真・恋姫†無双 〜新たなる外史の始まり〜第拾壱幕
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真・恋姫†無双〜新たなる外史の始まり〜第拾壱幕

 

 

樹「華雄、霞、愛華、話がある」

 

ただいまいるのは俺専用の天幕だ

 

アレから色々あり、蓮紅から専用の部隊を預けられたその数二千

 

愛華「何でしょうか、樹さま」

 

愛華が残りの二人の代わりの返事をした

 

樹「ああ、俺はこのまま新勢力を作り、其処の太守になろうと思う」

 

華雄「樹、それはどういう意味だ?」

 

霞「確かに、それはうちも気になるで」

 

あとの二人が反応したようだ

 

樹「ああ、今までいろんなところを放浪してきたからわかるんだが今の世の中は腐ってる

 

各地では、役人による賄賂の横行、警備兵による民衆への暴力

 

そして王が国民に対してする圧政それが見過ごせないだから俺は新勢力の王になる」

 

樹「だから、愛華、華雄、霞、協力してくれないか?」

 

三人娘「・・・・・・・」

 

やっぱり考えるよね〜、だって行き成り新勢力を作るから、配下になってくれだもん

 

愛華「私はいいですよ、本当なら私はあの時死んでいた筈ですし、この命樹さまの為に使えるなら

 

本望ですよ」

 

樹「愛華・・・・・」

 

華雄「ああ、私も同じだ、この命我が主の為に奉げる事を今ここに誓う」

 

樹「華雄・・・・・」

 

霞「ウチもええで、それに樹にはいろいろ助けられたしな・・・・・」

 

樹「霞・・・・・」

 

みんなの言葉が心に染み渡った

 

樹「皆ありがとう・・・・早速だけど袁家以外の各諸侯を呼んで来てくれないか?」

 

三人娘「わかりました(わかった)(わかったで)」

 

三人は其の言葉を聴くと早速呼びに言った

 

さてと、早速喋る言葉を考えなきゃ

 

−−−−−十分後−−−−−

 

其処には、各諸侯全員集まっていた

 

馬超「おいおい、一体何なんだよこっちは忙しいってのに」

 

公孫賛「本当だよ、私だって急がしいのに」

 

雫「それでお話って何ですか、樹さん?」

 

桃香「そうだよ、ご主人さま」

 

蓮紅「確かにな、早く話せ樹」

 

樹「ああ、そうだなもう各地には早馬を飛ばしてあるからいいとして・・・・・」

 

樹「愛華!!!華雄!!!霞!!!来い!!!」

 

そう言うと、三人娘が俺の後ろに来た

 

樹「魏!!!呉!!!劉備!!!馬!!!公!!!聞けい!!!我らはこれより、孫呉ならびに劉備軍を脱する事を

 

ここに宣言する!!!」

 

各諸侯「!!!!!!!!!!!」

 

樹「これより我らは、新勢力『遠藤軍』の創設をここに宣言する!!!!!」

 

沈黙が奔ってるよやっぱ、さてとこれからどうするか

 

そう考えていると

 

雫「樹さん、それは一体どういうことでしょうか?」

 

樹「ああ、それ?それは俺を打ち倒してから聞きなよ」

 

雫「そうですか・・・・・・では早速」

 

そう言うと雫が互いに交換した剣「黄龍・蒼龍」を抜いた

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樹「雫、凄いやる気だね」

 

雫「そうですね、以前から貴方には鍛錬してもらってましたが本気でぶつかってくれませんもんね」

 

樹「だって、雫は凄い弱いんだもん」

 

雫「そうですか、そうやって減らず口を何時まで叩ける事でしょうか?」

 

確かに雫は『あの時』は弱かった、だがあの時教えた鍛錬を雫がしていたとしたら

 

どの位強くなっているか判らない

 

樹「う〜ん、そうだね〜・・・・雫先ずはどの位強くなったか見せてよ」

 

雫「ええ、判りました・・・それにしてもこの剣は本当に軽いですね〜、おかげで速さを主体にした

 

戦い方を見つける事ができました」

 

樹「へぇ、そりゃ良かった、それじゃあ雫!!!其の戦いを俺に見せてみろ!!!!!」

 

雫「行きます!!!!!!!!!」

 

雫は、一瞬で近寄り斬撃を繰り出してきた

 

二刀による居合い切り、踏み込んでからの横薙ぎ、飛び上がりながらの回転切り

 

ギィィィィィィィィンッ!!!ガァァァンッ!!!チュィィィィィィィンッ!!!

 

樹「クッ!!!」

 

凄い、以前雫に教えた事のない技まで習得してるなんて才能だ

 

樹「やるね〜雫、それじゃあ次はこっちの番だっ!!!!!!!」

 

駆け抜けながら言う

 

樹「わが一刀流の真髄を知れ!!!!!!!!!」

 

先ずは一本だけで戦う事にする

 

葉切合、袈裟切り、飛鳥、真剣、を繰り出す

 

ガキィンッガキィンッ!!!!!ギャンッ!!!ギィンッ!!!キンッ!!!

 

三撃目までは防御できたようだけど、最後の一撃は巧く防御できていなかった

 

雫「キャァッ!!!」

 

雫が吹き飛ばされた

 

樹「おいおい雫、君の実力はこんなもんかい?」

 

雫がよろよろと立ち上がる

 

雫「ふふふ、樹さん楽しいですね」

 

樹「楽しい?・・・・ああ確かに楽しいね、弟子と戦う瞬間てのは一番楽しいもんさ」

 

雫「そうですね・・・・・・・・行きます!!!!!!!」

 

葛当、陰、下段蹴り、二刀八相を繰り出してきた

 

ガギィンッ!!!チィンッ!!!ガァンッ!!ガァンガァンッ!!!

 

取り合えず、防御に成功したけど後一歩間違ったら切られてた

 

樹「やるねぇ〜、雫・・・・・もう時間がないから最終奥義を受けてみなよ」

 

もう一本抜く

 

雫「最終奥義ですか?」

 

樹「ああ、では行くぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

一気に駆け抜ける

 

先ず、莫耶を投げる

 

雫「!!!」

 

それを雫が辛うじて弾くだが次の瞬間には弾いた剣を受け取り、雫の眼前に迫っていた

 

樹「全部防御してくれよ!!!」

 

先ずは、二刀による超乱舞、次に氣を込めた斬撃を飛ばす、

 

ギィィィィィィィィィィィンッ!!!!!!!!!!!ガァァァンッ!!!!!

 

ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン・・・・ザクッ!!!

 

樹「これで・・・・・・終わりだッッッ!!!!!」

 

雫を剣の腹で吹き飛ばす(これは本当だったら目に見えない速さで切り殺す技です)

 

雫「キャアァァァァァァァッ!!!!!」

 

三m位吹き飛ばされた雫は気絶していた

 

樹「必ず伝えておけ!!!天下を統一するのは『遠藤樹』だと!!!」

 

樹「愛華!!!華雄!!!霞」

 

三人娘「はい(おう)!!!」

 

樹「これより我らは洛陽に向う、続けい!!!」

 

部隊二千人を連れ、洛陽に歩を進めた

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さて、先ずは恋を説得しなきゃならないんだが・・・

 

さてさて、ここは虎牢関、恋が守っているとされている場所だ

 

樹「お〜い、恋!!!」

 

恋「・・・・・樹?」

 

樹「ああ、樹だ!!!中に入れてくれないか!!!華雄と霞も一緒だ!!!」

 

恋「・・・・・わかった、まってて」

 

待つ事、三分、門が完全に開かれた

 

−−−−−虎牢関中−−−−−

 

樹「いや〜恋、久しぶりだな〜」

 

恋「・・・・・あれから樹、どうしてたの?」

 

首を傾げながら聞いてくる

 

樹「ああ、あれから各地を放浪しててな、さっきまで孫堅の所で客将をやってたんだが

 

月たちが圧政を敷いてるって言うありもしない話を前から聞いててな、それで華雄と霞にはわざと

 

降伏してもらったんだ、それで孫堅から部隊二千人をもらって

 

さっき新たな勢力を作るって言って

 

止めてきたんだ、月と詠を助けるために」

 

恋「・・・・・樹」

 

樹「さてと、それじゃあ、洛陽に行きたいんだけどいいかな?ここに華雄と霞を置いておく」

 

恋「・・・・・わかった、それなら通っていい」

 

樹「ありがとう、それじゃあ愛華、行くよ」

 

愛華「はい」

 

虎牢関を抜け洛陽に向った

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どうでしたでしょうか?

 

樹を新勢力の王にしたはいいんですが、何かかっこいい名前はないでしょうか?

 

なにかアドバイスをお願いします

 

出来れば樹を表すような感じの名前で

 

ではお願いします

 

そしてさようなら!!!

説明
以前第一話で蜀ルートと書いたのですが
このまま樹を新勢力のリーダーにし
そういった設定で話を進めて生きたいと思います
では、どうぞ
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コメント
桃香たちはほったらかし?桃園の誓いがもう破綻しちゃいそうだけど・・。(風見海斗)
まあ劉孫両軍からすると裏切り行為だわなあ・・・劉備軍はそのまま合流しそうだけれど(水質測量班員)
武器からとって蒼天軍とかはどうでしょう。  続きがきになります。(キラ・リョウ)
天覇軍はどうですか。新勢力の活躍に期待。(ブックマン)
禁軍とかでは?次作期待(クォーツ)
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