帰り道
説明
キーラは私の顔を一瞥すると、スカーフを掴み上げ私にこう言った。

「先輩の瞳はまるで故郷のキセーリのようだわ」

すると、あろう事か彼女は私の瞳にキスをした。

「あっ」

いや、正確にはしゃぶりついたというべきか…
不思議と気持ち悪いという感覚は無く、
彼女の胸元から仄かに香るモスクワ・ルージュに
少し酔ってしまっていたようだ。
刹那、彼女に意識を支配された。
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女子 セーラー服 百合 

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