もてもて男子。 第十二巻
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  もてもて男子   第十二巻

「えーまさかお前今日から一緒に住むのか。」

「はい。みいてレオンです。今日からよろしくお願いします。」

「あ、ああよろしく」

「ねえ、ゆうき姉ちゃんぼくどこで寝たらいいの?」

「そうだねーあ、たしかお母さんの部屋が空いてたような。ちょっと待っといて。」

「うん。」

「空いてたよ。来て布団しいといたから。」

「ねえ」

「ん?」

「あの男の子たちはどこで寝るの?」

「私の部屋に一緒に寝るんだ。布団をしいてだけど」

「それじゃあぼくもいっしょにゆうき姉ちゃんの部屋に寝たい。」

「うーんそれじゃあいいよ。」

「やったー」

「あ、だけど寝るところあったかなあ。」

「寝るところがなくてもいいよ。ぼくはゆうき姉ちゃんと一緒に寝たいもん。」

「えっー私のベッドで?うーんいけるかなあー。私のベッド小さいしなあ。うんまあいいよ。今日だけ特別だよ。」

「やったー」

「さあご飯食べないと」

「うん」

「たかおー、ひ山―、諒君―、ご飯できた?」

「ああできたよ」

「今日のご飯なに?」

「いろいろ。」

「いろいろって何だろ?階段をおりてご飯を食べましょ。」

ぱくぱく

「おいしいー!」

「いっつもご飯作ってくれてありがとう。」

「ドキ」

「ねえ」

「何だ?」

「わたしさっきからちょっと気持ち悪いの。お腹も痛いし。」

「大丈夫か?」

「うん、まだ大丈夫」

クラクラバタン!

「おい!ゆうきが倒れたすごい熱だ。」

「救急車呼べ」

「分かった」

そして病院についたころには意識がなかった。

 

 

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