真・恋姫†無双 北郷一刀と三羽鳥 No,02 |
(はじめに)
キャラ崩壊やセリフ間違いがあると思いますが、
温かく読んでやって下さい。
この話での一刀君は強く設定しています。主人公をかっこよく魅せる様に
書いていくつもりです。どうぞ宜しくお願いします。
※最後にアンケートが有りますので、協力して下さい。お願いします<(_ _)>
―― 一刀side ――
「・・・う〜〜ん」
1人の少年が、夕暮れの荒野で目を覚ました。
「えっと・・・・。此処はどこだ??」
一刀は混乱している。
(さっきまで、お堂に居たのになんで、こんな荒野にいるんだ?)
「しかも、学校の制服だし・・・」
制服は家に置いてきたのに、何故か制服を着ている俺。
「考えろ、考えるんだ、俺!」
眉間に手を当てながらブツブツと呟く、
「そうだ!鏡!あれが割れたら光が出て、気が付いたら此処に居たんだ!」
自分が気を失う前の出来事を思い出した。
「ドッキリかな・・・?爺ちゃんなら、やりかねない・・・」
一刀は昔、祖父の愛情(?)により、朝起きたら富士の樹海に1人置き去りにされた
経験(トラウマ)がある為、だんだんと冷静さを取り戻した。
「えーと・・・俺の荷物はどこだ?」
辺りを見回す一刀。すぐそばに、バックあった。
「何か手掛かりになる様な物は無いかな?」
バックを漁る一刀、すると「一刀へ」と書かれた手紙と封筒を見つけた。
俺は急いで中を見た。
≪一刀よ。これを読んでいるという事は、何か大変な事が起きたのだろう。
万が一の為、封筒に「アレ」を入れておく。≫
「爺ちゃん・・・。」
一刀は、感動しながら封筒を開けた。
そこに入っていたのは、
「・・・・・テレホン・・・カード・・・・・orz」
余りにも期待外れな物に、膝を着く一刀。
すると目の前に、お堂にあった刀が見えた。
「あの時の刀じゃないか。」
一刀は、気を持ち直し刀を拾い上げた。
「本物なのかな・・『スッ』・・何だこれ?」
木製の鞘から刀を抜いて、一刀は思わず呟いた。
「刃が無い。」
その刀は、『もの』を斬る為の刃が無かった。
「逆刃刀と同じタイプなのかな?」
「まあ、俺の流派には関k【イヤァァァァー】・・ッ!!!」
女性の叫び声が聞こえた。
「あっちか!!」
ダッ!!と物凄い勢いで走り出す一刀、
暫くすると大きな割れ目が見えた。
そこを覗き込むと3人の男が刃物を構えながら、
3人の少女達に迫っていた。
「まて!!ゲス共!!」
一刀は、3人の男の前に飛び降りた。
――― 三羽鳥side ―――
一刀が、目を覚ます少し前。周りを岩で囲まれた天然の行き止まりに、
3人は居た。
「行き止まりなの。」
「やっぱり、さっきの所を上に行くべきやったな〜。」
「だから、言ったじゃないか。」
「沙和の勘では、こっちだったの〜。」
3人は、和やかに言い争っている。
しばらくして、僅かな殺気に凪が気づく。
(・・どこだ?)
凪が、辺りを警戒していると、
「も〜。凪ちゃん、聞いてるの〜?」
沙和が頬を膨らませながら、詰め寄ってくる。
その後ろから、弓でこちらを狙っている男が見えた。
「ッ!? 危ない!!」
ドン!と沙和を突き飛ばす凪、
「いった〜い。いきなり何s『凪ぃ!!』・・・え?」
真桜が凪に、詰め寄る。
凪の腕から、血が出ているのが見えた。
「イヤァァァァー!!凪ちゃん!?」
沙和は、取り乱しながらも凪に近寄る。
すると岩影から、
「へっへっへ、狙いどおりだぜ。」
「けけけっ。アニキの言った通りだったすね。」
「げっげっげ。そうなんダナ。」
下品な笑いを浮かべた、3人の男が現れた。
「なんや!あんた等!」
真桜が、睨みながら叫ぶ。
「俺達は、ただの人攫いよ。大人しくしてたら、優しくしてやるよ。」
「アニキの言う通りだ。動くと矢が刺さるぜ。」
「大人しくするんダナ。」
刃物を構えながら、言った。
(こんな雑魚共、螺旋さえあったら軽く殺せるのに。)
凪が居た為、2人は武器を持ってきていなかった。
(沙和も散り乱しとるし。どうしたら、ええんや!?)
真桜が、考えていると、
「真桜・・沙和を連れて逃げろ。」
「アホな事、言うなや!」
「凪ちゃん?!」
凪が、立ち上がった。
「痺れ薬が、塗ってあった様だ・・・。うまく氣が、錬れない。
足手まといになる。時間位は、稼いでみせる。早く行け!!」
体に無理やり力を込め、構える凪。
「へっへっへ。そんな体で、いつまで持つかなぁ?」
「貴様ら如き、これで十分だ!!」
アニキと呼ばれた男の額に、青筋が浮かぶ。
「だったら、お望み通りy『まて!!ゲス共』・・あぁ?!」
――― 凪視点 ―――
空から男が、降ってきた。その男の服は、夕日の光を受けて
幻想的に煌めいていた。
「大丈夫か?君達?」
優しい声で、私達に話しかける男。
「・・・は、い。」
私は、そう答えるだけで精一杯だった。
―― 全体視点 ―――
「大丈夫か?君達?」
一刀は、3人の男達を無視して女の子達に話掛けた。
友達を庇っていた子は、返事をしてくれたが、
腕から血が出ている。
「何だ?おm『血が出てるじゃないか?!』
「おい!無視するんz『取り敢えず、これで止血してあげて。』
一刀は、ポケットからハンカチを取り出して、
それを眼鏡をかけた女の子に渡す。
「おメェ!いい度胸じゃねぇか! チビ! その馬鹿を殺っちまえ!!」
「へい、アニキ!」
チビと呼ばれた男が、一刀に弓を構える。
「けけけっ!死ね!!」
矢が、一刀に向かって放たれる。
「「「あぶない!!」」」
3人が、そう叫んだ瞬間『ザクッ!!』と矢が背中に刺さった様に見えたが、
矢は刺さる事無く地面に落ちた。
「大丈夫。後は、俺に任せてくれ。」
3人に、笑顔で言うと
一刀は、初めて男達の方を向いた。
「は!おおかた、下に鉄か何か仕込んでんだろ?」
リーダーらしき男が言う。
「よく見たら良い服じゃねえか。デク!叩きのめせ!!」
「わ、わがった。やる・・・」
体のデカイのが、突っ込んでくる。
「お前等、こんな可愛い子に怪我なんかさせやがって。」
「大人しくするんd『ヒュ』・・・・ヘぶポ?!」
デクは、一刀に触ろうとした瞬間、背中から地面に、叩きつけられた。
一瞬の出来事の為、アニキとチビは何が起こったのか、分かっていない。
「な?! おメェ、妖術使いか!!」
「そんな訳無いだろ。まあ、あんた等程度なら武器は要らないけどね。」
「なめるんじゃねぇ!!!」
アニキは、剣を振りかぶり一刀の首を刎ね様とする。
しかし、「ガッ!!」と刃が首に当たるが、
「だから、あんた等程度の腕じゃ、俺には傷1つ付けられないよ。」
一刀の首には、傷1つ付いていなかった。
「ひぃ?! 化け物だ!」
剣を捨てて、アニキは逃げ出した。
「待って下さいよ。アニキ〜。」
チビも逃げ出した。デクは今だに気を失っている。
「仲間を見捨てるなんて・・・ひどい奴らだなっと!」
一刀は、足元の石を拾い上げ投げる。
「グハァ!!」
「アニキ!!」
「もう1つっと!」
「ギャッ!!」
逃げた2人の男に石が当たり、倒れた。
それを確認してから、一刀は3人に向き直った。
「3人共、大丈夫だった?」
「はい。」 「はいなの〜。」 「平気や。」
3人は、元気に返事をする。
「あの3人組の処分は、君達2人に任すよ。この子は、俺が診てるから。」
一刀が、笑顔でそう言うと。2人は満面の笑みで、3人の所に行く。
アニキは、這いずって逃げ様としている。
「早く逃げn『どこにいくの〜?』 ひぃ!?」
「まさか、ウチ等の大切な凪を傷つけといて、ただで逃げれるなんて
甘い事、思ってへんよなぁ〜?」
2人は、笑顔だが目が笑っていない。
「許してくれ!謝る!謝るから!!」
「「許す訳無い(やろうが!!)(のー!!)」」
「ギャァァアアアアーーーーーー!!!!!!」
3人を料理してから、
「血は、結構出てるけど傷は、深くないね。」
「ありがとうございます。」
「よかったの〜。」
沙和は、涙ぐんでいる。
「兄さんのおかげで助かったわ。おおきに。」
真桜は、一刀に礼を言った。
「いくつか聞きたい事があるんだけどいいかな?」
「かまへんよ。ただ少し場所変えようや。」
「そうなの。あんな汚い物の近くで話したくないの〜。」
「確か近くに小川が、あった筈ですからそちらで『フラ』・・・あ。」
凪が立ち上がったが、倒れそうになる。
一刀は、そんな凪を支えた。
「///!!」
「無理しなくていいよ。俺が運んであげるから。」
一刀は、凪をお姫様抱っこする。
「いや!あの・・その!///」
凪は、何か言おうとするが、言葉になっていない。
「凪〜。顔が真っ赤やで。」
「凪ちゃん、可愛いの〜♪」
2人は、ニヤニヤしながら凪に言う。
「お前たち・・・後で覚えてろ(怒)」
「小川に行く前に、俺の荷物を取りに行ってもいいかな。」
「かまわへんよ。」
「問題無いの。」
「///」
2人は、元気に答えるが、凪は一刀の腕の中で、固まっている。
「じゃあ、行こうか。」
「「おお〜〜。」」
4人は、歩き始めた。
さっきまで、4人がいた所には、裸で手足を縛られ、お尻に矢が刺さっている3人の
男達が放置されている。
「アニキ・・・」
「なんだよ・・チビ・・」
「穴が・・いたいっす・・・」
「俺もだ・・・」
「田舎に・・・帰りましょうか・・?」
「そう・・だな。取り敢えず、誰かに・・・縄を切って・・・もらわねーと・・」
「はぁ・・・はぁ・・・」
「??デク如何した?」
「おデ・・・何だか、変な気分になってきだ・・・。///」
「「デクーー!!そっちに行くんじゃねぇーーーーー!!」」
・・・つづく
あとがき)
どうも猫です。やっと、4人を合わせる事が出来ました。
今回は、長くて申し訳ないです<(_ _)>
三連星の公開処刑は如何でしたでしょうか?楽しんで頂けたでしょうか?
仕事の関係で、1〜2週間程続きが書けないと思いますので、少し間が空くかもしれませんorz
早く終わらせて、続きを書きますので、その間にアンケートに協力して下さい。
一刀君に、「神速の張遼」みたいな、二つ名を付けたいのですが、どちらがいいか悩んでいます。
1、鋼玉(こうぎょく)の北郷。 「我が名は、鋼玉の北郷!!」
意味・・紅玉とも書く。ルビーの事。あらゆる邪気を祓い、勝利と栄光、情熱と愛情、
多産な豊穣、威厳と慈悲。
2、石英(せきえい)の北郷。 「我が名は、石英の北郷!!」
意味・・水晶の事。恋愛から仕事等の幸運を呼ぶ、願望成就、浄化と邪気祓い、健康維持、
精神の安定、調和と力の増幅
うちの一刀君は、一般兵位の攻撃では、傷1つ付かない設定です。ただ、武将クラスの攻撃だと
ダメージを受けます。(傷が無くても)
なので、金剛(ダイヤ)も考えたのですが、どうしても叫んでいるシーンに違和感があった為、
この二つにしました。
次に、味方でオリキャラを出す予定なのですが、男性にするか、女性にするか悩んいでます。
一応このキャラには、一刀君を引き立ててもらったり、便利なキャラとして働いてもらいます。
3、女性
4、男性
いいと思う方で、1・3とか2・4という感じでコメントいただけないでしょうか?
数字だけでも構いませんので、お願いたします<(_ _)>
期限は7/12のam00:00までにさせて頂きます。
ちなみに、次回はあのイベントが発生しますので、お楽しみに(^O^)/
説明 | ||
今回の話しで、4人が出会います。 今回は長めです。 最後まで読んでいただけると嬉しいです。 |
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コメント | ||
3人組面白いなぁ。(readman ) 節子それ「かっこよく魅せる」ちゃう 厨2要素も過ぎると「かっこ悪く魅せる」事になるんや(bal) 1.3でお願いしまっすw(an) あの3人組・・・・お勤めごくろうさまでした。w(nayuki78) アンケートは、NO3に、引き継ぎました。(猫) 2-4で御願いします。男キャラは【「その他大勢」に分類されるような名も無き女官に好かれ侍らしてるけどヒロイン系には全く縁が無い】ってタイプの親友って感じで。(知洋) 1・3でお願いします。(kj) 1.3でおねがいします(tomato) 一刀が強いなんて・・・1.3でお願いします。(遼) 強い一刀って…なんか新鮮でいいですよねぇ〜^^ 僕は1,3です。(たっちゃん) 1,3でお願いします。(げんこつ) 1,3でおねがいします。(YOROZU) 1,3でお願いします。異性で一刀のことを冷静に見れる人が必要だと思い3にしまいた。(ブックマン) 1、3ですね。(タンデム) 1.3かな〜〜。凪はいつでもかわいいな〜。(motomaru) 二つ名ですが、意味だけでなく、宝石の硬度も関係してます。ルビー>水晶。(猫) 1.4ですかね。一刀強い(もっさん) 1,3かな(降下猟兵) 1.4―――女性だとヒロインの中に入りそうですしw(フィル) 1・3でよろしくお願いします(ディグ) 1・3がいいかなぁ・・・(kanade) 1! 3!(妃螺) 1・4かなぁ・・・。一刀君を食わない程度のキャラがいい。原作キャラとの恋愛は無しの方向で。(ぬこ) 恋姫の世界なんだ、3は当り前だろう!二つ名は・・・1でいいか・・。(セイン) 1.3(北斗七星) 1・3で(黒兎) 1,3、でお願いします(aianaian) 1・3でお願いします(竹師) 1で3(masterVEKKY) 2と3(いずむ) 1.3・・女性やるべきでしょう(風の旅人) 「錦馬超」みたく「鋼北郷」とかどーかなーと思ったり。オリは武将クラスなら女性、一兵卒程度ならどちらでもいいと思いますよん。健気な子犬キャラをお待ちしてますw(ぁ(ティリ) さっそくコメント感謝です。恋愛ですか・・・。女性の場合は、考えてます(^^)(猫) 一刀強いwwww だが、それが良い! 二つ名に関しては・・・・どこの風水?と・・・思いました^^;そして、オリキャラに関しては・・・・・女性の場合、恋愛になるかによって変わりますw アンケートは、2、3でお願いいたします。(Poussiere) |
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