オウムガイ型ゾイ | 次 |
説明 | ||
ガトリングガンと3本のハープーンガン(捕鯨砲)を装備した共和国のSSゾイド「デリンジャー」。 SSゾイドにしては硬い装甲と攻撃的な武装を持つが、機動性や索敵能力に関しては結構頼りない部分がある。 それでも製造効率と運用コストの面から見た総合評価は高い。 SSゾイドである小型の体躯を活かし、岩礁の裂け目や沈没した船の残骸の中などに潜伏する戦術を得意としていることから、帝国軍はデリンジャーを「コンシールドガン(隠し銃)」と呼び警戒しているようだ。 デリンジャーの潜伏場所の側を通った敵ゾイドに対して、デリンジャーはまずハープーンガンの銛を打ち込み、自身と敵をワイヤーで連結させる。 そうして連結に成功すると今度はワイヤーを巻き取り、敵ゾイドに接近してガトリング砲を接射するのだ。 機動性の弱さを克服したこの戦法はデリンジャー乗り達のセオリーで、仮に一度に5機のデリンジャーのパープーンを同時に撃ち込まれてしまえばウルトラザウルス級の大型海洋ゾイドでも撃沈されてしまう可能性があると言われている。 ちなみにデリンジャーの機体下部には凹型の接続ジョイントがあるのだが、これはデリンジャーを他のゾイドと合体させ、その武器として装備させてしまおうという近年で言う所の「Ziユニゾン」・・・あるいはかつての戦争で「TF(トランスファイター)」と呼ばれた珍しい思想が反映されたものである。 事実、合体によりデリンジャーの弱点である機動性や索敵能力は見事にカヴァーされるのだが、合体には時間制限があると共にゾイド同士のコアの相性などの要因も絡んでくるため、軍隊で運用するには今ひとつ効率的ではないという側面も一部で指摘されている。 それでも共和国の科学者たちがデリンジャーから合体機構をオミットして更なるコスト削減をしようとしない背景には、ゾイド同士の合体と言う不確定要素の多い技術に関してより多くの前例を作ると共に必要なデータを実戦の中で採取したいと言う思惑があるのだろうし、それ以上に「合体状態のデリンジャーの有用性」が現場の軍人たちから評価されているからに他ならない。 |
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コメント | ||
100億パワーの戦士たちとは懐かしいですね、確かにあのロボット兵の腕もアンカーの様に伸ばしたり銃口が出てきたりしてましたね…そういえばメタルクウラって一応金属生命体扱いなんですかね?厳密にはコアの方ですが。(双子辰) 私もゲームはやってないんですが漫画版(八房龍之助)とプラモデルの情報ですね、何故か陸戦機なのに本来戦闘機等に使われるアフターバーナーを積んでて凄まじい加速で敵機に接近してパイルバンカーを打ち込むという…そもそも射程の短い武器しか無いので接近するしか無いというかなりピーキーな機体という設定ですね。(双子辰) 双子辰さん>アルトアイゼンってそういう機体だったんですね、ゲーム未プレイなのでプラモデルしか知りませんでした。 ワイヤーで捕獲からの接近バルカンは映画『ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち』というのを子供の頃に見て、そこに出てくる敵のロボット兵士の攻撃方法を参考にしたんですよ。 大変にマイナーなんですが。(エディ) ありくいさん、コメントへのご返事ありがとうございました。いえいえ、ただ模型店などで買うでもなしにキットを眺めている事が多いもので、しかしターゲットに急速近付いて至近距離で攻撃を仕掛けるってそこも何かアルトアイゼンっぽいイメージが。(双子辰) おお、双子辰さんはゾイドのみならず、アルトアイゼンまでパーツ単位で分かってしまうのですね。 凄い知識量です。 仰るとおり、アルトアイゼンの肩と腕をあわせるだけでこの改造ゾイドはほとんど完成してしまうんです!(エディ) 何か見覚えがとは思いましたが、これってアルトアイゼンの肩と左手ですか?巧い事組み合わせましたね。そういえば一部のSSゾイドは他のゾイドと合体するギミックがあったりしましたね、本格的に始まったのはブロックスからでしたが確かバーサークフューラーの武器になるSSゾイドが何種かいましたね。(双子辰) |
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