零式 言祝(ことほぎ)
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説明
 鹵獲されたNSG-Z0/Dをベースにカスタムされた当機には地球防衛機構初となるTCV(T Crystal Voltex)が採用されており、粒子を一度空間中に放出・機体周囲に滞留。その後再収束させ解放することにより極めて短時間、それも限られた一部のみに爆発的なエネルギーを付与することが可能となった。
当機はその副産物として「FAサイズの機体が十分足場として用いれるTC力場の形成」「力場の固体化による質量兵器としての利用」などの恩恵を得、非常にポテンシャルの高い機体となっている。
しかし鹵獲したNSG-Z0/Dの仕様の大半がブラックボックスであることから防衛機構側は運用に足踏みし、最終的には破棄という名目でグルックスに払い下げられる。

 ところがその払い下げられた言祝をグルックスの一部の好事家は甚く気に入り、あまつさえピーキーなカスタマイズを施した。
剥げかけた真紅の装甲はオレンジ色に塗りなおされ、頭部には兜よろしく追加装甲を増設し、二振りの大きな曲刀、これもやはり払い下げられた物を両腕に配することとなった。
また、腰部に増設されたブースターユニットは既製品ではあるものの大型シャトルに搭載されていた物をレストア・改修した物であり、ユニット単体で推進力を補填できることから図らずとも巡航能力の獲得に大きく貢献した。
制御機系も例に漏れずブラックボックスであったことから独自の有人格OS「寿」を基盤として4機の補助OS「武蔵」「周防」「伊勢」「駿河」を同時にブートすることにより稼動をしている。

TCV自体はコア部分に搭載されている為、装甲を爆散させた後、TCVでフィジカルを著しく増大させ白兵戦に持ち込むという戦法も可能である。(飽くまで理論上の話で耐久面からは推奨されない)
TCVを用いた高速抜刀は抗磁力を用いた抜刀を想起させることから、「極磁銃(レヱルガン)」の異名を持つ。

構成自体はNSG-Z0/Dをベースにし、外観も酷似しているものの、被重力下での戦闘に際して脚部部分の防御力上昇にリソースが割かれている他、フレズヴェルグのオシレータを流用したことによって本来の機体よりTCを用いた機能が飛躍的に増幅されている。
また特徴的な鎧兜のような頭部は装甲の増設に伴い形状が別の物へと変更された他、両サイドには増幅用のTCVオシレーターが設置改修されている。

装備
・斬艦刀「壱禅(いちぜん)」
・斬艦刀「弐臓(にぞう)」
・TCVオシレータ
・巡航用ユニット「白天(びゃくてん)」
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タグ
フレームアームズ グルックス オレンジライダー 

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