異常者の強がり |
強がって
笑ってみた
歪な頬
儚げな色
差し伸べられた
あなたの手に
触れる事さえできなくて
臆病者と罵って
また微笑んで
一人で立ちあがった
永遠なんてないと
自分に言い聞かせ
冷めた感情を
普通にするために
努力する日々
夜は怖かった
闇から差し伸べられる手に
いつか呑まれそうで
夢は覚めずに
現実が終わりそうで
いつも独り
枕ぬらして
縋りたい
縋れない
裏切りが怖くて
信じるのをやめた日
信じたくて仕方がないの
この表情、壊して
全てをさらけ出してみたい
ああ、拒絶
そんな目で見ないで
私を可哀想だと
哀れみで見ないで
普通が欲しかったの
異常はもう不要
生きるための目的
いつから
周りが異常になって
私が普通になれたのだろう
異常者の強がり
(だって世界は恐ろしいもの)
説明 | ||
オリジナルの詩 異常者の常識≠一般的な常識 |
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