東方お宝奮闘記5
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【魔理沙】「パチュリー?」

 

 

牢屋の前には片手に分厚い本を持つ少女が立っていた。

 

 

【パチュリー】「助けに来たわ。」

 

 

パチュリーが鍵を開けた。

 

 

【霊夢】「一体、なんのつもり?私達を助けてもなんの特にもならないでしょ?」

 

【パチュリー】「私はただ魔理沙を助けに来ただけ。貴方達はオマケ。」

 

【アリス】「魔理沙は貴方だけのものじゃないわ。」

 

 

奥からアリスが起き上がり、少し怒りを混ぜながらパチュリーに言った。

 

 

【魔理沙】「あれ?元に戻ったのか?」

 

【アリス】「えぇ。そうみたい。」

 

【霊夢】「アリス。アンタに聞きたいんだけど、なんで途中から上海人形が静かになったの?」

 

【アリス】「あぁ。それは、上海は私の魔力を込めた人形だからよ。」

 

 

成る程、だからあんなに動けるのね。

 

 

【アリス】「多分、内に溜まっていた魔力が少なくなっていたから、無駄な消費を防ぐ為に口数が少なくなったんじゃないかしら。」

 

【魔理沙】「じゃあ…」

 

 

魔理沙が上海人形を指差す。

 

 

【魔理沙】「あの上海人形はもう魔力がないのか?」

 

【アリス】「わずかならある筈だと思うわ。魔力をいれないとね。」

 

 

上海人形に近付きアリスが魔力を上海人形に込めた。

 

 

【アリス】「…また、一緒に頑張ろうね...」

 

【パチュリー】「悪いけど、さっさと私の図書館に行かないと次は捕まるだけじゃすまないわよ?」

 

【アリス】「そうね。行きましょ、上海。」

 

 

とりあえず私達はパチュリーの図書館を目指してこそこそと移動した。

 

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<霊夢達逃走後>

 

【美鈴】「…あれ?巫女達、いないんだけど…。ど、どうし…」

 

【咲夜】「逃がしたわね…。」

 

【美鈴】「さ、咲夜さん!?」

 

【咲夜】「『門番はいいから早く霊夢達を見ていなさい。』って言ったはずよね?一体何してたの?」

 

【美鈴】「ちょ、ちょっとお腹が空いたのでご飯を食べに…。な、なんで咲夜さんそんなににこにこしてるんですか…?」

 

【咲夜】「うふふっ。貴方、一週間ご飯抜き。」

 

【美鈴】「そっ、そんなぁ!!」

 

説明
奮闘記の続きですwwww

アリスの設定が本作とは変わりまして…

・上海人形達は、アリスが人形の中に魔力を込めることによって動いたり、戦ったりできる。

という設定になっております。
宜しくお願いしますm(_ _)m
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東方 魔理沙 霊夢 小説 アリス パチュリー 

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