旅団とクトゥルフ!!
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げんぶ「奇跡の代償、今回でシナリオクリア成るかな?では再開するぞ」

全「「「「「「「「いあー!」」」」」」」」

ガルム「前回のあらすじ:おそらく黒幕の元へと乗り込むことに」

ZERO「やっと戦闘か…!」

Unknown「お前は本当にぶれないな…」

支配人「ああ…何故か今から胃が痛い…!」

ロキ「生きろ支配人」

竜神丸「ネバギバです支配人さん」

ディア「で、癒しの館に乗り込むわけですが…現在時刻は?」

げんぶ「17:30だ。現在地の探偵事務所『偽りの花』から向かうならば車で1時間程度だな」

kaito「時間の猶予はあまり無いな…」

支配人「どうせ対策の立てようもない、さっさと行こう」

竜神丸「そうですねぇ…。ではバイクと車に分乗して行きましょうか」

げんぶ「OKだ。それでは場面を進めよう」

 

 

 

 

 

晴実『…着きましたね、癒しの館…』

彰人『大仰な名前付けやがって、ただのマンションじゃねぇか』

澪『晴実、分かってるな?』

晴実『ええ、携帯の通話は繋ぎっぱなしにしておきます。何かあったら』

冬水『私たちが乗り込む、と』

裕也『………』

一真『おい裕也、あまり思い詰めるな。絶対治るからさ』

裕也『…あ、ああ。そうだな』

 

 

 

 

げんぶ「さて、乗り込むわけだが…どうやって乗り込む?ちなみに2階だぞ」

ガルム「俺が先頭」

ロキ「次が真一、でその次が俺」

ディア「最後が僕。で、裕也さんがチャイムを押します」

げんぶ「では、裕也がチャイムを押すと『はーい、今行きます』と言う声の後に、20代後半の美しい女性が出てきた。おそらく彼女が韮崎孝江だろう。…さて、分かってるな?」

ディア「もう、良いでしょう…?」

ロキ「APPロールだけはやめてくれ…」

げんぶ「   だ   が   断   る   」

 

 

 

 

 

《APP対抗ロール》

 

裕也 75→88 失敗

晴実 45→24 成功

一真 65→96 ファンブル

 

 

 

 

 

ロキ「なん…だと…!?」

ディア「(無言のガッツポーズ)」

ガルム「ディアが!ディアが無言で泣きながらガッツポーズをしている!」

kaito「ちっ」

竜神丸「ちっ」

Unknown「ちっ」

げんぶ「ちっ」

ディア「ちょっ、KPまで!?」

げんぶ「まあ良い。ではRPだ」

 

 

 

 

 

???『あら、もしかして19時からご予約されていた…』

裕也『東風谷裕也です』

???『お早いご到着ですね。申し遅れました、私この『癒しの館』を経営している韮崎孝江と申します。…そちらの方々がお連れ様ですか?』

真一『はい!私、碓氷真一と申します!私も無意識に爪を、血が出るまで齧ってしまって…』

一真『俺は碓氷一真と言います。妹が先生に掛かりたいと言うので付き添いに』

晴実『僕は神楽坂晴実と申します。今日は友人の付き添いとして伺わせて頂きました』

韮崎『そうですか。それでは奥へどうぞ。お茶を入れてきますので、どうぞ座ってお寛ぎください』

 

 

 

 

 

げんぶ「と、裕也たちは部屋の奥へと通される。カウンセリングを行うのは品のあるリビングのようだ。4人掛けのソファが一つ、そして白いテーブルを挟んだその対面には一人掛けの椅子が有る」

ディロキガル「「「とりあえず目星」」」

 

 

 

 

 

《目星》

 

晴実 80→39 成功

裕也 97→13 成功

一真 99→28 成功

 

真一 ??→13 成功

 

 

 

 

 

げんぶ「そうだな…ではひときわ目を引くのは、テーブルの上に置いてある紫のビロードを掛けられた何かだ。そしてもう一つ。部屋の隅にある段ボール、その中で丸まっている二匹のウサギだ。新聞紙を千切った物が敷いてあり、中には萎びた人参やキャベツなどの野菜くずが入っている。お世辞にも可愛がっているようには見えないな」

 

 

 

 

 

一真『…なんだ、これ』

裕也『デカいな…中の物は30cmくらいあるんじゃないか?』

真一『あ、見てください晴実さん!ウサギさんが居ますよ!』

晴実『あ、本当だ!可愛いなぁ』

 

 

 

 

 

ディア「僕はウサギを抱いてソファに座ります」

ロキ「真一も同じようにウサギを抱いてソファに座る」

支配人「何だこの夫婦」

ZERO「何で敵地でほのぼのしてんだ」

ガルム「俺は紫のビロードをちらっと摘まんで中を見る」

げんぶ「その時、白磁のティーセットに紅茶を淹れた韮崎がリビングへ入ってくる。そして、裕也がビロードの中を見ようとしていることに気が付くと、強い口調で制止する」

 

 

 

 

 

韮崎『お待たせいたしました、すいません。少々時間がかかってしまって…裕也さんっ!!』

裕也『はい?』

韮崎『何をしているんですか!?』

裕也『ああ、ちょっと中が気になってしまって』

韮崎『つまらないものですよ、それよりカウンセリングを始めましょう?』

晴実『あ、韮崎さん。このウサギたちは…』

韮崎『ああ、そのウサギたちは友人から預かっているんです。それでは…裕也さんに真一さん、甘いものでも食べながらゆっくりお話ししてください』

 

 

 

 

げんぶ「そしてカウンセリングが始まる。ちなみに探索者たちの前にはケーキと紅茶が置かれているぞ」

ロキ「…俺は食わんぞ」

ガルム「俺もかな…。摂食障害なのにパクパク食うのには違和感がある」

ディア「えー…。誰も手を付けないのは不自然ですし、僕食べます。ウサギは膝に置いたままで、食べながら韮崎に注意をむけます」

ロキ「真一もケーキを食べながら自分の症状を話すかな。あと一真は精神医学的な面から韮崎のカウンセリングを聞いている」

 

 

 

 

 

裕也『えっと…症状が出たのはつい最近なんです。一真や晴実たちと一緒に食事していたんですが、それまで普通に食事していたのに、急に気分が悪くなって…。気が付いたら爪楊枝を食べていたんです。一真に制止されて、ようやく気が付いたくらいで』

真一『私も同じように、無意識に爪を噛んでしまっていて…。血が出るくらいに噛んでいて、友人に制止されて気が付いて…』

韮崎『………』

 

 

 

 

 

《???》

 

韮崎 ??→71、88 両方失敗

 

 

 

 

 

韮崎『…そうですか、お辛かったですね。ウガァ・クトゥン・ユフ。大丈夫ですよ、私のカウンセリングを受ければすぐに治りますから』

 

 

 

 

 

《心理学》

 

晴実 70→?? ??

一真 80→?? ??

 

 

 

《精神分析》

 

晴実 93→39 成功

一真 60→54 成功

 

 

 

 

 

げんぶ「それでは、晴実と一真には韮崎が精神医学を学んでおらず、全くの無知であることが分かる。そしてカウンセリングの最中、韮崎がビロードの中身をちらちら気にしていることが表情から読み取れた」

ロキ「一真がビロードの中身を聞くとどうなる?」

げんぶ「それでは韮崎は『それは企業秘密ですから、教えることは出来ません』と冗談交じりに答えるな。…さて、そろそろだな。ガルム、1D100」

ガルム「おう」

 

 

 

 

《???ロール》

 

裕也 35→40 失敗

真一 30→12 成功

 

 

 

 

 

げんぶ「裕也と真一の二人は突然血を見たい衝動に駆られ、テーブルの上のフォークを手に取る」

ガルム「え」

げんぶ「裕也は隣に座っていた晴実を、真一は膝の上に座っているウサギにフォークを突き立てた」

ディア「はぁ!?ちょ、回避は」

げんぶ「不意打ちだからできないな。ダメージロールだ。ダメージは1D3だぞ」

 

 

 

 

 

《ダメージロール》

 

晴実 1D3=3 HP12-3=9

ウサギ 1D3=3 HP7-3=4

 

 

 

 

 

ロキ「共に最大値である」

ディア「このダメージは痛い…」

げんぶ「刺した瞬間、晴実及びウサギからは血が飛び散り―――その血は不自然な飛び散り方をし、ビロードの方へと吸い込まれていく。この血の動きは完全に物理法則を無視しており、これを見た探索者は背中に氷を差し込まれたように寒気を感じる。―――SANチェックだ」

ディロキガル「「「でっすよねぇ…」」」

げんぶ「減少度は0/1D3だ」

 

 

 

 

《正気度消失》

 

晴実 78→68 成功

裕也 69→82 失敗 1D3→2 消失度2 現在SAN67

一真 80→92 失敗 1D3→1 消失度1 現在SAN 79

真一 59→14 成功

 

 

 

 

 

げんぶ「フォークを刺した途端裕也と真一は正気に戻る。が、自分がしたことが良く分かっていないが、手に持つ血に濡れたフォークと傷ついた晴実とウサギを見て察するだろう」

 

 

 

裕也『っ、俺は今、何を…晴実!?』

真一『う、ウサギさんを…刺しちゃった…』

一真『晴実、動くな。今手当をするからな!』

晴実『い、いえ、大丈夫です…。韮崎、さん。今、僕とウサギの血がそのビロードの方に吸い込まれて行きましたよね…。中身、見せてもらいますよ』

韮崎『だ、駄目!!』

 

 

 

 

げんぶ「韮崎はビロードごと中身を抱きかかえると、ブツブツと何かを呟く。その瞬間、裕也と真一の体に異変が起こる」

ガルム「…とうとうか」

げんぶ「二人の口から黒い液体が流れだす。黒曜石のような光沢をもったそれは、抑えようとしてもかまわず溢れ出てくる。それは腐った沼のような悪臭を放っている。二人の口から溢れた液体は一つに混ざり合い、下腹部に何十本もの短い脚を生やして蛇のように鎌首を持ち上げた」

竜神丸「SANチェック♪SANチェック♪」

kaito「発狂♪発狂♪」

ガルム「テメェらあとで覚えておけ…」

げんぶ「のっぺりとした黒い塊のてっぺんに、木の杭のような歯を生やした巨大な口が開き、体のあちこちにギラギラとした光を発する目が見開かれる。液体の性質を持ったままの体からは、とろとろと雫のように体の一部が溶け落ちていたが、時にそれは触手のように意思を持って動き、空中をまさぐる」

支配人「…これヤバいんじゃないか?」

げんぶ「立ち上がったその怪物は、裕也や真一より断然大きかった。怪物は自然の摂理を無視した形態であるにもかかわらず、その動きは予想以上に俊敏だった。歩くのではなく体を丸めながら倒れ、同時に新しい頭や足を作り出し、まるで転がるように移動をしている。そいつは邪魔な障害物であるテーブルやクローゼットをまるでクッキーでも食べるかのように噛み砕き、タコのような動きをする触手で握りつぶしていった。―――『無形の落とし子』を目撃した探索者はSANチェック。消失度は1/1D10 だ」

ディロキガル「「「でけぇ!!」」」

 

 

 

 

《正気度消失》

 

晴実 78→14 成功 消失度1 現在SAN77

裕也 67→11 成功 消失度1 現在SAN66

一真 79→90 失敗 1D10→5 現在SAN74

真一 59→07 成功 消失度1

 

 

 

ロキ「あっ」

げんぶ「ロキ、SANを5以上一度に失ったからアイデアロール」

 

 

 

《アイデア》

 

一真 65→94 失敗

 

 

 

 

ロキ「女神様ァーーー!!!」

げんぶ「ちっ…まあいい。とりあえず今回はここまでだな…。次回は待機組からやろうか。それでは…」

全「「「「「「「「「待て次回!」」」」」」」」」

ディア「これ僕下手したらロストだな…」

ロキ「発狂しなくてマジ良かった…」

 

説明
第8話 奇跡の代償
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コメント
発狂しなかったのは女神のお目がまだあったからだな。やったぜ(キリヤ)
ちなみに待機組の皆さん…安心はしていられませんよ?無形の落とし子を目撃する際のSANチェックがまだなんですからね…(ディアーリーズ)
潤沢なSAN値っていいよね!(Unknown)
キリヤさんはSAN回復時のダイスロールが女神様に好かれてましたからねぇ、今回はその反動が来てるのかと(ディアーリーズ)
…チッ(キリヤの首の皮が一枚繋がった事に対して)(竜神丸)
わいのSAN値ごりごりへってるんじゃが………(キリヤ)
ディアが死ぬのか……(黒鉄 刃)
タグ
クトゥルフ神話TRPG OTAKU旅団 もう色々とカオス ネタまみれ 一部残酷な描写有 

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