もてもて男子。 第九巻
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 もてもて男子   第九巻

「えっ」ドッカーン

「ゆうき!」

そして3人の声が聞こえたのもそれが最後だった。

あれ?ここはどこ?病院か、、、。あれ?なんでみんなわたしの病室のベッドで寝てるの?あっ今夜か。何かお腹すいたな。りんごある。食べよー。さあ皮をむいてと。あれ?あそこに小さな男の子がのぞいてる。

「そこの男の子。一緒に食べよ。お腹すいてるんでしょ?」

「うん。食べる。」ぱくぱくむしゃむしゃ。

「あっそうだ。名前なんていうの?」

「ぼくはレオン。」

「へーえレオン君っていうの」

「レオンでいいよ。」

「レオンもっと食べる?」

「うん。食べる。」ぱくぱくぱくぱく

「うーん、、、何の音だ?」3人が起きた。

「おはよ」

「ああおはよってお前大丈夫なのか?」

「うん。大丈夫。あっそうだうしろにいるのがレオン。あいさつして。」

「こんにちは。」

「さっきわたしとフルーツ食べてたの。」

「あっもう朝だ。」

「もう退院していいですよ。」

「ヤッター」

「ウオー久しぶりの我が家に帰れる。あっレオンのお見舞いも行ってあげるね。

「ありがとう」

そして次の日、

「レオン。お見舞いにきたよ」

「ゆうきちゃん」

「あれ?そこの方はお兄ちゃん?こんにちは。ゆうきと言います。」

かわいい方だな。

「ぼくはレインと言います。」

「レインに聞くけどレオンはどんな病気?」

「レオンはがんなんだ。」

「じゃあなんでお母さんがいないの?」

「お母さんは自殺した。ぼくたちを育てたくなかったらしい。」

「へーえってそれだめじゃん。」

「何で育てたくないって言ったの?」

「さあね。」

「あの、だめだったらいいんだけどぼくと付き合ってください。」

「え、、、」

 

 

次回お楽しみに!

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