ふさわしい二つ名
説明
※この作品はみぽりんがアンツィオ高校に転入していたらという妄想にもとずいております

カルパッチョ「そろそろみほにも筆頭副隊長にふさわしい二つ名を名乗って欲しいわね」
みほ「えっ わ……わたしいつ『筆頭』副隊長になったの? そんな話聞いたことないよ?」
ペパロニ「いやどう考えてもお前が次期ドゥーチェだろ? すくなくとも私らは二人ともそう思ってるぜ。おそらくアンチョビ姐さんもな」
カ「西住流がどうとかそういうんじゃなくて、生まれ持った資質の問題よ。それに性格的にも誰よりもドゥーチェに近いものね」
ペ「そうそう。姐さんも見かけは大雑把なようでけっこう細かいところに気を配ってるからな。そういう苦労人っぽい感じが」
み「そんな……私なんて全然」
カ「後継者の話はとりあえず置くとしても」
み「置いちゃうんだ……」
カ「二つ名は必要だと思うのよね」
ペ「実は一年の連中がニシズミって呼びづらいってんで、お前のこと密かにみほっちとかみほちんとか呼んでるらしいんだよなー そんだけ親しまれてるってことだろうが、やっぱ敬意ってのも必要だし」
み(食材とか料理の名前のほうが敬意がこもってるのかな……)
カ「なんか自分で『こういうのがいい』とかない?」
み「えっ……いや自分で考えるっていうのも……ちょっとヘンかなって思うけど」
カ「そうかな?」ペ「そうかね?」(ほぼ同時)
み(この二人、性格は正反対だけどやっぱり何か独特の共通点はあるような気がする……)

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