Tu-128 フィドラー
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説明
SAコン 2015 にて審査員賞(橋本寿一賞)頂きました。 ありがたやありがたや・・・

A Model のキットを購入した多くの方がそうであったように(だよね?)箱を開けた途端 
声にならない呻き声をあげてそっと箱を閉じ押入れに直行させたのが8年くらい前の話。 
今回の SAコンはこの手のキットを仕上げる良い機会だったと思います。
まあ実際作り始めてからが呻き声の連続だったんですが・・・(ジゴクヘヨウコソ)



組み立て

大まかには機首・胴体・各翼といったオーソドックスな構成ですが、下記の写真の通り一筋縄ではいきません w

パーツのバリは近年のキットには見られないほど豪快だし、胴体部分とかは製作意欲を失うに十分な
ヒケと呼ぶには抵抗がある凹みや歪みがあり、その修正を想像しただけでゲッソリすることこの上なし。
ですがそれ以外はプラの材質も普通ですし、表面には意外と繊細なスジ彫りも施されているので
丹念に仕上げればそれらしく見えてくる・・・・・・かな?

各所接合部は大きさもあるので真鍮線にて補強、幸いにもプラの厚みも尋常ではないので(笑)
真鍮線の仕込みには余裕があります(その厚みも一定で無いのが悩ましいとこですが)。
主翼は桁のパーツに2mm 真鍮線かまして支えているので、そこそこ強度は確保できました。

前脚・主脚はこれだけの巨体を支える割には少々貧弱な感じですので、各所できる範囲で金属線にて補強してます。  
タイヤはホイール部分も含めて歪んでいるのが半数近くあり、どうしようかと思いましたが
思っただけでそのまま塗装して仕上げました。 尚、少々腰高な気がしたので若干切り詰めて高さを調整してます。

各部アンテナ類はわかる範囲で真鍮線で再現。 この機体のチャームポイントである物干し竿もとい
HFアンテナも真鍮線を加工・ハンダ付けにて作製、少々オーバースケールですが強度的なメリットを取りました。

因みにあのフェニックスより大きいミサイルですが、成形がアレなんで断面は楕円状 ・・・ orz
プラ棒から作り直すべきかなと思いましたが、やはり思っただけでフィンを薄く加工する程度にしました。 
今回基本的にキットのパーツを出来る限り加工して使用してますが、さすがに後部のフィンはプラ板に置き換えてます。


塗装

クレオスの8番シルバーをベースに各種シルバー系をパネルごとにマスキングして塗装、
スモークでアクセント入れた程度で汚しは控えめにあっさり仕上げました。
デカールは保存に特別な事はしてませんでしたが、特に割れることも無く普通に使えました。
また、国籍マークは実機写真と見比べると白縁が太過ぎですが、見なかった事にしてそのまま使ってます。

この手の大きさのキットは手慣れてないので、取り回しでデスクライトにぶつけまくったりで苦労しましたが
出来上がるとそれなりの存在感で作った甲斐がありました。 置き場所には困るけど・・・

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コメント
しばやんさん、コメントありがとうございます。 見ましたよ、ペリカン! 実機写真見るとなんだアレ?な機体なのにあの完成品の格好良さといったら・・・ それと、確かにこのキットの製作は格闘という表現がぴったりかもしれません。 絶対他メーカーからは出ないというのが唯一のモチベーションでした。 (ツムリ)
はじめまして。私もフィドラーでSAコンに参加いたしました。同じキットと格闘した経験上、ツムリさんの丁寧さと工作精度の高さがよくわかります。箱を開けた瞬間の衝撃、私も忘れられません。(しばやん)
へるみーねさん、コメントありがとうございます。 よく悩むより手を動かせと言いますが、このキットの場合悩まないと手の動かしようがない・・・ 頑張って下さい!(ツムリ)
RIBON-Yさん、コメントありがとうございます。 今回初めて野外撮影トライしてみましたが(つーか機体大きすぎて撮影ブースギリギリ過ぎる) 電線が邪魔! あと風が怖い(ツムリ)
多分同時期に作り始めてると思いますが、私未だに完成しておりません…悩みどころが同じようで少し安心しました(笑(へるみーね)
野外撮影ローアングルが臨場感あって良いですね。室内撮影はイラストみたい(いい意味)にゴミやホコリが付いてなくてキレイに見えます。(RIBON-Y)
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Amodel Tu-128 1/72 SAコン ツポレフ 戦闘機 

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