鹵獲カノンフォー
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説明
Geschutztragenzoid 93/HI12[H] ZAK.120 「火砲運搬ゾイド93号」

対ゾイド戦闘を目的とした火力支援用ゾイドの要求に対し、武器開発局9課が提出したのが、武装を失っているゾイドに既存の大口径火砲を搭載し簡易自走砲とするプランであった。
本機は大陸間戦争時代に鹵獲され研究用に保管されていたカノンフォートの機体を利用し、120mmグラインド・キャノンを搭載した簡易自走砲とすべく改造が施された。砲は限定旋回式に搭載、オープントップの戦闘室が設けられ、照準手、撃発手の二名で運用される。自動装填装置が搭載されていたたとされるが具体的にどのようなものだったかは不明である。また防御用に6連装ロケット弾ポッドが増設されている。
開発局のエーリヒ・ブランデンブルク技術少佐の指揮のもと4機が製作され、彼の直接の指揮の下でヴァーヌ平野での防衛戦闘に従事した。これは実戦での評価試験の意味もあったものと考えられている。
しかし2101年10月の戦闘に置いて全機が失われ、少佐も戦死したと思われる。実戦でいかに運用されたかは記録が残されておらず、セスリムニルに置かれた開発拠点も市街戦により消滅したため資料も殆ど現存しない。
なお、開発者の名前をとって「エーリヒスカノーナー(エーリヒの砲兵)」とも呼ばれるが、これは戦後マニアによって付けられた呼称である。

■フォルダの中に眠っていたものを引っ張り出しました。
背景が思い切り「そこら辺で撮りました」というものですが。
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コメント
夜戦 極光さん、コメントへのご返事ありがとうございました。そもそも草食獣がモチーフ、しかもバッファロー型とはいえ比較的小型な部類ですし武装のペイロードはありそうですがそれを活かせるか?と言われれば…バトルストーリーでも特に活躍もなく撃破されてたらしいですし…。(双子辰)
>双子辰さん コメントありがとうございます。当時革新的だったサーベルタイガーとは違い、カノンフォートは残念ながら凡庸な機体なので鹵獲しても熱心に研究はされず放置されたものと想定しています。本機も「実地試験」は砲架の性能を評価するもので、場当たり的に製作した急造兵器をを決戦に投入したというのが本質です。(極光)
ゾイドで鹵獲兵器というのも面白いですね、確か共和国側がセイバータイガーを鹵獲してシールドライガーの原型にしたりしてたらしいですが、もし試験が上手くいってたらカノンフォートと同じ野生体をベースに改良を施した新型機の開発がおこなわれたかも、とか考えるのも面白いですし。(双子辰)
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ゾイド

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