ずっとみてたよ 第2章?もとめる出会い?俺たちの出会い?
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【ずっとみてたよ】

 

プロローグ

 

恋って 

 

どんな気持ちに 

 

なるのだろう。

 

誰か 

 

「わたし」に

 

「おれ」に

 

教えてください。。

 

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【ずっとみてたよ】

 

第2章 もとめる出会い

 

朝、私は桜の木の下を歩いている。

しかし、もう今は7月。

上を見上げると、みどり色の葉っぱがぎっしりと咲いていた。

そのすき間からはキラキラひかる太陽の光が差し込む。

夏って感じるほどの暑さ。

「あぁーあついー」

私は制服の胸元をあおぐ。

そうやって私が歩いていると…ドンッ!

後ろから誰かが抱きついてきた。

「わぁ!!」

私は思わず叫んでしまった。

「おっはよ?♪なっつーーッッ♪♪」

後ろを振り向くと、幸がいた。

「あ、おはよう。幸♪」

朝っぱから元気いいなぁー。幸は。

「あれ?彼氏は??」

幸には彼氏がいる。いつもなら手をつないでラブラブに登校するのに…

「あぁーもっくん(彼氏)??」

「うん、どーしたん?」

「用事があるってー!だけ先行っちゃって?もぉー朝から悲しいぃー」

「あーそっかぁ。でも元気だねぇー」

「まぁーね♪実はさ、彼氏と同じ塾に入る事にしたの!今日から行く事になってるんだー♪」

「へぇーラブラブだね?」

「えへっ♪なっつーは、つくんないの?彼氏。」

「あぁー私にはまだ先のお話だよ」

「そっかぁーいい恋できるといいね」

「うん」

私は空を見上げた。

私には…まだ遠いなぁ…

誰か私を見てくれる人はいないかな…なーんてね。

私も誰かを好きになってみたいよ…

 

【続く】

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【ずっとみてたよ】

 

第2章 俺たちの出会い

 

彼女なし歴15年!!!

俺は生きてきた。

唯一、彼女なし歴15年の友達も昨日できたらしい。。

俺の周りはカップルだらけになっていた。

俺だってすぐに作ってやる!!!

って強がったりして。。

まず俺には「好きな女」ができない。

15年も恋しない男ってこの世にいるのだろうか…。

でも俺は今日、一瞬の恋をすることになる。

その頃の俺はまだ知らない。。

 

キーンコーンカーンコーン…

 

タンタン…

俺は学校の屋上にむかっていた。

ガチャ。。

青い青い空と、白い雲が空いっぱいに統一していた。

今日は気持ちがいい。

俺の高校の屋上からはA中学校が見える。

500メートルしか差がないだろう、隣同士なんだ。

俺は中学生がグラウンドで遊んでいるところを目をやった。

女の子をジーと眺めた。

……誰もピンとこない。。むしろ同じ顔のように見える。

…これってやっぱりまず、女の子に興味がないんだな…。。

「はぁー」

俺は深くため息をついた。

「おい!楓、二酸化炭素を増やすなよー」

「うぉお??!」

俺はビックリした。

一人だと思ってたからだ。

「ちょ、そんなにビックリすんなよー。俺、お前より前からココにいたんだぜ?」

俺は声する方へ顔を向けた。

そこには見た事がない人だった。多分先輩だろう。

「誰だよ。てかなんで俺の名前知ってんの。」

「はぁ?お前わりー意味で有名じゃん。遅刻はするは、先生にも先輩にも生意気。授業はまともに聞かず寝てるばっかり。そのくせ成績は優秀ってな…」

ペラペラと喋ってくれるなぁーまじうぜぇー。てか何でそんなに噂が広まってんだよ。

そしてその人は話を続ける。

「そして…彼女なし歴15年……ぷっ。」

カッチーン!

「お前ムカつくなぁ。誰だよ…?」

「俺?相川 拓也(あいかわ たくや)だけど…?ちなみ3年」

「あぁー先輩だったんすっかぁ。(わかってたけど)よろしくお願いしますねっッッ先輩ッッ」

俺は喋りながらそいつを殴った。

「ほぉ。いいパンチだなぁっ!!」

俺の胸ぐらをつかんできた。

でも殴ったり蹴ったりはしなかった。

そいつの口からには軽く血が流れている。

なんなんだよ、こいつは。。

「よろしくなぁ、1年。」

俺に殴られたのに、そいつは楽しんでいるように見えた。

 

【続く】

 

説明
第2章ができました!
ぜひ見てくださいねっ☆

まだ始まったばっかりですが、章が進んでいくたび2人はだんだんとちかずいていき、そして恋をして…小さな小さな恋物語です。
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コメント
華詩サン>コメントありがとうございます! そうです。夏美チャンのお兄様なんです!よくわかりましたねー><なんかちゃんと見られてるって証拠ですよね。なんかテレます(笑)次回も頑張ります! (ミサ)
変な先輩登場どこかで見た名字。もしかしてと思い一章を再読、夏美ちゃんのお兄さんなのかな。違ったとしても彼が二人をつなぐ重要な人物ですよね。(華詩)
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