とある不死鳥一家の四男坊 〜その婚姻をぶち壊せ!〜 その1 |
―――コツ―――コツ―――
ゆっくりとした足取りで、豪華な絨毯が伸びる通路を進む。
この場にふさわしい格好として、特注で作ってもらったスーツを着込んでいる俺は、毎度おなじみオルト君です。
今日はちょっと大事な用があり、少し気合を入れて身だしなみを整えてきた次第です。
今回は流石の俺も少しだけ緊張しています。何気にこれまでで一番ドキドキしています。
ドキがムネムネってやつですかね?(古いです)
―――コツ―――コツ―――
しばらく歩いていくと、大きな扉が見えてきた。その奥が目的の場所だ。
そして扉の前には、その場を守る悪魔が二人。
「……参加者の方、ですか? 招待状を拝見します」
俺が歩み寄っていくと片方の悪魔が確認のために手を差し出してくる。
どこか訝しんでいるというか、怪しんでいるような雰囲気が感じられる。
その証拠に、控えているもう片方の悪魔はそっと武器を握る手に力を込めて、いつでも動けるように準備をしている。
「……招待状、ね」
―――シュッ
「「……ぇ?」」
二人の悪魔は声を上げる間もなく、恐らく何をされたのかもわからないまま気を失い地に倒れ落ちる。
「……悪いなぁ。来る途中でヤギさんに食べられて、無くなっちまった。でも、招待状くれた人はVIPだし、呼ばれた俺もVIP待遇で入っていいだろ?」
もちろん嘘だが。
まぁ、後半に関しては嘘でもないし、ここで俺を通しても別に咎めはされないだろう。
もうこちらの声も聞こえていない悪魔達の横を通り、扉の前に立つ。
(……ったく。いやだねぇ、こんな役回り)
ため息を一つ吐きだす。実際に気が重くて仕方ない。
なんせ、これからするのはまさしくヒール的な役回り、大観衆からブーイングの嵐は必至のことをするのだから。
「……あとで絶対なんか奢ってもらうかんな、レッドさん」
こんな損な役回りを押し付けてきた張本人のことを思い、愚痴を洩らす。
◇◇◇◇◇
>>ディープレッドさんが入室しました
ディープレッド:
みんな、効いてくれ!
半生焼き鳥:
ぐわぁぁぁああぁあ!!!
魔女っ娘雪ちゃん:
半生ダイィィィィィイン!!!!
ディープレッド:
違う! そうじゃない!
半生焼き鳥:
駄目ですか? クロコダインさん駄目ですかねぇ?
魔女っ娘雪ちゃん:
いや、クロコダインさんはいい奴だよ!☆
半生焼き鳥:
だよね!
絶龍剣:
……いや、普通に誤字だろ(汗
なんだよ、出だしで効いてくれって、あり得んだろ。
魔女っ娘雪ちゃん:
でも、私達だったら誰かやりそうじゃないかな!☆
半生焼き鳥:
うむうむ
絶龍剣:
「達」って、俺や志願の奴を入れてやるなよ。
俺らの中でもそんなことしそうな奴なんて、お前ら三人くらいだ。
半生焼き鳥:
ショボーン
魔女っ娘雪ちゃん:
そういえば今日は志願ちゃん来てないねぇ。
半生焼き鳥:
きっとまた新しい魔法少女物のアニメ見てんじゃないかな?
絶龍剣:
あいつは俺らの中でもまともな方だけど、こと魔法少女に関しては俺達並にぶっ飛んでるからなぁ。
魔女っ娘雪ちゃん:
元々は“ミルキー”一押しだったのに、半生くんが変なこと言うから他の魔法少女物にまで手を出し始めちゃったんだよねぇ。
半生焼き鳥:
世の中には面白くて感動できる魔法少女物が沢山あるんだし、見てみたら意外と参考になるもんだろ。
……まぁ、至高はお話し大好きな白い魔王様(無印の方)だけどなjk!
魔女っ娘雪ちゃん:
ロリコーン☆
半生焼き鳥:
ロリコンじゃありません、フェミニストです!(キリッ
絶龍剣:
いや、そいつはロリコンだろ。
魔女っ娘雪ちゃん:
半生へんたーい☆
半生焼き鳥:
変態じゃありません、フェミニストです!(キリッ
絶龍剣:
いや、だからそいつは変態、いやロリコン……変態だな。
ディープレッド:
ちょっと! お願いだから真面目に聞いてよ!
もう一大事なんだから!
絶龍剣:
はいはい。で、何が大変なんだ?
半生焼き鳥:
kwsk
魔女っ娘雪ちゃん:
ksk
ディープレッド:
僕の妹のことなんだけど。
あ、妹がいるのはもうみんな知ってるよね?
それが目に入れても痛くないくらいのかわいい子でね、小さい頃なんて「おにいたま!」って言って僕を見たとたんに飛び込んできてね!
もう僕は堪らないよ!
(略)
その舌っ足らずなところがまた可愛くて、仕事でどんな辛いことがあっても妹との一時はすべての疲れを消し去ってくれる、まさに僕にとっての癒しの園のような子なんだ。
ディープレッド:
大きくなってからは小さい頃みたいにあまり僕になついてはくれなくなってしまったのが少し悲しいところなんだけど。
それでもやっぱり優しいところは変わってなくてね、僕の助けになろうと色々と勉強してくれていたのも知ってるから、影から微笑ましく見守っていたんだ。
真剣に取り組む姿が凛々しくてまた可愛いんだ!
(略)
暫く前に、まだ妹が家にいたころなんだけど妹を見守っている時になぜかうちのメイドからシバかれて、妹を見守ることを禁止させられてしまったのがまた残念なところなんだけどね。
隠れて妹を見守ろうと思ってもなぜかメイドに先回りされて止められてしまうんだ。
結局、駒王学園に通うようになるまで、あまり妹の成長を観察できなかったのは本当に泣きたいほどだったよ。
半生焼き鳥:
ごめん、kwskじゃなくていいっす。
魔女っ娘雪ちゃん:
ksk
絶龍剣:
大変じゃなかったのかよ(汗
なんでお前の妹自慢を延々と見なきゃならねぇんだ。
もっと要点まとめて、端的に書けばいいんだっつうの。
半生焼き鳥:
今北産業で
ディープレッド:
あ、そうだった!
簡単に言うと、
・妹の婚約相手が強行して強引に結婚にこぎつけようとしてる
・相手はいけ好かないチャラ男
・よろしい、結婚式をぶち壊そう
と、思い立って今ここにきてるわけ。
みんな、手を貸してくれ!
半生焼き鳥:
……えー
魔女っ娘雪ちゃん:
……なんというか
絶龍剣:
お前のシスコンも大概だな。
ディープレッド:
ちょ! なんだよこの空気!?
一大事だよ! 世界の滅亡と同等の危機だよ!
絶龍剣:
どんだけだし。
魔女っ娘雪ちゃん:
普通に祝ってあげればいいじゃん。
てか、妹の結婚式をぶち壊したら絶対嫌われるよ?
「お兄ちゃん、きもーい」って感じで!☆
ディープレッド:
そんなことない! むしろ、絶対感謝される間違いない!
半生焼き鳥:
んなわけないっしょwww
ディープレッド:
んなわけある!
だって妹自身がそのチャラ男との結婚を嫌がってるんだから!
魔女っ娘雪ちゃん:
え、そうなの?
絶龍剣:
それは、お前の妄想とかじゃなくてか?
ディープレッド:
そんなことない!
実際に、うちのメイドに色々と調べさせたけど、その結婚を破断させるために自分の下僕君と過ちを犯そうとまでしたそうだし!
……今思えば、そのこともむかつくな。
すこしその男の子と、OHANASIした方がいいのかなぁ?
半生焼き鳥:
シャレにならねー(白目
哀れな男の子に黙祷……
魔女っ娘雪ちゃん:
なーむー
絶龍剣:
てかさ、それならお前自身が言えばいいだろ?
お前ほどの家柄なら、大抵は結婚を破断にできるだろうし。
ディープレッド:
なんというか、この婚約自体うちの親と向こうの親が決めたものでね。
……貴族には貴族で付き合いだの面子だのあるんだよねぇ。
いくら僕が今の家の当主で、立場のある者であっても、いや、あるからこそ僕は妹よりも家の発展と悪魔の未来を見据えた決断をしていかなくちゃいけない。
魔女っ娘雪ちゃん:
あぁ、なんかわかるわぁ、同じ高貴な家柄的に考えて。
確かに我を通せない時もあるもんね。
半生焼き鳥:
……え? 高貴? 我を通せない?
魔女っ娘雪ちゃん:
あるの! それに高貴だよ! れっきとした高貴だからね!
半生焼き鳥:
……まぁ、それは置いといて。
ふぅん、そういうもんなのか。貴族ってめんどいね。
絶龍剣:
お前なぁ。半生だって、いい家柄の生まれだろうに。
半生焼き鳥:
そう言われてもなぁ。俺ってばうちの家督争いとかそういうのとは無縁だったし、貴族の義務だの気にして過ごした覚えもないからなぁ。
今なんて完全に家は家、俺は俺な状態ですたい!
絶龍剣:
……気ままな奴は羨ましいぜ、ほんと。
ディープレッド:
……だからさ、僕としては表立って反対はできないから、一縷の望みをかけてレーティングゲームでの勝敗で決めてもらうことにしたんだ。
……そしたら(泣
絶龍剣:
負けたわけか。
魔女っ娘雪ちゃん:
んー? でもレッドくんの家系がレーティングゲームするんだったら、私も呼ばれていてもおかしくないよね?
しかも将来のレッド君の家族になるかもしれない相手を決めるゲームなんだし。
でも、私全然知らないよ?
ディープレッド:
え、そんなはずは……。
家のメイドも、君たちに招待状は渡してたはずだけど。
実際、妹さんは来てたみたいだよ?
半生焼き鳥:
読んでないだけじゃないの〜?
どうせ大抵の手紙とか書類とか「あとで読むからいっか〜☆」って感じで山にしてるんでしょ。
魔女っ娘雪ちゃん:
ははは、まっさかぁ☆
流石の私でもそんなことは……してるけど☆
絶龍剣:
してるんかい(呆れ
魔女っ娘雪ちゃん:
あ、今山の中探してたらその手紙あったwww
半生焼き鳥:
流石雪ちゃん!
俺達の期待通りのことをしてくれる! そこに痺れも憧れもしないけどね!
魔女っ娘雪ちゃん:
いやいや〜それほどでも〜☆
絶龍剣:
誰もほめてねぇだろうに……。
半生焼き鳥:
にしてもさ、前レッドさんが自慢話してたけど、妹さんって歳は若いのに結構強いんだったよね?
レーティングゲーム自体は初めてらしいけど、やったら絶対いいところまで行けるって言ってたし。
それ考えると、相手さんも見どころあるよなぁ。
てか、そもそもにしてさ、誰が結婚相手なん?
ディープレッド:
……君の
半生焼き鳥:
ん?
ディープレッド:
君ん家の三男のチャラ男だよ!!!
半生焼き鳥:
……え?
絶龍剣:
マジでか?
魔女っ娘雪ちゃん:
マジ!?
半生焼き鳥:
ま、マジっすか? 俺知らないよ?
そもそも家の兄貴が婚約って……あ、そういえば
魔女っ娘雪ちゃん:
思い当たることあるんじゃんwww
ディープレッド:
大マジ!!!!!!
だから半生君! 責任をとって君に結婚式の妨害をしてもらう!
半生焼き鳥:
ちょまてよ!
魔女っ娘雪ちゃん:
キム○ク〜☆
半生焼き鳥:
いや、冗談じゃなくて!
なんでそんなもん俺がやらんといかんの!?
別に俺に責任ないし!
ディープレッド:
まぁ、責任云々は言葉のあやだけど。
でも、この中で君が一番適任だろ?
絶龍剣はそもそも他の陣営の人だし。
雪ちゃんはこんなでも立場ある人だし、雪ちゃんや僕の部下に内々にまかせるのも悪いし。
志願君は今日いないし、というか仮にも人間だし。
魔女っ娘雪ちゃん:
こんなって何さー!
絶龍剣:
仮って言ってやんなよ、人間だって……多分。
半生焼き鳥:
俺も! 俺も家族! あんたの妹さんの婿さんの家族!
ディープレッド:
婿じゃない! いい加減にしないとぶん殴るよ!?
半生焼き鳥:
地味に怖いんですけど!?
ってか、それはもういいから!
ディープレッド:
……うん、ごめん、取り乱してた。
まぁでも、別に全部半生君に任せるつもりはないから。
ほんの少しでいいから、時間稼ぎ程度でいいから!
絶龍剣:
時間稼ぎ?
ってことは、本命はまた別か?
ディープレッド:
さっき言った、妹の下僕君さ。
まだまだ未熟だしレーティングゲームで負けはしたけど、彼の持つ神器はまさしく極上の代物。
妹への想いも相当だし、今度こそあのチャラ男をブッ飛ばしてくれるはず!
手引きをして発破をかけておいたから披露宴には来るだろうけど、タイミングよく来るかなんてわからないからね。
あのチャラ男との誓いのキスなんて絶対阻止!
そのために君の力が必要なんだ、半生君!
半生焼き鳥:
だからって、俺がやってこれ以上家族仲を悪くするのもあれなんだけど?
……いや、元からあの兄貴とはそりが合わなかったし今更な気はするけど。
絶龍剣:
変装すればいいだろ?
半生焼き鳥:
いや、魔力とか気配とかでばれるじゃん!
絶龍剣:
……いや、多分半生だったらばれないと思うぞ?
半生焼き鳥:
なして?
絶龍剣:
そもそも、お前は小さい頃から部屋に引きこもってただろ?
んでもって家族の前で魔法……てか魔力自体、発したことないんじゃないのか?
半生焼き鳥:
……えぇっと、確か小さい頃に一回だけ魔力健診受けたくらいか?
絶龍剣:
どんくらい前だ?
半生焼き鳥:
……十数年前?
魔女っ娘雪ちゃん:
曖昧だなぁwww
絶龍剣:
思い出せないくらいってことはわかった。
そんな昔に一回しか感じたことのない気配なんて、そうそう覚えてねぇよ。
半生焼き鳥:
えー?
でも漫画で「チャ○の霊圧が……消えた?」みたいなことやってるよ?
そんな感じで感知されないもんなの?
絶龍剣:
これは悪魔だけじゃないんだがな、堕天使でも天使どもでも、そういう感知能力はあんまり高くねぇんだ。
相手の魔力から「強そう」、「弱そう」っていうことはわかるけど。
なんつうか、言い方は悪いが大雑把なんだよ。
だから、感知はできたとしてもそれが「○○の魔力か」だっていう、個人まで特定できるやつは本当に稀だ。
ぶっちゃけ、俺だって何度も顔を合わせて馴染み深い奴くらいしか、個人を特定できねぇよ。
ディープレッド:
ちなみに、僕は妹の気配は余裕で感知できるけどね!
魔女っ娘雪ちゃん:
私も妹の気配は普通にわかるよ!☆
むしろ、どこにいるかも結構はっきりとわかるね!☆
絶龍剣:
……ほどほどにな?
それは置いといて。
加えて半生は半人半魔で、悪魔としての気配が薄い。
だからまぁ、半生が気配で身ばれする恐れはそんな高くない。
魔女っ娘雪ちゃん:
今ネットで流行ってるような「弱そうに見えるけど実際は強いキャラ」みたいだね!☆
絶龍剣:
しかも、兄妹連中となんて本当に顔を合わせたことは、数えるくらいしかないんだろ?
顔を隠す程度で余裕だ余裕。
ディープレッド:
ほら! 絶龍剣もこう言ってることだし!
半生焼き鳥:
……う、うぅむ
まぁ、なんだかんだでレッドさんとの仲だし、手を貸すのも吝かじゃないんだけどさ。
ディープレッド:
ほんとかい!?
じゃぁ、さっそくプランをたてよう! 何としても結婚式を破談させるんだ!!!
◇◇◇◇◇
……いやまぁ、あの兄貴がチャラ男で女にだらしないのも事実だし、望んでるならまだしも嫌がってる女の子を兄貴の毒牙に掛けるのもあれだから別にいいんだけどさ?
(嫌な役だなぁ。絶対「もてない男の僻み乙www」って空気出されるだろ)
個人的に彼女を望んでるわけではないが、“役柄的”に絶対そうなることがありありと予想できるのがまた悲しい。
せめてもの救いは身ばれの可能性が低いということくらいか。
「……ま、ここでうだうだやってる間に式が進行して、間に合わなくなるのもレッドさんに悪いし、覚悟決めていくか」
一度深呼吸をして、心を鎮める。
今は自分の役割を果たせばそれでいい。
ここにいる俺はフェニックス家のオルト・フェニックスでもなければ、魔導協会に所属するオルト・H・焼鳥でもない。
目の前の大きな扉に触れ、グッと力を入れて押し開ける……。
「……おっと!?」
その時、何かを踏んで体勢を崩してしまった。
倒れそうになる最中、瞬間的に足元に目が行くとそこにはさっき気絶した悪魔の腕があった。
咄嗟に体勢を整えようと扉についていた手に力を込める。
バキッ
「……あ」
……咄嗟のことで力加減を間違えてしまった。
衝撃に耐えきれず蝶番が壊れ、扉は吹っ飛んでいく。
踏ん張って何とか倒れずに済んだ俺の耳に届いたのは、飛んでいった扉が何かにぶつかり壊れたような大きな音。
そして、中にいた参加者だろう人達の悲鳴。
「派手にやっちゃえ!」というお達しはあったが、思いがけないダイナミックエントリーになってしまった。
〇独自設定
・感知能力について
こういう描写とかがあまりなかった(もしくは見つけられなかった)ため、彼らの感知能力は大雑把ということにしてしまいました。
感知魔法、探知魔法などといったもので個人の情報なり気配なりを記憶または記録していたらまた別ということで。
個人的なニュアンスとしては、ソムリエでしょうかね? 利き酒の正確さというような印象で書いてます。
まぁ、なので、できる人は先述したような何らかの魔法を使わなくてもできると思います。
※内容微変更
最後の数行、少し変更しました。
押して急に扉が吹っ飛んでいくよりも、転んで咄嗟に力んでしまい扉を吹っ飛ばしてしまったほうがまだ自然ですね。
説明 | ||
少し妄想が働いて仕立てました。 物語としては、家出騒動から1年後くらいの時期ということで。 ……まぁ、それに関しては別に作中で振れないですし、どうでもいいことかもしれませんが。 |
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