東方お宝奮闘記3
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<カカッと紅魔館>

 

【魔理沙】「はぁはぁはぁ…」

 

【霊夢】「あら?魔理沙。随分遅かったわね。」

 

 

きつそうな表情をする魔理沙に霊夢が少し笑いながら言う。

 

 

【魔理沙】「上海暴れすぎだぜ…。10回くらい落ちかけたぞ。」

 

【上海人形(アリス)】「ご苦労様、魔理沙。」

 

【魔理沙】「どういたしまして…。」

 

 

「はぁ」と魔理沙がため息ついた。

 

 

【?】「貴方達、そこで何してるんですか!?」

 

 

門の近くの林内でワイワイしてる霊夢達に誰かが気付いた。

 

 

【霊夢】「あら、中国。」

 

【美鈴】「中国じゃない!私は紅 美鈴(ほん めいりん)だ!」

 

【魔理沙】「どっちだっていいだろ。」

 

【美鈴】「嫌よ!国名じゃなくて、せめて名前で呼んでよ!そもそもね、アンタ達がそう国名で呼ぶから私は…」

 

【上海人形(アリス)】「どうでもいいけど、ここを通してくれない?」

 

 

長くなりそうだった話を遮りアリスが美鈴に言う。

 

 

【美鈴】「はれ?人形が喋った?」

 

【霊夢】「これはアリスよ。」

 

 

霊夢がアリスを片手で持ち上げ美鈴に見せ付ける。

 

 

【美鈴】「あら、こんなにも小さく…」

 

【霊夢】「…めんどくさいわね。」

 

【美鈴】「へっ?」

 

 

霊夢が構える。

 

 

【霊夢】「夢想封印。」

 

【美鈴】「キャッ!」

 

 

夢想封印をなんとかかわしたが、美鈴は尻餅をついた。

 

 

【美鈴】「いっ、いきなりなにするんですか!?」

 

【霊夢】「あっ、避けたわね。」

 

【美鈴】「そりゃあ避けるでしょ!いきなり夢想封印ブチかまさないで下さいよ!」

 

 

霊夢は地面に座り込む美鈴の前に立った。

 

 

【霊夢】「死にたくなければ門を開けなさい。実力行使よ。」

 

 

【美鈴】「いやです。これでも一応、門番なんですから!」

 

【霊夢】「じゃあ、仕方ないわね…。」

 

 

再び霊夢が構える。

 

 

【霊夢】「じゃあ、死になさい。夢想封印。」

 

【美鈴】「!!」

 

 

美鈴は咄嗟に自分をかばった。

しかし、攻撃はいっこうにこない。

 

 

【美鈴】「あれ?」

 

 

目を開けるとそこにはもう霊夢達はいなかった。

 

 

【美鈴】「しまっ…!」

 

【霊夢】「じゃあね。」

 

 

バタンと扉がしまる。

あっさりと霊夢達を館の中へ入れてしまった。

 

 

【美鈴】「ふ、ふぇーん!また咲夜さんに怒られちゃうー!」

 

 

頑張れ中国...

きっと明日はいいことがあるさ。

…多分。

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<一方、霊夢達>

 

【魔理沙】「相変わらず中国は中国だったな。」

 

【霊夢】「よゆー、よゆー。博霊の巫女なめんじゃないわよ。伊達に巫女やってるわけじゃないんだから。」

 

【上海人形(アリス)】「脅すなんて、さすが巫女きたない。」

 

【霊夢】「…投げ飛ばすわよ。」

 

【上海人形(アリス)】「ごめんなさい;;」

説明
東方お宝奮闘記の続きです。


やっとの事で中国と言う名の敵出現。
…まぁ、戦ってないんですけどね(苦笑)
中国さん、弱そうだから…ね?続きは明日ぐらいにまた載せますんで、宜しくお願いします♪
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東方 魔理沙 霊夢 小説 アリス 中国 紅美鈴 

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