No.577 あくまのいれば
説明
元々は外敵に対して攻撃手段を持たない悪魔用に作られた義歯。牙がついたこれにより噛みつく事が可能になり、一時は広く普及し量産されたが意外と脆く、溶けやすいという問題点を解消するため現在でも研究が続けられている。不要となった義歯は術者が生命と簡単な羽を与え洞窟の入口付近の偵察や護衛を務めているが、上下の歯が合わさる音が煩いため敵にはすぐに気付かれる。噛みつく以外に攻撃方法もないため完全に使い捨てであり、これに苦戦するようであれば冒険者としては未熟であろう。強大な悪魔でもこっそりこれを使用している者もいるが恥ずかしいのか、周囲には秘密にしているという。
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入れ歯 モンスター 

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