今の時点で→(魏は春蘭・秋蘭・桂花・季衣、呉は雪蓮・祭・蓮華・明命・亞莎・穏、蜀は星・朱里・雛里)(風見海斗) 次回は戦闘シーンあるかな?(ブックマン) 誤字報告:3p目一番恥じ→一番端(sion) 樹強いですね、樹は戦にでて何をするんでしょうか。(キラ・リョウ) クォーツさん>そうなんですよね〜其のうち番外編で書こうと思ってます、それまで待ってて下さい(aianaian) 誤字報告3P5行目(袁召)→(袁紹)だと思います。(brid) そうかあ?劉家も三兄弟だけで軍師がまだいないよ?この時代からならどこにいても宿将になれるだろうけれどね(水質測量班員) うむむむむ、まさか樹がこれ程までに強いとは・・・・。智謀も相当・・・・。 次作期待 P.Sどちらかと言うと、桃香の所よりも華琳や雪蓮の所の方が樹の能力を発揮できると思う。(他の所は好戦的で尚且つ劉備の所ほど人材が揃って居ない為)(クォーツ) |
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