真・恋姫†無双 北郷一刀と三羽鳥 No,03 |
(はじめに)
キャラ崩壊やセリフ間違いがあると思いますが、
温かく読んでやって下さい。
この話での一刀君は強く設定しています。主人公をかっこよく魅せる様に
書いていくつもりです。どうぞ宜しくお願いします。
4人は、荒野から少し離れた小川に着いた。
「もう、体は大丈夫?」
「はい。まだ少し違和感がありますが、大丈夫です。」
「それで、兄さんが聞きたい事って何なん?」
真桜が一刀に聞いた。
「うん。ここって、どこなのかな?」
「「「はっ?」」」
3人は、何を言っているのだという顔をしている。
「俺の記憶が確かなら、日本にあんな荒野や山は無かったと思うんだけど・・」
「にほんて、何処の邑なの?」
「いや、邑じゃないんだけど。」
(日本って、有名だと思うんだけどな・・)
「そんな州、聞いた事ないで?」
「う〜ん、州でもないんだけど・・。じゃあここは、何処なのかな?」
「ここは、荊州ですよ。」
「けいしゅう? ここって、中国なのか?」
(中国だとしたら、やりすぎだろ爺ちゃん。)
「ちゅうごく?それは、どこの国ですか?」
「えっ?! 中国も知らないの!?」
「聞いた事無いの〜。」
「ウチも聞いた事無いなぁ。」
(ここって、ホントに何処なんだ?)
混乱している一刀。
「えっと、凪さんだっけもう少し詳しk『ドゴッ』・・ヘボ!!!」
ズザァァァァァ!!ゴロゴロゴロ!!ドンッ!!
一刀は、物凄い勢いで、吹っ飛び近くの木にぶつかった。
(何だ? 殴られた? 誰に? 何で?)
一刀は、凪に殴られて、数メートル吹っ飛んだ。
頭は、さらに混乱している。
(さっきまで、友好的だったのに何でだ? つーか、何て威力だよ・・・。)
一刀は、木にぶつかった状態で、考えている。
その頃の3人は、
「凪ちゃんが、命の恩人を殺しちゃったの〜。」
「いや! イキナリ真名を呼ばれたから、つい!」
「ついて・・・。凪は、うっかり屋さんやなぁ〜。」
「うっかり屋さんなの〜。」
2人は、アハハっと笑う。
「いや・・死んで無いんだけど。」
一刀は、土を掃いながらゆっくりと立ち上がった。
「うっわぁ!生きとる!」
「何で、無傷なの〜?!」
「無傷じゃないし・・・」
口の中を少し切った様で、血が少し出ている。
「馬鹿な、いくら本調子じゃないにしても、その程度で済むなんて!」
警戒しながら、こちらを睨む3人。
「何で急に?俺何か悪い事した?」
一刀は、何が何だか分からずそう言うと、
真桜が、近づいて来て『グイッ!』と胸ぐらを掴んだ。
「あんた、本気で言うてんのか? 人様の真名いきなり呼んどいて。」
物凄い怒気を込めた声で言う真桜。
「まなって、何?」
「真名を知らん奴なんておるかボケ!どこぞの貴族のボンボンか知らんけど、
ふざけた事ぬかしとるとその頭スッコーン割って脳ミソs『真桜ちゃん。それ以上はダメなの!』
・・・許さへんぞ!!」
「いや! 本当に知らないんだ!」
必死に言う一刀。その一刀を見て凪が、一刀の目を真っ直ぐ見つめながら、
「本当に、真名を知らないんですか?」
と言った。一刀も凪の目を見つめながら、
「本当に知らない。」
暫く見つめ合う一刀と凪。
「真桜、離してやってくれ。」
「ええんか? 凪?」
「ああ。嘘を付いている様には見えない。」
一刀から手を離す真桜。
「それで、まなって一体何なの?」
「真名ってゆうのは、真の名と書くの。親とか親しい人とか本人が許した人しか、
呼んじゃいけない神聖な名前なのー。」
「そや。本当なら殺されても文句いえん立場なんやで。」
説明を聞いて、驚く一刀。凪の方を向いて、
「ごめん!本当にごめん! そんな大切な名前とは知らなくて!」
物凄い勢いで、頭を下げる一刀。
「いや! 本当なら命を助けて頂いたのですから、呼んでもらっても良かったのですが・・。///」
顔を赤くしながら、弁解する凪。
「なら、何で殴ったん?」
「急に呼ばれて、恥ずかしくて・・・つい///」
「も〜! 凪ちゃん恥かしがり屋さんなのー。」
急に雰囲気が、和やかな物になる。
(「つい」で、俺殺される所だったんだ・・・)
一刀だけは、何だか背筋が冷たくなるのを感じていた。
「取り敢えず、真名の事は置いといて〜。自己紹介がまだなの〜。」
「そう言えば、そやな。」
「じゃあ、俺から。北郷一刀、現在武者修行中(強制)」
「私の名前は楽進です。」
「ウチは、李典や。」
「沙和は、于禁なの。」
「えーと、それって本名? コスプレネームとかペンネームじゃなくて?」
「こすぷれ?私達の名前は、これ以外にありませんが?」
「もしかして、文謙とか知ってる?」
「なんで、凪ちゃんの字をしってるの〜?」
「ウチ等、一度も呼んでないで。」
「ちょっと待って! 今って、平成だよね!」
一刀は、段々と嫌な事に気がつき始めた。
「へいせいって、何なの?」
「もしかして、漢王朝とかだったりする・・?」
「はい。そうですよ。」
「な〜に、当たり前の事ゆうてんの?」
その言葉を聞いて、一刀は黙ってしまった。
(どういう事だ? タイムスリップ? いつの間に、タイムマシンに乗ったんだ?
それにしても、何で魏の三羽鳥が女の子何だ?)
3人を見て、
(・・・可愛いから、いいか・・・)
不謹慎な事を考える一刀。
「どうかしましたか?」
心配そうに、聞いてくる凪。
「いや! 何でもないよ、楽進さん。」
「凪でいいですよ。」
「えっ?! 真名って大切な物なんだろ?」
凪の発言に驚く一刀。
「先ほども言いましたが、命の恩人ですし、悪い人には見えませんから。」
「さっき殴った人と同じとは、思えん言葉やなぁ〜。」
「も〜。真桜ちゃん、それを言ったら駄目なの〜。」
2人は、荒野の時と同じ様に、ニヤニヤしている。
凪が、怒ろうとした瞬間、
「ウチの事は、真桜って呼んでくれてええよ。」
「沙和も、真名で呼んでくれていいの。」
急いで、話しを逸らす2人に笑いながら、
「ありがとう。俺も真名でっと言いたい所だけど、真名が無いから好きに呼んでくれ。」
「「「真名が無い?」」」
3人は、驚いているが、先ほどまでの会話を思い出し納得した様だ。
「それで、一刀様はこれから如何するのですか?」
「「「一刀様?!」」」
「何で、急に様付何だ?」
「好きに呼んで良いと言いました。」
真剣な目で、こちらを見る凪に、
「そう・・だね。俺、確かに言ったね。」
速攻で折れる。
「まぁ。凪の事は置いといて、どうするん?」
「う〜ん、行く宛ても無いし、どうしようかな・・・」
「だったら、沙和達の邑に来るといいの。」
一刀を誘う沙和、2人も頷いている。
「・・・いいの?」
「構いません。」
「遠慮すなや。」
「ありがとう。」
「じゃあ、明日に備えて今日はもう寝るの。」
そう言って、寝ようとする3人に、
「いくら暖かいからって、何か被らないと風邪ひくよ。」
荷物から、毛布を渡すと
「ありがとうございます。」 「ありがとなの。」 「おおきに。」
とお礼を言って、すぐに寝てしまう3人。
「俺も男なんだけどな・・。」
そう呟きながら、いつでも起きれる態勢で、
(これから、どうなるのかな?)
と考えながら眠りに就く一刀。
――― 翌朝 ―――
邑の近くまで、来た4人。
その4人に向かって、1人が邑からこっちに走ってくる。
「お〜い! 3人とも無事か〜。」
「「「団長。」」」
沙和と真桜は、駆け寄っていく。
「あの人は、誰?」
一刀は、凪に聞いた。
「あの人は、邑の自衛団の代表です。」
そう説明してくれた。
男は、一刀に気付くと2人と何か話している。
「帰りが遅いから心配したぞ。あの、青年は?」
「昨日、帰り道に会ったの。」
「・・一晩、あの青年と過ごしたのか?」→宿
「4人で、夜を明かしたで。」→小川
「何と!もうそこまで、進んでいるのか!」
「「???」」
話しが、噛み合っていないが、3人は気付いていない。
団長は、一刀と凪の方に近づいてくる。
「君の名前は?」
「北郷一刀です。」
「そうか、一刀か。私は、この3人の親みたいな者だ。団長と呼んでくれ。」
自己紹介?をする、2人。
「3人を相手に、大変だっただろう?」→三羽鳥
「いや、そんな事ないですよ。」→3連星
「そうですよ。一刀様は、強いですから。」
2人と話していたので、野党の事だと思っている一刀と凪。
団長は、一瞬驚いた顔をして、
「凪がそこまで言うとは、頼もしい男だな!」
嬉しそうに、笑いながら一刀の肩を叩く団長。
「これから、大変かも知れんが、頑張れよ!」
笑いながらそう言うと、
「はい?」
訳が分からない一刀は、気の抜けた返事をする。
そんな、一刀の事は気にせず、団長は邑方に再び走って行く。
そう、こんな言葉を叫びながら、
「みんなー! 祝だー! 3人が婿を連れて来たぞー!」
「「「「なっ!!///」」」」
驚いて顔を赤らめながら固まる4人。
意識を取り戻した3人は、急いで団長の後を追いかけ。
一刀は、
(これから、本当にどうなるんだ・・・?)
と考えながら3人の後を追った。
・・・・つづく
(あとがき)
どうも猫です。最後まで、読んで頂きありがとうございます。
今回も長く、そしてグダグダになってしましました・・・orz
楽しんで頂けたのなら嬉しいです。
少し早いですが、前回のアンケート結果↓
★☆オリキャラは、女性に決まりました。\(^o^)/☆★
二つ名は、鋼玉に決まりましたと言いたかったのですが、
メールやコメント等で、「宝石名」はどうだろう?という意見を多く頂き、宝石で行くつもりだったの
ですが、考え直そうと思います。
そこで、再び、この猫に皆様の意見を頂けませんでしょか?
宝石の前に考えていた二つ名を載せましたのでまた数字で、コメントをお願い致します<(_ _)>
1.鱗甲(りんこう)・・鱗状な固い甲羅。
2.龍鱗(りゅうりん)・・龍の鱗。
3.鉄(くろがね)・・金属名。
4.鋼(はがね)・・鉄を精製した物。鋼鉄。
5.亀甲(きっこう)・・亀の甲羅。
6.宝石のままで
なにとぞ、宜しくお願いします<(_ _)>
期限は7/11までとさせて頂きます。
次回は、邑の拠点の予定ですのでお楽しみに(^O^)/
※コメント・メールお待ちしています。
説明 | ||
やっと、仕事が一段落しました。 アンケートの結果と再びお願いが、 最後にありますので、お願致します。 |
||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
13599 | 10061 | 151 |
コメント | ||
4でw(an) 鉄はつよきすを思い出すなww(jun) アンケートご協力ありがとうございました。(猫) 3がいいと思います(TETUKO) いきなり一夫三妻wwwアンケーは6で(brid) 逢魔紫様 誤字報告ありがとうございます。(猫) 誤字:そう言って、寝様とする3人に←寝よう かな?(トウガ・S・ローゼン) 4でお願いします。 なんか揺るがない意思みたいだから(PANDORA) むwwwwwこwwwww 宝石がスキですが選ぶならここは5で一刀を縛っt(ry(cheat) 宝石名は3がいいかな〜(motomaru) 凪の照れ隠しのパンチは軽くあの世に行くレベルだろ〜な〜。団長おもろす!!(motomaru) やっぱ3で鋼北郷(こうほんごう)が合ってr(二度ネタ(ティリ) 龍鱗でお願いします。・・・・・・理由、鉄●牙にも同じようなのがあったからです。(いずむ) 亀甲はダメw なんか縛りそうだしw(senna) ぶわはははww団長ナイスwwwアンケートは4で(セイン) 4でお願いします。強そうだからね(ブックマン) 語呂で考えると3がよさそうですね。(ルーデル) 三国志だからこそ他に無い喩え…宝石で良いんじゃないですかね? 恋愛が仕事でも絡むからこそ2で。(知洋) 自分も宝石の名でいいと思います。選ぶなら1ですかね。(tomato) 吹いたwwwww すごく吹いたwww ん〜アンケート・・・・・1、2の二つで迷う・・・・・・ オリキャラの強さによって異なるのだが・・・・2でお願いしますねw さて・・・・どうなる?!(4人がw) 愉しみです^^w(Poussiere) 宝石名でも良いと思いますが・・・替えるのでしたら、自分は2がいいかと。(竹師) |
||
タグ | ||
真・恋姫無双 恋姫無双 魏 三羽鳥 北郷一刀 | ||
猫さんの作品一覧 |
MY メニュー |
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。 |
(c)2018 - tinamini.com |