XSP-02 フラグメンツ
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説明
本機体はSX-25カトラスをベースに改良された電子戦特化型FAである。

 特筆するべきは両肩部に増設されたユニット「アストライア」
これは同時期に開発されたTCSC(T Crystal Shield Counter)の運用に伴う従来の電子戦装備の稼動制限に対し、改善の一手として防衛機構側で開発された新鋭の電子戦装備である。
 実証試験では十分な結果が得られたものの、エネルギー効率の悪さや大型化による機動力の低下から合計3つの生産を終えたところで開発中止の旨が上層部より通達された。
 開発中止までに生産された3つは破棄されることになるが、防衛機構側のある者の手により強奪・横流しされる。

本機に搭載された物はその内の一つであり、運用制限をクリアする為に火気は腕部ユニットに接続された大口径パルスキャノンのみとなってしまっている。
 機体本体は高出力の物に変更されたジェネレータ以外ほぼ従来の物と変わらず、破棄されたカトラスフレームに鹵獲されたフレズヴェルグなどのパーツをレストアした中量機という構成になっている。

しかしそのスペックに違わず電子戦においては頭一つ飛び抜けており、従来の操作OSと並行して演算補助OS「Wilhelm(ウィリアム)」を運用することで、極めて高精度な偏差射撃が重力下でも行うことができた。

もっとも、単機での運用効率の悪さはこれらを以ってしてもでも改善が難しく、専ら砲撃機・精密射撃機の随伴機としての活動が主な運用方法とされている。

余談ではあるが、アストライアの実証データをフィードバックしたレドームの後発品が一部市場では先行して出回っているらしい。
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