アーデルハイドが異世界について教えてくれるそうです。 |
〜前書き〜
やあ。君達と出会うのは、初めてみたいだね。
いや、久しぶり、と言った方がいいだろうか。
私は、異世界を管理する「((時空警察|タイムパトロール))」のアーデルハイド。
中には、私達の管理の範疇外なのもあるけど、
時空警察は、ほとんどの異世界の秩序を守っているのだよ。
さて、ちょっと長くなってしまったようだね。本題に入ろう。
この宇宙には、君達が今住んでいる「地球」という場所以外にも、無数の世界が存在するんだ。
それを、私達は「異世界」と呼んでいるんだ。
それぞれの世界は、私達が張った結界のおかげで互いに干渉する事はない。
だけど、最近は異世界からやってきた奴らのせいで、異世界の秩序が崩れようとしている。
もしも秩序が完全に崩壊してしまえば、全ての世界は滅びてしまうだろうね。
そうならないように、私達は数々の異世界を管理しているのだが、
今はそれが多すぎて私達の力では手に負えなくなってしまっている。
だから、世界滅亡の前に……私達は、君達に希望を託そうかと思っている。
そう、それこそが、風来人なんだよ。
〜チキュウ〜
太陽系第三惑星、それがチキュウだ。
画面の前にいる君達が住む惑星ではあるが、この世界では立派な「異世界」だ。
「地球」と呼ばれていないのは、それが理由だからなんだよ。
文明レベルは21世紀レベルで、国家の境目が、曖昧になりつつある世界だ。
魔法を信じる奴らは少ないから、この世界で魔法を使ってもあまり効果はないのさ。
でも、僅かだけど、魔法を使える奴はいるんだよ。
何故か風来人っていうのは、このチキュウに住む奴、特にニホン人が多いんだよねぇ……。
一体、どうしてなんだろうね。
・この世界のパワー評価
技術のパワー:21世紀レベル。かなり進んでいるよ。
魔法のパワー:ほとんど信じられていないよ。だけど「無い」わけじゃない。
社会のパワー:かなり高いよ。国家の境目はあまり意味がなさそうだ。
〜アルカディア〜
剣と魔法の幻想世界、それがアルカディアだ。
文明レベルは中世レベルで、王政制度が未だに当たり前な社会なのさ。
一般的なファンタジー世界といえば、まず、アルカディアだと言っても過言ではない。
ここじゃ銃火器は希少だしライフリングも無いから、
剣とか弓とか、地球にとっては「旧時代」の武器が、普及しているんだよ。
あとここは、地球と違って、人間以外の種族がたくさん存在するんだよ。
例えば、美しい容姿を持ったエルフ族とか、体は小さいけど強靭な肉体を持つドワーフ族とか。
だけど、人間より数は少ないらしいよ。
地球で言ったら、日本に住む外国人の割合くらいと言った方がいいんじゃないかな?
たくさんの大陸や、様々な島があって、そこにある国も色んな特色があるんだ。
君はどういう国が好きなのかね?
・この世界の評価
技術のパワー:中世レベル。チキュウと比べれば、かなり遅れているね。
魔法のパワー:かなり信じられているようだ。魔法を使える奴は尊敬されるみたいだよ。
社会のパワー:王政制度が今だに残っているくらい低いな。
〜マクスウェル〜
スタンダードな近未来世界、それがマクスウェルだ。
科学技術が進みすぎて魔法と区別がつかなくなったような世界なんだよ。
文明レベルは電脳レベルでサイバー技術が発達。
一応、魔法に相当する技術はあるけど、アルカディアよりは力は弱いみたいだよ。
ここら辺には「光子」っていうエネルギーが漂っていて、
そいつを道具や武器、兵器などに使ったりして、生活しているんだよ。
光子って本当に便利だよねぇ。
あと、ここは現実世界と電脳世界に分かれていて、後者には「電脳体」っていう知性体がいるんだよ。
電脳体は基本的に自我を持たないんだけど、力が強くなればなるほど、自我がはっきりする。
この電脳体と契約して使役する奴を「テクノロジア」って呼ぶんだよ。
だけどもちろん、全くの安全ってわけじゃない。
いつどこで現れたのかは分からないけど、凶暴な「ルタチェルフ」という魔物もいるんだ。
通常兵器がほとんど通用しないから、基本的には光子で作られた武器じゃないと
こいつにダメージを与える事はできないんだ。
……無論、それは電脳世界も例外じゃない。
バグとか、ウイルスとかも存在し、そいつも電脳体にしか倒せないのさ。
とはいえ、それを除けば比較的住みやすいよ。
君も、ここに移住した方がいいんじゃないかな?
・この世界の評価
技術のパワー:とても高い。サイバー技術が発達するほどだからね。
魔法のパワー:チキュウよりはマシだけど半信半疑だ。
社会のパワー:部分民主制度があり、ちょっと優れている。
〜ドラグネイション〜
簡単に言えばSF世界だね。
某星戦争とかをイメージすればいいんじゃないかな。
文明はチキュウを遥かに凌駕している。
もちろん宇宙にも行けるし、なんとワープも既に実現されているのさ。
だけどその代償として、魔法とか、特別な力はこの世界には一切存在しないのさ。
純粋に「技」と「力」だけで成り立っているんだよ。
この世界には多数の惑星があるんだけど、その星々によって文明が異なるのも特徴だ。
先進惑星もあるし、発展途上惑星もある。
中には、内乱中の惑星や、宇宙船のみの惑星だって存在しているのさ。
この世界に住む奴は、人間と宇宙人だけだ。
異種族がいるならば、そいつは大抵風来人だよ。
・この世界の評価
技術のパワー:最高だ。ワープによって惑星を行き来できるほどだよ。
魔法のパワー:全く存在しない事が証明されているよ。
社会のパワー:完全なる民主制度が確立されているよ。
〜パラミシア〜
パラミシアはメルヘンチックな世界だ。
明るくてほんわかした……世界のままの方が良かったんだけどねぇ。
そうはいかないのが、パラミシアだ。
光有るならば闇も有り、「闇」っていう、お伽噺の悪役に似合いそうな領域も存在する。
実際、この世界における悪い奴は、ここに住んでる奴が多い。
基本的に、この世界は平和で、人々は平穏に暮らしている。
だが、たまに大きな事件が起きる事がある。
それが地球じゃ「お伽噺」と呼ばれているのさ。
この世界に住む人間以外の種族は「フェイ」、つまりは妖精というものだ。
性格は基本的に妖精らしく、悪戯が好きな奴が多い……
が、悪気のない奴が多いから、あまり怒るんじゃないよ。
・この世界の評価
技術のパワー:アルカディア並に低いね。
魔法のパワー:魔法を使える奴は、だんだん増えつつあるよ。
社会のパワー:一応、王様の力が強い……かな?
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私のオリジナルキャラ「アーデルハイド」が、ファンタジーワールド以外の異世界について教えてくれるそうです。 | ||
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