紫閃の軌跡 |
〜聖アストライア女学院 聖餐室〜
簡潔な自己紹介も終わり、夕食も兼ねたちょっとした懇談会と相成った。話は無論、今回の催しの主役である“オリビエ”ことオリヴァルト殿下に集められる。
「驚きました。皇族の方が理事長をしているというのは耳にしていましたが……」
「ハハッ、リィン君が驚くのも無理はない。今社交界で何かと噂になっている“放蕩皇子”が伝統ある士官学院の理事長をしているのだからね。まぁ、あまり宜しくないのは事実だろうけど。」
「お兄様、それをご自分で言われては身も蓋もありませんわ。」
「はは……でも、そういったところはお変わりないようですね。」
「まぁ、仕方ない部分ではあるかな。」
「シ、シュトレオン殿下にクローディア殿下……」
いつもの調子を崩さないオリヴァルト殿下に対して辛辣な言葉を向けるエルウィン殿下、それに続くようにして半ば諦めたような印象で話すクローディア殿下とシュトレオン殿下に対し、ステラは冷や汗が流れた。“自分の実兄”が一体リベールで何をしでかしたのか聞いてみたかったのだが、それ以上は触れてはいけないような気がして、心の奥に言葉をしまい込んだ。すると、話題を切り替えるように質問をしたのはアリサであった。
「で、ですが本当なのですか?殿下が“Z組”の設立をお決めになったというのは?」
「タネを明かせばそういうことさ。元々トールズ士官学院の理事長職は皇族が務める慣わしでね。私も名ばかりの理事長ではあったのだが、一昨年のリベール旅行で心を入れ替えたのさ。」
「一昨年のリベール旅行……」
「もしかして、“百日事変”のことですか?」
リベールの“百日事変”―――七耀暦1202年、王国のクーデター事件に端を発し、“空中都市”の崩壊に至るまでの約百日の事件。今思い返すだけでも、かなり濃密な時間を過ごしたのは間違いないだろう。無論、その裏側で起きていた“遊撃士協会帝国支部連続襲撃事件”も含まれることになるが……それを知るのはごく一部の人間に限定される。
「ああ。あの危機における経験…そして、“ちょっとした後押し”が帰国後の私の行動を決定づけた。そしていくつかの悪あがきをさせてもらっているのだが……そのうちの一つが、『士官学院に新たな“風”を巻き起こす』ことだった。」
アルセイユ級巡洋艦W番艦、紅き翼『カレイジャス』……それを伴っての帝都帰還という強大なインパクト。そして“百日戦役”終戦以降滞っていた国家元首同士の首脳会談の実現。実績を得る形となったオリヴァルト殿下がまず取り組んだのは、自らの理想や自らの経験を踏まえたクラス―――“Z組”の設立であった。無論、戦術オーブメント“ARCUS”の適性の高さも問われるが。
「新たな風……」
「つまり、我々特科クラス“Z組”ということですか。」
「では、身分や出身に関係なく様々な生徒を集めたのも……」
「ああ、元々は私の発案さ。その過程で知り合いを“Z組”に集められたからね。まぁ、その折はクローディア殿下やシュトレオン殿下には何かと世話になったよ。」
「私は大したことはしておりませんよ、オリヴァルト殿下?」
「なに、最大の懸念事項を解決できる人物を生徒に迎えられたのはひとえに二人のお蔭さ。」
「………ま、礼は素直に受け取っておくさ。」
オリヴァルト殿下が自ら経験したこと―――とある人物が中心となって、出自や職業に関係なく一丸で異変解決に取り組んだこと。その体現しうる力を帝国の新たな“風”として巻き起こす。その上で自らが理事長を務めるトールズ士官学院の現状を改革する上でも“枠”に囚われないクラスの設立を決めたのだ。その中での懸念事項は“リベールからの留学生”……そのために、クローディア殿下やシュトレオン殿下の協力を仰いだのだ。
「……今となっては、その意図も解ります。各地に『特別実習』という形で向かわせる意味も。」
「“革新派”と“貴族派”。その対立を知らしめ、考えさせるのが狙いですか。」
「無論、それもある。だが、君達には現実に存在する≪壁≫を知ってもらいたかったのさ。」
地理・宗教・文化・伝統・民族・技術革新………広大な帝国において多彩に存在しうる様々な要素。だが、それは時として相互理解のための≪壁≫となりうる。それを認識し、乗り越えていくために何ができるのか。自ら考えて主体的に行動する……そういった力を磨いてほしい、ということもオリヴァルト殿下は述べた。
「正直、身に余る期待ですけど……」
「ですが、ようやく色々なものに合点がいったのは確かです。」
「確かに、この“Z組”ならばそのような視点が持てるかもしれない……」
「そういった手応えが自分たちの中にあるのは確かです。」
「だね。」
戸惑いながらもZ組の面々から聞こえる“手応え”。その言葉にオリヴァルト殿下は表情を緩めた。
「フフ、そうか……そう言ってくれるだけでも、私としては本望だ。“我が妹”も、何かを掴み始めているようだからね。」
「“妹”?」
「おや……てっきり既に知っているとは思ったのだが?」
「はぁ……余計なことになるから伏せるように言ったのは“兄様”ではありませんか。」
「えっ……!?」
「ステラ、ひょっとして……」
そしてオリヴァルト殿下とステラのやり取りをみた他の面々―――厳密にはリィンやアスベル以外の面々ということになるが。それを見ているアルフィン殿下やエルウィン殿下は笑みを浮かべている。この流れでは伏せ切れないと判断したステラは息を整え、そして話す。
「ステラ・レンハイムは身を隠すための名。本名はセティアレイン・ライゼ・アルノール。そこにいらっしゃるオリヴァルト皇子の実妹、ということになります。ただ、あまり知られると宜しくないので、今まで通り『ステラ・レンハイム』で接してください。」
「な、なぁっ!?」
「……まさか、同じクラスに皇族がいたとはな。」
マキアスやユーシスの驚きも無理はないという状態だろう。色々思うところはあるだろうが……そこに言葉を発したのは、アスベルであった。
「そっか。ステラがそういうつもりなら、遠慮はしないけど……いいかな?」
「そうしてもらわないと困りますよ。」
「ア、アスベル……」
「こういう所の図太さは凄いというか……」
「流石はアスベルさんなのでしょうね。」
「ま、アレあってのコイツだからな。」
相手がだれであっても臆しない……そういった所の気質は、彼をよく知る人物としては“そっくり”と言わんばかりの台詞であった。アスベルのお蔭もあってか、ステラ絡みのちょっとした騒動は一段落することとなった。それを傍から見ていたオリヴァルト殿下は笑みを零していた。
「もう、兄様も軽はずみな発言は控えてください。」
「何、ここには知った顔ばかりだから問題はないと判断したのさ。……ちょっと話が逸れたね。“Z組”の発起人は私だが、既にその運用からは外れている。それでも、君達に一度会って話をしたいと思っていた。そこに、アルフィンが今回のセッティングをしてくれると提案してくれてね。」
「お兄様のため、というのもありますけれど…これぐらいなら大した苦労ではありませんし、私としては嬉しい限りですから。」
「もう、アルフィンは……まぁ、私もソフィアの大切なお兄様にお会いしたかった、ということからアルフィンの提案に協力しましたので。」
「ひ、姫様……!?」
「はは……」
何かとモテているリィンに対し、心中穏やかではないソフィア。……まぁ、尊大という欠片すら見せない貴族というのは希少価値的存在なのだろう。謙虚さと女性に優しいその振る舞いは本人が意図せずとも女性を口説いているのだ……改善の余地があるのか甚だ疑問だが。すると、リィンが言葉を投げかける。
「話を聞かせていただいてありがとうございます。自分たちの中の芯が改めて一本通った心境です。ですが……自分たちに期待されているのは、“それだけではなさそう”ですね?」
「え……」
「ほう……」
“Z組”に求められているもの……そのリィンの質問にはソフィアが声を発し、オリヴァルト殿下は興味ありげな様子でリィンの言葉を聞いた。
「四名の常任理事―――我が兄、ルーファス・アルバレアに帝都知事カール・レーグニッツ、ラインフォルト社会長のイリーナ・ラインフォルト。そして……そちらにいらっしゃるシュトレオン殿下。」
「確かに、その四名は……」
「どう考えても皇子様とは違う考えを持ってそう。……で、実際どうなの?」
「フ、フィーちゃん!?」
「君な、相手は隣国とはいえ王族の方だぞ!?」
「フフ……ま、フィーがそう思っちゃうのも無理はないだろうな。」
“Z組”の運用、そして『特別実習』の行き先を決定している四名。この内、“貴族派”でも有力者のルーファス・アルバレアと“革新派”のトップ近くにいるカール・レーグニッツは対立する立場にあり、イリーナ・ラインフォルトは技術面での協力をしているが、その思惑はオリヴァルト殿下でも解らない。そして……唯一の“外国”出身者でもあるシュトレオン・フォン・アウスレーゼ宰相。フィーの直球の問いかけに周りは窘めるも、一方のシュトレオン殿下は笑みを零した。
「実際にその申し出が来た時は驚いたが……まぁ、こちらとしても渡りに船だったからな。立場的にはオリヴァルト皇子寄りと思ってくれていい。リベールとしては、少しでもエレボニアとの関係改善はしておきたいと思っているし、皇家―――“アルノール家”はそれなりに信頼しているからな。」
「今日はまた率直に言いますね、シオン。」
「事実だし、別にこれぐらいは隠すことでもないからな。」
(“皇家”は信頼している……これまた容赦ない毒だな。)
確かに、身内を“政府”に殺された立場としては、いきなり信頼を置くというのは難しいだろう。何せ、その絡みの事件当時のトップが今も“革新派”筆頭として改革路線を突き進んでいるという現実が存在するのだから。そういった意味でもオリヴァルト皇子は彼を常任理事に入れることで、“彼”との戦いを突き進んでいる。
「正直躊躇いはしたのだが、それでも我々は君たちに賭けてみた。帝国が抱える≪壁≫を乗り越える“光”とならんことを。…だがそれも、われわれの勝手な思惑さ。君たちは君たちで、士官学院の生徒として青春を謳歌するといい。恋に、部活に友情に……甘酸っぱい青春なんかをね。」
「オ、オリヴァルト殿下……」
「ここにきてオチつけるとは、流石のオリビエか……」
こんな時でもいつもの調子を崩さないオリヴァルト殿下に、一同は冷や汗が流れた。すると、先程の言葉の中で気になるフレーズがあったことに気付いたアリサが尋ねた。
「先程、“我々”と仰っていましたが……他にも殿下に賛同してくれる方が?」
「ああ、ヴァンダイク学院長さ。私もトールズの出身であの人の教え子でね。“Z組”設立のアイデアにも全面的に賛同してくれた。そこにいるシュトレオン殿下やクローディア殿下も賛同者でね。留学生関係では最高の人選をお膳立てしてくれたのさ。」
「留学生……なるほど、アスベルやラウラということですか。」
二国間の関係改善のために動いてくれた二人のリベール王族。そして、ヴァンダイク学院長は学院運営に口を出せる立場ではないものの、理事会での舵取りをしてくれているだけでなく……現場の責任者として最高のスタッフをそろえてくれた、とオリヴァルト殿下は話す。
「最高のスタッフ……」
「ひょっとして、サラ教官やスコール教官、ラグナ教官の事でしょうか?」
「彼等だけではないがね。だが、その三名が学院に来たというのは非常に大きかった。無論、『特別実習』の補佐役としてもアスベル君が来てくれたのは僥倖という他なかった。」
当時史上最年少でA級正遊撃士となった恐るべき実力を持ち“((紫電|エクレール))”の異名を持つサラ・バレスタイン、卓越した武術を持ちアルゼイド流師範代でもある“((黒雷の銃剣士|ノワール・ガンスリンガー))”のスコール・S・アルゼイド、多彩な経歴と経験を併せ持ったA級正遊撃士“((尖兵|ジェネラル))”ラグナ・シルベスティーレ……そして、先に述べた三人以上の実力を持ち、史上最年少で最高ランク遊撃士となった“紫炎の剣聖”アスベル・フォストレイト。
「“剣聖”……確か、カシウス・ブライトも“剣聖”と呼ばれていたそうですが。」
「―――“八葉一刀流”において、その型の到達点“極式”を会得した人の事をそう呼ぶんだ。」
「ま、あんまり自慢することでもないんだけれどな。……下手に自慢すると余計なトラブルを生みかねないし。」
「あ〜、それは解るわ。」
「それはご尤もな意見だな。……かの人物を悪く言うつもりはないが。」
アスベル自身、その立場を利用することはあってもそれを自慢にするようなことは避けてきた。そうやってしまった歴史上の人物達の末路など“推して知るべし”なのだから。………まぁ、一通り話しが済んだところでエルウィン殿下がリィンに話しかけた。
「そうそう、一つ忘れておりました。実はリィンさんに折り入って頼みがあるのですが……」
「え?」
「ひ、姫様?」
「―――ああ、例の件か。」
「オリヴァルト殿下……あぁ、あれですか。」
エルウィン殿下の言葉にリィンは少し首を傾げ、ソフィアは若干動揺したような口調で、何かを察したオリヴァルト殿下とクローディア殿下は揃って納得したかのようにエルウィン殿下の方を見ていた。シュトレオン殿下はというと……彼女からリィンに対して話しかけた時点でその内容を察してしまった様で、やれやれと言った感じでその様子を見ていた。
「実は明日の夏至祭初日、アルフィンと一緒に帝都庁主催の園遊会に出席することになりまして。マキアスさんのお父様から招待を受けたのですけれど。」
「自分も話は父から伺っています。マーテル公園のクリスタルガーデンで開かれるイベントですよね。」
「ええ、そこでリィンさんにお願いしたいのは……私のダンスパートナーを務めていただけないかと思いまして。」
「!?」
これにはリィン本人のみならず、リィンに好意を寄せている方々も動揺を隠せない様子であった。
実際のところ、『帝国時報』では両皇女殿下のダンスパートナーの件で何かと話題をかっさらっている。とはいえ、ここで同じ≪五大名門≫のユーシスではなくリィンを選択したのか……確かに明確な出自は不明とはいえ、大抵の貴族が持っている“プライド”というか自慢をするような性格ではない。社交界ではその謙虚な姿勢が却って高評価を生んでいる。
そして、シュバルツァー公爵家は他の四家と距離を置き、皇族に対して忠誠を誓う“中立派”の貴族という事実は周知済。平民ではなく貴族という観点からいけば妥当な人選であるし、反論など出るはずもない。まぁ、その実際のところはエルウィンがリィンに対して何らかの感情を抱いている節は否定できない。
流石に自分では荷が重いということで断りたい一念のリィン、彼の言葉に対して気が気でならない一部の女子陣、そして焚き付けるアルフィン殿下とオリヴァルト殿下……この愉快さには色々複雑であった。流石のアスベルも苦笑を浮かべざるを得なかった。結局はエルウィン殿下の方から諦めるような形となったが、来年は社交界デビューするということを付け加えた上で改めて誘うという節満々の言葉を投げかけられたリィンであった。
一通り夕食会という名の懇談会も済んだところで、リィンらZ組メンバーとエルウィン・アルフィン両殿下、そしてソフィアを除く……オリヴァルト皇子、アスベル、ルドガーの三人だけになった所で、アスベルは率直な疑問をぶつけた。
「さて、オリビエ……率直な質問をぶつけるが、目指すものの到達点―――“革新派”と“貴族派”の融和だな?そのための試金石……いや、きっかけとして“Z組”を設立した……違うか?」
「―――フフ、流石はカシウス殿の薫陶を受けているだけはあるね。まぁ、正解だよ。」
「それはまた下手をすりゃ面倒な道だな……一朝一夕では片付けられねえぞ。」
「それは解っているさ。……でも、後押しをくれたからには頑張らねば失礼という他ないからね。」
現状からしても、それに対して小石程度のものを投げ込むだけでもその波紋は大きくなることは必至。その困難な道をオリヴァルト皇子は突き進むと決めた。……それを聞いた上で、アスベルは言葉を続けた。
「それに関してなんだが、“鉄血宰相”―――ギリアス・オズボーンは“貴族派”との対立を強めているが、その最終到達点はオリビエと同じく両陣営の融和。……尤も、そのやり方自体はオリビエが考えているのより遥かにえげつないことになりそうだが。」
「アスベル!?」
「……聞こうじゃないか。」
「対立を強めれば、そう遠くない未来に“争い”になる。お互いに血で血を洗う状態にな。もうなってるという言い方も間違ってはいないが。」
「ノルド高原で出くわしたとか言う奴か。」
ルドガーの言葉にアスベルは頷く。今のところ一部の要素を除けば“筋書き通り”……“緋水”などという要素も含まれるが、そこはひとまず置いておく。ある程度まで高まった戦力は“争い”という要素によって減る。
「で、だ。帝国そのものを脅かす“外側からの存在”―――例えるならカルバードとかかな。“鉄血宰相”はその辺を上手くダシに使って、二つの派閥の不満の矛先をそちらに向けさせるだろう。そのどさくさ紛れに“貴族派”の力を取り込む算段。………ちなみにだけど、いくら皇族とはいえ“鉄血の子供達”の全員の面子を把握してるわけではないんだろ?」
「ああ、その通りだ……いやはや、そのような方策を宰相殿が考えて……いるのだろうね。」
「(流石に全部は言わなかったか。)」
「(当たり前だろう……“クロスベルがあんなことになる”なんて、彼等の存在を把握するか未来を知らない限り無理な話だ。)」
「(……だな。)」
国内の不満を国外の敵に向けさせる―――“ガス抜き”としてはよくある手法の一つだ。その現実を知る者としては、そういった手段に打って出てもなんらおかしくはない。今の帝国の現状、政府代表である“鉄血宰相”、そして彼の今まで取ってきたやり方からすれば。
“鉄血宰相”が考えているもの全てを読み切るのは、流石に超能力でも使わないと無理な話なのだが……それでも、ある程度の“予測”ができることには正直感謝をしたかったことは事実。しかし、エレボニアのみならずリベールの事やクロスベルの事も含まれると流石に思考がパンクするのは目に見えていた。そういった意味でもルドガーの存在は貴重であるし、クロスベルにいる“転生者”の存在は有り難かった。そして、アスベルが全てではないとはいえオリヴァルト皇子に伝えたのには意味がある。
「しかし、今になってなぜ僕にそのことを切り出したのかな?―――ひょっとして、来月の“通商会議”かな?」
「察しが良くて助かります、“オリヴァルト殿下”。……――――ということをお願いできないでしょうか?って、ルドガーには申し訳ないが。」
「ま、俺のことを黙っててくれる駄賃替わりに引き受けてやるさ。“アイツら”の苦労人やらされるよかマシだよ。」
「お、おう。」
「フフッ、ルドガー君は相も変わらずのようだね。」
正直向こうの面子を信用していない訳ではない。まぁ、“ガレリア要塞絡み”に関しては信用に足る人間をいくらか追加しておけば問題ないとは思う。……面子次第では大惨事になりかねないことには変わりないが。今頃リィン達は“鉄道憲兵隊”絡みで話を聞かされているのだろう。それを考慮した上であえてここで別れたのだ。これにも意味はきちんとある。……まぁ、今話すことでもないので伏せておくことにしておく。
気が付けば一年経っておりました。不定期更新でスミマセンorz
にしても、第四章途中時点で80話も行くとは……まぁ、前作の200は確実に超えると思いますw
戦闘シーンほとんど端折ってコレだよ、という感じはしますけどねw
前作も似たようなもんだったのは否定しませんが(コラ
で、一個変更点。とある人物の恋愛感情云々が変更になります。
とは言っても、現時点で特定の異性への感情を向けていない人なのですがねw
これ以上言うとネタバレになるので、誰とは言いませんw
説明 | ||
第80話 Z組の意義 | ||
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コメント | ||
感想ありがとうございます。 ジン様 あれは本当に衝撃的過ぎました。あの声が聞こえなくなるのかと思うと…松来さんにご冥福を祈ります。身内バレですが、その辺りをアッサリやってしまう皇子と言えども、その辺は空気読んでやってます…多分w(kelvin) クレアさん役をやっていた松来未祐にご冥福を捧げるとおもにVで声優誰に変わるのか気になりますね。 あとはまさかのステラが兄オリビエによって自分の身分バラされるって^^;(ジン) |
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