フル可動 アーバレスト 2014冬モデル完成 |
説明 | ||
塩漬けアカで実質TINAMI初投稿 ここ数年のイベントで自分のカンバンを張っていた商品、フル可動<アーバレスト>です。 「イエサブの関節技の性能を如何に引き出すか」をコンセプトとして製作されており、特に強度を出しやすい特大径のボールジョイントの運用を大前提として製作した結果(あくまで結果論w)全長200o越えの中々の大型モデルとなってしまいました。(余談ですが、以降の商品はプラ棒による横軸の比率が増大し、本作で主力の一翼を担った球体ジョイント大径の消費が著しく落ち込みます。) またGK特有の、眉間に皺を寄せながらおっかなびっくり動かす可動を否定すべく、前述通り強度対策にかなり重きを置いています。自分が関節に拘り始めた当時は、市販品でも自分のトルクで自壊したり、劣化速度がマッハな関節がザラだった時代でした。使いにくい市販品に頭を抱えながら運用法を探った結果、壊れた時に直し易い様整備性を確保するという形で落ち着いたのですが、これはイベント参戦初期に体験した「首なし飛燕状態」を恐れ、自作パーツの使用率を意図的に落とした副産物でもあります。しかしながら、本作を前後として技術的ブレイクスルー、またはパラダイムシフト、or何か吹っ切れた事により、今日においてはメンテフリーによる高性能化というある意味「王道」に戻ることに(一応)成功しました。 また原型自体もパーツ構成等を考慮して、何度かマイナーチェンジをしています。これはバリュー付与の側面もあり、初出時の比較的シンプルな構成の際はイベント終わりに『Separation』の二番が脳内再生される位売れず、トラウマ級の大敗を喫しました。更に、抱えた大量の在庫の処理という問題も発生し、最低限のパーツ変更と追加オプションで乗り切らねばならず試行錯誤した結果、お手軽に運用可能なスライド式外装やインチキレールシステムw等の後の自分の定番スタイルを獲得するに至りました。 …改めて見るとやはり本作は自分の技術的転換点であると再確認する事が出来ました。最後に、思い出のある電ホビの最終号の投稿欄に載せて貰えた事は色々と感慨深いものがありました。年齢を間違えるというオチ付で… |
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